2016年5月

2016年05月31日 (火)新潟県 加茂市


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ご覧ください、この「桐たんす」の風格を!

軽くて、燃えにくくて、虫がつかない、たんすの最高峰ですよね~。

今回は、この「桐たんす」の生産が全国一位の、新潟県加茂市がのど自慢の会場です。

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もちろん「桐たんす」の制作現場を取材してきましたよ~。

加茂の「桐たんす」の歴史は、200年ほど前の江戸時代が始まりだそうです。

今も20数社で「桐たんす」を作っているそうで、加茂市は「桐たんす」を含めた

建具の町として有名なんです。

古い町並みも残っていて、「越後の小京都」とも言われているんです。

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この縦に並べられた板が桐の木です。

あのきれいな「桐たんす」の材料が、こんな灰色になった板だったなんて・・・、

ちょっとびっくりしました。

実は、変色や木の変形を防ぐためには、

雨風にさらして天日干ししないといけないんですって。

その干す期間が何と2~3年!

日本の物作りの丁寧さには、取材させていただくたびに驚かされます。

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見事に組み上がった「桐たんす」。

一つ教えていただいたおもしろエピソードをご紹介しましょう。

新潟名物の「へぎそば」って、皆さんご存じですよね~。

大きな長方形の木の器にそばがきれいに並べられて出てくる、

あの「へぎそば」です。

実は、写真に写っている着物をしまう引き出しのことを「へぎ」と言うんだそうです。

その昔、繁盛していたおそば屋さんで、あまりにもお客さんが多かったために

着物の引き出しの「へぎ」にそばをたくさん乗せて提供したことから、

「へぎそば」という名前が付いたと教えていただきました。

言い伝えではありますが、なるほどですよね~(笑)。

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最近は、色目や形を工夫して現代風にアレンジした「桐たんす」も作るようになったそうです。

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こちらはイタリア・ミラノ在住のデザイナーによってデザインされた「桐たんす」。

外国では家具に桐を使う文化がないんだそうです。

このデザインのたんすはミラノでの展示会でも出品されたそうで、

桐の良さをぜひ海外の方にも知って欲しいですね~。

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製作現場では、なにやらおぼつかない手つきで職人さんから

教えを請う方がいらっしゃいました。

実は、何ヶ月もかけて「桐たんす」を完成させる体験教室が開かれていたんです。

埼玉から新潟に単身赴任されているサラリーマンが、

奥さんにプレゼントしようと思い、休日を利用して内緒で作ってるんですって。

素敵なお話ですよね~。

でも「最近休みの日に帰ってこないわね~」と不審がられてるそうですよ(笑)。

奥さん、きっと喜ばれるでしょうね!

さて、加茂市からののど自慢ですが、とにかく仲の良い2人組が6組も登場し、

笑いと感動に溢れた回となりました。トップバッターの2人組は

仲の良い幼稚園の同僚の先生2人組。

ピンクレディーの「UFO」を、小学生の頃から体にしみ込んでいるという振り付けを交えて歌いました。

ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を歌ったのは、手をつないで楽しそうに歌う

79歳のお母さんと40代の娘さん。

何度ものど自慢に応募してきたそうで、今回初めて2人で応募し、念願の出場がかないました。

いきものがかりの「ありがとう」を歌った60歳のお父さんと33歳の息子さんも、

仲の良さでは負けてませんでしたね~。

お父さんの還暦のお祝いと、3月に結婚したばかりの息子さんの結婚祝いと、

お祝いづくしの笑顔の熱唱でした。

小学校1年生から大親友だという40代の女性2人組は、

イルカさんの「なごり雪」で素敵なハーモニーを聴かせてくれましたし、

地元の中学3年生の女の子2人組は、突き抜けた元気の良さで「学園天国」を歌い、

会場を明るくしてくれました。

そして今回特別賞を受賞したのも、16歳の女子高生と中学生になったばかりの弟さんの2人組でした。

歌ったのは何と80年代の大ヒット曲「3年目の浮気」!

