2018年02月07日 (水)

和歌山県 田辺市


 

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ついつい口をすぼめたくなるあの味覚といえば!

 

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梅干しですよね~。ずら~っと梅の実が干されていたハウスに入ると、

梅干しの香りがぷ~~~~ん!

今回は全国有数の梅干しの産地、

和歌山県の南部に位置する田辺市にお邪魔しました。

田辺市は太平洋に面していて、

東京23区よりも広い和歌山県内一の面積を持つ市なんです。

世界遺産の熊野古道が通る町としても有名なんですが、

北に隣接するみなべ市とともに、

梅の産地として世界農業遺産にも指定されているんですよ。

 

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この大粒の梅が「南高梅(なんこううめ)」。

手の平に乗った南高梅は5Lサイズで、直径が4センチほどもありました!

肉厚で食べごたえ十分!

干している最中の塩気ばっちりの梅干しをほうばると、

先ほどの表情になります(笑)。

このあと加工場に出荷され、塩抜きされたり、ハチミツやシソ、

カツオとまぶして様々なお味の梅干しとして食卓にのぼります。

 

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梅の花の見ごろは2月中旬だそうです。

すでに小梅の花が咲き始めていましたよ。

この地域の梅は、二ホンミツバチが受粉して実をつけ、

水はけのいい土壌と降り注ぐ太陽の光をいっぱい浴びて、

5~6月に収穫されます。

もともとは養分の乏しい山の斜面を利用して栽培が始まったそうで、

400年の歴史を持つという梅の生産は、

日本の食文化としてしっかり根付きましたね~。

 

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田辺市は梅だけでなく、柑橘類の生産も盛ん!

地元の道の駅に足を運ぶと、ポンカン、はれひめ、紅ばえ、

デコポンとありとあらゆる柑橘類が揃っていて、

どれも甘くておいしかった~。

ガンガン試食できるのでぜひ足を運んでみてください。

 

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さらに田辺自慢の味を楽しむなら「あがら丼」ははずせません。

「あがら」とは地元の言葉で「私たち」という意味で、

田辺湾で獲れた新鮮な魚や、熊野牛、梅酢を食べて育った紀州うめどりなど、

田辺自慢の味をそれおぞれのお店で盛り付けた丼で楽しめるんです。

 

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私が食べた「あがら丼」には、田辺湾で獲れたシラスに~、

 

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太平洋で獲れたカツオの漬けがふんだんに盛り付けられていて、

田辺の海の幸を満喫できる大満足の丼でした~!

 

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今回私がお勧めしたいのは、このお吸い物なんです。

箸に取ったのは田辺湾に自生する「ヒロメ」という海藻で、

地元では「ひとはめ」と呼ばれていて、

限らた地域でしか育たたない珍しい海藻なんです。

食べた触感に驚きました。

今まで食べた海藻と比べると、

やわらか~~~~くて、やさし~~~~~くて、

口の中が幸せになります(笑)。

 

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これがもともとの「ヒロメ」です。

お湯にくぐらすと透き通った緑色に変わり、

地元ではしゃぶしゃぶで食べるんですって!

こうした地元の食材に出会う度に、

日本に生まれてよかったな~って思えるんですよね~。

もちろん、食べ物だけじゃないですけどね(笑)。

今回は田辺市の地元の幸の豊富さに、感動しっぱなしでした!

 

そんな田辺市からお送りしたのど自慢のご報告です。

今回は地元でシラス漁をする73歳の男性や、

梅農家を受け継ぐ25歳の男性、梅農家で育った29歳の二児のお母さん、

田辺市発祥といわれる備長炭の炭焼き職人さん、

会場の紀南文化会館で先月成人式を挙げたばかりの20歳の女性と、

田辺ならではのバックグラウンドをお持ちの出場者が多かったですね~。

中でも、ゲストの吉幾三さんの「男酔い」を歌った65歳の炭焼き職人さんからは、

備長炭についていろいろ教わりました。

そもそも「備長」とは人の名前からきてるんだそうです。

田辺で暮らしていた備中屋長左衛門(びっちゅうや ちょうざえもん)という人が、

ウバメガシという固い木を材料に炭を作り始めたのが起源だそうで、

以来300年の歴史を数えます。

和歌山県で生産されたものは「紀州備長炭」として人気が高いんですって。

火力の強さが自慢で、田辺市内では12人ほどの職人さんが、

それぞれの炭焼き釜で備長炭を作り続けているんだそうです。

職人さんのほとんどは、自宅では炭で暖を取っているそうで、

暖房機具は使わないんですって。

魚や肉を焼く時も備長炭を利用し、

香ばしく焼きあがった料理は最高だと教えていただきました。

田辺に長く伝わる備長炭の文化に感動でした。

今回合格の鐘を鳴らしたのは3組といつになく少なめでしたが、

チャンピオンに輝いたのは地元の病院に勤める口腔外科の歯医者さんで、

オフコースの「言葉にできない」を

小田和正さんばりのきれいな高音を響かせ会場を魅了しました。

3月には転勤で田辺を離れるそうで、田辺に爪痕を残せたと喜んでいましたね~。

そして特別賞に輝いたのは、頭をきれいに丸刈りにした学ラン姿の中学1年生でした。

歌ったのは、何とさだまさしさんの「関白宣言」!

彼が歌う前に曲名を述べると会場がどよめき、

かわいらしい声と「関白宣言」とのギャップに、

会場全体が彼にやられちゃいましたね~(笑)。

現在は科学部でロボット造りに一生懸命だそうで、

小学生まで取り組んでいた剣道を辞めた理由を聞くと、

「なんだか疲れちゃったんですね~」と

その受け答えがまたかわいらしんですよ(笑)。

普段の学校生活では結構はっちゃけているそうで、

先生から「のど自慢に行ってこい!」と勧められ出場したそうです。

先生が彼に勧めた理由がよ~~~く分かりました(笑)。

今回も、楽しい楽しいのど自慢になりました。

和歌山県・田辺市の皆さん、ありがとうございました~~~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:32 | 固定リンク


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