2015年7月

2015年07月27日 (月)埼玉県 春日部市


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今回の会場は、埼玉県の東部にある春日部市です!

23万8千人もの人口を擁する都市ですが、

今回、春日部市におじゃましてわかったのは、様々な伝統が残る町だったんですよ~。

その代表格がこちら、「押絵羽子板(おしえはごいた)」です。

お正月の縁起物として、年末に浅草の羽子板市で売られている、あの羽子板です。

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この羽子板が「押絵」と言われるゆえんは、この立体的な装飾にあります。

厚紙に着物の生地をかぶせ、その中に綿を詰めて作り上げます。

そうすることで、歌舞伎などの絵柄が浮き上がって、

躍動感溢れる羽子板が出来上がるんですね~。

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実は、絵柄に使う着物の生地にも、ものすごいこだわりがあるんです。

小さな柄を施した生地を、わざわざ京都などに出掛けて

探してくるんだそうです。

羽子板のサイズに合わせて生地を切り取るので、

柄は小さくなくてはいけないんですね。

一つの羽子板に人物画を作り上げるために、

何年もかかって生地を探すこともあるそうです。

職人さんの情熱がうかがい知れるエピソードですよね~。

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その職人さんがこちらの方、60年近く羽子板を作り続けている、京極寿一さんです。

押絵羽子板を作る職人さんは、元々浅草を地盤としていました。

しかし、戦時中の空襲で焼け出され、羽子板の材料となる桐の産地だった春日部に、

多くの職人さんが移り住み、押絵羽子板が春日部の名産品となりました。

代々押絵羽子板を作る家系に生まれた京極さんも、

幼い頃に空襲に合い、春日部で後を継いだそうです。

押絵羽子板がお目見えするのは、12月の浅草、春日部の羽子板市です。

丁寧に作り込まれた上品な絵柄に、ぜひ皆さんも一度触れてみてください。

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春日部市にはまだまだ職人の技が今に生きています。

今度は、麦わら帽子。

春日部市は昔から麦の産地だったため、

農家の副業として作られるようになったのが麦わら帽子だったんですって。

農作業などで使うものだけでなく、今ではデザイン性も高くなり、

若い女性や男性が麦わら帽子をかぶる姿を

よく見かけるようになりましたよね~。

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こちらは麦わら帽子の元になっている紐状のもの。

農家では麦を編み込んで、この紐を作っていました。

この紐を使って現在のような帽子を作るようになったのは、

明治時代からだそうです。

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取材をさせていただいたのは、田中行雄さんの工場です。

今では跡継ぎもいらっしゃり、帽子作りは受け継がれていきます。

暑さが増すなかで、おしゃれの一つとして春日部の麦わら帽子はいかがでしょう。


さて、春日部市からののど自慢は、涙を誘う感動のシーンが多い回でした。

尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」を歌った50代の男性は、

腎臓を患い、闘病を続ける最中での出場でした。

のど自慢にいつかは出るんだとの思いから、

治療のために病院に通う日をわざわざ平日にし、

ずっと歌の練習に励んできたそうです。

声を振り絞って歌う姿と、のど自慢出場への夢が闘病中の支えになっていたという

お話に、会場から大きな温かい拍手が送られました。

秦基博さんの「ひまわりの約束」を歌った20代の男性は、

物心ついた頃からお母さんが一人で育ててくれたそうで、

お母さんの笑顔が浮かんでくるという思い入れのある、この歌で見事合格、

涙ながらにお母さんへの感謝を口にしていました。

客席のお母さんが両手を握りしめながら一緒に口ずさんでいる姿には、

私自身グッとくるものがありました。

そして、チャンピオンに輝いた21歳の女性も、涙涙でした。

もともと歌が大好きで、いつかステージで歌えるような

エンターテイメントの仕事がしたいと夢を持っていたそうですが、

最近はスポーツジムで仕事をする日々の中で、

その夢もしぼみがちだったそうです。

そんな中、のど自慢の募集を知り、もう一度挑戦しようと出場を決めたそうです。

「アナと雪の女王」の「生まれてはじめて」を歌い、

夢をつなぐ合格に、思わず涙が流れたんでしょうね~。

本当におめでとうございました。

もちろん、出場された皆さんそれぞれに心温まるシーンがあり、

気持ちが癒されたのど自慢となりました。

埼玉、そして春日部の皆さん、ありがとうございました~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:13:54 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年07月21日 (火)栃木県 那須塩原市


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ででーんと、馬のお尻!

