2017年10月

2017年10月24日 (火)富山県 砺波市


 

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何て素敵な笑顔なんでしょう!

このキャベツ、葉っぱの張りが違いますよね~。

手塩にかけて育てた野菜が収穫できる、喜びの表情です!

この笑顔の持ち主は、農業が大好きな22歳の川幡真子(かわはた まこ)さん。

川幡さんが育てたお野菜の秘密はのちほどご紹介しましょう。

 

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今回はチューリップの産地、

富山県砺波市(となみし)から「たび自慢」です。

人口4万9000の砺波市は、富山県西部の内陸にある町で、

豊富な雪解け水を利用した米作り中心の農業が盛んな場所です。

冬場雪に埋もれてしまう田畑を利用しようと、

大正時代からチューリップ栽培が始まり、今年でちょうど100年!

秋に球根を植えて春に花を咲かせるチューリップは、

米作りの裏作としてはピッタリだったわけです。

今日では砺波市のチューリップの球根の生産量は日本一になりました。

おじゃましたのは、

1年中チューリップが咲き誇る「チューリップ四季彩館」。

川幡さんの笑顔と比べたらホント醜いよね~(泣)。

 

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「チューリップ四季彩館」のチューリップを目の保養にお許しください。

チューリップって、世界に7000種近くあるんですって!

色も花びらの形も咲き方も様々。

こちらはユリの花のように咲く「ユリ咲き」のチューリップ。

 

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こちらは、花びらのふちがのこぎりのようなギザギザがある「フリンジ咲き」。

花びらが多く大型の「八重咲き」のチューリップもあるんだそうです。

 

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四季彩館には、球根が買えるユニークなサービスもありますよ。

100円を入れて白いハンドルを回すと、

球根が入ったカプセルが出てきます。

子供のころよくやりましたよね~。

 

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番組スタッフが当てたのは、

富山県で17年もかけて開発された、

オリジナルのチューリップ「黄小町(きこまち)」。

チューリップらしい色と形ですよね~。

花もちが良くて、2週間も花を咲かせてくれるんですって。

砺波市では、5月に30万人が訪れるチューリップフェアが開かれるそうですが、

待ちきれない方は「チューリップ四季彩館」へ行くべし!

 

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ドバドバドバ~ッと注れてるのが、「おんせん」?

砺波市の南部には、紅葉や雪景色が楽しめる「庄川(しょうがわ)温泉郷」があり、

実はその温泉水が、冒頭の大きなキャベツなどの、

野菜作りに生かされていたんです。

 

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野菜の苗の土に肥料と同じようにポンプで注いだり、

野菜に直接散布したりして育ててるんですって!

 「庄川温泉」の温泉水には特に多くのミネラルが含まれていて、

通常育てた野菜よりも甘みが増すんだとか。

 

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真っ赤に実ったトマト・・・おいしそう!。

おねだりして食べさせていただきました!(笑)。

もぎたてのトマトは甘みに塩気、酸味と、

非常にバランスがよくてしかもジューシー。

いや~うまい!

川幡さんは、温泉水で野菜を作る農家さんで働いていて、

日々温泉水を注ぎながらおいしい野菜を作っているんです。

きっと川幡さんの笑顔も、

お野菜の大切な肥料になってるんでしょうね~。

温泉を使った野菜作りは、現在4軒ほどの農家さんで試みているそうで、

砺波市でも売り出し中です。

こうしたお野菜を使った料理も、地元の道の駅や旅館で食べられるので、

ぜひお試しあれ~~~!

 

