一橋忠之

2019年08月20日 (火)

ラグビーワールドカップ   一橋忠之

みなさんこんにちは。

夏の暑さに負けない丈夫な体に日々感謝中の一橋です。

さて、いよいよ1か月となったラグビーワールドカップ。

どこかで見た「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」というキャッチフレーズを思い出しながら

このとんでもない暑さの中で苦しい合宿・試合をする選手たちを見ているだけで

こちらも息苦しくなりつつもワクワクを募らせていると・・・。

この目前に迫ったタイミングで、まさかの選手インタビューがOKとの知らせが!

 

取材を受けてくださったのはラグビー日本代表候補のWTB(ウィングスリークォーターバック)、

福岡堅樹選手。快足を飛ばしてトライを奪う日本の“トライゲッター”です。

 

20190820_blog_ichihashi.jpg

 

地道にゲインを積み重ねていくのももちろん見どころですが、そんな密集から抜け出して

一気に相手のDFを突破していく爽快感。スタジアムが熱狂に包まれるのがあの瞬間ですよね。

そんな大歓声を生み出すことができる福岡選手へ、ここはたっぷりお話を聞くしかないと思い、

桑子キャスターとともにお邪魔してきました。

ということで、詳しくは放送をご覧いただいたとしまして・・・。

こんなチャンスはめったにないと、僕も桑子キャスターも聞きたい放題。

 

一橋:福岡さん、結構モールにも入りますよね?

福岡:チームとしてそういう戦術も練習しています。そこでバックスが入ることで少しでも影響が出れば

   やっぱり直接トライにつながるプレーでもあるので、特にゴール前のモールは練習しています。

一橋:あんまりバックスの選手は入らないイメージがありましたけど。

福岡:昔は全然入らないです。自分みたいな軽いのが入っても役に立たないと思っていたんで。

   でもやっぱりしっかり練習をすればそこに1人入ることでどれだけ影響があるかわかってきたので、

   そこに入ることの意味も自分の中でつかめてきました。

桑子:じゃあ当たった時に自分がしっかり入れるようなトレーニングをされている?

福岡:そうですね。どこに入るかっていうのもしっかりチームで話しています。

一橋:どういう気持ちで入っているんですか?

福岡:試合の時はもうそんなに考える余裕もないというか、集中しているので、ただ自分の役割を果たすだけだと

   思っていますけど、練習はやっぱり嫌ですよね。

桑子:正直ですね(笑)

福岡:いやですね。もちろんそこはやりますけど。本当にモールの練習って今までほとんどやったことなくて、

   でもいざやってみたときに本当にたった1回のモールでも足を何度も何度も踏まれたりとか、爪がだめになったりとかも

   あるので。今は本当にフォワードの選手たちが体を張ってくれてるのがすごく身にしみて感じています。

 

と、まじめな話から・・・。

 

桑子:自分の時間ってあるんですか?

福岡:とってます。それがないとできないです。プロなので、拘束時間は割と短くて、昼休みも、夜も時間あるので

   ゲームやったり、コーヒーいれてまったりしたり、ゆっくりしてます。

桑子:テレビゲームですか?

福岡:そうです。

桑子:コーヒーは自分でいれるんですか?どこの?

福岡:種類でいうとマンデリン。苦味系が強いやつです。

桑子:挽き方は?

福岡:あまり細かすぎず、あらびきです。

桑子:ドリップも?

一橋:その話はあとでカメラ回ってないときにやってもらっていいですか(笑)

 

と、とにかくどんな質問にも真摯に、ていねいに、わかりやすく答えてくれました。

おかげで、桑子キャスターも僕もインタビューが終わるころには完全に福岡さんファンでした(笑)

 

そしてインタビューの最後に・・・。

 

一橋:ぜひ、ワールドカップの後でまたインタビューさせてください!

福岡:もちろん、こちらこそ、よろしくお願いします。

 

くぅうううっ、さわやか!

福岡さん、応援してます!

『行けぇぇえ、行けぇぇぇぇぇ、トラァァアァァイ!!』

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:16:01 | 固定リンク


2019年06月27日 (木)

エムバペ選手インタビュー   一橋忠之

みなさんこんにちは。

暑い。

なのに雨。

汗だくになった洗濯物が乾かないことにイラつきを隠せない一橋です。

そのイラつきを発散すべく、街のセールに目がくらみ、職場へ向かう途中でフラりと吸い込まれそうになる。

この時期の風物詩です。

さて、そんなすさんだ心を最高に高揚させてくれたのがこの人です。

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(あのゴールパフォーマンスを一緒にやらせてもらっちゃいました!)