ちょっとした演技を交えた2人の歌唱が本当にかわいらしく、

会場は笑いと拍手に包まれました。

何で「3年目の浮気」を歌ったのか・・・、それは18歳になるお兄さんのためだったんです。

お兄さんは生まれつき体が不自由で、外出の際は車いすでの移動を余儀なくされています。

そんなお兄さんの夢が、2020年の東京オリンピックで聖火ランナーとして参加すること。

その夢を叶えて欲しいと、お兄さんが大好きな昭和のヒット曲を選曲し、練習を重ねて出場したんです。

出場した16歳のお姉ちゃんは、体育祭の練習で股関節を怪我して松葉杖でステージに登場しましたが、

歌唱中は頑張ってその松葉杖は使わず歌いきりました。

中学生の弟さんは、最初はお姉ちゃんから強引に誘われたそうですが、

その歌いっぷりは堂々としていて、本番前のリハーサル以上に力強い歌声でしたよ。

この姉弟2人の特別賞受賞は、この日一番の感動を呼びました。

受賞の瞬間、号泣するお姉ちゃんを横目に、弟さんは「泣かれると泣けないんですよ~」とコメントし、

会場は大爆笑。

どこまでも会場を温かい雰囲気にしてくれる姉弟でした。

新潟・加茂の皆さんは、本当に人と人とのつながりを大切にする方達なんですね~。

心温まるのど自慢を、ありがとうございました~~~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:36 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月24日 (火)長崎県 島原市


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町の中心部にデ~ンと構えているのが島原城です。

今回は、長崎県の島原半島にある、有明海に面した島原市に行って参りました。

のど自慢でおじゃました3日間は本当に天気が良く、島原城が青空に映えて素敵でした。

このお城は昭和39年に復元されたものですが、

もともとは1624年頃に、戦国大名の松倉重政が築城し、島原を城下町として整備したそうです。

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町を歩くと城下町としての名残を様々な場所で見ることができます。

こちらは下級武士達が暮らしていた武家屋敷街です。

特に鉄砲部隊の兵士達の居住地域だったそうで、

地元の人たちは鉄砲町とも呼んでいるそうです。

通りに連なる石垣や水路は当時のまま。

今も住民の方々が暮らしています。

島原市はとにかく湧き水が豊富で、水の流れる音がいたるところで聞くことができるんです。

いや~思わず水遊びしたくなりますよね~(笑)。

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水の恵みをもたらしているのが雲仙普賢岳です。

山に降った雨が地下水となって市街地で湧き出てくるそうです。

平成2年の噴火や翌年の大火砕流の被害はまだ記憶に新しいところですが、

島原が「水の都」と呼ばれるほど市内で水が湧き出るようになったのも、

200年ほど前の火山活動に起因すると言われています。

島原の人々はまさに普賢岳と共に生活を営んでいるんですね~。

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町には60もの湧き水スポットがあり、いつでもどこでも、

冷たくて美味しい湧き水を味わえるんですよ~。

この湧き水は、清涼感たっぷりの食文化も生み出しています。

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生産量が全国第2位の「島原そうめん」です。

地元のそうめんやさんに食べに行ったんですが、テーブルを見てびっくり!

最近はこうして機械で水流を作って、座りながら流しそうめんが楽しめるんですよ~。

もちろんテーブルに流れているのは湧き水です!

湧き水にさらしたそうめんは非常に腰が強くて、食べ応えがありました。

お店には観光客というより地元の方がよく食べに来るんだそうです。

皆さんそうめんが大好きなんですね。

そして必ず鳥の唐揚げを一緒に食べるのが島原流だそうで、

この唐揚げがサクサクしていて絶品なんですよ。

唐揚げをもっとPRした方がいいんじゃないかな~(笑)。

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そして食後のデザートは、島原名物「寒ざらし」。

湧き水に蜜を溶かして甘くしたものに、

1センチ程の大きさのかわいい白玉が入っています。

上品な甘さでこの清涼感がたまんないんですよね~。

雲仙の水の恵みは、色んな形で島原の暮らしを豊かにしているんですね!