それでは、砺波市ののど自慢をご報告しましょう。

今回のトップバッターは、

まさに温泉で野菜を作っているという76歳の女性でした。

大好きな美空ひばりさんの「港町十三番地」を、

笑顔で歌い会場を明るくしてくれました。

美空ひばりさんの歌を口ずさみながら畑仕事に精を出している一方で、

本当は氷川きよしさんの追っかけもされているそう(笑)。

その明るい歌声に続いて登場したのが、中学3年生の男の子。

中学生から始めたという柔道では黒帯だそうですが意外にも体は細身で、

坂本奨悟さんの「鼻声」という歌を歌うその声は非常に柔らかく、

聞き心地のいい歌声を披露しました。

この「鼻声」という歌、「好きだよ 好きだよ どうしようもなく・・・」と、

結構なラブソングなんですよね~。

インタビューで「彼女いるの?」って聞いたら、

「います」と返ってきて、

会場のお客さんも「え~~~っ!」と驚きの反応(笑)。

何となく恋愛に疎いスポーツマンタイプに見えるんですが、

すでに付き合い始めて5か月がたっているそう。

きっと彼の優しそうなその雰囲気が魅力なんでしょうね~。

3番手に登場したのは、

ゲストの細川たかしさん一筋の元気のいい63歳の女性でした。

彼女も農業をしていて、

農作業が忙しくてこれまで音楽をゆっくり聞く時間はなかったそうです。

でもテレビで聞こえてくる細川さんの歌を、

畑や豚小屋で練習を重ねてきたんですって(笑)。

その時歌うのは、もっぱら「北酒場」だったそうで、

30年豚小屋で歌いこんだ「北酒場」を披露して会場を沸かせました。

さらに真っ赤なステージ衣装で登場した30歳の会社員の男性は、

田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」を、

ステージいっぱい踊りまくって歌い特別賞を受賞します。

実は去年の予選会でもお顔を拝見していて、

その時は鮮やかな光沢のあるブルーのスーツで、

やっぱり田原俊彦さんの歌を踊りながら歌っていました。

その時の衣装は生地も薄目で、

お値段も安めのものとお見受けしましたが、、、

今回は大阪の心斎橋のステージ衣装専門店で購入したというから、

衣装も気合もグレードアップしてましたね~(笑)。

普段は居酒屋などの狭い場所で宴会を盛り上げているそうで、

今回思う存分動き回れるステージで、足を上げ、くるくる回転し、

それはまさに自由に踊れる喜びのダンスでした。

そしてチャンピオンに輝いたのは、

出場者のトリを飾り林部智史さんの「あいたい」を歌った37歳の男性でした。

3年前に亡くなったお父様を思うお母様の気持ちを、

「あいたい」に込めたそうで、

その思いの深い歌声はきっと天国のお父様に届いたことでしょう。

表現方法は様々でしたが、どの出場者の歌声も気持ちの入った熱唱熱演でした!

 富山県、砺波市の皆さん、ありがとうございました~!

 

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最後にもう一枚! ふるさとの味をご紹介しましょう。

こちらは「よごし」という、

お野菜をゆでてお味噌で味付けしながら炒めた郷土料理です。

ニンジン、大根の葉、ソウメンカボチャ、里芋の葉と、

どれも主食にはなりにくいものばかりですが、

ご飯茶碗の下にはお米が隠れていて、丼にして食べるんです。

「よごし」とは別に汚れた意味じゃないですよ(笑)。

夜に残ったお野菜をまとめて料理して朝食べる、

つまりお野菜たちが「夜を越す」ことから「よごし」という

呼ばれ方をするようになったとか。

お野菜の味がしっかり味わえて、これね~、

工夫された郷土料理で本当に感動しました。

富山・砺波の営みが見えてくるネーミングも素晴らしいですよね~。

こうした料理との出会いも自慢したくなっちゃうんですよね~(笑)。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年10月17日 (火)香川県 多度津町


 

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うどん県、香川県に行ってまいりました~!

最近馴染みの釜揚げやぶっかけの讃岐うどんと、ちょっと見かけが違うでしょ?

お店の方が気を利かしてくれてお鍋に入れてくれました(笑)。

なぜなら、この「鍋ホルうどん」が町の名物グルメだからなんです。

 

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しょうゆ・みそ仕立ての汁の底から、ホルモンがゴロゴロ出てきましたよ~!

出汁、ホルモン、讃岐うどんが三位一体となった「鍋ホルうどん」は、

戦後の復興期のさなか、この町の工場で働く人々の胃袋を満たしてきました。

 

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さて、改めまして、

今回の「たび自慢」は香川県・多度津町!