キリアン・エムバペ選手。

言わずと知れたフランス代表の10番。

去年のワールドカップロシア大会で20年ぶりの優勝を果たしたフランス。

そこで当時19歳ながらエース級の活躍で世界にその名を知らしめました。

エムバペ選手がどれほどすごいか。

そんなこといまさら僕がどうこう説明するまでもなく、y●ut●beあたりで検索すれば、

問答無用、とにかく圧倒的なエムバペ選手がみられるはずです。

 

そのエムバペ選手にインタビューさせていただきました。

エムバペ選手にインタビューができる。

その高揚感たるや・・・。

言葉にならないこの思いを言葉にするため、インタビューの前はフランス語を猛特訓!

学生時代に第二外国語で学んだはずでしたが、時の流れの残酷さを実感。

いや、そもそもちゃんと学んでいたのか疑わしいほど何も覚えていない自分。

眠れぬ夜を過ごし、そして「この日のために磨いたフランス語を見せてやる」と意気込んだ当日。

現れたエムバペ選手に満を持して発した第一声。

 

一橋  : Bonjour.(仏 こんにちは)

エムバペ: こんにちは!(日)

 

う、まさかの日本語。

と、ここでひるむわけにはいかないので続けざまに第二声と思ったのに

 

エムバペ: This is for you. (英 あなたにプレゼントです)

 

先に、しかも今度は英語!

一橋  : Merci beaucoup.(仏 大変ありがとうございます)

 

 

一橋  :  Enchantee.(仏 はじめまして)

エムバペ:  Enchantee.(仏 はじめまして)

 

よし通じた! と思ったのもつかの間。

 

エムバペ: Nice to meet you.(英 おあいできてうれしいです)

 

また英語!! 

 

一橋  : ジュ スイ ヴレマン ラヴィ ドゥ ヴ ランコントレ(仏 お会いできてうれしいです)

エムバペ: Je suis vraiment ravie de vous rencontrer .

 

通じた、というより、僕の完全なカタカナフランス語に対して君が言いたいのはこういうことでしょ?と繰り返してくれた感じ。

 

もっと勉強すればよかった。

と後悔しつつ、42歳のこんな下手なフランス語にも丁寧に応じてくれる20歳の懐の深さに完全に魅了された状態からインタビューがスタート。

 

20歳にしてこれだけの成功を収められたのはどうしてなのか?

どうやったらこんな20歳になれるのか?

ストレートに聞いてみると・・・。

 

エムバペ:自分らしくいることであり、いい出会いがいいタイミングであることが大事。

そしてたくさん努力することで運をつかむこと。運が占めている割合もあります。

努力して自問して謙虚であることが大事です。

でもこれで終わりではなく努力し続けなければなりません。

サッカーの世界では努力をやめてしまえばすぐに他の人に追い抜かれて誰からも

忘れ去られてしまいます。

 

一橋  :成功のために大切にしてきたことは何ですか?

エムバペ:練習が成功のカギ。秘密なんて何もありません。

     プロになれば誰もがうまいんです。

                  ですから世界のトップに行くには練習あるのみ。

                  それこそが成功のカギです。

 

 

およそ20分のインタビュー。その中で感じたエムバペ選手は「謙虚であり貪欲」。

この2つを併せ持つことこそが成功への大切なカギだと教えてもらいました。

インタビューが終わると、高揚感とともに背筋がスゥっと伸びたように感じました。

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(肩を組んでくれたのに乗じて背中に手をまわしてみたら厚みのある背筋の感触にドキっ!

   こりゃ体幹強いわ。)

 

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:22:00 | 固定リンク


2019年05月16日 (木)

アメリカ大リーグ取材   一橋忠之

みなさんこんにちは。

いまだに時差ボケで夜中に目が覚めてしまう一橋です。

先週は、番組を我が同期、杉岡アナウンサーに代わってもらい、アメリカ大リーグの取材へ行ってきました。

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(デトロイトにて大谷選手の復帰戦へGO!)