それでは、島原市からののど自慢をご紹介しましょう。

今回は歴史上の人物が登場するという珍しい回になりましたよ~(笑)。

島原城で武将のコスチュームを着ながら観光案内の仕事をしている女性4人組が、

島原城を築城した松倉重政さん、江戸時代の島原藩主だった松平忠雄さん、

戦国武将で当時の島原を治めていた有馬晴信さん、

そして島原の乱を起こした天草四郎さんになりきって、

アニメソングの「マジLOVE1000%」を歌いました。

観光客向けに演舞を披露することもあるそうで、

それぞれその人物ならではの衣装を着て歌う姿は、

まるでアトラクションを見ているようで、何だか観光気分に浸れました(笑)。

現在メンバーをもう一人募集中だそうです。

はてさて、今後どんな歴史上の人物が島原城に登場するのか楽しみですね~。

今回ののど自慢のために、福岡から故郷の島原に帰省して出場した

19歳の女子大生もいました。

家族の影響で昭和歌謡が大好きになったそうで、

中でもお気に入りの「雨の御堂筋」を歌って合格の鐘を鳴らしました。

実家に帰るとまっさきに「島原そうめん」を食べたそうです(笑)。

子供の頃は、自分で白玉粉をこねて白玉を作り「寒ざらし」を食べていたそうで、

島原っ子ならではのエピソードを話してくれました。

秦基博さんの「ひまわりの約束」を通じて大切な家族への思いを歌ったのが、

雲仙普賢岳のふもとで養鶏場を営む34歳の男性です。

25年前に大火砕流が起きたときは、養鶏場が全滅してしまったそうです。

その後お父さんとお兄さんがゼロから養鶏場を復活させていく姿を見て、

13年前に会社勤めをしていた大阪から故郷に戻り、

ご自身も養鶏場を始めたそうです。

これからも家族一丸となって頑張っていきたいと語るその決意は、

本当に力強かったです。

今週のチャンピオンは中学2年生でした。

お母さんが作ってくれたという三線を肩に、

そして海の雰囲気を出すために水泳用のゴーグルを首にかけて、

桐谷健太さんの「海の声」を歌いました。

6年前に亡くなったお父さんがBEGINの歌が大好きだったそうで、

BEGINの島袋優さんが作曲したこの曲を選んだそうです。

「会えないそう思うほどに 会いたいが大きくなってゆく」という歌詞が、

お父さんへの気持ちそのままだそうで、

お父さんへの思いを丁寧に歌う彼の歌声は感動を呼びました。

今週も、会場から送られる大きな拍手と声援に包まれた素敵なのど自慢になりました。

長崎・島原の皆さん、ありがとうございました。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月17日 (火)奈良県 吉野町


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杉の木々に囲まれながら、ハンモックに揺られてきました~。

今回おじゃましたのは、奈良県吉野町(よしのちょう)です。

町の8割が森林という土地柄だけに、吉野町は木の町としてPRしています。

森林浴をしながら体操したり瞑想したりする森林セラピーの

体験ツアーもあるんですよ。

この日は天気も良く、木漏れ日がさしかかり森林浴には最高!

いや~気持ちよかった~・・・。

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吉野町は奈良県のほぼ中央にあります。

町を流れるのが吉野川。春に3万本のシロヤマザクラが咲き誇る

吉野山があるのもこの町です。

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「吉野」と言えば、良質の杉やひのきの産地としても全国的に有名ですよね~。

こちらは取材に訪れた吉野木材協同組合連合会市場です。

吉野の山で伐採された杉やひのきが、ちょうど競りにかけられていました。

吉野の木を求めて、全国各地の材木業者がやって来るんですって。

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競りに出されていた樹齢250年の杉です!

このきれいな木目をご覧ください。

均一で、しかも細かい木目ができています。

この細かさが強度につながるんだそうです。

あえて密集させて植林し木を育てると、木目が詰まっていくんですって。

育ちの悪い木は間伐し、良質のものだけを残しながら、何年もかけて木を育てていく・・・。

吉野で林業に携わる人たちの、長くてきめ細かい作業の賜物ですね~。

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地元に1校だけある中学校にもおじゃましました。

教室に入るとひのきの香りでいっぱいなんです。

それこそ教室で森林セラピーができそうですね~(笑)。

ご覧いただきたいのは、並べられているきれいな机です!

実は、この中学校では、生徒たちが入学すると、

足の部分の鉄パイプやひのきの板がセットになった「机キット」が手渡されるんです。

もちろん、このひのきは地元の吉野産!

