2016年05月17日 (火)

奈良県 吉野町


yoshino1.JPG

杉の木々に囲まれながら、ハンモックに揺られてきました~。

今回おじゃましたのは、奈良県吉野町(よしのちょう)です。

町の8割が森林という土地柄だけに、吉野町は木の町としてPRしています。

森林浴をしながら体操したり瞑想したりする森林セラピーの

体験ツアーもあるんですよ。

この日は天気も良く、木漏れ日がさしかかり森林浴には最高!

いや~気持ちよかった~・・・。

yoshino2.JPG

吉野町は奈良県のほぼ中央にあります。

町を流れるのが吉野川。春に3万本のシロヤマザクラが咲き誇る

吉野山があるのもこの町です。

yoshino3.JPG

「吉野」と言えば、良質の杉やひのきの産地としても全国的に有名ですよね~。

こちらは取材に訪れた吉野木材協同組合連合会市場です。

吉野の山で伐採された杉やひのきが、ちょうど競りにかけられていました。

吉野の木を求めて、全国各地の材木業者がやって来るんですって。

yoshino4.JPG

競りに出されていた樹齢250年の杉です!

このきれいな木目をご覧ください。

均一で、しかも細かい木目ができています。

この細かさが強度につながるんだそうです。

あえて密集させて植林し木を育てると、木目が詰まっていくんですって。

育ちの悪い木は間伐し、良質のものだけを残しながら、何年もかけて木を育てていく・・・。

吉野で林業に携わる人たちの、長くてきめ細かい作業の賜物ですね~。

yoshino5.JPG

地元に1校だけある中学校にもおじゃましました。

教室に入るとひのきの香りでいっぱいなんです。

それこそ教室で森林セラピーができそうですね~(笑)。

ご覧いただきたいのは、並べられているきれいな机です!

実は、この中学校では、生徒たちが入学すると、

足の部分の鉄パイプやひのきの板がセットになった「机キット」が手渡されるんです。

もちろん、このひのきは地元の吉野産!

写真の机は、生徒達自身が組み立て、やすりで磨き、

作り上げた勉強机なんです。木の町ならではの取り組みですよね~。

自分で作り上げた机だけに愛着も増して、みんな大切に使うんだそうです。

さらに卒業すると、この机は持ち帰ることができるんですって。

yoshino6.JPG

地元の名物は「柿の葉ずし」です。

柿がよく採れる吉野では、防腐作用がある柿の葉で巻いて作る「柿の葉ずし」が、

昔ながらの保存食として家庭で親しまれてきたそうです。

さばやしゃけなどをねたにしていて、柿の葉の香りと共にいただく「柿の葉ずし」は、

普通のお寿司とは違った味わいがありますね~。

一口サイズで食べやすいし、思わずパクパク食べてしまいました(笑)。

さ~それでは吉野町からののど自慢をご報告しましょう。

今回は冒頭から吉野愛にあふれた出場者がたくさん登場しました。

トップバッターは、吉野町をPRするのが仕事の観光キャンペーンレディー2人組。

AKB48の「365日の紙飛行機」を歌いました。

イベントがあると全国各地に出向いて吉野町をPRするそうで、

さすがPRの内容が愛に溢れていました。

地元の皆さんは「森と共に生きる人々」なんだと、

素敵な言葉で木の町としての吉野を紹介してくれました。

さらに吉野川の名産「鮎」も紹介してくれました。

「桜鮎」という名前で養殖もしているそうで、鮎ぞうすいも絶品だと教えてくれましたよ~。

「吉野千本桜」というご当地ソングを歌ったのは、79歳の女性でした。

桜が咲き誇る吉野山で暮らしているそうで、

自宅から桜を眺めることができるんですって! いいですよね~。

3万本もの桜が山のふもとから徐々に花を咲かせる

その素晴らしさを語ってくれました。

戦時中、東京から親戚を頼って吉野に疎開してきたそうで、

吉野に暮らして70年、毎年桜を見るのが楽しみなんだそうです。

さらに、三山ひろしさんの「お岩木山」に吉野の山々を重ねて歌ったのが、

林業に携わる64歳の男性でした。

もともと吉野町役場に勤めていましたが、

退職後に山で仕事をするようになったそうです。

やはり林業従事者も減ってきているそうで、何とか地元の山を守り

立派な杉やひのきを育てたいと今の仕事についたそうです。

山で仕事をするときは、木に登りながら大きな声で歌を歌うんだそうです(笑)。

皆さん、本当に吉野のことを愛してるんですよね~。

そして、お互いへの愛情が62年続いている89歳と84歳のご夫婦もご紹介しましょう。

お二人は今回の特別賞に輝きました。

お二人の思いで作りにと、お孫さんがのど自慢に応募したそうで、

二人でデュエットすること自体、今回が初めてだったそうです。

予選会では立派な歌声を披露していたご主人でしたが、

「歌いすぎた」と声を枯らしてしまい、本番当日はガラガラ声でした。

でも、笑顔で見つめ合いながら、歌詞を確かめるように

一生懸命歌う二人の姿には、会場から万雷の拍手が鳴り響きました。

60年の結婚記念日には、二人が式を挙げた神社にご祈祷に行き、

ご主人がダイヤモンドの指輪を奥さんにプレゼントしたんですって!

お互いを思いやる気持ちがにじみ出るその歌声は、本当に素敵でした。

奈良・吉野町の出場者の皆さん、愛情いっぱいの歌声をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:17 | 固定リンク


ページの一番上へ▲

新着記事

ブログ内検索

カレンダー

2019年12月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

バックナンバー


RSS