2016年03月01日 (火)

福岡県 飯塚市


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桟敷席で大喜びしておりますが、特にステージで

何かが行われていたわけではございません(笑)。

この劇場の雰囲気をお伝えしたくて、ついはしゃいじゃいました。

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取材させていただいたのは、昭和6年に開場した「嘉穂(かほ)劇場」です。

昔ながらの劇場の趣をそのまま残してますよね~。

絵看板も昭和の雰囲気そのもの!

今も歌謡ショーや落語、大衆演劇などが披露され、

地元の皆さんに愛され続けている劇場なんです。

今回は、この劇場がある、福岡県のほぼ中央に位置する飯塚市が

のど自慢の会場となりました。

「嘉穂劇場」がのど自慢の会場になったわけではないので

勘違いしないでくださいね、念のため(笑)。

でも、ここから放送したらどんなのど自慢になってたんだろうな~。

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劇場に掲げられていた地図をご覧ください。

これ、明治から昭和にかけて存在した芝居小屋や劇場の数なんです。

驚きの数ですよね~。

こうした劇場があったエリアが、かつて250以上もの炭坑で栄えた

筑豊炭田のエリアと重なっているんです。

つまり、危険と隣り合わせの炭坑で働く人たちには、

娯楽の場としてのこうした劇場が欠かせなかったんですね~。

飯塚市はこの筑豊炭田の中心都市として栄え、

「嘉穂劇場」は炭坑の歴史を伝える重要な劇場なんです。

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二階席から見た劇場の中をもう一度ご覧頂きましょう。

柱や天井、手すりなど、ほとんどが木で出来ています。

平成15年には大雨で浸水の被害にあい、

過去にこの劇場に出演したこともある芸能人の皆さんや

地元の皆さんの後押しもあって復旧にこぎつけたそうです。

取材した日は、3月まで行われている雛祭りのイベントで劇場が活躍していました。

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ステージが使われない休演中は、奈落(舞台の下)も見学することが出来ます。

私とスタッフとで木の取っ手を押していますが、これが手動式の廻り(まわり)舞台。

ステージ上でお芝居やショーが行われるときは、

12人が舞台の下に入り込み、こうした廻り舞台やせりなどを

手動で動かしていくんだそうです。

何だかお芝居やショーを作り上げる熱気が伝わってくるようでした。

「嘉穂劇場」、ぜひ残していってほしいですね~!

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炭坑の歴史を今に伝えるのは昔ながらのものだけではありません。

こちらは炭坑の町だった飯塚市ならではの、新たなグルメです。

その名も「ほるホル丼」!

炭坑で働く人たちにとって安価なスタミナ源として

大変人気があったのがホルモンで、

そのホルモンを掘る(ほる)ようにして食べる、

との意味合いで「ほるホル丼」が誕生したそうです。

お店によっては、卵とじにしたり、キャベツをふんだんに使ったり、

カレー風味にしたりと様々で、私はチャーハンに甘辛のホルモンを乗せた丼でした。

ホルモンが柔らかくて、いや~本当においしかったです。

さて、飯塚市からののど自慢ですが、今回はお年寄りパワー炸裂の回でした。

何と言っても100歳のお爺さまの登場は、会場が沸きに沸きました。

現役時代は婦人服のお店を営んでいたそうで、

地元のお祭り「山笠」のはっぴを着て、

村田英雄さんの「無法松の一生」を歌いました。

百人一首を全て覚えているのが自慢で、

一首披露していただき、その記憶力にも脱帽でした。

実際に炭坑で使われていた銀色のヘルメットを被って、

木村隆衛さんの「筑豊一代」を歌ったのが、今度は88歳のお爺さま。

お父さんが飯塚の炭坑で働いていたそうで、

真っ黒になって炭坑から帰ってくる姿が目に焼き付いているそうです。

炭坑が今の日本の礎になっていると、炭坑を語り継ぐ大切さを教えてくれました。

そして今回特別賞を受賞したのが、娘さんと登場した82歳のお母さま。

娘さんがディック・ミネさんの「旅姿三人男」を歌い、お母さまは股旅姿で、

3歳から習ってきたという見事な踊りを披露しました。

そのキレのある踊りに会場は拍手喝采!

12年間も夫の介護を続けてきて、踊る機会がほとんどなかったそうで、

娘さんがステージで踊らせてあげたいと今回応募したそうです。

特別賞の受賞には、涙ながらに喜んでらっしゃいました。

今回トップバッターを飾ったのも73歳の男性でした。

歌ったのは何とプリンセスプリンセスの「Diamonds(ダイヤモンド)」! 

来年結婚50年を迎えるそうで、妻にダイヤモンドのように

いつまでも輝いて欲しいと選曲したそうです。

リズムを取りながら楽しそうに歌うその姿は、

トップバッターに相応しいはつらつとした歌いっぷりでした。

いや~みなさん本当に元気!わたしたちの世代も 負けてられませんよね~。

これからも、元気をお届けできるよう、頑張らねば。

福岡・飯塚の皆さん、ありがとうございました~~~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:05 | 固定リンク


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