2017年9月

2017年09月27日 (水)熊本県 阿蘇市


 

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きれいな赤みのお肉がごはんを埋め尽くしています!ホントにきれいなお肉でしょう~。

これが名物「あか牛丼」。脂の入ったさしがほとんどなく赤身が売りのお肉なんです。

食べてみるとその柔らかい肉質に驚きました。

ヘルシーなこの「あか牛」をわざわざ食べるためにやってくる観光客も多いんだとか。

今回は、この「あか牛」が特産の熊本県阿蘇市から「たび自慢」です!

 

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阿蘇市は、熊本県の北部、活火山・阿蘇山のふもとにある人口2万7000の町です。

実は「阿蘇山」という名前の山はなく、巨大なカルデラを形成する外輪山と、

外輪山の中央にある「五岳」と呼ばれる山々を総称して「阿蘇山」と呼ぶんだそうです。

写真の濃い緑色の部分とこの写真を撮った場所が外輪山にあたります。

この写真のさらに左側を撮影したのが次の写真。

 

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カルデラの中央にある山々が見えています。

写真中央の霞がかっているのが「根子岳(ねこだけ)」。

その右が標高1529メートルと一番高い「高岳(たかだけ)」。

さらにその右には火山火口のある「中岳(なかだけ)」があります。

実は4年前にも阿蘇市を訪れていて、2013年12月のブログに

中岳の火口を取材した様子を描いているので見てみてくださいね。

いや~それにしてもこのダイナミックな風景には本当に圧倒されてしまいました。

外輪山は128キロに渡って連なり、外輪山の中にできた平地には、

阿蘇市だけでなく高森町と南阿蘇村と三つの自治体があり、

5万人の人々が暮らしているんです。

数十万年前の大噴火によってできた世界最大級のカルデラの景色を、

北側から南方向へ眺めることができるのが、

取材で訪れた「大観峰(だいかんぼう)」です。

阿蘇に来たらまずは「大観峰」へ行くべし!

 

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さて、先ほどご紹介した赤身のお肉の持ち主がこちら、

阿蘇市名物の和牛「あか牛」です。

放牧に適したおとなしい牛だそうで、阿蘇の山々の牧草をたくさん食べて育ちます。

牧畜に必要な草を生やすために行われる阿蘇の野焼きは有名ですよね~。

地元の皆さんが代々野焼きをすることで、美しい景観も保たれているわけです。

 

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阿蘇の山々からは豊富な水の恵みももたらしています。

町の所々で、こうして勢いよく水が湧き出していました。

その勢いがハンパないんですよね~(笑)。

阿蘇市は米作りも盛んで、どの場所からも青々と育った稲穂と阿蘇の山を、

眺めることができました。

 

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そして阿蘇市のシンボルが、

何と紀元前からの歴史を持つと伝わる「阿蘇神社」です。

毎年三が日には10万人の参拝客が訪れるという、

熊本県民にも愛されている神社なんです。

写真には「神殿」が写っていますが、本来はこうした形で「神殿」の全体像を、

撮影することは難しんです。

ニュースでご存知の方も多いと思いますが、

去年4月に起きた熊本地震で、「神殿」の前に建てられていた「拝殿」、

さらに緑色の囲いの中にあった国の重要文化財の「楼門」が被災し崩れてしまったんです。

地元の皆さんにとっては本当にショックな出来事だったと思いますが、

現在は復旧に向けて着々と工事が進められていました。

 

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「阿蘇神社」にはもちろん「神殿」に続く参道があるんですが、

「横参道」と言って参道が横に伸びているという珍しい特徴も持っています。

写真の右手に神社があり、真横に伸びる参道の先には阿蘇山の「中岳」を、

拝むことができるんです。

阿蘇の山々の存在の大きさは、こんなところにも表れているんですね~。

カルデラを横切る豊肥本線は、地震の影響でいまだ開通に至っていませんし、

仮設住宅で避難生活を余儀なくされている方々も多くいらっしゃいます。

この山のふもとで、以前と変わらぬ賑わいが早く戻ることを願わずにはいられません。

 