写真の机は、生徒達自身が組み立て、やすりで磨き、

作り上げた勉強机なんです。木の町ならではの取り組みですよね~。

自分で作り上げた机だけに愛着も増して、みんな大切に使うんだそうです。

さらに卒業すると、この机は持ち帰ることができるんですって。

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地元の名物は「柿の葉ずし」です。

柿がよく採れる吉野では、防腐作用がある柿の葉で巻いて作る「柿の葉ずし」が、

昔ながらの保存食として家庭で親しまれてきたそうです。

さばやしゃけなどをねたにしていて、柿の葉の香りと共にいただく「柿の葉ずし」は、

普通のお寿司とは違った味わいがありますね~。

一口サイズで食べやすいし、思わずパクパク食べてしまいました(笑)。

さ~それでは吉野町からののど自慢をご報告しましょう。

今回は冒頭から吉野愛にあふれた出場者がたくさん登場しました。

トップバッターは、吉野町をPRするのが仕事の観光キャンペーンレディー2人組。

AKB48の「365日の紙飛行機」を歌いました。

イベントがあると全国各地に出向いて吉野町をPRするそうで、

さすがPRの内容が愛に溢れていました。

地元の皆さんは「森と共に生きる人々」なんだと、

素敵な言葉で木の町としての吉野を紹介してくれました。

さらに吉野川の名産「鮎」も紹介してくれました。

「桜鮎」という名前で養殖もしているそうで、鮎ぞうすいも絶品だと教えてくれましたよ~。

「吉野千本桜」というご当地ソングを歌ったのは、79歳の女性でした。

桜が咲き誇る吉野山で暮らしているそうで、

自宅から桜を眺めることができるんですって! いいですよね~。

3万本もの桜が山のふもとから徐々に花を咲かせる

その素晴らしさを語ってくれました。

戦時中、東京から親戚を頼って吉野に疎開してきたそうで、

吉野に暮らして70年、毎年桜を見るのが楽しみなんだそうです。

さらに、三山ひろしさんの「お岩木山」に吉野の山々を重ねて歌ったのが、

林業に携わる64歳の男性でした。

もともと吉野町役場に勤めていましたが、

退職後に山で仕事をするようになったそうです。

やはり林業従事者も減ってきているそうで、何とか地元の山を守り

立派な杉やひのきを育てたいと今の仕事についたそうです。

山で仕事をするときは、木に登りながら大きな声で歌を歌うんだそうです(笑)。

皆さん、本当に吉野のことを愛してるんですよね~。

そして、お互いへの愛情が62年続いている89歳と84歳のご夫婦もご紹介しましょう。

お二人は今回の特別賞に輝きました。

お二人の思いで作りにと、お孫さんがのど自慢に応募したそうで、

二人でデュエットすること自体、今回が初めてだったそうです。

予選会では立派な歌声を披露していたご主人でしたが、

「歌いすぎた」と声を枯らしてしまい、本番当日はガラガラ声でした。

でも、笑顔で見つめ合いながら、歌詞を確かめるように

一生懸命歌う二人の姿には、会場から万雷の拍手が鳴り響きました。

60年の結婚記念日には、二人が式を挙げた神社にご祈祷に行き、

ご主人がダイヤモンドの指輪を奥さんにプレゼントしたんですって!

お互いを思いやる気持ちがにじみ出るその歌声は、本当に素敵でした。

奈良・吉野町の出場者の皆さん、愛情いっぱいの歌声をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:17 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月12日 (木)栃木県 真岡市


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いちごを食べられる幸せ~!の表情です。

なんかこういう写真が最近多いかな~(汗)。

いちごといえば、栃木県の「とちおとめ」は全国的に有名ですよね~。

今回は、この「とちおとめ」の生産量が県内一の真岡(もおか)市に行って参りました~!

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真岡市は栃木県の南東部にあり、東の茨城県に隣接している人口8万の町です。

市内にいちご農家は500世帯近くいらっしゃるそうで、

いたるところでいちごのハウスを見ることができます。

いちごの収穫は5月いっぱいだそうで、この時期はいちご狩りが楽しめますよ~。

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ハウスをよく見ると、二重になっているのがわかりますか?

このシステムは「ウォーターカーテン」といって、

ビニールとビニールの間に水温15度の地下水を霧状に吹き付けるんですって。

特に冬場は氷点下10度まで下がるそうで、

この「ウォーターカーテン」でハウスを温めて温度管理をしてるんです。

市内には鬼怒川が流れていて、豊富な地下水が掘れば出てくる土地柄だそうで、

自然の恵みをうまく利用したこうした工夫が、

真岡をいちごの産地として育んできたんですね~。

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続いてご紹介するのは「真岡もめん」です。

おじゃましたのは「真岡木綿会館」。

江戸時代には、「真岡」という名前がそのまま木綿の代名詞として通用した程、

木綿の産地として有名だったんです。

開国とともに外国産の木綿が入ってくるようになってから衰退していき、

戦後は木綿作りが途絶えたそうです。

昔はそれぞれの家庭で糸を紡いで生地を作るのが当たり前だったそうで、

その技術を持っていたお年寄りから伝承してもらうと、

昭和61年に保存会を立ち上げ、「真岡もめん」を復活させたんですって!

