2015年5月

2015年05月25日 (月)高知県 四万十市


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橋の上からこんにちは!清流として全国的にも有名な四万十川です!

今回は、海、山、川と、素晴らしい景観が楽しめる四万十市が会場です。

よく見ると、この橋には欄干がないんです。

つまりこの橋、川が増水しても押し流されないように作られた、

いわゆる沈下橋なんですね~。

全長196キロある四万十川には47もの沈下橋があり、

ほとんどが昭和30~40年代に作られたものそうで、

その内9つが四万十市内にあるんです。

私が訪れたのは、一番下流に架かる「佐田沈下橋」です。

こうした景観が、地元の皆さんによってしっかり守られているんですね~。

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この広大なゆったりとした流れをご覧ください!

護岸工事も施されてなく、自然に形作られる川の流れは本当に見とれるくらい素敵でした。

写真に写っているのは、川魚を捕るための仕掛けです。

「上り落とし漁」という伝統的な漁方で、

仕掛けた壁沿いに、流れに反して上ってきたところを白い箱に閉じ込めて捕ります。

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その川魚がこちら!

地元で「ごり」の愛称で親しまれている、はぜの仲間の稚魚です。

ほんと可愛らしい魚で、四万十川ではたくさん捕れるんですって。

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こちらがごりの唐揚げ!ほんの少しだけ苦味があって美味しいんです!

このごりは、他にも佃煮や卵とじにして食べるんですが、

ま~どれもご飯が進む進む!

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四万十川の幸は、もちろんごりだけではありません。

真っ赤な彩りの「手長えび」。

3センチくらいの体長と同じくらい手が長いんですよ。

素揚げにして食べますが、こちらはお酒が進みます(笑)。

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さらに「青さのり」も四万十川の特産で、

天ぷらにしたり味噌汁に入れたりと、

普通の食事が四万十川の幸だけでお腹一杯になります。

こんなにも豊かな恵みをもたらしてくれる川があるなんて、

うらやましいーーーーーー!
 

さ~、四万十市からののど自慢ですが、やっぱり四万十の自然にまつわるエピソードが、

出場者の皆さんからたくさん飛び出してきました。

前日の予選会の日が誕生日だった女性は、

Perfumeの「MYCOLOR」を歌いました。

幼い頃から四万十川と戯れてきたそうで、川で泳いで、手長えびを網で採って、

家で素揚げにして、ちょっと塩を振りかけて、食べてたそうです。

今も沈下橋のそばに行っては川に癒されてるそうですよ。

夏川りみさんの「童神~ヤマトグチ~」を歌った保育士の女性は、

一昨年に奈良県から四万十市に移住してきたそうです。

以前、四万十川を旅して大好きになり、

その後何度も訪れて移住を決めたそうです。

高知県には移住促進課があって、相談するとそれぞれの市町村と連携しながら

住宅の手配や仕事斡旋の手助けをしてくれるということも教えてくれました。

四万十市の山で、家族で農園を運営しぶどう作りに頑張ってる主婦は、

MISIAさんの「星の降る丘」を歌いました。

ぶどう畑から見る星空がとてもきれいで、

みんなで星空を見ながらバーベキューをするんですって!いいな~。

四万十市に隣接する三原村でどぶろくを作る主婦も登場。

ご主人がお米を作り、そのお米でどぶろくを作るという夫婦の共同作業だそうで、

川中美幸さんの「二輪草」を歌って、ゆくゆくは夫婦二人で民宿を開きたいと

夢を語ってくれました。

地域に根差して生活する素晴らしさを見せつけられたのど自慢でしたね~。

出場者の皆さん、故郷の素晴らしさを表現した熱唱熱演をありがとうございましたー!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:13 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年05月18日 (月)長崎県 西海市


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私、目をひんむいてすすっております!

お椀から飛び出た赤いものは後でご紹介するとして、

今回ののど自慢の会場は、長崎市の北側に飛び出た

西彼杵(にしそのぎ)半島にある、長崎県西海市です。

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長崎県は私がNHKに入って最初に赴任した地なんです。

この風景は本当に懐かしい!

川が流れてるようにも見えますが、海です。

針尾瀬戸と言って、幅が170メートルしかないんです。

写真の奥に進むと内海の大村湾。手前が外海に繋がっています。

右手の西海市と左手の佐世保市をつなぐのが、西海市のシンボル「西海橋」です。

昭和30年に完成したアーチ型の橋は、昔から地元の皆さんに愛されてる橋で、

手前に平行して架かる橋が平成18年から開通した「新西海橋」です。

春は1000本もの桜が咲き誇る名所にもなってるんですよ。

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実はこの針尾瀬戸、見所はこの雄大な風景だけではなく、

この狭い瀬戸で潮の満ち引きによって起こる、渦潮が有名なんです。

写真を撮った時は潮の流れがおさまった状態でしたが、

いざ潮が流れ出すと10ノットもの早さになり、

瀬戸のいたるところで渦が巻くんです。

ぜひ一度、ダイナミックな西海の渦潮をご覧いただきたいですね~。

しかもこの潮にもまれた海の幸も、西海の自慢でもあります。

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その代表格が真っ赤な魚、地元で「あらかぶ」と呼ばれてる、かさごです。

身は、非常に筋肉質でプリップリです。

味噌汁にすると、これが本当においしいんですよ~。

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西海市の海の幸の豊富さはとどまるところを知りません。

西海市は市自体が半島になってますから内海の大村湾だけでなく、

東シナ海につながる外海の五島灘にも面しています。

そこで捕れるのが、伊勢えびです!