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今回、阿蘇市の状況を詳しく教えていただきながら取材に同行していただいたのが、

阿蘇市役所の島川幸彦さん(左)と菊地歩美さん(右)です。

島川さんは生まれも育ちも阿蘇市。

菊地さんは大学時代のツーリングで阿蘇の魅力に取りつかれ阿蘇市に移住したそうです。

とにかく明るいお二人からたくさんの阿蘇自慢を伺うことができ、本当に楽しかったです。

阿蘇市の復興に向けて頑張る島川さん、菊地さん、ありがとうございました!

 

それでは、阿蘇市からののど自慢をご紹介しましょう。今回は笑いあり涙あり!

緊張のステージでなんでこんなにも素直に感情表現できるんだろうと(笑)、

驚くような盛り上がりを見せたのど自慢になりました。

トップバッターの高校3年生は、

3歳のころから女手一つで育ててくれたお母さんのためにかりゆし58の「アンマー」を歌い、

「お母さん生んでくれてありがとうー!」と、叫ぶその先には号泣するお母さんの姿がありました。

村田英雄さんの「花と竜」を歌った62歳のサラリーマンは、

ずっと拳を振り上げながら「それが男さ~、んが!んが!それが男さ!!!」と、

歌ってるのか叫んでるのかわかないような歌唱法で会場を笑いの渦に巻き込みます。

ドリカムの「太陽が見てる」を歌った3人の子を持つお母さんは、

歌い終わった後にエンジン全開!

「予選会で歌ってるのにうちの子供は誰も来ず」と半分怒り気味で、

「なんで来られなかったのか?」と聞くと、

「稲刈りして、あか牛のバーベキューして、魚のつかみ取りして・・・」と、

どうも子供が参加したイベントの説明をしているようで、

しまいには「これで500円よ!」とイベントの安さを強調しだし会場は大爆笑。

しまいにはやっと見に来てくれた子供たちに、

「あんた達中学生になったら出なさいよ!」と、

ほととんど家のリビングで展開されるようなやり取りを披露し大笑いでした(笑)。

笑いに包まれる一方で、涙涙のシーンも多かったんですよ~。

今年社会人になった22歳の女性は、

去年2月に亡くなったひいおばあちゃんが大好きだった、

島津亜矢さんの「おもいで宝箱」を歌いました。

歌う前から「もう泣かない!」と言いつつ涙目の彼女は去年の熊本県の予選会に、

出場したものの、ステージ上で号泣して全く歌えなかったなんです。

ひいおばあちゃんが亡くなる直前に見せた成人式の振り袖姿で歌い、

合格の鐘が鳴り響くと堰を切ったように号泣します。

ゲストの島津さんに労われて、2年越しのひいおばあちゃんへの思いが報われましたね~。

よかったよかった!

今回のチャンピオンに輝いたコンビニで働く21歳の男性も、

涙でチャンピオントロフィーを受け取りました。

難病を抱えるお父さんがお母さんによく歌っていたというご両親の思い出の歌、

navy&ivoryの「指輪」を見事な歌唱力で歌い切り合格。

お父さんの代わりに披露した歌声は、会場に駆け付けたお母さんにもしっかり届き、

お母さんも涙ぐんでらっしゃいました。

特別賞に輝いたのは、山本リンダさんの「どうにもとまらない」を歌った女性でした。

彼女は地元阿蘇市の小学校の先生。

その力強く訴えかける歌声には並々ならぬパワーを感じました。

あの熊本地震が起きて「学校は3か月休校になり、全国からの厚い支援のお陰で今がある!」

とおっしゃていました。

つまり全国への感謝の気持ちが「どうにもとまらない」んだそうです。

出場されたほとんどの皆さんが熊本地震を経験し「あの出来事を乗り越えていこう!」

とされている方ばかりでした。

そんな皆さんの熱い熱い歌声にこちらが励まされた思いです。

こちらこそ、出場者の皆さんの熱唱熱演に、感動が「どうにもとまらない」!

