2016年12月

2016年12月16日 (金)兵庫県 太子町


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2016年もあとわずか!本年最後の生放送は兵庫県太子町からでした~。

太子町は、兵庫県の西部、昔で言うところの播州地域にある人口3万5千の町です。

姫路市に隣接し、神戸に近く交通の便もいいことから住宅地が増えているそうです。

その太子町で取材させていただいた工場がこちら。

機織り機で糸を紡いでいるようにも見えますが~・・・、

 

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実はそうめん!太子町を含めた播州地域では、

昔から「播州手延べそうめん」の産地として有名なんです。

揖保川(いぼがわ)というそうめんに適した軟水の川が流れ、

そうめん作りに必要な塩も赤穂から手に入り、

しかも神戸港もほど近いことから輸送にも便利ということでそうめん作りが盛んになったそうです。

今はそうめんを天日で乾燥させることはあまりしないそうですが、

年間通じて晴れ間が多い瀬戸内の気候も、そうめん作りにぴったりだったんですね~。

 

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そんな太子町の中心部にあるのが「斑鳩寺(いかるがでら)」です。

「いかるが」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね~。

今から1400年ほど前、

聖徳太子がかつてこの地を治めていた当時に建てられたお寺と伝わっていて、

太子町の町名は聖徳太子が由来なんだそうです。

地元の皆さんは、このお寺を親しみを持って「お太子さま」と呼ぶんだそうです。

 

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今度はたくさんの樽をご覧いただきましょう!

なんとなくこの色を見るとわかるかな~?

 

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地元で作られたお味噌です。

太子町も減反政策で稲作から大豆作りに転換した時期があったそうで、

その大豆を生かした地元の特産品を作れないかと開発されたのが「太子味噌」なんです。

麹の量を多くして作っているそうで、塩分は控えめで白味噌のような甘みのあるのが特徴です。

お味噌や麹を生かした様々な加工品も作られています。

 

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間もなく販売を控えているのが、「太子味噌」を使ったインスタント味噌汁。

これがまたインスタントとは思えない美味しさで、

時間に追われる現代人にとっては嬉しいふるさとの味ですよね~。

 

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こうした味噌作りを10年ほど前から始めたのが、地元農家の奥様方です!

皆さん元気いっぱいで、本当に笑いの絶えない賑やかな奥様方でした(笑)。

皆さんの元気が、麹菌を生き生きとさせているに違いありません!

 

それでは、7組の合格者が誕生した太子町ののど自慢をご報告しましょう。

今回は太子町愛にあふれる出場者が多かったですね~。

素敵な着物を着て出場した37歳の男性は、太子町で呉服店を営む4代目。

猿岩石の「白い雲のように」を歌い、自ら実行委員長を務める斑鳩寺のイベントをPRしました。

「お太子マルシェ」といって、地元のお店40店舗ほどがお寺で市場を開くというイベントで、

のど自慢当日がまさに開催日だったんです。

最近は斑鳩寺の存在を知らない若い世代も増えてきたそうで、

心のふるさととして、斑鳩寺の存在感を高めたいとマルシェを企画したそうです。

お寺の住職も一緒にPR動画を作成したり、

地元の子供たちが歌ったり踊ったりできるステージを用意したりと、

地元を盛り上げようとうする活力にあふれていました。

「播州手延べそうめん」を作るそうめん屋さんの3代目も登場し、

氷川きよしさんの「送恋譜」を歌いました。

今年結婚したばかりの35歳のこの方もそうめんへの思いが強く、

こしの強さ、のど越しの良さ、そうめんならではの細さを強調してそうめん愛を語ってくれました。

その思いの強さが通じたのか、見事合格の鐘を鳴らしました。

ママ友を通じて作ったアカペラサークルの5人組も、太子町への思いを胸に、

ピンキーとキラーズの「恋の季節」を歌いました。

彼女たちは幼稚園や保育所、お年寄りの施設を回りながら歌で太子町を盛り上げています。

太子消防署で救急救命士として頑張る44歳の男性も、自分の家族、

そして太子町の家族を守りたいと、木山裕策さんの「home」を歌い合格の鐘を鳴らしました。

鐘が鳴るといきなり腕立て伏せをして喜びを表現し、会場の笑いを誘いました。

皆さんの歌声を聴いていると、

やっぱり故郷があるっていいな~と、あらためて感じさせてくれる温かいのど自慢になりました。

 

2016年ももうすぐ終わり、また新しい年を迎えますね。いや~、1年は早い!

今年も全国各地で、素敵な方々の素敵な歌声とたくさん出会うことができました。

のど自慢を愛してくださっている全国のみなさん、ありがとうございました~~~~~~~!

来週は今年1年の総集編「熱唱熱演 名場面」です。ぜひご覧ください。

そして次回の放送は1月8日、大分県別府市からです。

また来年、のど自慢の会場でお会いしましょう。

よいお年をお迎えくださ~~い!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:43 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年12月05日 (月)福岡県 大牟田市


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お好み焼きがデカイ~~~~!新人ディレクターも大喜び!

