2018年11月

2018年11月28日 (水)福島県 古殿町


 

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愛嬌のあるゴリラが2匹! いやいや1匹と1人でした(笑)。

町役場の玄関に展示されている、杉の木でできた巨大なゴリラの木像と、

取材と演出を担当した福島局の曽原達裕ディレクター。

このツーショット、いいでしょう~(笑)。

今回の「たび自慢」は、杉の木にまつわるお話が盛りだくさんの、

福島県古殿町で~す!

 

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町にある道の駅に立ち寄ると、ここにもイノシシの木像が!

木の色をうまく生かして作られていますよね~。

実はゴリラもこのイノシシも、木を伐採するときに使うチェーンソーで

作られたもので、いわゆるチェーンソーアートなんです。

イノシシの躍動感あふれる毛並みが見事に表現されていますよね~。

福島県の南部にある人口5000の古殿町は、

面積の8割が森林に囲まれた林業が盛んな町。

町の活性化につなげようと、

毎年11月にはチェーンソーアートのイベントを開いて

町おこしをしているんです。

町役場や道の駅には見事なチェーンソーアートの木像が展示されているので、

ぜひご覧ください!

 

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古殿町は、戦前から盛んになった林業によって、

植林された杉の木がたくさん育っていますが、

中にはこんな杉の巨木に出会えます。

高さ40メートル弱、幹周りは8メートル近くもあります。

近くで見上げると圧倒される巨木で、

樹齢は定かでなく250~500年とされています。

 

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杉の巨木が鎮座するのがこちら、古殿八幡神社です。

古殿町のシンボルといってもいい神社で、

800年以上続く流鏑馬が今も行われている神社なんです。

 

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その流鏑馬を、曽原ディレクターが走りながら再現してくれました!

ちょっと無理があったかな~(笑)。

曽原君の背後にある神社から続く参道を、

200メートルほど馬にまたがって走りながら三つの的に矢を射る流鏑馬。

1194年に源頼朝から領地を授かったことを記念して、

八幡神社に奉納する神事として始まったそうです。

毎年10月に行われる勇壮な流鏑馬を見に、多くの観光客が訪れるそうですよ。

 

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こちらが古殿町で伐採された杉の木!

古殿町を取材していると、

この杉の木を積んだトラックが走る様子を何度も見かけました。

それもそのはず、町内には100件以上もの事業所で

杉の木の加工や伐採が行われているそうです。

 

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お邪魔したのは、鈴木春雄さんの製材所です。

鈴木さんが指を指しているのが、ご自身の自慢の山。

地元の皆さん、代々受け継いだ山を守りながら、林業に取り組んできたそうです。

この山の脇にはきれいな川が流れ、本当に自然豊かな場所でした。

 

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鈴木さんご家族勢揃いです!

春雄さんの左隣が妻の喜代子さん、

右隣が家業を受け継ぐ息子さんの文晴さん。

文晴さんの妻の祐貴さんと、長男の雅文くんに長女の良佳ちゃん。

ご家族との写真を何枚も撮ったんですが、

良佳ちゃんが正面を向いてくれてたのはこの1枚だけでした(笑)。

良佳ちゃんかわいく写ってるよ~。

ゆくゆくは、雅文くんが製材所を支えていくのかな~。

林業を通じた家族の堅い絆が感じられました。

ありがとうございました!

 

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最後に、古殿町の郷土料理をご紹介しましょう。

その名も「揚げまんま」!

ご飯と味噌をすりつぶして油であげたおやつです。

昔の人は、お腹が空いたときに「揚げまんま」をおやつにほおばりながら、

農作業や山仕事に精を出していたそうです。

なんとも素朴なお味で飽きのこないおやつでした~。

5000人が暮らす古殿町は、人口は少ないながらも、

人と人とをつなぐ文化にあふれる、温もりある町でしたね~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:49 | 固定リンク


2018年11月22日 (木)神奈川県 綾瀬市


 

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 「数年前と比べると体が太くなった・・・」と、

スタッフに心配されています。

でも、49歳、揚げ物大好きで~~~す!!!

今回は、メンチカツ風のこの揚げ物が地元グルメとして人気の、

神奈川県綾瀬市から「たび自慢」です!

 

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 綾瀬市は神奈川県のほぼ中央にある、人口8万の町。

見ての通り青々とした立派なキャベツが育っていました。

綾瀬市は都心に近く、

朝採れたての野菜をすぐに首都圏に出荷できることから、

一年を通じて農業が盛んなんです。

ちなみに、キャベツ畑の先に見える茶色い建物が、

のど自慢の会場「綾瀬市オーエンス文化会館」なんですよ。

 

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久しぶりの顔看板登場(笑)。

豚と一緒に写っている顔の主は、

今回の演出担当、横浜局の石原ディレクター。

ここ綾瀬市の特産品は豚肉なんです。

神奈川県を南北に流れる相模川の東側沿いは

旧高座郡と呼ばれるエリアで、その昔「高座豚」という豚が

飼育されていたそうです。

 