熊本の皆さん、阿蘇市の皆さん、素晴らしい熱唱を本当にありがとうございました~~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:54 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年09月19日 (火)山口県 下関市


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北九州空港から関門海峡を渡って、下関市に行ったのに~~~~!!!

今回台風18号の影響で、下関市でののど自慢開催が中止になってしまいました。

4年ぶりの下関だったので、私も楽しみにしていたんですが本当に残念です(泣)。

毎回金曜日には、スタッフ共々開催場所に入るので、

もちろん下関市民会館で予選会や生放送の準備は進めていました。

今回はどんな出場者の方に会えるのかと、予選会に出場する250組の皆さんの

応募ハガキの情報も読み込んでいただけに、悲しい限りです。

金曜日の夜は、予選会に備えて地元グルメに舌鼓を打ち英気を養いました。

その様子だけでもブログでご紹介させていただきます。

 

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人口26万の下関市は、昔から中国大陸や朝鮮半島との交流が深く、

本州の玄関口として栄えてきた都市です。

関門海峡には国内外の船が年間およそ500隻航行していて、

下関から韓国の釜山につながるフェリーも毎日運行されています。

最近では大型の国際クルーズ船も数多く寄港し、外国人観光客も増えているんだそうです。

その下関で私たちが晩御飯に選んだのは、JR下関駅の北側、釜山門がそびえる

グリーンモール商店街。戦後から栄えたコリアンタウンの中心部です。

釜山からのフェリーに乗った韓国の行商人よって様々な食材が運ばれてくるので、

韓国の本場の味が味わえるそうです。

 

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今回ご紹介するのは下関で名物となった韓国風の鍋料理。

底の浅い鍋に盛られた大量のもやしとキャベツ!

この鍋を、焼肉を食べた後のシメにいただくのが下関流なんですって。

数分煮立てていくと~・・・

 

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こうなります!辛そうな色のスープにホルモンが顔を出してきましたよ~。

下関名物の「とんちゃん鍋」です。

大盛りの野菜の下には、辛味噌ダレとホルモンが隠れていて、

特に水を足しているわけではなく、野菜の水分だけで甘辛い汁が湧き出てくるんです。

結構な量の焼肉を食べた後だったんですが、これがすいすい食べられちゃうんですよ~。

この「とんちゃん鍋」をメインにご飯と一緒に食べる方もいらっしゃるそうです。

 

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だんだん具がなくなってきて、野菜とホルモンを少し残した状態で~・・・

 

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え~~~!?最後にチャンポン麺投入!?

シメを食べてるのに、さらにシメるんです!いや~下関の方はよく食べますね~!(笑)。

 

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甘辛の味噌ダレが麺に絡まって、チャンポン麺の色つやにさらに食欲がそそります。

おいしくないわけないんですよね~。実際お箸が止まりませんでした!

・・・雑炊バージョンもあるそうです(笑)。お米好きの方はぜひ!。

今回はコリアンタウンの地元グルメしかご紹介できませんでしたが、

下関は日本海にも瀬戸内海にも面していて海の幸が大変豊富です。

地元の唐戸市場に行けば、名物のふぐをはじめ、季節ごとの旬の魚を味わえますし、

下関市はまさにグルメタウンなんです。

いつかまた、下関市の自慢をいっぱいしたいですね~。

山口県、下関市の皆さん、それまで待っていてくださいね~~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年09月13日 (水)兵庫県 加西市


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この揚げパンがね~、かぶりつきたくなるほどおいしいんです!

パンのまわりにほんのりはちみつが塗ってあって、モチモチ感がたまりませんでした!・・ていうか、

お腹が空きすぎてて食欲丸出しですよね~(笑)。

実はこのパン、酒米の米粉で作られたパンなんです。

 

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酒米で有名なのは「山田錦」ですよね!