なんでいきなり馬のお尻を見せられないといけないんだと、

どうか怒らないでくださいね(苦笑)。

このお馬さんが、今回お邪魔した栃木県那須塩原市の人気者なんです。

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取材に向かったのは、1200年もの歴史がある塩原温泉郷。

那須塩原市は、全国的にも有名な温泉地ですよね~。

そこで活躍してるのが「トテ馬車」なんです。

明治後半から昭和40年代にかけて、温泉地に向かう観光客や芸者さんの足として、

多いときで30台近い馬車が活躍したそうです。

なぜ「トテ馬車」というかというと、

馬車が走ってる最中に鳴らしていたラッパの音色が、

トテトテと聞こえたことから呼ばれるようになったそうです。

今は1台だけですが、頑張って温泉客を楽しませています。

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ご紹介しましょう。馬車を操っているのは、何とこの道一筋40年以上の大脇さん。

そして白毛の馬はぎんじろう君。最初に紹介したお尻の持ち主です。

体重が850キロもあるんですよ。

北海道のばんえい競馬で活躍したペルシュロンという種の馬で、

胴回りも大きく足も太い!大人しくして力持ちなんです。

山脇さんとぎんじろう君のコンビで、

温泉地の風情をぜひ残していってほしいですね~。

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で、今度のお尻は牛!

こんなにお尻ばっかり写真に撮ることになるとは思いもよらず、

すいません~(苦笑)。注目してほしいのは、牛の乳房です。

ものすごく膨らんでるのがわかりますでしょうか。

乳房には60キロものお乳がたまるんだそうです。

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実は、那須塩原市には260もの牧場があり、

生乳、つまり殺菌する前の搾りたてのミルクの一大生産地なんです。

生乳の生産は本州一!

写真のように機械を導入して、効率よくお乳を搾っていくんです。

こうして搾られた生乳は、バター、チーズといった乳製品や牛乳の原料として

加工会社に出荷されていきます。

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今回取材させていただいた牧場の管理をされている池ヶ谷さんと、

地元で販売されてる牛乳をいただきました。

これが、ま~おいしいんだわ!!

いただいた牛乳は、今まで飲んできたものと明らかに味が違いました。

飲んだ瞬間、牛乳の甘さにびっくり!

那須塩原市に行ったら、牛乳を飲むべし!

さて、今年はのど自慢の放送70年ということで、

SMAPの皆さんに応援していただいていますが、

今回は香取慎吾さんのスペシャルMCの回。

のど自慢2回目の登場となりました。いや~盛り上がりましたよ~。

放送直前に客席の皆さんに香取さんをご紹介したら、

会場は大歓声に包まれました。

ボルテージが上がった状態でのど自慢に突入し、

トップバッターでTUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」を歌った

37歳の理容師さんは、いきなり合格!かぶっていた帽子を放り投げて、

香取さんと大喜びでした。

7歳と5歳の二人の子供のお母さんは、

MISIAさんの「眠れぬ夜は君のせい」を歌って、こちらも見事合格!

子供たちにカッコいいママの姿を見せたいと出場しましたが、

合格の鐘が鳴ると香取さんに抱きついていきました。

実は、香取さんの大ファンだったそうで、良かったですね~。

・・・子供たちにカッコいい姿は見せられたのかな~?(笑)

そして香取さんの先輩、光GENJIの「勇気100%」を歌ったのが、

電機工事業を営む会社の社員5人組でした。

社員といっても、今回出場した会長、社長、専務、常務、新入社員の5人で

全社員なんです。会社のモットーは「明るく楽しく元気よく」だそうで、

とにかく体をめいいっぱい動かして、

汗だくで踊りながら歌う姿には感動さえ覚えました。

こちらの皆さんは特別賞に輝き、

香取さんも感慨深かったんじゃないでしょうかね~。

香取さんを迎えてののど自慢は、さらに明るさを増してのステージングとなり、

大盛り上がりののど自慢となりました。

栃木や那須塩原の皆さん、そして香取慎吾さん、お疲れ様でした。

香取さんのまたのご出演、お待ちしています!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:09:39 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年07月14日 (火)青森県 五所川原市


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高さ23メートル!重さ19トン! これが「立佞武多(たちねぷた)」です!