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保存会の皆さんのこだわりは、綿花を栽培するところから行っていることです。

栽培、収穫、糸紡ぎ、染め、機織りという、全行程を再現していて、

そのこだわりが、「真岡もめん」の絹のような肌触りと使えば使うほど

出てくる風合いを生み出しているんです。

真岡への深い愛情が感じられる皆さんの活動ぶりには、本当に頭が下がりました。

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真岡ならではの風景がこちら、SLです!

SLが、本当に走ってるんですよ! いや~びっくりしました~。

このSLは、地元のローカル線「真岡鐵道」で走っていて、

土曜・日曜・祝祭日に一日一往復運行しているそうです。

しかも「C12 66」と「C11 325」という2両のSLが運行されてるんです。

土曜日の取材だったので、見られて本当にラッキーでした。

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 「真岡駅」には、鉄道に疎い私でも知ってる「D51」(通称:でごいち)も展示されていました。

後ろに見えるのがSLをモチーフに建てられた「真岡駅」の駅舎です。

こりゃ鉄道ファンにはたまらないでしょうね~。

真岡はSLの町としての顔も合わせ持っていました~。

さて、今回ののど自慢はグループで出場した皆さんのパワーが一際目立った回でしたね~。

トップバッターは、地元の中学校に通う吹奏楽部の2人組の女の子でした。

はちきれんばかりの笑顔でDream5の「学園天国」を歌い、元気の良さをアピール!

なんとピンクレディーの「ウォンテッド」を抜群の振り付けを交えて歌った

57歳の女性2人組も、元気の良さでは負けてませんでしたね~。

ホットパンツを履いて生足で踊る2人にはお孫さんもいらっしゃるというから驚きでした(笑)。

13歳の中学2年生から18歳の大学1年生までの5人組の女性ダンスグループも登場!

完璧なダンスでももいろクローバーZの「行くぜ!怪盗少女」を披露。

地元のイベントでもダンスで盛り上げてきたとあって、

そのダンスのキレは素晴らしかったです。

そんな中でチャンピオンに輝いたのが、地元の高校2年生の女の子。

彼女は幼い頃から真岡の市民ミュージカルに参加してきたそうで、

ミュージカルで鍛えたのどで、いきものがかりの「ありがとう」を歌い

合格の鐘を鳴らしました。

6月には、のど自慢の会場となった真岡市民会館でミュージカル公演を控えていて、

しかも主役を演じるんですって。

応援に駆けつけたミュージカルのメンバーから大声援を受けての、

嬉しい嬉しいチャンピオン獲得となりました。

6月のミュージカル、頑張って欲しいですね~。

放送日の5月8日は母の日ということもあって、

母への思いを歌った62歳の男性も登場しました。

ちょうど1年前に99歳でお母様が亡くなったそうで、

生前大好きだった森進一さんの「おふくろさん」を歌いました。

これまでカラオケや人前で歌うようなことはほとんど無かったそうですが、

母の日ののど自慢ならと、一念発起して挑戦したそうです。

インターネット上の動画で「おふくろさん」を何千回も見直して練習したという歌声は、

本当に気持ちがこもっていて、一度も怒られたことがなかったという優しいお母様に、

その歌声を届けました。

いちごを作り続けて40年といういちご農家の男性はいちごのおいしさを、

真岡市役所の観光課で働いていた40代の女性は真岡の夏祭りの盛り上がりを自慢し、

しっかり真岡のPRもしてくださいました(笑)。

栃木・真岡の皆さん、お疲れ様でした~~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:00 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月09日 (月)愛媛県 新居浜市


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私がほおばってるのは、熱々の「えび天」です!

