神奈川県 大和市
ばんざ~~~い!してるわけではないんですよ(笑)。
太極拳をされている「下福青空会」の皆さんです。
この町は元気はつらつ! とにかく運動が大好きな方が多い、神奈川県大和市からたび自慢しましょう。
今回訪れた大和市は、神奈川県のほぼ中央にあり、都心の新宿まで電車で40分。
渋谷や横浜へも電車で通える利便性から23万人が暮らす町です。
太極拳をされていた皆さん、何やら遊具を使って遊び出しました。
(笑)遊んでるというか、運動されてるんですね~。こちらの方は懸垂を使ってノビノ~ビ!
実は大和市では、市民の健康寿命を延ばそうと、
市内にある88か所の公園にこうした健康遊具を設置しているんです。
腕を肩から大きく動かしたり、腰の回転を促したりと種類も様々で、30種類以上あるんだとか。
それぞれの遊具には、どんな効果があるのかちゃんと解説が付いてるんです。
こちらの皆さんは、段差の違う踏み台昇降を利用して足の運動!
皆さん楽しみながら体を動かしていました。
広い公園が多いのも大和市の特徴で、散歩しながら健康遊具で体が動かせるなんていいですよね~。
今度は市内の小学校に取材に行くと、やってるやってる!子供たちが元気にサッカーです。
・・・よ~く見ると、みんな女の子!
そうなんです。実は大和市は、女子サッカーの日本代表を何人も輩出するほど、
女子サッカーが盛んな町なんです。
ワールドカップで優勝したなでしこのメンバー、川澄奈穂美選手も大和出身なんですよ~。
大和市には、女子サッカーリーグ3部にあたるチャレンジリーグに所属する、
「大和シルフィード」というクラブチームがあるんです。
昨シーズンはなでしこリーグへの昇格を惜しくも逃しましたが、
今年こそはと町をあげて応援しているそうです。
写真の女の子たちの中から、将来のなでしこが誕生するかもしれません。楽しみですね~。
大和市のトレンドは、今回会場となった「大和市文化創造拠点シリウス」です。
去年11月に完成したばかりで、のど自慢の会場となった「やまと芸術文化ホール」だけでなく、
カフェを併設した図書館や、生涯学習センター、屋内の子供広場と、
市民が集う人気スポットになっているんです。
図書館を見学すると椅子が多い! 居心地の良さを演出する空間づくりには感動しました。
大和駅から歩いて5分もかからないので、これからますます市民の憩いの場として活躍するでしょうね~。
さ~、その新しいホールで行われたのど自慢は、番組スタートから勢いがありましたね~。
トップバッターは大和市にちなんで「宇宙戦艦ヤマト」を歌った26歳の高校の先生。
3年生の担任をされていたそうで、迫力の図太い声で卒業生にエールを送りました。
続いてお揃いのはかま姿の女性介護士さん二人組は、
水前寺清子さんの「ありがとうの歌」をテレビを見ているお年寄りに向けて元気に歌い、
高校を卒業したばかりの18歳の女の子は、山本リンダさんの「どうにもとまらない」を、
アイドル並みのダンスステップとともに披露して会場を騒然とさせました。
そして4番目に登場したのが、今回特別賞を受賞した88歳のおじいちゃん。
かつては刑事さんとして活躍した元警察官ですが、完璧な股旅姿でステージに立ち会場を沸かせました。
8年前に奥さんを亡くされ気落ちしていた時、娘さんがプレゼントしてくれたのが、
今回歌った氷川きよしさんの「番場の忠太郎」だったそうです。
今では歌うことが生きがいだそうで、歌い終わった後の笑顔は充実感にあふれてましたね~。
さらにはサッカーの地元クラブチーム「大和シルフィード」の現役選手も登場。
試合前に気持ちを上げるために必ず聞くという、安室奈美恵さんの「Get Myself Back」を歌いました。
リーグ戦はいよいよ4月から。頑張って大和市を盛り上げてほしいですね~。
大和市ならではの元気な歌声を披露する出場者が多い一方で、
闘病中の家族や亡くなった奥さんに向けて歌声を届ける出場者も何組かいらっしゃいました。
大和市ののど自慢は、元気さと優しさにあふれた回になりました。
大和市のみなさん、心も体も熱くなる歌声をありがとうございました~!
投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:02 | 固定リンク