町中を歩くと、建造中の船の底が目の前に現れるという造船の町。

しかも明治22年に讃岐鉄道が多度津を起点に開通したことから、

四国の鉄道発祥の地なんです。

それで現在も鉄道車両の整備工場があるんです。

上記の「鍋ホルうどん」は、

まさに多度津の発展を担う労働者の、スタミナ源だったわけです。

 

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およそ2万4000人が暮らす多度津町には、

もう一つ発祥の地として有名なものがあります。

それが「金剛禅総本山少林寺」。

多度津町は世界40か国で10万人もの人たちに愛されている

「少林寺拳法」発祥の地なんです。

なにせ総本山ですから、「いつかはこの場所へ訪れたい!」と、

羨望の眼差しを向ける外国人も多く年間1万5000人もの人たちが、

修行のために世界中からやってくるんだそうです。

 

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少林寺拳法の創始者が宗 道臣(そう どうしん)という方です。

若いころに中国で学んだ拳法と、

社会に役立つ人を育てたいという理念を元に少林寺拳法を生み出しました。

多度津町で創始したのが今からちょうど70年前の昭和22年。

戦後に生み出された拳法が、

短期間でこんなにも世界中で愛されるようになったことに、本当に驚かされます。

 

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この方が、少林寺拳法の運営や指導もされている、

宗道臣さんのお孫さんの宗 昂馬(そう こうま)さんです。

総本山の講堂でちょっとだけ、型を見せていただいたんですが、

軸がぶれない大きな体つきにうっとりでした(笑)。

聞くと、最高の段位は9段だそうで、極める技は600もあるんだそうです!

 

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今回アナウンサーのステージ司会の研修に訪れたのが、

地元NHK高松放送局の大河内惇アナウンサーと川﨑理加アナウンサー。

私の事前取材にも同行していたので、

宗昂馬さんから直接指導を受けることができました!

さて大河内アナは、現在夕方のニュース番組「ゆう6かがわ」の

キャスターを担当するNHK高松の顔です!

川﨑アナは入局2年目と、まさに今経験を積んでいるところです。

2人とも、香川県を盛り立てられるように頑張ってね!

 

それでは、多度津町からののど自慢をご紹介しましょう。

今回は5組の合格者が誕生し、

中学1年生から80代のご夫婦までの様々な世代に、

旦那さんに惚れまくってる女性とび職人さんや、

香川県の4つの路線を支える列車の運転士さん4人組、

千葉県から移住して農業研修を受ける女性と職種も様々!

バラエティー豊かな回になりました。

そんな中で目を引いたのが、

少林寺拳法の道着を着て登場した多度津町の中学3年生の女の子です。

彼女は中学生になってから少林寺拳法を学ぶようになり、

今年全国大会にも出場したという腕前の持ち主でした。

AIさんの「みんながみんな英雄」を歌って、

はつらつとした歌声を披露しました。

歌唱後に少林寺拳法の型を披露してくれたんですが、

構えたとたん優しそうな目が、

瞬時に闘争本能を秘めた鋭い目つきに変わり驚きました~。

気合の入った掛け声とともに繰り出す突きや蹴りはさすが全国レベル。

会場は拍手喝采でしたよ~。

その一方で、うっとりするような艶のある声で、

ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」を歌ったのが、

なんと中学1年生の男の子でした。

卓球部に所属する彼はカラフルな卓球ウェアーを着て歌いますが、

その柔らかい歌声に会場は静まり返り、鐘はおしくも二つでしたが、

一瞬にして会場の雰囲気を変えるほどの素晴らしい歌声でした。

カラオケでお母さんの歌う、

「黄昏のビギン」に魅了されて今回選曲したそうで、

好きな食べ物が「ぶっかけうどんとカレーうどん」の受け答えに、

お客さんの笑いも誘い、お客さんが彼に魅了されてましたね~(笑)。

この中学生の歌声がひときわ目立ったのには訳があります。

直前に登場したのが、

まるで掛け合い漫才のような歌とおしゃべりを披露した、

楽しいご夫婦だったからです(笑)。

結婚62年の80歳と81歳のご夫婦は、

五木ひろしさん&中村美律子さんの「浪花物語」を

ちょっとしたお芝居風の振り付けを交えながら歌いました。

ず~と手をつないで歌うお二人は本当に仲が良さそうなんですが、

結構ケンカも絶えないそうで、ケンカした後は、

「言わんといてや 言わんといてや 泣かさんといて~」と、

この歌を二人で歌って仲直りするんだそう。

ご主人は魚の行商、奥さんは定食屋を現役で続けているそうで、

お二人には特別賞が贈られました。

ケンカするほど仲がいいんですよね~。

そうぞ末永くお幸せに~!

