2019年05月21日 (火)京都府 綾部市


 

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338段の階段を昇っての取材はきつい~~~!

この先で国宝が拝めるとあって頑張っております(笑)。

今回の「たび自慢」は、京都府北部にある山間の町、

舞鶴市の南に隣接する人口3万2000の綾部市です!

 

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こちらが鎌倉時代に建てられた、国宝「光明寺 二王門」。

今年の3月に修復が完了し800年前の姿が蘇ったばかり!

木々の緑に映えた真っ赤な門はそれはそれは絢爛でした。

特に注目して頂きたいのは屋根です。

二層に屋根を持つ門は格式が高く珍しいそうで、この屋根の造りが国宝たるゆえんです。

 

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門の中には、金剛力士像がにらみを利かせていました。

こちらは門の右手に構える「阿形像(あぎょうぞう)」。

 

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 左手に「吽形像(うんぎょうぞう)」。

二王門と同じ、鮮やかな赤みをおびた茶色に身をまとっています。

この像、国の重要文化財に指定されています。

国宝の中にさらに国宝や重要文化財を備える門は、

ここ光明寺二王門と、法隆寺中門、東大寺南大門、奈良・金峰山仁王門の4つだけ。

標高400メートルほどの山間に突然現れる二王門を眺めると、

京都の歴史の奥深さを感じずにはいられません。

 

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門をくぐって本堂に向けて歩くとこの景色。

綾部市は町の7割が山間部で、

町を流れる由良川沿いに、田んぼや市街地が広がっています。

雲海が広がる時期もあるそうで、なんと10キロのマラソンコースにもなってるんです。

この眺めは最高ですよ~。

 

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こちらは「シャガ」というアヤメ科の花です。

ちょうど開花の時期に遭遇できました。

森林の木陰や湿った場所で群生していて、色と形の造形が美しい花ですよね~!。

初めてお目にかかりました。

山を歩いていると、鳥のさえずる声が方々から聞こえてきて、

まるで合唱を聴いているようでした。

二王門から歩いてさらに108段の階段を昇ると、

聖徳太子の時代に建てられた光明寺の本堂があります。

のんびり綾部の自然を満喫しながら、散策をするには絶好のスポットでした~!

 

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ちょっと話は変わりますが、綾部市の名産品として有名なのが、

800年の歴史を誇る「黒谷和紙」です。

桂離宮の襖や二条城の障子にも使われている和紙で、

手で引っ張っても破れない丈夫さが売りです。

綾部市では今も黒谷和紙の技術を受け継いで生産していて、

最近では和紙の原料となる「コウゾ」の栽培にも力を入れています。

で、このお餅は、コウゾの葉っぱを練り込んだお餅なんです!!!!

 

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これが「コウゾ」の葉っぱを乾燥させて粉状にしたものです。

和紙の原料になるのは「コウゾ」の茎の部分で、

これまで葉っぱは捨てていたそうです。

なんとかその葉っぱを生かせないかと、

地元の主婦の皆さんが考案したのがお餅でした。

粉状の葉っぱに水分を加えると発生する粘りが、

お餅と相性抜群だったそうです。

 

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NHK京都局の中智紀ディレクター、渾身の餅のばし~~~~~!

本当はもっと伸びるんですよ(笑)。

作りたてのお餅だったんですが、私たちの到着が遅れて、

お餅が少し固まってしまいました(泣)。

コウゾの葉っぱが入った餅は、

ほんのりとした苦みだけでなく、まろやかな甘みも感じられて食べやすいこと!

よもぎ餅とはまた違った風味が楽しめます。

 

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わざわざこの日のためにお餅を作ってくださったのが、

「すまいる工房」の皆さんです!

なんと臼で餅をつきつき作ってくれたなんて、感動です(泣)!

お仕事を退職された後、何か地域に根ざした活動ができないかとグループを結成したそうです。

5人のメンバーで活動されていて、コウゾの葉っぱを生かしたクッキーやシフォンケーキも、

おいしかったです!

 

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さらに感動したのは、お昼ご飯まで作って待っていてくだくださったんです!

タマネギと三つ葉の味噌汁、小松菜のおひたし、タマネギとツナの和え物、

地元の山菜の天ぷらに、その下には自家製塩麹に漬けたチキンのカツ!

こういう家庭料理が本当にありがたいんですよね~。

愛情たっぷりのお料理に満たされて幸せでした。

「すまいる工房」の皆さん、ありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:42 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年05月14日 (火)山口県 光市


 

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穏やかで透明度の高い海!

海水浴にはまだ早いですが、おもわず飛び込みたくなっちゃいます!