昔から地元の皆さんに愛されているこの「えび天」が名物なのが、

今回会場の愛媛県新居浜(にいはま)市です。

この「えび天」を求めて、愛媛県のみならず、

この日は徳島県から買いに来たというお客さんもいらしゃるぐらい大人気なんです。

「えび天」は、新鮮な魚と体長5センチ程のじゃこえびを殻ごとすりつぶし、

なんと豆腐と一緒に練り込んで油で揚げるんです。

中身はほんのり赤みを帯びていて、

豆腐のふわふわ感とえびの殻のシャリシャリ感が同時に味わえます。

えびの風味たっぷりで、やっぱり揚げたては格別においしいですね!

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愛媛県の東部にある新居浜市は、瀬戸内海に面していることもあって、

もちろん新鮮な魚も手に入りますし、

こうした魚肉の練り物は昔から食べられていて、おかずにおやつに欠かせないそうです。

しょうが、ごぼう、チーズが具材として入ったものまでありますよね~。

見てるだけでお腹が空いてきます(笑)。

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えび天の味を守り続ける秋月禮三郎さんです。

大正9年にお祖母さんが開いたお店を継いだそうです。

こうしたえび天を作るお店は、今や市内で3件だけだそうで、

ぜひ新居浜の味として作り続けて欲しいですね~。

秋月さん、ごちそうさまでした!

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さ~今度は汽車に乗ってしゅっぱ~つ!

といっても、もちろん本物の汽車じゃありませんよ。

観光用の鉄道です。

ただし!

この鉄道は、かつて鉱山鉄道として新居浜市を工業都市に発展させた

大動脈だったんです。

実は、新居浜市には日本屈指の銅山がありました。

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それが「別子銅山」です。

瀬戸内に面した市街地の南にある、標高1000メートルほどの山々で

銅の採掘が始まったのが江戸時代の元禄年間です。

明治時代には、この山に1万人の人たちが暮らしながら働いていたそうで、

海側の町より栄えていて、小学校や劇場もあったんですって。

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当時は鉱山の運営のために、水力発電所が12基、火力発電所が2基あったそうです。

これだけでも規模の大きさが分かりますよね。

写真は「旧端出場(はでば)水力発電所」で、国の有形文化財に指定されています。

別子銅山にはこうした産業遺産が数多く残されていて、

年間40万人以上の観光客が訪れるそうです。

瀬戸内工業地帯の一角を成す工業都市に成長した新居浜市の礎を、

是非一度訪れてみてはいかがでしょう。

さて、新居浜市で開催したのど自慢では6組の合格者が誕生しました。

チャンピオンに輝いたのは、今年が結婚25周年の47歳の看護師さんでした。

台所で料理を作る奥さんの姿を見ると、後ろからギュッと抱きしめたくなるそうで、

今になって奥さんのことが愛おしくて仕方ないんだそうです(笑)。

その気持ちを、松山千春さんの「恋」に乗せて熱唱し、合格の鐘を鳴らしました。

実は以前病気をし、奥さんが随分と食事に気をつけながら支えてくれたそうで、

改めて奥さんの大切さに気づかれたそうです。

奥さんがこの日のためにとプレゼントしてくれた、

白地に花柄を施した素敵な帽子を被って登場。

鐘が鳴って喜び勇んで帽子を取ると頭はピッカピカで、

会場を爆笑にしながら喜びを爆発させていました(笑)。

今回は40~50代の出場者の活躍が目立ちましたね~。

薬局に勤める53歳の女性は、ゲストの島津亜矢さんの

「女にゃ年はいらないよ」を威勢良く歌いました。

50代に入ってから、以前から興味があったよさこい踊りに挑戦したいと思い立ち、

激しい踊りに耐えられるよう、頑張って体力作りから始めたそうです。

その姿を見たお母さんが応援歌として教えてくれたのがこの歌だったんですって。

もう一人のゲスト水樹奈々さんの「Pray」を歌ったのも

51歳の保育園の園長さんでした。

水樹さんが、まさに会場となった新居浜市出身ということもあり、

大ファンになったそうです。

今年の卒園式では子供達に「夢は叶う」と言葉を贈ったそうですが、

水樹さんに会いたいという夢を叶えたのは園長先生でした。

夢を持つことって、ほんと年は関係ないんですよね~。

さらに、50歳の会社員の2人組は「明日があるさ」を歌って元気の良さを披露し、

バーを経営する51歳の男性は大好きなウィスキーへの思いを

「麦の唄」に乗せて歌いました。

前向きでアグレッシブな出場者の皆さんの歌声に、

こちらがパワーをいただきました。

愛媛県、そして新居浜市の皆さん、元気な歌声をありがとうございました~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月03日 (火)富山県 上市町


