2018年3月

2018年03月27日 (火)茨城県 牛久市


 

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写真の真ん中をよ~~~~~~く見てください!

建物の上から何やら頭のようなものが!

 

 

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移動中の車のフロントガラスに現れてきました~~~!

中学校の美術で学んだ一点透視法を無視するかのように、唐突に大きい仏像・・・。

写真の電柱や木々と比較しても、その大きさが異様なのが分かりますよね~。

 

 

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これが! 高さ120メートルもある、青銅製立像としては世界一とも言われる

「牛久大仏(うしくだいぶつ)」です!

今回の「たび自慢」は茨城県の南部、東京からJR常磐線で1時間の牛久市です。

東京への通勤圏内とあって人口も増え続け、8万5000人が暮らしています。

最近は千葉から茨城~埼玉~東京~神奈川と、首都圏の外環をぐる~っ、とつなぐ

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が整備され、より一層交通の便が増している

場所なんです。

 

 

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さて、120メートルの大きさといってもなかなか実感わかないですよね~。

実は私の後ろの大仏様のお顔の1000倍のボリュームが、

実際の「牛久大仏」のお顔になるんだそうです。

 

 

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演出担当の富永康介ディレクターと比較しているのは大仏様の足・・・、

というか、親指ですって(爆笑)。ハンパないっすね!

 

 

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実は大仏様の胎内にはいることもできるとあって

パワースポットとして人気なんです。

高さ85メートルの胸のあたりに展望室があり、

牛久市内を一望できますし、晴れた日には東京のスカイツリーや富士山も拝めるとか。

「牛久大仏」は浄土真宗の大仏様で、

浄土真宗を開いた親鸞が800年前に常陸の国(茨城県)で布教活動したことから、

この地に大仏を建立したそうです。

ダイナミックな大仏様から、確かにパワーをいただきました!

 

 

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今度は雰囲気もがらっと変わって、

こちらは国の重要文化財に指定されている明治36年に建てられた洋館です。

実は牛久市、日本で初めて本格的にワインが醸造された場所なんだそうです。

この洋館は当時のワイナリーのシンボル的な建物で、

板垣退助や榎本武揚、大山巌など、

当時の政治家や財界などの著名人が訪れパーティーが開かれたいたそうです。

 

 

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明治44年当時のワイナリーの様子です。

洋館の周りには広大なブドウ畑が広がっていたんですね~。

今も醸造技術はしっかり受け継がれていて、

数は多くはありませんが、

牛久産のブドウで醸造されたワインが毎年11月頃に解禁になるそうです。

すっきりとした味わいだそうで、味わってみたかったな~。

 

 

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地元ではワインの醸造技術が地ビール生産にも生かされていて、

併設されているレストランでは地ビールで煮た牛肉を味わうことができます。

ホロホロに柔らかくなったお肉が赤ワインに合うこと!

 

 

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ワイナリーのある園内には桜の木がたくさん植えられていて、

すでに開花していました!

毎年園内の「桜まつり」では花見をしながらワインやビールを

楽しめるんだそうです。

4月8日まで開催されているので、

明治時代のワイナリーの雰囲気を味わいながら

花見をしてみてはいかがでしょう。

このブログがアップする頃には満開だろうな~・・・。

 

それでは、天童よしみさん、のど自慢初登場、モーニング娘。`18の皆さんを

お迎えした牛久市ののど自慢をご紹介しましょう。

今回は中学生が4組も登場した若々しい回となった一方で、

最年長はなんと92歳のおばあちゃま!

天童よしみさんの「女のあかり」を、

お嫁さんがハワイで買ってきてくれたというピンクの衣装を着て歌いました。

92歳とは思えない若々しくかわいらしいお声で歌って特別賞受賞!