今回も歌声とトークに大盛り上がりのど自慢になりました。

香川県・多度津町の皆さん、ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:19:42 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年10月11日 (水)京都府 京田辺市


 

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なんで木像?と、思われるかもしれませんが、

この方が、あのとんちで有名な一休さんなんです。

室町時代に活躍した一休さんが、

亡くなる直前に自らの姿や顔の表情まで似せて、

等身大で彫らせた木像で、おひげを生やされていたんですね~。

当時としては非常に長生きで、88歳の生涯だったそうですよ。

アニメのかわいらしい一休さんのイメージが強いせいか、

びっくりでした(笑)。

今回は、一休さんが晩年を過ごしたという、

京都府京田辺市から「たび自慢」です。

 

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京田辺市は、京都駅から電車で南へ20分。

大阪にもほど近く交通の便が非常にいいことから、

人口が増え続けている町で、現在およそ7万人が暮らしています。

その京田辺市にひっそりとたたずむ酬恩庵一休寺がこちら。

右手の建物が、一休さんが暮らしていた「虎丘庵」、

左手が一休さんが眠る「一休禅師墓」です。

お庭が本当にきれいですね。

一休さんの当時の営みが大切に守られていることがわかります。

 

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その一休寺を守り続けているのが田邊宗一住職です。

ご住職が一休さんゆかりのものを紹介してくれました。

大きな樽の中で、麹菌で発酵させて天日干しをして、

2年かけて作る発酵食品です。

 

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樽の中身がこちら!

室町時代からずっ~~~と作り続けられている「一休寺納豆」です。

当時飢餓にあえでいた住民に、一休さんが直伝したという保存食です。

ご住職のすすめでつまんでみると・・・!

 

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か~~~~っ! しょっからい!!

 納豆というよりお味噌に近いかもしれません。

天日干しした後は水分も抜けるので納豆自体は硬めに仕上がりますが、

塩気が利いていて白いご飯に合うんだそうですよ。

この「一休寺納豆」はご住職自ら作っていて、

地元に愛される味として今に生き続けているんです。

一休さんの伝えた納豆を味わうと、

あの木像の一休さんの風貌も親近感が湧いてくるんですよね~(笑)。

 

 

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続いて京田辺市の名産品をご紹介しましょう。

京都府の南部はお茶の産地として有名ですが、

京田辺は特に「玉露」の名産地なんです。

こちらの「玉露」はとにかく手間暇がかかっています。

普通、お茶は、

一番茶・二番茶と言うように、

年に何度か茶葉を刈り取りますが、

京田辺ではお茶の木を1年間じっくり育てて、

年に一回5月の新芽だけを手摘みで刈り取るんです。

しかも、「旨味(テアニン)」を引き出し、

「苦み(タンニン)」を抑えるために、

通常の倍の40日間日除けして作るというから驚きです。

このこだわりが全国の品評会で、

何度も最優秀賞を受賞するほどの出来なんです。

 

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40度のお湯で蒸らして飲む「玉露」が、

最高に味が引き立つそうで、飲んでみて驚愕!

「これがお茶!?」と疑いたくなるような香りの良さと旨味の深さ。

お茶と言うよりは何かの出汁を飲んでいるような美味しい味でした。

最高のもので100グラム1~2万円とかなりお高いですが、

地元お茶農家の皆さんのこだわりを知ると、

その値段もうなずけます。

この「玉露」、一度は飲んでいただきたいですね~。

 

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地元の道の駅では玉露のスムージーも開発されていて、

これがまたおいしいんですよ! ・・・

まるで京都の若旦那のような肌の色つやの持ち主が、

今回の演出、京都放送局の岡崎ディレクターです。

カメラ目線でスムージー飲んでいますね~(笑)。

それでは、岡崎ディレクターが演出した、

京田辺市の「のど自慢」をご紹介しましょう。

今回は高校生や大学生など、

10~20代の出場者が半分を占めるという非常に若々しい回でした。

京田辺への愛情あふれる回になりました。

おそらく京田辺でないとなかなか歌われないであろう、

アニメの主題歌「とんちんかんちん一休さん」を歌った出場者が登場。

歌ったのは、地元の幼稚園の先生で23歳の女性二人組。

園長先生が用意してくれた一休さんの衣装で登場し会場を沸かせました。

この歌は、普段から園児たちと一緒に踊りながら歌っているそう。

しかも市内にある8つの幼稚園が11月には一堂に会して、

「とんちんかんちん一休さん」をみんなで歌うんですって!

