2016年10月 4日

2016年10月04日 (火)北海道 北広島市


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土鍋で炊いたお米で作った、おにぎりで~す!

今回ののど自慢の演出を担当した札幌局の小口(おぐち)ディレクターが、

取材に合わせてわざわざ作ってきてくれたんです。

土鍋で作ったんですよ~。嬉しいですね~。

別にピクニック気分で作ってきてくれたわけではありませんからね(笑)。

今回の会場は、札幌市の南東側に隣接する、人口5万9000の北広島市です。

札幌と新千歳空港のちょうど中間地点にあり、

交通の利便性もあって住宅地としても人気の町なんですよ。

もともとは、広島県から移り住んだ人たちによって開拓されたことから、

「北広島」という名前になったんだそうですよ。

 

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さて、小口ディレクターのおにぎりですが、この「赤毛米」で作ったものなんです。

140年以上も前に作られていたお米で、

今人気の北海道米「ゆめぴりか」などの先祖にあたる米なんです。

籾の先端の「のぎ」と呼ばれる部分から

赤い毛のようなものが長~く伸びているのが特徴です。

 

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取材で訪れたのは、北広島で「赤毛米」の稲作が始められた場所。

当時北海道の中の、特に寒冷地での稲作は不可能と言われていたなか、

まさにこの場所で、中山久蔵さんという方が米作りを成功させました。

 

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そばには島松川というきれいな川が流れていますが、

なにせ北海道の寒冷地で流れる川ですから、

稲作にとっては水温が低すぎるわけです。

 

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そこで久蔵さんは、冷たい川の水を引いて後、

蛇行させながら空気にさらして水温を上げるという手法で

稲作に取り組んだそうです。

北海道でおいしいお米が食べられるようになったのも、

こうした先人の知恵と努力のたまものなんですね~。

米作りの歴史を後生に伝えるために、

今でも数戸の農家で「赤毛米」を作っているそうです。

 

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現在は、学校給食で年に一回、子供達に味わってもらったり、

米粉にしてパンやクッキー、ケーキなどを作ったりしながら、

北海道米の元祖を風化させない努力をされています。

地元のケーキ屋さんが「赤毛米」の米粉で作ったロールケーキにはびっくり。

フワッフワでとろけるおいしさでした。

 

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北広島市をPRする「まいピー」という名前のキャラクターも、

「赤毛米」をモチーフにしています。

「北海道でおいしいお米が食べたい!」という、

先人の思いを大切にしている北広島の活動に、

何だか感動してしまいました!

 

そんな北広島からののど自慢は、

山内惠介さんとのど自慢初登場のDAIGOさんという、

イケメンお二人がゲストということで大いに盛り上がりました。

山内惠介さんの「夢見る恋人たち」を歌った60代の女性や、

DAIGOさんのバンドBREAKERSの「BIG BANG!」を歌った50代の女性は、

ステージでゲストと交わり大喜び。

きっと幸せな瞬間だったんでしょうね~(笑)。

そんな賑やかなのど自慢を、

北海道愛で盛り上げた出場者がたくさんいらっしゃいました。

北広島市役所に今年入ったばかりの22才の新人さんは、

THE BLUE HEARTSの「夢」を歌って地元を存分にPRしました。

北広島市は人口に占める公園の数の割合が、北海道の中でも高いんですって。

札幌につながる長さ20キロのサイクリングロードと合わせて、

アクティビティーを存分に楽しめるまちだと自慢してくれました~。

絢香さんの「にじいろ」を歌って北海道愛を表現したのが、25才の女性でした。

彼女は放送当日の2日前に仕事を辞めたばかり。

今後は地域興しの仕事に就いて、北海道の食や文化を盛り立てて行きたいと、 

新たな夢を語ってくれました。

さらに、今年70才になった記念に出場した男性は、本人の気持ちそのままに、

森雄二とサザンクロスの「好きですサッポロ」をニコニコしながら歌いました。

北の大地を愛してやまない出場者の歌声は、本当にさわやかでした。

今回チャンピオンに輝いたのは、

まさにそのさわやかさを一番体現していた、高校時代の同級生2人組でした。

コブクロの「YOU」を歌う2人のハーモニーは、

聞く人を本当に気持ちよ~くしてくれました。

 

皆さん、北海道が育んだ素晴らしい歌声をありがとうございました~。

 

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さて、140年前に作られていた「赤毛米」のおにぎりですが、

少々固めでぱさぱさしていて、もちもち感がないというか・・・。

つまり、今の北海道米も食べた身として、

140年もの間にこんなにもおいしさが進歩したのかと驚かされました!

それもこれも、この「赤毛米」があってこそです。

そう思うと、このぱさぱさしたお米も愛おしく思えました。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:18 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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