奥が今回演出担当の坂井惇史くん(福岡局)。

手前が来年最初に放送する大分県別府市の演出担当の齊藤公介くん(大分局)。

視聴者の皆様のために、しっかり食べて働いてもらわないとね(笑)。

鉄板いっぱいにできあがったこのお好み焼き、「ダゴ」と呼ばれていて、

安くお腹いっぱいに食べとほしいと若い学生さんのために作られるようになったそうです。

この「ダゴ」が名物の、福岡県大牟田市が今回ののど自慢の会場です。

 

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大牟田市というと三池炭鉱で栄えた町としても有名ですよね~。

こちらは「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録された「宮原(みやのはら)抗」です。

明治31年から昭和6年まで活躍し、

炭鉱で働く人たちを地下160メートルまで送りこんで石炭を掘っていたんですって。

 

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大牟田の町には炭鉱関連の遺構がたくさん残っています。

この洋館は明治41年に開館した「旧三井港倶楽部」です。

石炭の積出し港だった三池港のそばにあり、

外国の要人や政財界人を迎えるための迎賓館として活躍しました。

 

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あの伊藤博文や井上馨、何と昭和天皇もこの洋館を訪れているんです。

今では一般市民に公開され、レストランや結婚式場として活用されています。

庭園も広く、ガーデンパーティー風に披露宴を行う新婚さんもいらっしゃるそうで、

地元の皆さんの思い出作りに一役買ってるんですね~。

 

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さて、最初に紹介した「ダゴ」の話に戻りますが、もともと炭鉱で働く人が多かったため、

気軽にお腹をためられるお好み焼きは地元のソウルフード。

大牟田市は、人口に対するお好み焼き店の比率が非常に高い場所なんです。

そのお好み焼きが「ダゴ」という名物を生み出したわけですが、

この大きなボールが登場したときはびっくり! これで2~3人前なんですよ(笑)。

いったいどうやってこの生地をひっくりかえすのかご覧いただきましょう!

 

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ひっくり返す瞬間です。しかも両手です!生地をよく見ると麺が混ざってるのが分かりますか?

普通お好み焼きに麺を加えるときって別々に焼いて積み重ねて一枚のお好み焼きになりますが、

「ダゴ」は最初から麺を生地に混ぜちゃうんです。こうすることで生地がしっかりしますよね~。

それと、店員さんの手に注目、裏側のこてと親指で生地を挟んでひっくり返してるんですね~。

 

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まさにフライングダゴ! これを崩さずにひっくり返すんですから、店員さんさすがです!

大牟田に行ったら、ぜひ「ダゴ」が上空に舞う様子を見てほしいです!

・・・もちろん食べるのが目的ですけどね(笑)。

甘辛いソースをつけて食べると最高においしいですよ。

 

では、大牟田からののど自慢のご報告です。

今回は芸達者というか、キャラクターの濃い方が多かったですね~(笑)。

中でも目立っていたのが24歳の主婦と中学2年生の妹という姉妹コンビ。

ピンクレディーの「UFO」を見事な振り付けで歌声を披露したんですが、鐘一つ・・・(笑)。

5か月練習したと言うんですが、

ダンスばかり練習して歌の方はあんまり気にしなかったんですって(笑)。

最初の歌詞の「ゆーふぉー!」の出だしから音程が外れていました。

いや~最近ここまで音程外して歌う出場者はいないので気持ちよかったです!

とにかく明るい姉妹で特別賞には大喜びしてました。よかったですね~。

奥さんに一言言いたくてのど自慢に出場した41歳の看護師さんもいました。

歌ったのは植木等さんの「だまって俺について来い」。

九州男児ですからいつも奥さんを引っ張る感じなのかな~と思いきや、

「最近ついていくばっかりで・・・」と弱気な発言に会場は大爆笑。

二人のお子さんがいらっしゃるので、母となった奥さんはたくましくなったんでしょね~(笑)。

一人二役を演じながらオヨネーズの「麦畑」を歌った61歳の女性もいましたよ。

この歌の詞は男性が女性にプロポーズするという物語になっていて、

東北弁で歌い合うデュエットソングです。

のど自慢でも男女の二人組によく歌われている曲なんですが、

この女性は、右側が青のつなぎの作業着で左側がエプロン姿になっている衣装を徹夜で作って、

右向いたり左向いたりしながら二役を演じながら歌いました。

何で一人で出場したかと聞くと、一緒に出場する予定だった旦那さんが長崎旅行に行くと言い出し、

泣く泣く衣装を作って一人で出場したそうです(笑)。

とはいえ楽しそうに明るく歌うんですよこれが(笑)。

のど自慢のゲスト初登場だった平原綾香さんが「魂を解放してる」とコメントし、

お客さんと一緒に納得しちゃいました(笑)。

今回7組の合格者が誕生しレベルの高い回となりましたが、その中でチャンピオンに輝いたのが、

平原綾香さんの「おひさま~大切なあなたへ」を歌った高校2年生の女の子でした。

ゆったりとしたメロディーのこの曲を丁寧に言葉を置くように歌い、

その歌唱力に平原さんも驚いていました。賑やかな出場者の歌声の中で清涼剤のようでしたね~。

 

今回も、楽しい楽しいのど自慢になりました。福岡・大牟田の皆さん、ありがとうございました~!

 

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実は、私も「ダゴ」をひっくり返したんです。さて、この後「ダゴ」はどうなったでしょう? ・・・(笑)。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:13:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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