 

今回は、本当にタイミングに恵まれました。

移動もあり、現地で取材できたのは5日間。

いろいろ取材を詰め込んだなかで、大谷選手の試合があったデトロイトに行ったのは実はたった2日間。

けれども、その1日目が復帰戦、そして2日目が初ヒットの日だったんです。

日ごろの行いかなぁ・・・(笑)。

本当にラッキーでした。

 

今回、最初に向かったのは、テキサス州エルパソ。

数百メートル先の川をわたるともうメキシコ、という国境沿いの町です。

とにかく日差しが強く、暑い!

そこで取材をしたのは、大谷選手に続く第二の二刀流メジャーリーガーを目指す、ウォルシュ選手。

エンジェルス傘下のAAAのチームでの日々を取材しました。

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(青空のエルパソ。インタビューで選手の到着を待つ間にどんどん汗が・・・でもどんどん乾く。さすがテキサス。)

 

そこから次ぎに向かったのが、デトロイト。

こちらは数百メートル先の川をわたると、もうカナダ!

寒い!

5月だというのに、日中の気温が6度って・・・。

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(イチスタグラムにも登場のフレッチャー記者に取材中。ダウンを用意してて良かった。)

 

さらに、各地で1~3時間ほどの国内時差がある。

コレが意外としんどい。

アメリカの広さ実感。

まさに一人アメリカ縦断ウ○○ラクイズ(笑)。

メジャーリーガーたちがこの広大なアメリカを転戦する大変さを、少しだけ感じることができました。

ここで、タイガース VS エンジェルスの3連戦の1日目と3日目を取材。

2日目は何をしていたかと言えば、シカゴへ飛んで、カブスのダルビッシュ有投手を取材してきました。

 

東北高校時代から取材させてもらっていますが・・・。

ダルビッシュ投手・・・。

変わりました。

実際、インタビューを進めると、ボールの質や投球内容、野球との向き合い方も変わったというダルビッシュ投手。

そこで、最後は変わらないものを聞いてみると・・・。

一橋:

「変わらないものってありますか?」

ダルビッシュ:

「変わらないものなあ、なんだろうなあ。でもほんとに変わりすぎて。

日本を出る前の自分と、今ってのが変わりすぎて、うーん。変わらないもの。

あんまりないすね。妻に対しては、自分がわがままだっていうのは、

付き合った当初からずっと一緒なんです。ずっと一緒なんだけど。」

一橋:

「変わらないものは奥さんへのわがまま??」

ダルビッシュ:

「そう。そこだけは甘えてる部分があるので、ほんとにずっと、頼ってばっか、っていうところは、変わら

ないかなあ。」

 

インタビューの最後は、奥様へのノロケで締めてくれました。

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(ダルビッシュ投手、カッコよかったぁ・・・)

 

ドタバタのメジャーリーグ取材、スポーツコーナーで、日々小出しに放送中です!

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:13:30 | 固定リンク


2019年03月28日 (木)

プロ野球開幕   一橋忠之

みなさん、こんにちは。

桜満開の東京。

公園で、川原で。

春、満喫中の幸せそうな皆さんを横目に、最近2日に一箱ペースでティッシュを消費している一橋です。

どなたか、水が漏れない鼻と交換してくださいませんか?

 

 

さて、ついにプロ野球が開幕です。

143試合の長いペナントレースが始まります。

今シーズンは、いきなり注目カードが目白押し。

日本一のソフトバンクは、リーグ王者の西武と開幕戦。

リーグ3連覇中の広島は、原新監督を迎えV奪回に燃える巨人と。

このカード、チームとしての対決はもちろんですが・・・。

なんせ、巨人の丸選手(前・広島)と広島の長野選手(前・巨人)という二人が、それぞれいきなり古巣と対決。

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(写真:今年のキャンプにて)

 

 

本人はもちろん、チームメートも、ファンも、並々ならぬ思いがぶつかり合う瞬間に、どんな科学反応が起こるのか?

 

 

ところで、話はそれますが、よくいろいろな方から「一橋さんってどこのチームのファンなんですか?」って聞かれます。

いやいや、不偏不党、公平公正のNHKですから・・・っというのはともかく・・・、長年、各チーム、各選手を取材していると、どのチームってもはや言えないんですよね。

だって、どの選手も、試合の直前の集中したいときや、練習直後の疲れたところで、取材に応じてくれているんです。

結果が出ないときだって、早く家に帰りたいときだって。

しかも、私のような、ひとつのチームではなく、昨日はコッチ、明日はアッチと渡り歩いているような者にも。

だから、どこのチームのファンというより、取材させてもらったどの選手にも納得の行くプレーをしてほしい!っていう目線で見ています。

そして、リーグ戦が盛り上がるには・・・、こちらが勝ったほうが盛り上がるかなぁっ、という目線で見てしまうのです。

 

なので、キャンプでは、お二人にお話を聞いているだけに、どちらも活躍してほしい!!