一休さんの地元での愛されっぷりはハンパないっすね~!

西野カナさんの「君って」を歌った地元の大学に通う21歳の女子大生は、

地域住民との交流の場を作ろうと頑張っている最中の「のど自慢」出場でした。

彼女は大学の情報メディア学科で学んでいて来週15日には、

一般家庭の家具などにプロジェクションマッピングを映し出す、

というデジタルアートの展覧会を開くそう。

大学で学んでいることを地域の皆さんに身近に感じてほしい、、、と自ら企画しました。

実は、展覧会の企画を後押ししてくれたのが、

同じ大学に通う彼氏だったんですって!

ステージで歌った「君って」は、

彼氏への思いを込めての選曲でした。・・・青春だな~。

ビリーバンバンの「白いブランコ」を歌った3人組は、

何と地元のお寿司屋さんで知り合い意気投合した間柄でした。

65~73歳の女性一人に男性二人の3人はともに九州出身。

人口が増え続けている京田辺市ではその便利さから、

彼らのように県外から移住する人も多いんだそうです。

お寿司屋さんでは九州つながりで会話が弾み、

その場で何となく口ずさんだのが「白いブランコ」だったそうです。

そんな開放的な雰囲気を持っているのが、

京田辺市の良さなのかもしれませんね~。そして特別賞を受賞したのが、

地元の高校2年の男子学生でした。

彼は中学校の卒業式で号泣しながら歌った思い出のある、

スキマスイッチの「奏」を歌いました。

卒業式では、それまでピンとこなかった「別れ」というものを、

肌で感じ感極まったそうです。

中学時代の友人達には、「いつかテレビに出たる!」と宣言したそう。

その約束を果たし「テレビ出たぞ~~~!」と、

カメラに向かって叫ぶ姿には、グッとくるものがありましたね!

しかも今回の特別賞を受賞し、彼はまた号泣!

マイクを向けると一生懸命話して下さるんですが涙声で言葉にならず(笑)

その様子はおかしみと愛らしさがあって、

会場から大きな拍手が送られていました。

京田辺市で暮らす方々の開放感あふれる歌声には、

本当に清々しさを感じましたね~。

京都府・京田辺市の皆さん、ありがとうございました~~!

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:03 | 固定リンク


2017年10月04日 (水)群馬県 太田市


 

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今回の「たび自慢」は、

濃厚なソースが絡まったこちらの麺グルメが名物の、群馬県太田市をご紹介しま~す!

 

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太田市は、東武伊勢崎線で東京から1時間半、群馬県の南部に位置する人口22万の都市です。

こちらの銅像は、あの鎌倉幕府を倒した武将の一人で、太田市が生誕地として知られる新田義貞!

幕府滅亡後は、後醍醐天皇による建武の新政のさなかに足利尊氏との勢力争いを展開し、

最終的に尊氏に敗れた武将です。

平成3年の大河ドラマで、足利尊氏を真田広之さん、新田義貞を根津甚八さんが演じた、

「太平記」を記憶してらっしゃる方も多いのでは?

 

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東武伊勢崎線の太田駅の北口を出ると、

デザイン性豊かな真新しい白亜の建物「太田市美術館・図書館」が建っています。

今年の4月にオープンしたばかり!きれいでしょう~。 屋上に木が植えてあるんですよ~。

図書館機能と美術館機能を併せ持った複合施設として、

駅前の文化交流を豊かにしようと誕生しました。

1階にはカフェも併設されていて、本当に居心地のいい施設なんです。

 

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建物の中はこんな感じ。なだらかなスロープがらせん状に伸びていて、

散歩する感覚で本を探したり、美術鑑賞したりできるようになっています。

 