こちらの伊勢えびは、とにかく大きい!!

写真のもので1・5キロあり、1キロサイズの伊勢えびが普通に売られています。

脚の太さを見てください。

まるでかにのようにこの脚にも身が詰まってるんですよ~。

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で、私がすすってたのが伊勢えびの味噌汁です。

伊勢えびの出汁がきいていて深~い味わい。

地元ではお安く食べられるので、

西海市にお立ち寄りの際にはぜひ試してみて下さい。

さて、西海市からののど自慢は、やっぱり海に囲まれてる場所柄か、

感情表現豊かな方が多かったですね~。

夫婦二人で船に乗って38年の主婦の方は、

ニコニコしながら天童よしみさんの「ふたりの船唄」を歌い、

のど自慢出場のために漁を休ませてくれた夫に対して感謝仕切りでした。

好きな人に会えない切なさを描いたHYの「366日」を歌った中学2年生は、

大人の恋愛に興味があるらしく、

まだ恋を知らない自分の気持ちを吐露してくれましたよ。

そして特別賞を受賞した、80歳のお母様と二人の娘さんの三人組は、

お母さんの大好きな「真赤な太陽」をノリノリで歌いました。

まるでフラメンコを踊るかのような真っ赤な衣装を着て、

三人ともとにかく腰をフリフリ、息ハーハーでの熱唱は拍手喝采!

女手一つで育ててくれたお母さんとの思い出づくりでした。

チャンピオンに輝いた女性も、4年前に亡くなった父に届けたかった歌を見事歌いきり、

涙涙の受賞。

出場者の皆さん、それぞれの思いをステージにぶつけた熱いのど自慢になりました。

西海市の皆さん、本当にお疲れ様でした!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:29 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年05月12日 (火)新潟県 糸魚川市


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ベニズワイガニ~~~~!!立派なカニでしょ?

こちらは既に茹でてありますが、

茹でてないのに紅いことからその名がついたそうです。

体長50センチはありますかね~。

禁漁の時期を除いて、3~12月までいつでも食べられるこのカニが特産品の、

新潟県糸魚川市に行ってきました。

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ズワイガニと見た目は変わらないんですが、

ベニズワイガニは水深1000メートルほどの深海で生息するカニなんです。

糸魚川市の前に広がる日本海は、15キロほど沖合いに出るとぐっと水深が深くなり、

ベニズワイガニがよく捕れるんだそうです。

とにかく身が甘くて驚きました。

ズワイガニよりも安価に手に入るので、観光客には大人気!

すぐに試食させてもらえるので、一度味わって欲しいですね~。

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今回カニの取材をさせていただいたのが、

糸魚川市の能生(のう)地区にある、道の駅「マリンドーム能生」です。

カニの直売店がいくつも軒を連ね、

日本海の新鮮な魚介類がたくさん手に入ります。

エビの種類の豊富さにも驚かされました。

日本海の恵みを存分に味わえるのが、糸魚川市なんです。

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糸魚川市の自慢は海の幸だけではありません。

写真で手にしているのは、ヒスイの原石です。

実は、糸魚川市は日本最大のヒスイの産地なんです。

市内を流れる姫川の上流域に、国の天然記念物に指定されているヒスイ峡があります。

もちろんこの場所で採取することはできませんが、

川から流れ出て、下流域や海岸に打ち上げられたヒスイは採ってもいいんですって。

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加工すると、こんなに素敵なアクセサリーに大変身!

びっくりしたのが、ヒスイって緑色だけじゃないんですね~。

ヒスイはガラス質でできているので、研くと透き通って見えるんですが、

透明度が高いほど値が張るんだそうです。

そして、様々な色の中でも特に青のヒスイが一番高価になるそうです。

山と海の産物が、糸魚川を魅力ある場所にしてるんですね~。

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最後にもう一つだけご紹介したいのがこちら、「メギスのすり身揚げ」。

これがおいしかったんです。いわゆる魚の練り物なんですが、

油で揚げてあり、大根おろしと醤油で食べます。

アツアツのフワッフワッ!ふだん食べる練り物よりも柔らかく、

非常にモチモチとした食感で、食べていて感動しました。

糸魚川市に訪れた際にはぜひ!

さて今回ののど自慢は、のっけから大盛り上がり!