 

特に今年は、開幕前のキャンプで、たくさんの選手に取材をさせていただきました。

どの選手も、どうか怪我なく、納得のいくシーズンを送ってほしい!!!

そして、活躍して是非また取材させてください!!!!

 

そう願わずにはいられないのです。(笑)

 

投稿者:高橋篤史 | 投稿時間:19:33 | 固定リンク


2019年03月01日 (金)

春が来た!!   一橋忠之

みなさん、こんにちは。

まもなくプロ野球が開幕。

今年はどんなオーダー、どんなローテーション、どんな継投があるのか・・・。

あの選手を補強したし、ルーキーも早く見てみたい・・・。

あああぁああああああ。

妄想が止まらない、ファンにはたまらない季節ですね。

僕も今年は、宮崎、沖縄と各地のプロ野球キャンプの取材をして、選手や監督のお話を伺ってきました。

中でも大きな変化の兆しを感じたのが、阪神タイガース。

新たに就任した矢野燿大監督の言葉からは、チームを信じて育てていこうという野心が感じられました。

 

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(矢野監督、現役時代と変わらないさわやかな笑顔でした!)

 

現役時代は、中日、阪神でプレーした矢野監督。

レギュラーを掴むまで10年かかりました。

その後、阪神で2度のリーグ優勝に貢献。

コーチ、2軍監督を経て、今シーズンから阪神の指揮を執ることになりました。

そんな矢野監督にインタビューさせていただいたときのことでした。

 

一橋:「監督という仕事で一番大事にしていることは何ですか?」

矢野:「チャレンジしないことが一番よくない。」

 

言うは易し。

どう選手にチャレンジさせるのか・・・。

矢野監督が続けたお話を聞いて目からウロコでした。

 

矢野:「2軍のときは言ってたんですよ。『1イニング3球でアウトになってよいよ。1試合27球でゲームセットになっていいから、みんな初球、打ちに行こう。』そうすれば、準備度が上がるんですね。ネクストバッターズサークルで体の準備をして、ベンチで『どういう配給してくるのかな』『どういうタイミングで投げるのかな』という頭の準備もして打席に入りますから。初球を打ったら怒られると思って打席に入るのと、全然成長の度合いが変わると思うんですよ。」

 

なるほど!!

「積極的に初球から行け」

よく聞く言葉ですが、自ら考え準備ができていないと、積極的には行けないですよね。

 

矢野監督は続けます。

 

矢野:「背中を押すためにそういうことを言っていたんです。失敗を怖がったり、僕らが失敗をとがめていたら選手たちの可能性を止めてしまうと思うんです。」

 

矢野監督は、昨シーズン、前の年に最下位だった阪神の2軍監督に就任しました。

「1試合27球でゲームセットになっていいよ」と背中を押された、阪神の2軍選手たち。

なんとそのシーズン、2軍で日本一となったのです。

 

取材したとき、1軍ではまだ「1試合27球でゲームセットになっていいよ」とは言っていなかったそうですが、背中を押された選手たち、今年は何かやってくれそう。

そう思わせてくれる自信と野心を感じる、矢野監督のお話でした。

開幕が楽しみです!!

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:18:48 | 固定リンク


2019年01月25日 (金)

証明するとき   一橋忠之

皆さんこんにちは。

超巨大な口内炎に悩まされている一橋です。

割とよくできるほうなんですが、今回は下くちびる。

熱いお茶飲めない。

ドレッシングしみる。

テンションが下がります。

 

っと思っていたらぁ!?