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屋上は芝生や木々に囲まれたテラスのようになっていて、

ピクニック気分でお弁当が食べられそうです!・・・食い意地が張っててすいません(笑)。

この建物から見えているのが、太田駅の駅舎。

その先に見えている小高い丘が、

実は東日本最大の前方後円墳「天神山古墳」なんです。

長さが210m、高さが17mあり、5世紀前半に造られたと考えられています。

太田市は昔から多くの人の営みがあったことをうかがい知ることができますね~。

その太田市が、大正時代から工業都市として大きく発展を遂げることになります。

その原動力となったのが~・・・。

 

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飛行機なんです! 地元出身の中島知久平(なかじまちくへい)さんという方が、

大正6年に飛行機研究所を立ち上げます。

日本で初めて飛行機を製造したことで有名な、あの「中島飛行機」の前身です。

実は太田市は、日本の飛行機産業と共に成長した町なんです。

この写真は自衛隊の練習機で、

ヘリコプターや旅客機の翼などを含め、

今でもその技術は現代に受け継がれているんです。

「中島飛行機」自体は戦後無くなりますが、

別の製造会社に形を変えて、太田市の経済を支えていくんです。

 

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その製造会社の工場に潜入!

大きな空間の中に、まだ形になっていないロール状の原材料が所狭しと並べられていました。

 

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プレスされて形になったものがこちら。

輪郭を見ると何となくわかりますよね~。

 

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溶接され組み合わせていくと車体が現れました。

そうなんです!

以前の飛行機産業は、自動車産業へと華麗に変身を遂げたのです!

よく見ると、様々なデザインの車が一列に並んでいます。

「一つのラインで製造されるものは全て一緒」というイメージが覆されました。

こちらの工場では、

様々な車種を一つのラインで同時に造る「混流生産」ができるんですって!

何でそんなことができるんだろうと不思議ですが、日本の製造業を甘く見てはいけません!

これぐらいやっちゃうんですよ、日本は!(笑)。

 

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完成品がこちら。天井に掲げられた「104」の数字が、製造工程の数です。

「104」と聞くと、「多い!」と思うかもしれませんが、

数多くの部品で組み合わされた現代の自動車が、

たった「104」の工程で作られるのかと、ここでも驚かされました。

それだけ効率的に造られてるんでしょうね~。

こちらの工場では、1分に1台の自動車が次々と完成していくんですって!

 

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取材させていただいた会社で、昭和33年に製造された車です。

フレームとボディを一つにしたモノコック構造のこの車は、

強度と軽さを兼ね備えていて、

「中島飛行機」時代の航空機の製造技術が生かされています。

去年、日本機械学会で「機械遺産」に認定された、

歴史的にも貴重な軽自動車なんです。

戦後「中島飛行機」が解体された後は、

鍋や窯、リヤカーなどを作りながら技術を守ってきたそうで、

「てんとうむし」の愛称で大人気となったこの車で自動車製造会社として躍進。

太田市は工業都市としてさらに発展していくことになるんですね~。

 

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その太田市の経済を支えた労働者が好んで食べていたのが、

冒頭で紹介した地元グルメです。

専門店のおしながきを見てびっくり!

一人前の中盛りで、何と330円! 安いですよね~。

 

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これが「上州太田焼きそば」です!

こちらのお店の焼きそばは太麺でソースが黒いのが特徴。

「上州太田焼きそば」は、

基本的には青のりと紅ショウガが乗っかったいわゆる昔ながらのソース焼きそばです。

お店によって具材やソースに特徴づけをしていて、

太田市に行けば様々なソース焼きそばが食べられます。

しかもボリューム満点!

焼きそばは汁物ではないので麺が伸びにくいため、忙しい労働者達にとっては、

仕事の合間にお腹を満たす絶好の食べ物だったようです。

お店の数は太田市役所でも把握しきれないほどで、

60軒以上はあるのではとおっしゃっていました。

地元の皆さんにとっては、香川県民にとっての“うどん”のような存在。

それぞれ好みのお店があってお持ち帰りで食べる方が多いそうですよ。

まさに、太田市民のソウルフードなんですね~!