青森県といえば、いわゆる「ねぶた祭り」をイメージされる方は多いと思いますが、

県内各地で様々な「ねぶた祭り」があり、呼び方も違います。

青森市で開かれるのが「青森ねぶた祭」、

弘前市ですと「弘前ねぷたまつり」となります。

そして紹介している「立佞武多祭り」が開催されるのが、

今回ののど自慢の会場、五所川原市なんです。

今回取材に行ったのは「立佞武多の館」です。

実際に町を練り歩く立佞武多の山車が

3つ保管・展示されていました。とにかく大きい!!

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祭りに備えて、毎年新しい山車が製作されています。

その製作現場を特別に見学させていただきました。

こちらは勇壮な荒々しい顔の部分。

いや~、やっぱり大きい!!

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細部を見てみると、針金を使って輪郭を形作っているのがわかりますね~。

まわりには雨でも破れない特殊な和紙を使っています。

そして蛍光灯を内部にはめ込んで、光を放つ仕組みになってるんです。

こんなにも細かく作り上げているんですね~。

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今年の新作のイメージデザインがこちら!

この荒ぶる男の躍動感が、どんな風に立体的に表現されるのか、

本当に楽しみです!!

いよいよ来月4日から8日にかけて、お目見えしますよ~!

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今回は「立佞武多の館」の敷地内にある市場で腹ごしらえ。

これが驚きのコストパフォーマンス!

まず、250円のご飯としじみ汁を買います。

そのあと、市場に並ぶ青森の海の幸を好きなように

乗っけられる「のっけ丼」を楽しみました。

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乗っけたお刺身は、この分量で500円。締めて750円!びっくりでしょ!?

青森特産のホタテも、もちろん乗っけてますよ。

日本海のお刺身もさることながら、写真に写ってないんですが、

地元の十三湖のしじみ汁がとにかく美味しかったんです。

しじみの出汁と塩だけの味付けで、しじみがプリップリ。

ぜひお試しください!

さ~今回ののど自慢は青森色豊かな熱唱熱演ばかり。

島根で働く息子に故郷を感じてほしいと、

ご当地ソング「千恵っ子よされ」を歌った女性が今回の1番。

東京と岐阜から単身赴任したばかりの会社員二人組は、

立佞武多にぜひ参加したいという思いから、

吉幾三さんの歌、まさに「立佞武多」を歌って会場は大盛り上がり。

青森県民の健康診断を促進させるため、県内を巡回しながら

健診に尽力する50代の男性は、民謡「津軽じょんから節」を披露しました。

今回のチャンピオンは、日本の地域の課題を勉強する大学3年生。

ゆずの「栄光の架橋」を歌って、ゆくゆくは五所川原に戻って地元を盛り上げたいと、

故郷への思いを熱く語ってくれました。

未来の「五所川原の架け橋」になってほしいですね~。

そして特別賞は、ゲストの鳥羽一路さんの「下北漁港」を歌った83歳のおじいさま。

バリバリの津軽弁でしゃべるもんだから、

鳥羽さんも?マークがいっぱいで、会場は大爆笑。

県外にいる7人の孫と3人のひ孫に元気な姿を見せたいと出場しました。

その笑顔と大きな笑い声は、会場に太陽のような明るさを降り注いでくれました。

青森の方って本当に明るくて元気!!

