2016年3月15日

2016年03月15日 (火)福島県 広野町


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今回は、温州みかんが採れる北限の地と言われる、

福島県南部の広野町に行って参りました。

会場の広野町中央体育館の裏手にある「みかの丘」は、

町が運営しているそうで、実は、町にみかん農家は一軒もないんですって。

東北地方の中では温暖である気候を利用して、

20年ほど前に町役場が町民各世帯にみかんの苗木を配ったのが、

みかんの町としての始まりなんだそうです。

みかんが育つ温暖な広野町のキャッチフレーズは、「東北に春を告げる町」。

このフレーズを聞くだけで、何だかほっこりしますよね~。

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去年の12月に、初めてみかんジュース作りにも取り組んだそうです。

完成したジュースとジャムがこちら!

それほどみかんの収穫量が多いわけではないので、

ジュースの本数も限られているんですが、特別にお裾分けしていただきました。

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みかんジュースは飲み慣れてますから、普通においしいんだろうな~と思っていたら・・・。

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あんれま~!みかんの味が濃厚でびっくり!

酸味もしっかり出ていて、みかんジュースというよりみかん汁って感じ。

これは美味しいっす!

このみかんジュース、広野町の新たな特産品にしようとしていて、

各家庭の庭になるみかんも集めて、

ジュースやジャムの数量を増やしていきたいそうです。

広野町と言えば、東北のみかんの産地!と言われるくらい、

頑張って欲しいですね~。

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私が広野町を取材した日は、5年前に東日本大震災が起きた3月11日でした。

太平洋に面した広野町も、津波の被害を受けました。

福島第一原発の事故の影響もあって、現在町内に暮らしている人たちは

震災前の半分に減ってはいますが、

復旧工事を進めて町を元に戻そうと頑張ってらっしゃいます。

写真は、建設を進めている防潮堤と道路です。

写真の右に見えている白いコンクリート部分が防潮堤。

そして防潮堤よりもさらに高い位置に新たに道路を造ることで、

津波被害から町を守ろうとしています。

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道路の左側には、苗木を植えて緑を増やすそうです。

町の新しい景観に育っていくといいですね~。

町には去年4月から新しい県立高校「ふたば未来学園高等学校」も開校しました。

復興の道を歩む福島県の今を学ぶことで、

未来を担う人材を育成しようとしています。

広野町がこれからどんな町に変わっていくのか、

そしてこの広野町からどんな若者が育っていくのか楽しみですね。

さて今回ののど自慢は、前川清さん、八代亜紀さん、

そしてスペシャルMCとしてSMAPの香取慎吾さん、

さらには大河ドラマ「八重の桜」をはじめ、

福島とのつながりも深い綾瀬はるかさんをお迎えしての、拡大版でお送りしました。

しかも出場者は普段よりも5組多い25組!

本当に賑やかな明るい回になりました。

トップバッターは福島第一原発の廃炉作業の最前線で働く男性3人組。

福島に「復興の春」を呼び込みたいと、

歌ったのはキャンディーズの「春一番」でした。

パワフルで勢いのある歌いっぷりだったんですが、なんと鐘は一つ!

3人ともずっこけていましたが、ここは綾瀬はるかさんが「春風、すこ~し吹いてました」と、

会場を笑いに包みながら3人を元気づけていましたよ。

今回は、会津若松から出場した38歳のトラックドライバーの男性も出場し、

堀内孝雄さんの「愛しき日々」を歌い特別賞を受賞しました。

会津が舞台となった大河ドラマ「八重の桜」で主演を演じた綾瀬はるかさんに、

感謝の言葉を言いたかったそうで、

「綾瀬さんのお陰で会津と福島が元気になった」という言葉に、

綾瀬さんは「うれしいなし~」の会津弁で答えました。

お互いに「ありがとなし~」と感謝の言葉を投げ掛け合う姿には、

会場から温かい拍手が送られました。

もちろん、香取慎吾さんもいつも通りのど自慢を盛り上げてくれましたよ。

大学時代の同級生2人組の女性が、福島県の鳥「きびたき」を紙で作り、

棒に吊して回しながらあみんの「待つわ」を歌い、見事合格!

鐘が鳴ると2人は抱き合いながら大喜びした結果、

手作りの「きびたき」はステージの床に置き去りに・・・。

香取さんはその「きびたき」を逃さず、何と「きびたき」にマイクを向けて

おめでとうと言うと会場は大爆笑でした。

県職員と小学校の先生という立場の2人は、

「福島の空を少しでも感じて欲しかった」と、翼は黒くお腹のあたりが

黄色い県の鳥「きびたき」を登場させ、福島愛を表現したんですね~。

今回25番目のラストに登場したのは、

ドリームズ・カム・トゥルーの「何度でも」を歌った女子高生2人組でした。

震災を小学6年生の時に経験し、その後友人達とは離ればなれになってしまい、

今も連絡が取れてない友人が多いんだそうです。

香取さんが、今見てるかもしれない仲間にメッセージをと促すと、

「震災で離ればなれになったみんな、震災で連絡が取れなくなったみんな、

私たちは負けずに頑張ってます。

みんなも未来へ向かって、前に進んでいきましょう」と、

福島の皆さんの言葉を代弁するかのように、

力強いメッセージを仲間達に送りました。

今回ののど自慢をステージの上で見ていた綾瀬さんは、

改めて「歌の力ってすごい!」と感動されていました。

広野町のみなさん、そして福島のみなさんの思いが

いっぱい詰まったのど自慢になりました。

皆さん、素晴らしいのど自慢をありがとうございました~~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:42 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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