 

さ~、太田市をたっぷりご紹介した後は、のど自慢の報告です。

今回も中学1年生の12歳から91歳までと、

様々な世代の出場者が自慢ののどを競いました。

トップバッターは渡辺美里さんの「My Revolution」を歌った女子大生。

将来は群馬県のテレビ局でアナウンサーになって、

地元群馬の良さを伝えていきたいと抱負を語ってくれました。

群馬愛あふれる彼女に、ぜひ革命を起こしてほしいですね~!

群馬県民のすごさをまざまざと見せつけられたのが、

ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を歌ったママ友二人組でした。

地域の子供会で知り合いすっかり意気投合した二人は、

お揃いの黄色のワンピースを着て歌い会場を盛り上げました。

子供会では、ドッジボール大会や夏祭り、

かるた大会と様々な催し物を通じて交流しているそうです。

群馬でかるたと言ったら、郷土かるたの代表格「上毛かるた」が有名ですよね~。

わたしが「あ!」と促すと、

「浅間のいたずら 鬼の押出し」と、

ママ友二人だけでなくお客さんも一緒になってかるたをそらで読み上げるんですよ!

「い~!」「伊香保温泉 日本の名湯」、

「う~!」「碓氷峠の関所跡」、

「え~!」「縁起だるまの少林山」、

そして「お~!」「太田金山 子育て呑龍」と、

ついに太田市のシンボル、

戦国時代の城跡が残る「金山」が登場し拍手喝采。

群馬県民、すごい!!!

そして、いたんですよ~、太田市の生き字引のような出場者が!

それが、今回最年長91歳のおじい様です。

大正15年生まれのおじい様が歌ったのが、

ご自身の人生が重なると普段好んで歌っている小金沢昇司さんの「昭和の花」。

このおじい様、14歳から「中島飛行機」に勤めはじめ、

戦時中は飛行機の翼の製造に携わっていたんですって!

働いていた工場で爆撃を受けたこともあったそうで、

命からがら生き延びたそうです。

「終戦後は鍋やリヤカーを造ってしのぎました」と、

まさに飛行機工場から自動車会社へ移り変わる歴史の中で生き抜いてきた方でした。

今はカラオケや社交ダンスを趣味に楽しんでいるそうで、

毎日風呂上りに4回四股を踏むのが元気の秘訣だという、

本当にかくしゃくとしたおじい様でした。

さらに、「のど自慢」が生んだ奇跡的なご夫婦も登場します。

お二人はヒデとロザンナの「愛の奇跡」を歌うんですが、

サビの「いつの日か あなたに 愛される 愛の奇跡」で、

振り返ってTシャツの背中に張った「奇」「跡」の文字を客席に見せ、

会場を笑いの渦に巻き込みます。

しかも夫婦ならではの息の合ったハーモニーは聞き心地が良くて、

なんと合格の鐘を鳴らすんです!

実は何が「奇跡」かというと、、、

このお二人、

24年ほど前に伊勢崎市で開催されたのど自慢の予選会に出場し知り合ったのが、

きっかけだったんですって。

出場者同士仲良くなってカラオケに行くようになり、

御主人が猛アタックをかけて晴れて結婚。

今回初めて夫婦そろって本選出場を果たすんです。

「奇跡」はこれだけでは終わりません。

予選会が行われる二日前に、奥様はある夢を見ます。

それは、生放送のステージで夫婦で歌って合格の鐘を鳴らし、

お所とお名前をコメントしてる夢だったそうです(笑)。

つまり正夢になったんですよ!

これだけでもすごいことなんですが夢には続きがあります。

番組のエンディングで合格者が一列に並び、

「今週のチャンピオンは!」と私がコメントした後、

見事チャンピオンに輝くというストリーだったそうです。

私はこの話を、本番前日の土曜日の取材の段階で伺ったんですが・・・、

まさか現実のことになるとは(笑)。

そうなんです! このご夫婦、チャンピオンに輝いたんですよ~。

いあ~、ホント「奇跡」のようなお話ですよね~。

「夢はつかみ取るんだ!」とおっしゃってた奥さんの有言実行に頭が下がります。

本当の夢は「チャンピオン大会出場」だそうです!

はてさて夢の続きがどうなるのか、ぜひ刮目しましょう!

ま~とにかくエピソードの分厚い出場者が多くて、

お話を聞いているだけでも楽しい回になりました。

群馬県・太田市の皆さん、ありがとうございました~~~!

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:28 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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