今回は「山田錦」の産地、兵庫県加西市(かさいし)からの「たび自慢」です。

加西市は兵庫県南部に広がる播磨平野に位置していて、加西市を含めた5市1町の北播磨地域は

特に「山田錦」の日本有数の産地なんです。

「山田錦」は普通のお米よりも背丈が高く、台風の少ないこの地域は栽培に適しているんだそうです。

 

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その田園風景の中を走るのが、102年の歴史があるローカル鉄道「北条鉄道」です。

1両編成の列車が1時間おきに走る単線で、鉄道ファンにも大人気。

実は近年、乗客数が増加しているという凄いローカル鉄道なんです。

「法華口(ほっけぐち)駅」のホームから撮影させていただきました。

 

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その秘密は8つある駅の駅舎にあります。

各駅舎にはボランティア駅長がいて、それぞれの特技を生かして様々なサービスを展開しているんです。

私が取材させていただいたのが、パン工房を駅長室に作ってしまったという「法華口駅」です。

さきほどかぶりついたパンはこちらの駅舎のパンなんです。

つまり駅弁ならぬ「駅パン」として大好評で、酒米の米粉と地元の食材にこだわって

様々な種類の総菜パンを提供しているんです。

 

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季節ごとに旬の野菜や果物を使って作っています。

私が食べたのが、新じゃがとウィンナーをチーズとボロネーズソースで味付けしたパンに、

きな粉をまぶしたあんこ入り揚げパン。

 

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特に、予約をしないと買えない車両型をした食パンは超人気。

「山田錦」の刻印もされて、米粉パンをしっかり売り込んでいます。

パン工房以外にも、「北条鉄道」の駅舎では、切り絵教室や英会話教室が開かれたり、

僧侶がボランティア駅長になって婚活相談までしてくれるんですって!

乗客数が増えるのもうなずけますね。

 

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加西市の特産品として忘れてはいけないのが、ブドウです!

農産物直売所に並ぶブドウの種類の豊富さに驚きました。

「ピオーネ」「シャインマスカット」は定番ですが、

さらに 「黄玉」「ハニーブラック」「ナチュベアマリー」「クイーンニーナ」「藤稔」

「瀬戸ジャイアンツ」「高妻」と、ありとあらゆる品種が並んでいて、いや~壮観ですね~。

 

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特にこちらの「ゴールデンベリーA」という品種は、種無しブドウとして加西市で

品種改良して誕生したブドウなんです。山に囲まれた盆地の加西市は、

寒暖差もあり、雨も少ないことから、県内有数のブドウの産地となったそうです。

収穫は9月いっぱいだそうですから、ぜひ加西市でブドウの味比べをしてほしいですね~。

 

さ~加西市からお送りした今回ののど自慢、合格者は3組しか誕生しませんでしたが、

関西ならではのノリの良さもあって盛り上がった回でしたね~(笑)。

合格した3組のうちの2組が、別々に出場した親子だったんです!