トップバッターは地元の海で定置網漁をする漁師さん。

漁をする時に気合いをいれるための曲「北の漁場」を歌って勢いをつけてくれました。

2番手は、糸魚川の山間部で暮らすお年寄りのために、

軽トラックで移動販売をする50代の女性。

何とスーパーで使うオレンジ色の買い物かごを振り回しながら「狙いうち」を熱唱し、

お客さんから大歓声を呼び込みました。

続けて3番手が地元の高校3年生。

制服ではなくてグレーのスーツを着て「ありがとう…感謝」を歌う姿は、

まるでサラリーマン(笑)。

幼い頃から演歌が大好きで、お年寄りの施設で歌うことも多いため、

お母さんに買ってもらったスーツなんだそうです。

その歌声と歌いっぷりで見事、合格!

演歌歌手になりたいと話してくれた彼の将来が本当に楽しみです。

出場者それぞれの熱唱熱演のみならず、

ステージの座席で素晴らしいチームワークで盛り上がりを作ったのは、

20組の皆さんでした。皆さん、本当にお疲れ様でした。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:04 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2015年05月07日 (木)鳥取県 鳥取市


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いきなりのラクダ~~~!

さて、日本でラクダが物凄く似合う場所はどこでしょうか?

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それは、鳥取砂丘です!今回は鳥取市がのど自慢の会場です。

それにしても広いこと。東西16キロ、南北2.4キロにも広がっていて、

高低差は何と50メートルあるんですって!

写真に写る砂丘のてっぺんにたどり着くには20分はかかるそうです。

1万年以上もかけて出来上がった鳥取砂丘、

現在、年間200万人が訪れるほどの人気の観光スポットになっています。

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こちらは鳥取砂丘に隣接する「砂の美術館」です。

私が立っている背景は、全て砂で作られているんです!ヒェ~~~!

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砂の彫刻、砂像(さぞう)と言って、砂に水を含ませて大きな塊を作り、

あとから削って作っていくそうです。

毎年、世界の国や文化をテーマに何体もの砂像が作られていて、今年はドイツがテーマ。

写真の砂像は「ブレーメンの音楽隊」です。

それにしてもディテールの精密さには驚かされます。

今回は世界10ヵ国、19人の作家によって、何と3ヶ月かけて製作されたそうです。

砂が作り出すダイナミックで繊細な作品を、ぜひ味わっていただきたいですね~。

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鳥取砂丘が生み出すもうひとつの副産物がこちら、らっきょう!

砂丘周辺の砂地で、100年もの間栽培され続けてきました。

なかなか農作物が育たない土壌ですが、らっきょうにとっては適していたんですね~。

鳥取市のらっきょうは、他のものと比べると白さが際立つんだそうです。

お土産屋さんで試食した甘酢漬けは、ま~シャキシャキしておいしいこと!

人間の営みからはかけ離れているように見える砂丘は、

地元の皆さんの努力で、農産物や観光を生み出す大事な資源に生まれ変わったんですね~。

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最後に、鳥取の海の幸をご紹介しましょう。

体長20センチほどの日本海の魚、はたはたのお刺身です。少し炙ってありました。

日本海に面した鳥取市、当然海の幸も豊富です。

東京ではなかなかお目にかかれません。

非常に脂が乗っていておいしかったです。

さ~、その鳥取市からののど自慢は地元色豊かな出場者の熱唱熱演から始まりました。

高校時代の同級生で28才の女性二人組が、

8月のお盆の時期に行われる「鳥取しゃんしゃん祭り」をPRするため、

Whitberryの「夏祭り」を歌って盛り上げました。

彼女たちは祭りの躍り手で、鈴の付いた華やかな和傘を使い、

しゃんしゃんと鈴を鳴らしながら踊る傘躍りも披露してくれました。

すると、出場者全員が一緒になって歌い始め、会場からも大きな手拍子が送られました。

ラストの20番目に歌った男性も、躍り手の連を率いきるリーダーで、

いかに「鳥取しゃんしゃん祭り」が地元で愛されているかがわかりました。

さらに、子供が生まれたことをきっかけに、おいしい野菜を食べさせたいとの思いから、

東京からUターンして有機農業を始めた39才の男性や

250年の歴史を誇る旅館の跡を継ぐため、京都の修行から戻ってきた21才の九代目、

宝塚歌劇団を見て照明の素晴らしさに目を奪われ、将来は照明の仕事につきたいと

夢を語ってくれた中学2年生と、話題に事欠かない出場者ばかり。

中でも、際立ったキャラクターを発揮したのが、

ゲストの岩崎宏美さんの「ロマンス」を歌った24才の女性です。

レコードジャケットの岩崎さんに似せて白のワンピースを着て、

本番前日にわざわざ前髪をきれいに揃える“なりきり”よう(笑)。

しかも、歌唱中は切り替わるカメラにバッチリ目線を送る歌いっぷり。

爆笑を誘ったこの熱演に特別賞が贈られました。

お一人お一人の出場者が、歌にトークに力を発揮したのど自慢になりました。

鳥取市の皆さん、本当にお疲れ様でした~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:41 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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