2019年06月18日 (火)山梨県 甲府市
とっても貴重なスパークリングワインを飲んだ瞬間の表情です。
NHK山梨放送局の小玉ディレクター、驚きのおいしさだったんでしょうね~(笑)。
今回は、ワイナリーが90もあるという山梨県の県庁所在地で、
あの武田家がこちらに拠点を移して500年という記念の年を迎えた
“甲府市”から「たび自慢」です。
こちらは創業102年目のワイナリー。
甲府駅から歩いてたった5分という近さで、
観光客にとても人気なんです。
品格がある素敵な雰囲気にうっとり。
これが先程、小玉ディレクターが飲んでいたスパークリングワイン、
その名も「甲府」。
「こうふ開府500年」を記念して、
産学官が協同で作り上げたスパークリングワインなんです。
地元産のブドウと武田家の屋敷があった「武田神社」から、
採取した酵母を使って出来るんだそうです。
瓶のラベルには武田菱が施され、スペシャル感バッチリですね~。
ワイナリーの山本英甲さんが自ら注いでくれた「甲府」の
ゴージャスな色。飲んでみるとスッキリとしていて、
風味が舌にしっかりと落ち着き口の中がシャキッとするお味でした。
試飲後の小玉ディレクターのはしゃぎよう。
その気持ち、分かるよ~(笑)。
さて、山梨・甲府の郷土料理と言えば、
味噌仕立ての鍋に幅広い麺を煮立てた「ほうとう」ですよね~。
こちらは「ほうとう」の夏バージョン、
「おざら」と呼ばれるいわば「冷やしほうとう」です。
醤油ベースの温かいつけ汁に漬けて食べるんです。
売り上げが落ちる夏場のメニューとして考案されたそうで、
地元の方々や出張中のサラリーマンのお昼ご飯に大人気でした。
そして甲府市を語る上で欠かせないのが、実は水晶なんです。
山梨県は江戸時代から水晶が多く産出されていました。
以来、甲府に水晶の研磨技術が伝えられ、
ジュエリーの町としての顔も持ち合わせることに。
甲府市には、全国で唯一の県立ジュエリー専門学校があるんです。
昭和56年に開校し、これまでに1500人の卒業生が巣立っています。
生徒さんの半分は県外から学びに来るんですって。
専門学校では、3年の間に研磨機を使いながらの細かい加工技術や、
宝石をきらびやかに魅せるデザイン、そしてジュエリーの流通についてなど、
みっちり学んでいきます。
写真の宝石は、最近編み出された新しいカット技法によるものなんだそうです。
ジュエリーの加工技術は、江戸時代から進化し続けているんですね~。
武田信虎・信玄親子が礎をつくった甲府市は、
歴史に裏打ちされた様々な輝きを放つ町でした!
投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:50 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク