2018年02月13日 (火)

三重県 伊勢市


ise1.jpg

 久しぶりの顔看板!

ただし、顔を出す場所がいつになく低くて参りました(笑)。

今回は、あの伝説の名投手、沢村栄治を輩出した三重県伊勢市から「たび自慢」です!

 

 ise2.jpg

日本のプロ野球でその年最高の活躍をしたピッチャーに

「沢村賞」が贈られますが、この賞の名が沢村栄治その人です。

昭和9年に開催された日米野球では、当時17歳だった沢村が、

あのベーブ・ルースを含む並み居る強打者を4者連続三振に切って取るという、

当時としては信じられない快投を演じ、

日本のプロ野球史上初のノーヒットノーランも達成した人物です。

写真は、去年生誕100年を記念して作られた「全力石」と名付けられた石碑です。

刻まれた「人に負けるな どんな仕事をしても勝て しかし正々堂々とだ」という

沢村の言葉に、真摯な人柄が垣間見えますよね~。

 

 ise3.jpg

その沢村栄治を生んだ伊勢市は、伊勢湾に面した人口12万8000の町で、

面積のほとんどが国立公園に指定されるほど自然が豊かなんです。

といってもこの人手には驚きますよね~。

江戸時代の町並みを再現した、800メートルに渡る「おはらい町」通りです。

お土産屋さん、飲食店、酒屋さん、ほんとに町歩きが飽きない通りでした。

この先に通じるのが~~!

 

 ise4.jpg

天照大御神をまつる伊勢神宮です!

五十鈴川に架かる、長さ100メートルの檜造りの宇治橋は有名ですね。

この橋を渡ると神域に入ります。

社を20年ごとに建て替える式年遷宮では、この橋も建て替えるんですって。

年間880万人が訪れる伊勢神宮には、2月に入っても初詣に訪れる参拝者が多く、

なんだか雰囲気はお正月でした(笑)。

 

ise5.jpg 

伊勢神宮へのお伊勢参りは江戸時代にもブームがありました。

昔から多くの旅人に親しまれた名物をご紹介しましょう。

まるで大きな妖怪が舌を出したような写真ですが・・・、

 

 ise6.jpg

にゅるっと出てきました、「伊勢うどん」です!

 

 ise7.jpg

コシのあるうどんを売りにすることが多い昨今、

「伊勢うどん」の自慢はその柔らかさ!

なんと50分近くも茹で続けるんです!

 

 ise8.jpg

なんとなくグニャ~となってますよね~(笑)。

そりゃ50分も茹でりゃ、コシなんてありゃしませんよ。

でも、旅人の疲れを癒やすために消化のいいものをもてなしたい

という理由から柔らかくなったとか。

伊勢の皆さんの優しさが、このうどんの柔らかさなんです。

 

ise9.jpg 

もちろん、「伊勢うどん」いただきましたよ~!

出汁を加えたたまり醤油と絡めて食べるんですが、

濃い色ほど塩辛くなく食べやすいこと。

 

 ise10.jpg

お箸で切れるこのコシの無さに、むしろ感動でした!

 

さ~、そんな伊勢市からののど自慢は、

地元の風情たっぷりののど自慢になりましたよ~。

トップバッターは太鼓歴30年の51歳の女性。

お腹の帯に二本のバチを携え、半纏を片方脱いで左肩を露わに

威勢のいい叩き手の衣装で登場し、

坂本冬美さんの「あばれ太鼓」を歌いました。

20代の頃に伊勢神宮の式年遷宮で鳴り響いていた

太鼓の音色に魅せられ太鼓を始めたそうで、

その太鼓を通じて旦那さんとも知り合い、

現在は20歳と17歳の2人のお母さんなんです。

勇ましい歌いっぷりとその姿はとても51歳とは思えませんでしたね~!

その伊勢神宮で宮大工として勤める62歳の大工さんも登場し、

「男はつらいよ」を完璧な台詞まわしと味のある歌声を披露しました。

これまで式年遷宮を2回経験されてきたそうですが、

社を建て替えるといっても20年に一度。

それ以外はどんなことをされているのか訪ねると、

実は伊勢神宮には125の社があり、

その社を全て建て替えないといけないんですって!

伊勢神宮専属の大工さんがいらっしゃる理由が分かりました。

娘さんから「お父さんて、歌上手いの?下手なの?」と聞かれ、

今回出場を決めたんですって(笑)。

さらに、伊勢うどんのタレの出汁に欠かせない

鰹節店が家業という31歳の男性も登場し、

地元の駅前で路上ライブもするという彼が歌ったのは、

大沢誉志幸さんの「そして僕は途方に暮れる」でした。

普段はサラリーマンとして働いていますが、

1年前にお店を営むお父さんが亡くなり、

鰹節店の存続が危ぶまれたそうです。

しかし、地元のうどん屋さんにとっては出汁に使う

鰹節はなくてはならないもので、

取引先から懇願されお母さんと2人でお店を守っているんですって。

戸惑いもあったそうですが、子供の頃から鰹節を味わってきた舌が頼りだと、

そのたくましさに感心させられました。

今回合格者は2組しか誕生しませんでしたが、

チャンピオンに輝いた44歳の主婦は、亡き母への思いを込めて

島津亜矢さんの「かあちゃん」を歌って感動を呼びました。

大工だったお父さんを手伝うお母さんはそれはそれは忙しい人だったそうで、

幼い頃一緒に遊んでもらえたことがほとんどなかったそうです。

そんなお母さんが一日公園で遊んでくれたことがあったそうで、

その日の夜に布団をかぶりながら嬉し涙を流すほど楽しかったと、

お母さんとの素敵な思い出話をしてくれました。

「かあちゃん」を歌うと、

14年前に亡くなったお母さんの笑顔が浮かんでくるそうで、

お母さんとつながる大切な歌で合格の鐘を響かせました。

今回も、野球部で紅一点頑張る中学2年生の女の子から93歳のお婆ちゃままで、

幅広い世代の歌声で盛り上がったのど自慢になりました。

三重県・伊勢市の皆さん、ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:40 | 固定リンク


ページの一番上へ▲

新着記事

ブログ内検索

カレンダー

2018年07月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

バックナンバー


RSS