昔は電話交換の仕事をしたり、

餃子やピアノの販売の売り子のお仕事をしたりしていたそうで、

素敵なお声はきっとお仕事で培われたものなのでしょうね~。

牛久の会場が、92歳の歌声に魅了されました。

そして、モー娘の歌で会場を沸かせたのは、中学2年生の女の子二人組でした。

「泡沫(うたかた)サタデーナイト!」を息も絶え絶え激しいダンスを交えて

歌いきり、歌い終わるとモー娘の皆さんに囲まれて大喜び。

小学生の頃にこの歌をきっかけにモー娘のファンになったそうで、

お母さんが作ってくれた大きな真っ赤な蝶ネクタイを締めて存分に可愛らしさを、

発揮していましたね~。

柔道着姿で登場した中学1年生の女の子は、

吉幾三さんの「津軽平野」を歌ってトップを飾り、

SHISHAMOの「明日も」を歌って最後を締めくくったのもオーケストラ部で

トランペットを吹く中学1年生の女の子で、中学生が大活躍。

Kiroroの「未来へ」を歌ったこちらも中学1年生の女の子は、

将来カフェを開きたいと素敵な夢を披露してくれて、

躍動する10代の出場者たちがのど自慢を盛り上げました。

そんな中で福田こうへいさんの「北の出世船」で合格の鐘を鳴らした

工務店を営む64歳の男性は、

大学と高校に進学を決めた二人のお子さんに向けて歌いました。

合格の鐘を聞くと、お子さんたちの将来を思う父の表情に戻って涙目に。

「お父さんも合格したぞ~!」と喜ぶ姿にはぐっときましたね~。

桜の開花が全国から寄せられ始めたここの時期に、

思いにあふれた歌声が満開ののど自慢になりました。

茨城県・牛久の皆さん、ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:51 | 固定リンク


2018年03月20日 (火)大分県 日田市


 

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江戸時代に幕府の天領として栄えた大分県日田市にやって参りました~!

大分県の一番内陸に位置する日田市は人口がおよそ6万6000。

JR日田駅の北側にある豆田地区には今でも、

当時の古い町並みが残っていて、

商人の町として栄えた名残を味わうことができます。

 

 

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豆田を歩くと日田ならではの特産品をた~くさん、見ることができます。

全国的に有名な「日田下駄」!

日田は杉の産地でもあり、

静岡や広島県の松永に並んで下駄の生産が盛んな場所でした。

目移りしちゃうくらい鼻緒もカラフルですね~!

 

 

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ゆずの皮と唐辛子でつくる調味料「ゆずごしょう」。

今では全国的に有名になりましたよね~。

地元では「ゆずごしょう」と濁って発音するんですって。

地元の皆さんは自家製の「ゆずごしょう」を作って、

お味噌汁にいれて食べるのが定番なんですって。

 

 

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地元、日田三隈(みくま)高校の商業部の生徒さんが、

学校で開発して作った様々な商品を販売していました。

日田市の大山という地区は梅の産地で、

梅とシラスを和えた瓶詰めが自慢だそうです。

さすがお商売の町、接客する笑顔が最高でしたよ~!

 

 

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 豆田地区には生ろうの製造販売を生業としていた

「草野家住宅」が残っていて、

国の重要文化財に指定されている建物があります。

 

 

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建物の中は一般公開されていて、

石灯籠や縁側が当時の趣を残しています。

実はこの「草野家」、ひな人形で大変有名なんです。

 

 

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ご覧ください、この豪華絢爛なひな壇とおひな様!

京都とのつながりが深かったため、

享保年間から明治に掛けて、

当主が京都に行った際に代々に渡って、

集められたひな人形なんです。

ひな壇は1週間かけて組むそうで、

20畳の奥座敷に200体近いひな人形が並びます。

 

 

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左の女性が、12代当主の妻・草野康子さんです。

お話を聞いているのは、

取材に同行した大分放送局の鈴木アナウンサー。

あまりにも豪華なので、鈴木アナも神妙な面持ち(笑)。

豆田には、「草野家」のようにひな人形を保存している商家が多いそう。

昭和59年から一般公開が始まり、

今では「天領日田のおひなまつり」として、

3月の賑わいをつくっています。

一見の価値ありです!

 

 

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・・・上品なおひな様のお話から私の顔のアップで申し訳ありません(泣)。

やっぱりね~、日田特産の「ゆずごしょう」を、

味噌汁に入れて食べてみないと取材になりませんからね~。

薬味としてはもちろんですが、

汁物にいれると風味が増して最高!

うどんや鍋にも絶対に合いますよ。

 

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そして!日田名物「高菜巻き」で締めくくりましょう。

長芋と納豆を具に、漬け込んだ高菜で巻いた太巻き寿司です。

高菜の塩気が結構あるのでお醤油はいらないですね~。

高菜がかなり主張するんですが、

長芋と納豆のねばねばが合うんですよ~。

お腹も大満足!