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その「高座豚」がこちら。昭和10年の写真です。

地元の生産者がイギリスのヨークシャー種を仕入れて、

他の豚と掛け合わせて生んだという「高座豚」。

肉質の良さからゆくゆく品評会で最高の賞を受賞して、

その名を轟かせました。

写真に写っている男性のお孫さんが、

現在精肉店を営んでいらっしゃるんです。

 

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笑顔が素敵な、大久保豊さんです。

大久保さんがトングでつかんでいるのが、豚の味噌漬け。

厚切りの豚ロースを秘伝の味噌で漬けたもので

神奈川県ではこうした味噌漬けを作るお店が結構あるんです。

神奈川県厚木市出身の私も、幼い頃から食べていたソウルフード!

 

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そして綾瀬市で最近人気のグルメが、

私がかぶりついていた「とんすきメンチ」です。

 

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 豚肉、白滝、ネギ、ゴボウと具だくさんで食べ応え十分!

地元の皆さんは昔から豚肉ですき焼きを食べていたそうで、

その名も「とんすき」。

その「とんすき」をメンチカツ風にアレンジして、

綾瀬の名物を作ろうと開発したんですって。

市内のカフェやレストラン、お肉屋さんで販売されているので、

綾瀬の「とんすき」をサクッとご賞味ください。

 

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大久保さんの豚肉を食べて、

元気に成長しているお子さんたちと記念撮影。

 向かって右から美波ちゃん(9歳)、隆くん(6歳)、美玲ちゃん(3歳)。

美玲ちゃん、大きな食パン持って、

「とんすきメンチ」を挟んで食べるのかな~(笑)。

綾瀬の豚肉、しっかり食べるんだよ~!

 

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さらに綾瀬には、国指定の史跡があるんです。

「神崎遺跡」といって、1800年前の弥生時代の集落です。

現在は公園としてきれいに整備されていて、

資料館も備わっています。

復元された住居のまわりを囲うように、

曲線の道路が作られていますよね。

実はこの部分はお堀だったんです。

 

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資料館に作られた集落の模型をご覧ください。

南北103メートル、東西65メートルの、いわゆる環濠集落です。

争いが絶えなかった時代の集落で、

こうしたお堀を作って集落を守っていたと考えられています。

環濠集落というと「吉野ヶ里遺跡」が有名ですが、

「神崎遺跡」はその100分の1の広さとかなり小さめ。

でも、集落全体が完全な形で残っているのは

全国的にも珍しく大変貴重なんです。

生まれ育った神奈川県、

やっぱり取材してみると知らなかったことがたくさんありますね~。

私にとっては新発見の綾瀬市でした!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:45 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2018年11月14日 (水)和歌山県 上富田町


 

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獣のように鮎をかぶりつく

佐藤ディレクター(NHK和歌山局の演出担当)。

いい顔してるね~!(笑)。

鮎という6~7月が旬というイメージですが、

かぶりつかれてるこの鮎、

この時期ならではの子持ちの鮎なんです!

 

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「香魚」と呼ばれる鮎の甘い香りにうっとり。

お腹もぷっくりして食べ応えありましたよ~。

今回は顔面二連発で、和歌山県上富田(かみとんだ)町から

「たび自慢」スタートしましょう!

 

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この透明度をご覧ください!

上富田町を流れる清流、富田(とんだ)川。

人口1万5000の上富田町は和歌山県の南西部にあり、

町の中心部をこの富田川がゆったりと流れているのどかな町です。

絶品の天然の鮎が捕れるのも、

上流にダムがなく水質が非常に良いからなんですね~。

この川の伏流水が町の生活用水も支えていて、

本当に水がおいしい町なんです。

 

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川べりを歩いていると、坂本冬美さんが植樹した木を発見!

そうなんです、上富田町は演歌歌手・坂本冬美さんの故郷。

今回、のど自慢のゲストではなかったんですが、

予選会では坂本さんを慕って歌いに来た出場者が、

たくさんいらっしゃいってました。

実はこの写真を撮っている場所は、

熊野三山に通じる参詣道・熊野古道の一つ、

中辺路の通り沿いなんです。

 

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その証拠に、参詣客の休憩所跡が今も残っています。

こちらは「稲葉根王子跡(いなばねおうじあと)」。

上富田町は、平安の頃から熊野詣での宿場町として栄えてきた町で、

熊野古道には、こうした「王子」と呼ばれる休憩所となった神社が、

数多く残されています。

 

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こちらはもう一つの休憩所、

「八上王子跡(やがみおうじあと)」です。

熊野古道は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として

世界遺産に登録されましたが、ご紹介している二つの王子跡は、

一昨年、世界遺産に追加登録されたんですよ~。

 

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「八上王子跡」となっている神社の境内に足を踏み入れると、

不思議な絵馬が吊されていました。

なんとひょうたんが絵馬になっているんです!