18番目に古謝美佐子さんの「童神」を歌って合格したのが58歳のお母さん。

今年1月に初孫が生まれ、寝かしつけに歌っている「童神」を、客席に駆けつけたお孫さんに、

ステージから歌声を届けました。

数年前に三線を購入したのがきっかけで琉球音楽が好きになったそうで、

その三線を買ってくれたのが、続けて19番目に出場した24歳の息子さんです。

客席にいたお孫さんは、彼にとっては初めての甥っ子にあたり、

甥っ子に何か残してあげたいと出場を決めたんですって。

AIさんの「STORY」を歌って合格の鐘を鳴らし、見事チャンピオンに輝きました。

そして鐘を鳴らしたもう一組は、中学2年生の男の子でした。

指田郁也さんの「花になれ」を歌い、足の出術をしてリハビリ中のおばあちゃんに

歌声でエールを送りました。合格の鐘が鳴ると私に抱きついてきて、

まるで息子の喜びを受け止めるお父さんのような心境になり嬉しかったですね~(笑)。

ていうか、一応私も父親なんですけどね(笑)。

うちの息子、あんなに抱きついてこないもんな~・・・。

きっと、おばあちゃんは涙が出るほど嬉しかったと思いますよ。

おばあちゃん孝行でしたね~。

そして特別賞を受賞したのは、お孫さん3人と祖父母の家族で出場した5人組でした。

83歳のおじいさまは、実は去年ガンを患い余命宣告されたほど病状が深刻だったそうです。

でも!治療を続けるうちに、ガンの黒い影が一切なくなり、完全にガンを克服して出場を果たしました。

お孫さんたちはガンを克服したおじいさまのポジティブさに尊敬の念を抱いていて、

おじいさまは孫のお陰で復活できたと喜んでいらっしゃいました。

のど自慢の出場を画策したのは、一番上の長女にあたるお孫さんで、

ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」を選曲しました。

おじいさまにとってはもちろん聞いたこともなかった曲だったそうで、

「死ぬまでハッピー」の歌詞だけを歌って、あとはみんなと笑顔で肩を組んでいるだけ(笑)。

でもね~、家族5人の雰囲気がすごく幸せそうでいいんですよね~。

家族のつながりの大切さを、身をもって表現されていました。

今回も、あったかいあったかいのど自慢になりましたね~。

兵庫県・加西市の皆さん、ありがとうございました!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:56 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年09月06日 (水)愛知県 半田市


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 「へいいらっしゃい!なんにいたしあしょう。」(小田切)

 「玉子に、マグロに、エビがいいっかな~」(古籏ディレクター)

・・・なんて小芝居を打ちながら写真を撮ってみました(笑)。

時は江戸時代!日本のファストフードと言われる江戸前寿司で

なくてならなかったのがシャリに使う「酢」です。

今回は、江戸で大人気となるお酢の一大産地として栄えた

愛知県半田市から「たび自慢」で~す!

 

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愛知県の知多半島にある知多湾に面した人口12万の半田市は、

かつてお酒やお酢の醸造業や海運業で栄えた町です。

今でも当時の蔵や運河が残っていて、昔の趣ある情緒を味わうことができます。

酒造りが盛んだった半田市では酒粕を使った粕酢の生産も始め、

その粕酢が米酢よりも安価で甘みがあることから、

握り寿司が流行りだした江戸で評判になり、さらに醸造業の町として発展していきました。

 

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商魂たくましい半田市では、醸造技術を生かしてビールの生産にも乗り出します。

明治31年に建てられた赤煉瓦のビール工場が今も残っていて、

そちらに当時のビール瓶が展示されていました。

実はこのビールが、今、再現されているんです。

 

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それがこちら!

左の黄金色のビールが大正時代、右の黒ビールに近い赤褐色のものが明治時代のビールです。

当時のレシピを元に再現した復刻ビールなんです。

 

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明治時代のビールを飲んでみてびっくり!

かなり芳醇な香り高いビールで、いや~うまいっす!!!

現在の2倍のホップを使っていて苦みが強いんですが、

甘みが舌に残る重厚なビールで、アルコール度数が7%あります。

ドイツの本格的なビールを飲んでいるようでした。

半田市の醸造技術、恐るべしです!

 

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商いの町として欠かせないのが祭りです。

半田市内では、こうした山車を引き回すお祭りが各地域で今も続いていて、

高さ6メートルもある山車には見事な装飾が施されています。

相当なお金が掛けられて作られてるんですって(笑)。

山車は市内に31台もあり、5年に一度だけ中心市街地に一堂に会す「はんだ山車まつり」が行われます。

それがまさに今年なんですよ~。10月7日と8日に行われるそうなので、

興味のある方は山車31台揃い踏みの壮観な様子を、ぜひお楽しみください!

 

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もう一つご紹介したいのがこちら。

皆さん、子供のころに「ごんぎつね」のお話を読んだことありません?