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滝行!・・・してるつもりのポーズです(笑)。

さ~今回お邪魔したのは、富山県の東部にある人口2万の町、上市(かみいち)町です。

立山連峰の麓に広がっていて、豊富な雪解け水に恵まれた町です。

私が頭からかぶっている・・・ように見えるのが、「六本滝(ろっぽんだき)」です。

立山連峰から流れ出る湧き水を利用して作られていて、

体を清めてくれると言われているんですよ。

年間を通じて滝行の体験ができるそうですが、水温は14度!

覚悟が必要ですね~(苦笑)。

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「六本滝」があるのが、大岩不動の名でも知られている大岩山日石寺です。

真言宗のお寺で、行基が開いたと言い伝えられています。

茶色い屋根の建物が本堂で、中には国の重要文化財もあるんですよ。

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それがこちらの不動明王像です。

高さが3メートルほどもある大きな岩に掘られてる像なんて珍しいですよね~。

昭和40年代に本堂が火事に見舞われてしまいましたが、

この岩の不動明王はほとんど無傷で残ってたそうです。

この威風堂々とした姿には魅せられてしまいました。

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大岩山日石寺で参拝客に振る舞われてきたのが、名物のそうめんです。

「大岩そうめん」といって、室町時代から精進料理として振る舞われてきたそうです。

このそうめん、こうして立山連峰からの湧き水にさらしてしめることで、

味が一層引き立つんだそうです。

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お寺の周辺には2軒の旅館があり、

そうめんと一緒に、こうした山菜や川魚の定食が味わえます。

タケノコ、ワラビ、フキ・・・ま~見事な彩りの山菜の数々。

この時期の山菜を求めて泊まりに来るお客さんもいるんですって。

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こちらがだし汁に盛られた「大岩そうめん」です。この清涼感がたまりませんね~!

冷たい汁は濃すぎず、そうめんをしっかり味わうことができました。

これ大盛りなんですが、もう一杯いけましたね~(笑)。

喉ごしよし!こしよし!最高でした!!

さて、上市町からののど自慢ですが、中学生がなんと4組出場した

初めての回となりました。

まず2番目に登場した中学1年生の男の子が、

近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」を歌い会場を沸かせました。

最近、昭和のアイドルに夢中だそうで、腰まで届く長さの金と銀の鉢巻きを

お母さんに作ってもらい、その鉢巻きを頭に巻いてステップを踏む姿は、

本当に可愛らしかったですね~。

今回、最初に合格の鐘を鳴らしたのは、絢香×コブクロの「WINDING ROAD」を歌った

中学2年生の女の子でした。

彼女はなかなか学校に登校できずにいた中で、

この歌と出会って笑顔を取り戻すことができたんだそうです。

鐘が鳴った瞬間は大喜びで、最高の笑顔を見せてくれました。

地元の中学校に通う2年生の男の子は、星野源さんの「SUN」を歌い、

宇宙飛行士になりたいという夢を語ってくれました。

上市のきれいな星空を見ているうちに宇宙に憧れを持ったんですって。

素敵なお話ですよね~。

いきものがかりの「YELL」を歌った中学2年生の女の子は、

大阪に転校してしまった大親友に向けて、まさに歌でエールを送りました。

ミュージカルが大好きだそうで、前をしっかり見据えて丁寧に歌うその姿は

ミュージカルスターのようで、見事合格の鐘を鳴らしました。

中学生たちの活躍の一方で今回特筆すべきなのは、平均年齢85歳の

6人組のおばあちゃんたちです。若い順に80歳、81歳、86歳が二人、89歳、

そして90歳という人生の達人ばかり!

体操したり歌ったり習い事をしたりするサークルで知り合った仲良しだそうで、

本当に皆さんお元気でした。

「ぼ~くらは みんな~ 生きている~・・・」 と「手のひらを太陽に」をみんなで歌い、

会場は大にぎわい! もちろん特別賞に輝きました~!

歌を歌うことで気持ちが明るくなったり力をもらったりするのは、

年齢は関係ないんですよね~。

歌の素晴らしさを教えてくれた上市町ののど自慢でした。

皆さんありがとうございました~!

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:39 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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