2020年01月28日 (火)

雪の情報をより早く、より詳しく   斉田季実治

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【2020年1月28日午前7時ごろ 東京都】

昨夜(1月27日)からきょう(1月28日)にかけて関東甲信を中心に雪が降り、

東京都内にある私の家の周辺でも屋根や車の上などにうっすらと雪が積もりました。

距離はあまり離れていなくても雪の降り方が異なり、雪の予報が当たったと感じた方、

ハズレたと感じた方、様々だと思います。ただ、私たち伝える側が最も重視しているのは、

雪による被害や混乱を最小限に食い止めることです。

 

関東甲信地方には、先週の金曜日(1月24日)に大雪に関する早期注意情報(警報級の可能性)が発表されていました。

警報級の現象が5日先までに予想されているとき、その可能性を[高]、[中]の2段階で発表する情報です。

大雪への心構えを早めに高めてもらい、備えをしたり、その後の情報に気をつけたりしてもらうための情報です。

また、関東地方や東海地方など雪が少ない地域の大雪警報・注意報の発表基準は2016年に見直されています。

これまで24時間に降る雪の量で大雪警報・注意報の基準が決められていましたが、12時間に降る雪の量に短縮されたのです。

基準を超えるかどうかの予測判断を早いタイミングで行うことになるので、これまでより数時間程度早い段階で大雪警報・注意報が

発表されることになりました。交通への影響をこれまで以上に重視し、被害を最小限に食い止めるための見直しです。

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さらに、雪の現在の状況を知ることが容易になりました。これまで気象庁の雪の情報は、アメダスの観測点の

「積雪の深さ」と「降雪量」であり、いわば「点」の情報でした。そこで「面」で広く把握できるように現在の積雪の深さ、

降雪量の分布情報である「現在の雪(解析積雪深・解析降雪量)」の情報提供が去年11月から始まりました。

これは気象庁のホームページで誰でも見ることができて、移動するときのルート選択などにも役立ちます。

雪になるか雨になるかは、わずかな気温や湿度の違いで変化するため、依然として予測するのは難しいですが、

雪に備えるための情報は充実してきています。ぜひ自分に必要な情報を集めて、活用をしてください。

投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:14:17


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