 

大坂なおみ選手、錦織圭選手の大活躍。

大相撲初場所は白鵬か玉鷲か、あるいは貴景勝か・・・。

スキージャンプも小林陵侑選手の飛躍が止まりません。

 

そしてサッカーアジアカップは日本代表がベスト4進出。

選手の皆さん。ありがとうございます。

もはや口内炎なんてどうでも良いと思えています。

 

2019年、今年最初のインタビューでお伝えした南野拓実選手も、相手にとって相当「怖い」選手としてチャンスメイクしています。

ここからが本当に厳しい戦いの始まりです。

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インタビューで印象に残ったのは「証明したい」という南野選手の言葉です。

 

南野:「ワールドカップに選ばれなくて、絶対アジアカップに選ばれて、自分も代表のユニフォームを着て何かができるんだということを証明したいと思って過ごしていました。」

 

高校生のとき、セレッソ大坂でJリーグデビューした南野選手。

各年代別の日本代表に選ばれ、2014年のブラジル大会や2018年のロシア大会を目指す日本代表にも選ばれました。

しかし定位置を掴むことはできず、2015年を最後に代表から離れます。

 

一橋:「日本代表を離れていたおよそ2年半。気持ちの面はどうだったんですか?」

南野:「やっぱり悔しい気持ちはありました。だから自分が選ばれていないときの代表を1度も見たことがなくて、ワールドカップ以外は。なんか見る気になれなかったですね。でもワールドカップは見ました。ベルギー戦の後は、悔しい気持ちになりましたし。うん、やっぱり自分の知っている選手たちが、全力で戦っていて、本当にあと少しのところで、勝利できなかった。でも自分は何もできないじゃないですか。見ているしか・・・。」

 

南野選手のことは、Jリーグデビューのころから取材をしてきました。

今から6年前、2013年の開幕戦の実況担当になった私は、プロ初スタメンが予想された南野選手に、意識しているプレーを聞きました。

当時の取材ノートにはこんな言葉が・・・。

20190125_blog_ichihashi2.JPG

・・・読めないですよね。

 

ゴールに向かう姿勢。

結果

決めきれるように

前でイメージ共有したい

個がレベル高い

分かってもらって生かし生かされ

裏への飛び出し、ゴール前で開く

ターンからシュート・・・

 

南野選手本人にこのノートを見てもらい、6年前との違いを訊ねると・・・。

 

南野:「いやなんか一緒すぎてびっくりしましたね。今、自分が意識している事とあまり変わらないというか、ターンからのシュートというのは僕の特徴だと思っていて。それはその時から意識していたらというのは振り返って思うし。裏への飛び出しとかも僕のチームでも、僕はそれをすごく意識しているし、代表でも、もっともっとそういうところは出せたらなと思っているところがあるので。うん。なんか、その、ゴールへ向かう意識とか常にそれは自分が持ち続けるべきものだと思っているので、一緒すぎてびっくりしました。」

 

一途に自分のプレーを磨いてきた南野選手。そのプレーは今、日本代表の大きな武器となっています。

 

最後にアジアカップへの思いを聞くと・・・。

 

南野:「やっぱり優勝して帰ってきたい。日本は優勝を目指すべきチームだと思いますし。その中でも自分がチームの勝利に貢献できればと思います。」

 

優勝まであと2つ。

日本代表、南野拓実選手。

応援しています!

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:17:46 | 固定リンク


2018年12月14日 (金)

フィギュアスケート 紀平梨花選手の強さ   一橋忠之

みなさんこんにちは。
朝、布団から出られなくなってきた一橋です。
日に日に寒さが厳しくなるこの時期。

ということは・・・。
フィギュアスケートシーズン本番ということです。(ちょっと強引ですかね・・・)
連日お伝えしてきたフィギュアスケート。
女子では紀平梨花選手。グランプリデビューとなったNHK杯で優勝すると、フランス大会も優勝、そのままの勢いでグランプリファイナルまで制して、日本女子13年ぶりとなる快挙を成し遂げました。
その強さは本物です。

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(フリーの演技前の決めポーズ)

特に、トリプルアクセルを、あれだけの確率で跳べるというのは本当に強い。
というのも、アクセルジャンプは、SPでもFSでも、必ず跳ばなければいけないジャンプだからです。ルールでは、SPでは3つ、FSでは7つまで、ジャンプを入れることができます。そのため、苦手なルッツやサルコーは大会やプログラムによって入れないという選手もいます。しかしアクセルだけは、唯一、必ず跳ばなければいけないジャンプなのです。
このアクセルジャンプでみんなが2Aしか跳べないなか、3Aが跳べる。つまり、成功すれば必ず相手に差をつけられるわけです。
そして、このことは気持ちの面でもかなり有利に働くと、解説の本田武史さんは指摘しています。