 

 

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さて、今回訪れた日田市は去年の7月に、

九州北部豪雨で大きな被害に見舞われた場所です。

市街地を通るJR久大本線の鉄橋は豪雨で流され、

今年夏の復旧をめどに新しい鉄橋を造っている最中でした。

福岡県に隣接する日田市の山間部は特に被害が大きく、

今も賢明な復旧作業が進められているそうです。

そんな中でののど自慢開催となり、

出場者の皆さんが日田市を元気にしようと、

故郷愛に満ちあふれた回となりました。

今回、まさに河川の復旧工事に取り組む建設会社の社長さん4人組が、

工事現場の作業姿にヘルメットをかぶって登場。

東日本大震災の復興のためにGReeeeNが作詞作曲した

「Green boys」を歌い日田市に元気を届けました。

男性4人が大きな体を揺らしながら、

元気いっぱいに歌う姿は本当に頼もしかったですね~。

現在同業70社が協力し合って工事を進めているそうで、

4人の皆さんは週一で飲みに行くくらい仲良くなったそうです(笑)。

日田への愛情あふれる皆さんは、今回の特別賞に輝きました。

トップバッターで登場した男性二人組は、

スキマスイッチの「全力少年」を歌い日田愛を表現しました。

高校時代はそれぞれのバンドで文化祭を盛り上げた先輩と後輩で、

先輩は北九州の大学に通う2年生。

後輩は今月高校を卒業し4月からは山口県の大学で教員を目指すそうです。

歌詞に沿ってちょっとしたミュージカルのような振り付けを交えて歌い、

育ててくれた日田への感謝の気持ちを、

口にしていた二人のはつらつとしたパフォーマンスに、

客席は拍手喝采でした。

このブログでご紹介した豆田地区にある、

創業127年の老舗羊羹屋さんで働く54歳の女性は、

越路吹雪さんの「愛の賛歌」を情感たっぷりに歌いました。

でも、お話しすると大きな笑い声を交えて、

突き抜けて明るい人なんですよ~(笑)。

元々はバスガイドさんで、

羊羹屋さんには22歳の頃から働く看板娘なんです。

ご本人は「看板ババーなんです」と言って笑いを取るんですよ(笑)。

日田・豆田をこの明るさでさらに盛り上げていってほしいですね!

そして20番で登場した39歳の主婦は、

松村和子さんの「帰ってこいよ」で、

パワフルな歌声を披露しました。

20代の頃は大阪で暮らしていたそうですが、

30歳になって故郷の日田に戻り、

現在は4歳の子供のお母さんになりました。

日田を離れていった全国の人たちに、

いつか日田に戻ってきてほしいとこの歌を選曲したそうで、

日田市の会場から「かえってこ~~いよ~~~~~!」の歌声が、

全国に響き渡りました。

かつて大分の小京都として繁栄した日田市は、

ふるさと愛を生み出す素敵な町でした。

大分県・日田市のみなさん、

ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:13 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2018年03月15日 (木)宮城県 栗原市


 

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川魚のイワナの天ぷらがのった「岩魚丼(いわなどん)」!

川魚って塩焼きが定番ですが、

皆さん、こうしてイワナを丼で食べたことなんてあります~?

イワナもお米もフワッフワでボリューム満点。大満足の丼でした!

このイワナが名産の、宮城県栗原市が今回の会場です。

 

 

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岩手県や秋田県と隣接する人口およそ7万の栗原市は、

宮城県の北部に位置していて県内一の広さを誇っています。

写真の前方に見えるのが、四季折々の風景が美しい栗駒山。

その麓には広大な田園風景が広がり、おいしいお米が育つ米所です。

紹介した「岩魚丼」は、まさに栗原の恵みが生んだご当地グルメなんですね~!

 

 

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取材に訪れたのは、2007年に廃線となった「くりはら田園鉄道」の駅舎です。

案内をしてくれたのは、眼鏡をかけた栗原市田園観光課の小野寺正和さんと、

「くりはら田園鉄道」の学芸員をされている鍋島貴之さんです。

お二人とも笑顔が素敵です!

くりはら田園鉄道は東北本線の石越駅からかつて鉛の採掘で栄えた細倉鉱山を

つなぐローカル線で、駅舎や車両が今も保存されているんです。

 

 

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若柳駅の中をのぞくとタイムスリップ!

