2017年03月23日 (木)

静岡県 富士市


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この富士山見て~~~~!きれいでしょ~。

地元の方もこれだけくっきり全景が見られるのは珍しいとおっしゃっていました。

今回は、富士山の南側のふもと、駿河湾に面した人口26万の富士市が会場でした。

 

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富士市の中心産業は製紙業です。明治初期から盛んになり、現在59もの製紙工場が稼働しています。

富士市は特に家庭紙、ティッシュペーパーやトイレットペーパーの生産が盛んで、

全国に出回るトイレットペーパーの3個に1個は富士市産だそうですよ。

 

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取材したのは、お米や肥料などを入れる紙袋用の厚手の紙を作る工場でした。

機械から出てきた紙に光沢があるのが分かりますか?濡れてるんですよね~。

原料のパルプを細かくして紙にしていきますが、とにかく紙作りには大量の水が必要なんだそうです。

水道水も工場用水も、全て富士山からの湧水! 豊富な湧水が、富士市を発展させてきたんですね~。

 

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市内を取材すると、海に沿って走る幹線道路に「富士山しらす街道」の看板やペイントが目につきました。

そうなんです。富士市のもう一つの自慢は「しらす」!

新鮮なしらす丼が食べられるお店がたくさん軒を連ねています。

 

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生しらすと釜揚げしらすの2色丼! これたまりませんよ~。

実は私が取材した3日後に、いよいよしらす漁が解禁だったんです。

私が食べた生しらすはもちろん冷凍なんですが、

水揚げされてからすぐにマイナス30度で瞬間冷凍するため、新鮮さが保たれているんです。

 

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ご覧ください、この張りのあるしらすの姿を!

静岡県はしらすの産地として有名ですが、富士市は生しらすが自慢なんです。

普通しらす漁は、二艘の船で網を引き揚げる二艘挽き漁なんだそうですが、富士市の漁師さんは量よりも質。

漁の時間をかせぐために短い時間で水揚げできる一艘挽きにこだわり、

地元の方は10分もあれば獲りに行けると自慢されていました。

しかも一艘挽きだとしらすが傷つかないんだそうです。

見た目素人では分かりませんが、味わえば分かります。

生しらすって苦味があると常々感じていて、それが普通だと思っていですが、

その苦味はしらすが傷ついて内臓が出てしまっているからなんだそうです。

この日食べたしらすに、苦味は一切感じませんでした!

初めて、本当の生しらすを味わえたんです。感動で~~~す!

 

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せっかくですから、富士山をもう一度。

しらす漁が盛んな駿河湾、製紙工場の煙突に富士山! 富士市ならではの絶景ですね!

 

それでは、富士市ののど自慢をご報告しましょう。

今回合格の鐘を鳴らしたのは全部で6組。

トップバッターで歌った中学1年生の13歳が、いきなり合格の鐘を鳴らしました。

歌ったのは森山直太朗さんの「愛し君へ」。

切々と歌うその歌声は、とても中学生のものとは思えないほどでした。

学校ではサッカー部に所属していますが、

時には地元のJR富士駅前で一人でストリートライブを開いちゃうほどの度胸の持ち主。

ストリート系を意識しているのか、野球帽を斜めにかぶる姿もかわいかったですね~(笑)。

今回は富士市を愛する出場者が多かったですね~。

大月みやこさんの「女の港」を歌った田子ノ浦漁港の食堂で働く68歳の女性は、

しらす漁解禁に合わせて4月1日からいよいよ港でオープンする、

漁協主催の食堂のPRに余念がありませんでしたね~。

地元コミュニティーFMでグルメ番組のナビゲーターを務める35歳の女性は、

中森明菜さんの「北ウィング」を歌いました。

さすが地元のグルメには詳しく、「つけナポリタン」というB級グルメを教えてくれました。

ラーメン用の麺を、トマト風味のスープにつけて食べるんだそうで、

ナビゲーターならではの説明は食欲をそそりましたね~(笑)。

生まれも育ちも富士市という歯科助手として働く28歳の女性は、

Every Little Thingの「出逢った頃のように」を歌い、

地元の大好きな友達と出逢った頃の思い出を重ねていました。

そんな出場者の中でチャンピオンに輝いたのは、18歳の男子高校生でした。

彼は中学時代にいじめにあい、結果的に入院するほど追い詰められたそうです。

でも入院した病院で知り合った男の子の前で歌を歌う機会があり、

その時男の子が涙を流しながら感動してくれたことが、立ち直るきっかけになったそうです。

彼が歌ったのは、中島みゆきさん作詞作曲の「糸」。体から絞り出すように歌う柔らかい歌声は優しく、

これからも歌い続けていきたいという彼の言葉に、会場から温かい拍手が送られていました。

亡くなったお爺さんとよくデュエットしていたという川中美幸さんの「二輪草」を、

お孫さんと一緒に歌った80歳のお婆ちゃんはものすごい笑顔でしたね~。

大病を患い今も病気と闘い続ける56歳の主婦は、

息子さんと娘さんと3人でSMAPの「世界に一つだけの花」を、本当に明るく歌っていらっしゃいました。

富士市からののど自慢は、ほかほかした温もりに包まれた回になりました。

 

静岡・富士市の皆さん、ありがとうございました~。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:10:30 | 固定リンク


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