現在、女子のトップ選手の最高難度は、3回転3回転のコンビネーションジャンプです。しかしみんなが同じようなジャンプコンビネーションを跳ぶため、そこでは点数の差がつきにくい。逆に言えばそこでミスが出ると文字通り大きな減点となります。こうなると、選手の心理はミスできないという守りのメンタルになりがちなのです。

ところが紀平選手にとっては、3回転3回転は最高難度ではありません。3回転3回転を跳べるうえで、さらに難しい3Aにチャレンジしています。今回グランプリファイナルは、SPで1位。普通はよりいっそう守りのメンタルになりそうな状況のFSで、冒頭2本の3Aを跳ぶ。紀平選手はそのことで、気持ちの面で守りに入らず、チャレンジャーとして試合に向かえていたというわけです。

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(NHK杯直後の濱田チームに完全に勘違いして入る一橋)

 

さて、紀平選手が指導を仰ぐ濱田美栄コーチは、宮原知子選手のコーチとしても知られています。
NHK杯終了直後、会見を終えたときのことです。優勝者に渡された月桂樹の冠を手にした紀平選手に、2位だった宮原選手が声をかけました。
「それつけて先生と写真撮ってあげるよ。」
自らが敗れた悔しさは間違いなくあったと思います。でもそれよりも、勝った後輩を称え、共に指導を仰ぐ濱田コーチへの感謝と喜びを分かち合う。宮原選手は、グランプリファイナルで6位。結果はくやしいものとなりました。でも宮原選手も、このあと必ず巻き返してくると思います。

切磋琢磨する2人をこれからも取材していきます。

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(次は全日本で見られる2人の直接対決)

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:15:59 | 固定リンク


2018年10月30日 (火)

秋といえば・・・   一橋忠之

いきなりですが、スポーツの秋です。
みなさん、こんにちは一橋です。

誰がなんと言おうと、秋はスポーツです。
だって、日本シリーズも始まりましたよ。
Jリーグだって佳境です。Tリーグが開幕しました。
毎日、毎日、スポーツです。
天気もいいし、暑くない!なのに寒くもない!
だから子供たちの運動会も各地で開催中!

ということで、今日はスポーツのお話です。(今日も)

これだけ、強引に秋のスポーツばかり挙げてきましたが、これから記すのは・・・

フィギュアスケートです。
世界のトップスケーターが出場する「グランプリシリーズ」が始まっています。

今年は平昌オリンピックがありました。
私が長年取材を続けてきた宮原知子選手も見事4位。
あの大舞台であれだけの演技。
正直、僕は、あの演技を見たとき、点数とか、順位とか、どうでもいいとさえ思いました。
もちろんアスリートは勝利を目指して戦っていますが、
そうしたものを超えて訴えかける力のある演技でした。

さらに、ぜひ注目していただきたい選手がいるのです。

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(紀平梨花選手とフリーのオープニングの決めポーズ!)

16歳の紀平梨花選手です。
今シーズン、シニアデビューしました。
11月9日~11日、広島市で行われる「NHK杯」に出場、
グランプリシリーズに初登場となります。

ご存知のかたも多いかも知れません。

なんせ、彼女・・・
トリプルアクセルが跳べちゃうんです。

女子ではまだ世界で数人しか跳べないあのジャンプを。
16歳の高校1年生がぁっ!
しかも1本じゃない。
ショート、フリー、あわせて3本も跳んでしまうんです。
すごいですよね。
何でそんなことが??
そう思ったみなさん。
たくさん書きたいことがあるのですが、詳しいことは・・・
来週のニュースウオッチ9をお見逃しなく。
(ただの番宣でしたね・・・失礼しました。)
とても素敵な選手ですよ。

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:15:03 | 固定リンク


2018年09月26日 (水)

見られている   一橋忠之

 

みなさん、こんにちは。

迷ってますか?