賑やかさの中に、心をほっこりと温かくしてくれた出場者の皆さん、

ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:32 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年07月06日 (月)京都府 綾部市


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今回ののど自慢の会場は、京都府の綾部市です。
綾部市は、京都府の中部にある舞鶴市の南に隣接する町で、
山々に囲まれて本当にのどかな場所でした。
綾部市の特産を取材しに、とある廃校を訪ねると、
木のぬくもりを感じさせる廊下には、
和紙でできた風車や和傘、提灯が飾られていました。
訪れたのは、「黒谷(くろたに)和紙 工芸の里」です。
 
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そうなんです、綾部は和紙の産地として有名なんです。
800年ほど前、平家の落人が綾部の山間に身を隠し、
自生していた楮(こうぞ)を使って紙作りをしたのが始まりといわれていて、
綾部市の黒谷地区の方々によって「黒谷和紙」として伝承されているんです。
和紙の上に積み重なっているのが、干した楮です。
楮100%で作っているので、楮の風合いが残る生成り色をしてるんですね~。
 
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こちらの写真は紙漉き(かみすき)の工程で、作業をしてらっしゃるのは林伸次さんです。
林さんが手に持っているのは「漉き船(すきぶね)」というもので、
何度も何度も漉いていくことで楮の繊維が絡み合い、
非常に丈夫な紙ができあがるそうです。
「黒谷和紙」の特徴は、引っ張っても破れないほどの強さにあります。
戦時中、軍隊の乾パン袋に採用されるほど、その丈夫さが評価された和紙なんですよ。
 
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さて、取材の合間にカフェで一息、・・・といってもコーヒーではありません。
こちらはお茶のカフェなんです。抹茶のシフォンケーキもついてオシャレですよね~。
実は、綾部はお茶の産地としても有名で、農林水産省のお茶の品評会で、
何度も最高の賞を受賞するほどなんですよ。
私がいただいたお茶は玉露で、一杯目のお味と香りには驚かされました。
何とも言えない深みのある香りが、口から鼻の奥まで広がってくるんです。
今まで何度もお茶を飲んできましたが、感動を覚えるほどのお味でした!
 
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四煎から五煎までいただいあと、
さらに残った茶葉を楽しむ方法も教わりました。
何と、茶葉をポン酢につけて食べるんです。
これがいけるんですよ~。
茶葉の苦味とポン酢の酸味が合うんです。
みなさん、ぜひ一度試してみてください。
 
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当然、抹茶のソフトクリームもお忘れなく!
この抹茶ソフト、濃厚なお味で、
しっかりとした苦味も合わさって本当においしいです!
 
それでは、京都府綾部市ののど自慢をご報告しましょう。
今回は、25歳の男性がTUBEの「あー夏休み」を歌って、
長雨を吹き飛ばすさわやかさでスタートしました。
清水寺といった京都市の観光地で人力車を曳いているそうで、
毎日20キロ走ってるんですって!
今は人生経験の時期で、将来的には学校の先生になりたいそうですよ。
2番手は、和田アキ子さんの「古い日記」を、
「あのころは、ハッ!」とパワフルに歌った一児のお母さん。
親戚が集まるお盆と正月に、幼いころみんなで歌った思い出の歌だそうで、
入院中のおじい様に元気な歌声を送りました。
圧巻だったのは、6人組で登場した高校3年生のグループ。
高校では幼児教育を学んでいるそうで、去年話題になった「ようかい体操第一」を
完璧な振り付けで会場を沸かせました。
保育や教育の現場で仕事をしたいという志を持つ6人。将来が楽しみですね~。
大原櫻子さんの「瞳」を歌った中学3年生も、
明確な目標を教えてくれました。
「大好きなオーストラリアに行きたい」「看護師になりたい」という
二つの目標を実現させるために、「オーストラリアで看護師になる」という
夢を持つようになったそうです(笑)。ぜひ実現してほしいな~。
そして今回ゲストだった千昌夫さんの「望郷酒場」を歌った75歳の男性と、
「北国の春」を歌った74歳の男性は、なんと高校の同級生だったんです。
75歳の男性は、黒谷和紙を使って和凧を作る職人さんで、
バナナのダンボールを使って見事に作った大きな茶色い鞄を持って歌ったんですが、
そのあと74歳の男性も同じ鞄を持って「北国の春」を歌うという、
小道具の使いまわしを披露!(笑)。
千昌夫さんもそのことに気づいて、客席と一緒に大笑いでした。
本当に賑やかなのど自慢になりました。
 
京都、綾部のみなさん、
楽しい楽しいのど自慢をありがとうございました~~~!。
 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:19:44 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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