奥村奈津美

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備えています   奥村奈津美

投稿時間:2018年3月11日 12:00 | 投稿者:奥村奈津美 | 

 

あの日から7年。

 

東日本大震災で犠牲となられた方、その後、震災関連死で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、遺族の皆さまにお悔やみ申し上げます。

今も避難生活を余儀なくされている、およそ7万人の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。 

 

2011年3月11日、私は宮城県の民放でアナウンサーをしていました。

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(震災直後、取材で訪れた被災地の様子です)

災害報道のため、局内で寝泊まりしていたので、避難所では生活していませんが、それでも、水や電気、ガスの使えない生活を経験し、以来、この7年間、災害に「備えること」を心がけています。

 

皆さんは、どんな備えをしていますか?

 

私は、特に「在宅避難」。

小学校や公共施設など指定された避難所へ行かず、自宅で生活を続けられるように備えています。

 

自宅が倒壊などの危険がなかった場合ですが、

自宅に備蓄しておけば、「在宅避難」することが可能になります。

 

実際に「在宅避難」を経験した方々、津波被害を受けた沿岸部だけでなく、仙台市内など、都市部で被災した方々にも取材させて頂き、その経験から見えてきた必要なものを備蓄するようにしています。

 

一部ですがご紹介します。

■1週間分の水の備蓄

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ベッドの下に収納しています。

ウオーターサーバーのようなタンクと、持ち運びできるようにペットボトルと、合わせて備蓄しています。

と言っても、これを普段も飲んでいるので、一箱開けたら、一箱買い足すようにしています。

そうすれば、備蓄用の水でなくても大丈夫です。

(お風呂の水も、はったままにしています)

 

■災害用トイレ

ビニール袋と、凝固剤がセットになったものを購入しています。

取材した方の中には、ペット用のトイレで代用しているという方もいらっしゃしました。

 

■1週間分の食料

私は、「ローリングストック」という方法を実践しています。

簡単にいうと、

①  1週間分の非常食を用意し、

②  月に一、二回程度、この非常食を食べ、

③  その食べた分を買い足し、

常に1週間分の食料を確保しておく方法です。

この方法の特徴は、毎月1食食べると、1年で12食、入れ替わることになります。

そのため、消費期限が短い、カップ麺やパスタ、レトルト食品なども非常食になるのです。

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詳しくは内閣府のホームページなど、様々なサイトで掲載されています。

内閣府防災情報のページ」※クリックするとリンク先のページが表示されます。

最近の非常食はとても美味しいものが多いのですが、

やはり、災害時、普段食べ慣れているものが、一番安心しました。

 

私も発災直後は乾パンと水で過ごしましたが、数日後に飲んだお味噌汁とおにぎりの美味しかったこと。

あの味は忘れられません。

 

「冷蔵庫、冷凍庫の中の食材」と「ローリングストックで備蓄した非常食」を合わせれば、1週間分の食料を簡単に確保し続けられます。

水道、ガス、電気が止まっても調理できるように、カセットコンロとボンベの用意もお忘れなく!

 

全てを一度にお伝えするのは難しいですが、普段の買い物で、「一個プラスで買う」というのも「備え」につながります。

トイレットペーパーやティッシュ、生理用品、洗剤などを購入する時も、必ず一個プラスでストック分を買っておけば、災害が起きて、お店で買えなくて困る、ということも防げます。

 

防災について考えることが特別ではなく、日常になるといいなと感じています。

 

皆さんの「防災」、ぜひ教えてください。

 


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