僕は迷ってます。

夏物、片付けようか。

そもそもこの時期、何をきるべきか。

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どうせなら毎日スーツのほうが、楽は楽なんですが(迷わないという点において)満員電車の通勤、駅から会社まで汗だくになるような日差しを考えると、もう少し着心地として楽な服、でも今日も、雨だし、微妙に蒸し暑いし、今は降ってないけど、あとで雨っぽいし。

迷いに迷っている一橋です。

 

前置きが長くなりましたが、大相撲秋場所が終わりました。

よくよく考えてみると、年六場所のうち、国技館で行われる三場所は必ず見に行くという生活を、長く続けています。

その中で、今場所ほど見所が多かった場所もそうそう無いなと思い返しています。

稀勢の里の復帰、御嶽海の大関とり、角番の栃ノ心、そして白鵬の幕内通算1000勝などなど、まさに枚挙にいとまがないという幕内の充実した取り組み、顔ぶれでした。

それに比例するように国技館は連日満員。

昼過ぎごろに国技館の前に着くと、熱心なファンの方たちが大勢並んでいます。

もちろん入場まちではありません。

力士の入りまちです。

それぞれのお気に入りの力士の到着を待ち、「今日もがんばってー」と、声をかけるのです。

館内はもちろん、外まで大いに盛り上がっていた今場所。

中でも印象に残るのが、序二段の大露羅(おおろら)です。

体重292.6キロの歴代最重量といわれる力士です。

35歳。この秋場所を最後に引退しました。

最後の取り組みで今場所初白星を挙げた大露羅は、土俵に向かって両手を合わせ、一礼。

大きな声援を浴びながら、花道を引き上げていきました。

私は大露羅について、ニュースでお伝えしたことはありません。

幕内に上がったことのない大露羅を、この日もニュースで取り上げることはありませんでした。

それでもたくさんの方が声援を送る姿を見て、改めて、見ている人はちゃんと見ているんだなと感じました。

勉強不足で大露羅を知らなかった私は、実はこのとき、はじめて大露羅について調べました。

故北の湖親方にスカウトされ、ロシア出身者として初の角界入り。長く北の湖親方の付け人を務め、生前、師匠とは定年までがんばるよう約束していたそうです。北の湖親方が生きていれば65歳定年となった今年、その約束を果たすかのように引退しました。

 

熱心なファンの方たちはきっとご存知だったんでしょうね。

たくさんの拍手をもらい、花束を抱えて笑顔で花道を去る大露羅の姿をみて、素直に素敵だなと思いました。

がんばっている姿は誰かが見てくれている。

見られているという自覚と、しっかり見つめていこうという決意を、新たにさせてもらった秋場所でした。

 

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:16:34 | 固定リンク


2018年09月11日 (火)

最後の1失点と、「1%の後悔」と...   一橋忠之

あの日、ロシアのピッチで見た出来事を、何度も思い返しています。

サッカーワールドカップロシア大会。
7月2日 ロストフアリーナ、決勝トーナメント1回戦 日本vsベルギー。
2-0リードから2-2同点に追いつかれて、アディショナルタイム。

「やられるっ!」デブルイネ選手の高速ドリブルから日本の左サイドにボールが入ったとき、中は数的不利になっていました。

長友選手が引っ張りだされ、長谷部選手が戻りながらルカク選手につく。
そのルカク選手がスルーしたボールは、長谷部選手が伸ばした足先をかすめてファーサイドのシャドリ選手へ……。

そして、歓声と悲鳴。

「これが世界との差かっ」記者席にいた自分の口から、思わずこぼれた一言です。

日本2-3ベルギー。こみ上げてくる寂しさ、悔しさ。いまでもその時の気持ちがよみがえります。

世界ランク3位のベルギーを相手に、原口選手と乾選手のゴールで2点リード。
ゲーム後半の序盤までは、次の夢を思い描くのに十分な状況でした。しかし、そのおよそ30分後に、逆転され、ワールドカップ敗退。

スポーツに「タラレバ」はありませんが、それでもなお、勝つことができたとしたらどんな方法があったのか、考えずにはいられませんでした。

キャプテンの長谷部誠選手は、失点するまではベルギーチームは上手く機能してないと感じていた。しかし失点後は今まで感じたことのないぐらいの圧力を感じた、と話し、自分たちの甘さ、経験のなさのようなものも痛感した、とも話していました。

ワールドカップ3度目の出場となる今大会を終え、日本代表を引退すると表明した長谷部選手。

ロシアから帰国したときの記者会見で語られた「99%の満足感と1%の後悔がある」。

その1%をどう次につなげていくのか、僕たちの日本代表の姿をこれからも見続けていきたいと思います。

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(帰国後、胸がいっぱいの一橋アナ)

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:17:10 | 固定リンク


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