2019年03月13日 (水)

宮城県 気仙沼市


 

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宮城県気仙沼市にやってまいりました~!

灯台の灯りがともっていますが、ここはJR気仙沼駅前。

さすが三陸の漁業の中心地は違いますね~(笑)。

今まで見たことない駅前風景でした。

今回は宮城県の北東部に位置する人口6万5千の漁師の町から、

「たび自慢」で~す!

 

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日本有数の漁港がある気仙沼は沿岸や近海だけでなく、遠洋漁業も盛ん。

気仙沼で古くから親しまれてきた魚が、太平洋で捕れる「メカジキ」なんです。

全国で水揚げされる70%以上が気仙沼で水揚げされていて、

シェアは日本一! 薄いピンク色がきれいな「メカジキ丼」。

特に冬の「メカジキ」は脂の乗りが半端なく、光りに反射して輝いています!

ねっとりとしつこいお味かなと思いきや、

身は張りがありあっさりしていながら脂が、

ジュワーッと口の中で溶け出すんです。

いや~これ絶品です!

 

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マグロよりも速く、時速100キロものスピードで泳ぐ「メカジキ」は、

大きいものは体長が4~5メートルにもなるそうす。

特徴は鼻先に伸びた剣のような部位。「吻(ふん)」といって、

実はアゴなんですって。

取材に同行してくださった市役所の斉藤さんが、

わざわざ観光施設から借りてきてくれました。

実物を見ると迫力ありますよね~!

この「メカジキ」はお刺身だけでなく、

焼いたり煮たりしゃぶしゃぶにしたりすき焼きにしたりと、

まさに地元の家庭に根ざした魚なんです。

 

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実はね~、メカジキ丼と一緒に出てきた味噌汁も絶品!

これサンマのつみれ汁なんですよ~。

気仙沼のサンマは有名ですよね~。

カキやホタテやワカメの養殖も盛んですし、

マグロ、カツオ、フカヒレと、気仙沼の代名詞となるような海の幸は、

数え切れないほどあります。

まさに三陸漁業の一大拠点ですね~。

 

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さて気仙沼での、のど自慢開催は3月11日の前日でした。

あの東日本大震災から丸8年になるんです。

海沿いでは現在かさ上げの工事がいたるところで行われていて、

重機がひっきりなしに動いていました。

写真の遠くに見えるのが「海の殉難者慰霊塔」です。

当時、慰霊塔とほぼ同じ高さの津波が気仙沼を襲い、

市内で1300人以上の方々が犠牲になりました。

 

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あの時の教訓を次世代につなげていこうと、

のど自慢放送の当日、3月10日に一般公開となったのが

「東日本大震災遺構・伝承館」です。

今回、公開前に特別に取材させていただきました。

この伝承館、映像や写真、当時の証言など、

様々な展示によって震災の記憶を伝えています。

そして被災した気仙沼向洋高校の校舎と併設される形で建てらていて、

遺構として保存されることになった向洋高校の当時のままの校舎を、

見学することができるんです。

 

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向洋高校は校舎の4階の床から25センチのところまで水没したそうです。

校舎の4階部分の外壁がえぐられています。

津波によって流されてきた冷凍工場の建物とぶつかってできたものです。

 

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3階の教室には車が突っ込んで横転していて、

津波の凄まじさをまざまざと見せつけられました。

津波が襲った時、校舎には学校の先生や工事関係者などが、

残っていたそうですが全員無事だったそうです。

こうした被災した校舎を語り部の皆さんの話を聞きながら、

見学することもできます。

 

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気仙沼を訪れて、復興はまだ道半ばであることを思い知らされましたが、

地元の皆さんの頑張りも形になってきています。

こちらは、4月7日に開通する「気仙沼大島大橋」。

およそ2300人が暮らす大島と本土が橋でつながります。

震災後、島民の皆さんは電気ガス水道が全て止まった状態で、

20日間孤立してしまったそうです。

橋の建設は50年前からの悲願だったそうですが、

震災をきっかけに見直されいよいよ開通に至りました。

 

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海沿いにある魚市場周辺では水産加工工場も多く再建されていて、

フカヒレが天日干しされていました。

こうして地元の皆さんの営みも感じることもできました。

 

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地元の居酒屋の大将がサービスしてくれた、

マグロの心臓と心臓の弁のお刺身!

こんな珍しい部位、食べたことありませんよ~!

大将がにこやかに、気仙沼で水揚げされたマグロを自慢してくれました。

のど自慢では毎回2泊3日の旅ですので、

気仙沼の皆さんの8年分の思いを感じ取るには時間が少なすぎます。

でも、地元の方々の人懐っこさに触れて、この場所にもう一度来たい!

気仙沼の海をもう一度見たい! そう思わせてくれた貴重な「たび」になりました。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:33 | 固定リンク


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