2017年06月16日 (金)寿司ブリトーって何?


おはBizを担当している豊永博隆です。6月13日、東京ビッグサイトで開催されたFOOMA・国際食品工業展に取材に行ってきました。野菜などの皮をむいたり、つかんだり、包んだりとさまざまな食品装置が展示されていて、興味深かったのですが、おもしろかったのは寿司ブリトーなる新メニュー。

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ブリトー?コンビニで見かけるあれ、ではなく、実はこれ、アメリカでここ数年人気になっているファストフードなのです。このメニューをつくりだす装置を製造販売している会社のブースに臨時のお店が出ていました。
寿司ブリトーは3年前ほど前にアメリカ西海岸で誕生し、今では全米に広がり、ヨーロッパにも広がっているそうです。
ブリトーはもともとアメリカで広まったメキシコ料理では定番のメニュー。小麦粉でつくられた皮に肉や豆を巻いて食べるものです。それと寿司をかけあわせて生み出されたフュージョンメニューが寿司ブリトーなわけですが、日本人の我々が見ると、アメリカンサイズののり巻きといった感じ。私も試食してみましたが、結構ボリュームがあり、食べ応えがありました。

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しかし、なぜ一見するとただののり巻きがアメリカでブームになるのか。
ひとつにはサラダやアボカド、マグロなど好きな食材を組み合わせて巻いて食べられること、ボリュームがあり、体の大きなアメリカ人でも十分おなかいっぱいになること、そして片手でも食べられるので、車での移動が多いアメリカ人に、ハンドル片手で気軽に食べられるというのもポイントなんだそうです。
 アメリカでも寿司はどうしても高級な食事というイメージが付きまといます。もっと手軽に寿司を食べたいというニーズを、ブリトーという言葉で文字通りくるむことでヒットにつなげた感じでしょうか。
 ちなみにカリフォルニアロールもアメリカ生まれのフュージョン寿司ですが、ニューヨークの日本人の寿司職人に聞いた話では、今でもアメリカで人気がある理由のひとつは「おなかがいっぱいになる」ことだそうです(笑)
 斬新なアイデアと、ネーミング、ちょっとしたニーズを満たすことで新たな市場が開ける。そんなビジネスの基本を知った気がしました。


投稿時間:19:00

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