2018年06月29日 (金)もうひとつのW杯


土日祝スポーツの北野です。

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W杯サッカー初戦、日本、やりましたね。
これを書いているのは6月21日、コロンビアからの「歴史的勝利」の2日後。
ブログ掲載予定は29日、日本の一次リーグ3戦目の翌日です。
日本の決勝トーナメント進出が決まり、歓喜に沸いていることを祈るばかりです。

そんな日本中、いや世界中が「サッカーモード」の真っ最中に、
「空気読め!」と言われそうですが、
敢えて「もうひとつのW杯」について書かせて頂きます。

そう、日本で開催される「ラグビーW杯」が、来年9月に迫っているんです!
その強化試合として3試合が、今月(6月)、国内で行われています。

その初戦、9日の日本対イタリア戦を、
「おはよう日本」では、あの「レジェンド」に解説して頂きました。

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元日本代表フォワードで、2大会連続で主将としてW杯を戦った、
箕内拓郎さんです!

外国人選手に負けないフィットネスと勇敢さを兼ね備え、
ボールの争奪の局面には必ずその姿があった献身的プレーと、
「カリスマ」と呼ばれたリーダーシップの両面でチームを牽引した、
ラグビーファンなら誰もが知る、まさに伝説のラガーマンです。

その箕内さんと一緒に、9日のイタリア戦をテレビ観戦させて頂きました。
実は箕内さんと私は同い年、しかも高校時代ラグビー部だった私にとって、
「あの箕内さんと一緒に試合を見られるなんて!」と、
幸せな気持ちに浸りながらの観戦でした。
…そんな個人的感想はどうでもいいですよね…。

結果は日本34-17イタリア。
世界のトップテンと言われる「ティア・ワン」のひとつ、強豪イタリアに、
ダブルスコアの快勝でした。

箕内さんは、イタリアの選手が暑さからか本来の動きではなかったと前置きしつつ、
日本がフィジカルで優位に立っていたと指摘。
イタリアの強力なフォワードに押し負けず、ボールをキープできたことで、
スクラムやラインアウトから準備してきたプレーを実践できたと評価されていました。

それは、今季からスーパーラグビーの日本チーム・サンウルブズのヘッドコーチを
日本代表のジョセフヘッドコーチが「兼任」してきたことと、
今回の代表がほぼサンウルブズと同じメンバーで、
長い時間をかけて強化や戦術面での意思統一を図ってきた
効果が表れている証拠とも話していました。

スーパーラグビーでは世界の強豪相手に苦戦が続いてきましたが、
確かに序盤戦で見られた明らかなフィジカル面での差は感じられなくなってきていました。
地道な強化の成果が表れてきている、
「レジェンド」からの「お墨付き」をもらえたようで、
来年のW杯「本番」に向けて、大いに期待が高まりました。

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ただ、1週間後の16日に行われた2戦目は、日本22-25イタリア。
明らかに状態を上げてきたイタリアに「ティア・ワン」のプライドを見せられました。
とはいえわずか3点差、しかも勝負を分けたのは日本のミスからの失点でした。
2試合続けて世界の強豪と互角の戦いができ、
選手たちのコメントからも自信が伺えました。

次は3連戦の最終戦、相手は同じく強豪のジョージアです。
箕内さんは「3戦目のジョージア戦こそ真価が問われる」と話していました。
決戦は23日、こちらもこの文章がアップされる頃には結果が出ているはず。
勝利を飾り、来年のW杯に向けて日本代表がさらに自信を深めていることを祈ります。

サッカーも、ラグビーも、頑張れ、ニッポン!

投稿時間:19:00

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