悪さばかりしていた子狐が、悔い改めて償い始めますが、

その償いが仇となって火縄銃で撃たれて死んでしまうという、なんとも切ないお話です。

学校の教科書にも載っているので、記憶に残っている方も多いはず。

半田市は、「ごんぎつね」の作者、新美南吉(にいみなんきち)の故郷なんです。

新美南吉記念館には、彼が17歳の時に書いた直筆の原稿が残っています。

 

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写真の小高い山は、「ごんぎつね」の舞台になったと言われる権現山です。

新美南吉を慕う地元の皆さんによって、権現山のそばを流れる矢勝川には彼岸花が植えられ、

秋になると川沿いが真っ赤に染まるそうです。

今回の演出担当・古籏彩花(ふるはたあやか)ディレクターと狐の「ごん」とのツーショットは、

今回のベストショットかな~(笑)。

それでは、半田市からののど自慢をご紹介しましょう。
 

今回は4組の合格者が誕生しましたが、そのうちの二人がインドネシアとブラジル出身の方という、

なんともインターナショナルな回になりました。

7年前にインドネシアから来日した40歳の女性は、日本で初めて桜を見て感動した時の思い出を重ね、

坂本冬美さんの「夜桜お七」を歌っての合格。

彼女はバリ舞踊の踊り手で、踊りを教えるために日本にやってきたんですって。

もう一人はブラジルから来日した日系三世の34歳の男性です。

ブラジルで暮らすおばあちゃんが氷川きよしさんの大ファンで、氷川きよしさんの「男の絶唱」を

こぶしを回しながら見事に歌唱し、合格の鐘を鳴らしました。

今は半田市の自動車部品工場で働いているのですが、日本で歌手になることが夢なんだそうです。

夢を叶えておばあちゃんを喜ばせてほしいですね。

今回、中学3年生がグループで3組も登場するという珍しい回でもありました。

連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌を歌ったのが、ソフトテニス部に所属する男子中学生3人組。

ラケットを掲げながら、出だしの「ボンボンボン~ ボンボンボン~・・」と歌う

3人のほんわかした雰囲気がすごくいんですよね~。

一週間後に結婚式を挙げる顧問の先生が桑田佳祐さんの大ファンだそうで、

先生へ愛情あふれる歌声を披露してくれました。

半田市の地域の皆さんの支えに感謝して、ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」を

素敵な笑顔で歌ったのが、合唱部に所属する女子中学生二人組でした。

いつも地域住民の皆さんに見守られながら登下校しているんですって。

半田市っていい町ですよね~!

野球チームのユニフォームを着て登場したのが、こちらも中学3年生の男子二人組。

今年1月、愛知県の岡崎市でのど自慢を開催しましたが、その予選会にも参加していた二人組でした。

彼らはコブクロが大好きで、落選した岡崎の予選会での反省を生かして、

明るく歌えるコブクロの「hana」を選曲して見事本選に出場!

普段バッテリーを組む二人の歌声は爽やかで、仲の良さがにじみ出ていましたね~。

今回、涙ながらに特別賞受賞を喜んだのが、佐渡島で生まれ新潟で育ち、

中学入学と同時に愛知に越してきた高校3年生の女の子でした。

彼女は、佐渡島で一人暮らしをするおばあさんに向けて、

ゲストの丘みどりさんの「佐渡の夕笛」を歌いました。

2年前に亡くなったおじいさんは、過去にのど自慢で民謡を歌って合格したこともあるんだそうです。

新潟から佐渡島に渡るフェリーでは、船内で「佐渡おけさ」が流れるそうで、

その歌い手が彼女のおじいさんなんですって!

おじいさんやおばあさんを思う気持ちが、彼女に「佐渡の夕笛」という演歌を初挑戦させます。

鐘は二つでしたが、その歌いっぷりにはお客さんから大きな拍手が送られ、

涙ながらにおじいさんやおばあさんの話をする彼女に丘みどりさんももらい泣きでした。

師弟愛、地域愛、友情、家族愛と、人とのつながりの大切さを

若い世代が教えてくれたのど自慢となりました。

愛知県・半田市の皆さん、感動的な歌声をありがとうございました!

 

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最後に、今回の取材に同行していただいた

半田市役所・観光課の田中賢(さとし)さんも、本当にお世話になりました。

半田市のキャラクター、山車が大好きな「だし丸くん」とツーショットで~す。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:07 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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