昭和の雰囲気たっぷりのレトロなベンチ・・・。

 

 

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木枠で作られた改札口も当時のまま。ホームには車両が見えてますよ!!

こりゃ鉄道ファンにはたまりませんよね~。

 

 

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こちらが昭和30年に製造された車両です。

 

 

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車両の中も見学できるんです。

今回の演出担当、

NHK仙台局の中村俊介ディレクターが「くりでん」の制服を着て敬礼!

表情が照れてるんですよね~(笑)。初々しいですね!!

東京出身の中村君は入局してまだ1年経ってないんですが、

栗原市を全国に知ってほしいとずいぶん取材を重ねたようです。

全国各地をまわっているとこうして各地域を盛り立てようと、

頑張る若手ディレクターやアナウンサーと一緒に仕事をするんですよね~。

私も楽しかった新人時代を思い出します。

そろそろ大学生も就職活動。

学生諸君、一緒に仕事しよう~~~! 

就職活動中のアナタ! 「NHK職員採用情報」のHPを見てね!

 

 

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ちょっと横道にそれましたが(笑)、

こちらはラムサール条約にも指定されている伊豆沼です。

原生の自然を残す貴重な水辺で、多くの渡り鳥が飛来してくるんだそうですよ。

 

 

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伊豆沼沿いにはサンクチュアリセンターという博物館があり、

伊豆沼周辺の地形を表した模型がありました。

隣接する登米市にまたがって内沼と伊豆沼(大きい方)があり、

ハクチョウやガンなど200種を越える渡り鳥が年間37000羽以上も、

飛来してくるんです。

特にマガンは、日本に飛来する90%がこの沼地にやって来るそうです。

 

 

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サンクチュアリセンターでは望遠鏡もあるので、

バードウオッチングには最高です! 望遠鏡をのぞいてみると・・・、いました!

ハクチョウ!?と思いきや、オオサギだそうです(笑)。

でも、いろんな鳥がいるのでついつい長居したくなっちゃいました。

 

さて、今回ののど自慢の開催日は3月11日。

そうです、東日本大震災が起きて7年が経ったわけです。

訪れた栗原市は、東日本大震災だけでなく、

10年前の岩手・宮城内陸地震でも被害を受けた場所でした。

そんな栗原市で選ばれた20組の出場者の皆さんが、

それぞれ前向きな希望にあふれた歌声を全国に届けました。

トップバッターは、

3月1日に栗原市の高校を卒業したばかりの幼なじみ二人組でした。

4月からはそれぞれ仙台と神奈川の大学に通うことになり、

離ればなれになってしまうそうですが、彼女たちは真っ赤なベレー帽をかぶり、

大塚愛さんの「さくらんぼ」を元気いっぱい歌って変わらぬ友情を誓っていました。

震災から7年経ち東北に元気を届けたいと、

氷川きよしさんの「情熱のマリアッチ」を歌ったのが、

住宅の外壁工事の仕事をする60歳の男性でした。

現在海沿いの被災地で住宅を再建する仕事が多く、

苦しい状況の中で住宅を建てる皆さんのために、

手を抜かず誠心誠意丁寧な仕事をしたいと、その決意を語ってくれました。

今回特別賞を受賞した67歳の女性は、

津波で娘さんと二人のお孫さんを亡くされた方でした。

歌ったのは瀬川瑛子さんの「わらいじわ」。

この歌を支えにこれまで頑張ってこられたそうで、

つらいことがあっても笑って生きていきたいと今の心境を語ってくれました。

ご本人のお気持ちを考えると胸が締め付けられる思いですが、

笑顔で歌いきるその姿には本当に心を打たれ、むしろパワーをいただきました。

2年前に小児がんで妹を亡くした17歳の高校生もいました。

人を引きつける魅力があり笑顔が素敵な妹だったと話してくれた彼は、

病気が治ったら一緒に歌おうと約束したモーニング娘。の「LOVEマシーン」を、

音程そっちのけで切れのある振り付けを交えてステージではじけました。

結果は鐘一つ。天国の妹を笑顔にしたいとのぞんだ彼のステージは、

文句なく全国に笑顔と感動を呼び込みました。

栗原からののど自慢は、出場者の皆さんが人と人とのつながりの大切さを、

身をもって教えてくれたステージなったのではないでしょうか。

宮城県・栗原市の皆さん、ありがとうございました~~~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:28 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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