悩み事をひょうたん絵馬に吹き込んで願いを成就させるんですって。

おもしろい風習ですよね~。

上富田町はもともとひょうたんの産地で、

このひょうたんを水筒にして、

参詣客が熊野詣でをしていたんだそうです。

 

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実は、上富田町のマスコットキャラクターもひょうたん。

その名も「ひょうたんせんぱい」(笑)。

ネーミングが関西らしい!

「ひょうたんせんぱい」をあしらった手提げ袋を見せてくれたのは、

取材に同行して頂いた町役場の三谷(女性)さんです。

三谷さん、恥ずかしがり屋でお顔を見せてくれませんでした(笑)。

 

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さて、冒頭でご紹介した鮎ですが、

実は私たちが食べていたのは養殖の鮎なんです。

もちろん富田川の伏流水で養殖されているので、

淡水魚独特の臭みは全くありませんでした。

でも、鮎ならではのスイカのような甘い香りが損なわれておらずびっくり。

 

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鮎料理で有名な「背ごし」です。

鮎を骨ごと薄く輪切りにしたお刺身で、

酢味噌をちょっとつけながらいただくんですが、

身の甘さがより一層引き立って、もう感動もの!

こんなにも品のいい鮎を食べたのは初めてでしたね~。

熊野古道と、沿うように流れる富田川。

その雰囲気を味わいながらの「たび自慢」は、

ゆったりとした悠久の時間の中にいるような感覚でした~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:06 | 固定リンク


2018年11月06日 (火)岐阜県 大垣市


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古くから「水の都」と呼ばれてきた城下町、

岐阜県大垣市が今回の会場です。

関ヶ原の戦いで西軍の本拠地となった大垣城の周りを流れる水門川。

10月~11月にかけて紅葉を楽しみながら、

全国でも珍しい、たらい船で川下りができるんです。

風情があっていいですよね~。

大垣市は人口およそ16万。

交通の要衝として栄え、城下町であったことから和菓子屋さんも多く、

夏場に水に浸された「水まんじゅう」は全国的にも有名な大垣の名物です。

大垣市が「水の都」と呼ばれたり、「水まんじゅう」が名物であるゆえんはこちら!

 

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「自噴水」と呼ばれる湧き水です。

100メートル以上の地下から勢いよく水が湧き出ているんですよ~。

 

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取材に訪れたのは、室町時代にできた神社の敷地内にある

「加賀野八幡神社井戸」です。地元の方たちだけでなく、

県外からもこの「自噴水」を汲みに来るんですって。

お茶やコーヒーなどの飲料水やご飯を炊くときに活用するそうで、

甘みを感じる湧き水の清らかなこと!

市内にはこうした「自噴水」が21カ所もあるそうで、

まさに「水の都」ですね~。

 

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「加賀野八幡神社井戸」は地元の方たちによって大切に守られていました。

青いジャンパーを着ているのが「加賀野名水保存会」の皆さん。

スーツ姿のNHK岐阜局・植木翔吾ディレクターと一緒に、

自慢の「自噴水」の前で記念撮影!

皆さんの肌つやの良さは、やはり「自噴水」のお陰かな?

 

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大垣市のもう一つの自慢が、ヒノキで作る「升」なんです。

大垣市は明治時代から「升」の生産が盛んになり、

現在では、なんと全国生産の8割のシェアを誇り、

年間200万個の升が作られているんです。

 

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「升」の材料は国産のヒノキ。

写真に写っているのは岐阜県と長野県にまたがる

山々で伐採される木曽ヒノキです。

木曽ヒノキは特に木目が綺麗に浮き出て、

「升」の見栄えもよくなるんだそうです。

 

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「升」の製作現場を見せて頂いたのは、大橋博行さんの製作所です。

大橋さん自ら、円盤型のカンナで「升」の表面を磨く工程を披露してくれました。

現代ではお酒を飲んだり節分用の豆を入れたりする器として活用されていますが、

「升」の歴史は1300年と古く、もともとは穀物などの食料を量るためのものでした。

用途を変えながら、日本古来の道具の製造が大垣市で受け継がれているんです。

 

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大橋さんの製作所では、新たな「升」の活用方法も提案しています。

手にしているのは電池が備え付けられた黒い基盤。

とても「升」との接点をイメージすることはできませんよね。

四隅に白いものが取り付けてあるのが分かりますか?

これ、LEDなんです。この基盤を「升」の底に設置すると~!・・・

 

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あらま~!「升」の底が鮮やかなブルーの明かりで照らし出されました!

升を傾けるとLEDが点灯する仕組みになっていて、

傾ける度に色も変化します。

こんな素敵な「升」でお酒が飲めたら楽しいですよね~!

そのほかに、レーザーで焼き印を入れて記念品にしたり

ピアスやイヤリングにしたりして「升」の活用方法を広げていて、

贈答品やコンサートグッズとして注文を受けることも多くなったそうです。

大垣市は、伝統を大切に守り育てている、素敵な町でした~!

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:36 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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