 

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全長2.4キロに渡って白浜が広がるこちらは、瀬戸内海に面した虹ヶ浜海岸。

海岸線に沿って江戸時代から松林が整備されてきた海岸で、

海水浴シーズンには日没になると虹色にライトアップされ人気の海岸なんです。

今回の「たび自慢」は、虹ヶ浜海岸や全長2.7キロの室積海岸もある、

山口県の南東部の光市です。

光市は全国トップクラスの日照時間を誇るまさに太陽の“光”にあふれ、

5万1000人が暮らしています。

 

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温暖な気候の暮らしやすさをアピールする光市は子育て支援に力を入れていて、

なんと130もの支援事業で子育てしやすい町づくりを進めています。

その中心施設が「あいぱーく光」です。

子育てだけでなく、保健、介護、障害福祉と、

町の福祉にまつわる支援を一手に担う施設です。

中庭には様々な遊具とテラスがあり、

お母さんが見守りながら安心してお子さんを遊ばすことができますよね~。

 

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施設を案内してくださったのが、光市役所・子育て支援係の佐伯愛子さんです。

佐伯さんが手にしている冊子は、光市が発行する育児マガジンで、

その名もチャイルドの「チャイ」とベビーの「ベビ」をとって「チャイベビ」!

45ページにわたって光市の育児サービスが紹介されています。

そのトップページには「おっぱい都市宣言」の文字が!

実は光市には、人口5万人規模の自治体としては珍しく、

産婦人科を擁する病院が二つもあるんです!

病院と光市とが協力し合って母と子のスキンシップを大切にした育児支援をしていこうと、

1995年に宣言したのが「おっぱい都市」。

当時としては先進的でユニークな取り組みですよね~。

 

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こちらは「あいぱーく光」内にある「チャイベビステーション」。

たくさんのおもちゃや絵本が用意されていて、

年間500組近い親子に利用されているそうです。

育児や食育の相談、木のおもちゃの貸し出し、

親子で楽しめる行事の企画と育児サービスは充実しています。

光市在住に制限していないので、利用者の20%近くが市外在住の親子なんですって!

 

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遊びに来ていた女の子の写真を撮ろうとしたんですが、

恥ずかしがってどうしても顔を見せてくれませんでした(笑)。

遊びの邪魔してごめんね~!

 

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この日は「母の日」の前日ということで、

お母さんにプレゼントするための木工教室が開かれていました。

光市ではお父さんの育児参加を促す支援事業も多く、

こうした父と子の体験教室も開催されています。

お父さんと一緒にのこぎりを挽く作業は大切な思い出になりますよね~。

男の子楽しそうですね~。お父さんの頑張りどころです、がんばれ~

 

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こちらが完成品の「スパイスラック」。

色を塗ったり絵を描いたりしてプレゼントしたら、お母さんも嬉しいだろうな~。

今回ののど自慢では、全国の同窓生のために歌った光市生まれの60代の女性や、

普段から地元を盛り上げている吹奏楽団の4人組、

光市に恩返しをするために出場した消防士さんと、

温かい気持ちを持って歌った地元の出場者が多かったですね~。

光市に郷ひろみさんがゲストで来てくれるとあって、

歓迎したくて出場した83歳のお爺さまもいらっしゃって、

本当にあったか~い“光”に包まれたのど自慢の「たび」になりました~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:20 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年05月07日 (火)千葉県 館山市


 

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令和元年! おめでとうございます!!!

新しい時代ですね~。昭和、平成、令和と、のど自慢は放送開始から74年目に突入。

これからも、みなさんの歌声を全国各地から届けてまいりま~す!

令和最初の開催地は、千葉県、房総半島の南、

人口4万6000の気候が温暖な太平洋に面した館山市です。

 

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館山市は「花のまち」なんですよ~。

地元のレジャー施設には100万本のポピーが咲き誇っていました。

まるでポピーの絨毯!

なんと12月から5月の連休中までポピーが楽しめるとあって、

冬場に訪れる観光客が多いのも館山の特徴です。

市では、バイパス沿いに花を植えたり、ガーデニング教室を開いたりして、

年中花が楽しめる「花のまち」作りを進めているんです。

 

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花が咲き誇るそばでは、養蜂家のみなさんが巣箱をおいて蜜を集めているそうで、

お土産屋さんには蜂蜜がい~っぱい!

「花のまち」ならではの副産物ですよね~。

 

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これからの季節は観賞用のヒマワリの収穫が始まるそうです。

館山市には花き栽培を行う農家が250軒もあり、花の栽培が盛んなんです。

そもそもは大正時代に、ある船員が花の種を持ち込んだのが始まりだそうで、

温暖な気候に合っていたんでしょうね~。

栽培技術が受け継がれ、令和の時代もしっかり花開いています。

 

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館山には、明治から伝わる伝統工芸品もあるんですよ。

それは、1本の細い竹から作られます。

地元に自生する「女竹(めだけ)」と呼ばれる繊維質がしっかりした竹です。

ナイフで縦に切れ目を入れて~、

 

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手作業で割きながら、40~50本まで割いていきます。

 

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割いた竹を平らにならして、柄と骨を一本の竹から作り上げる、

これが「房州うちわ」です。

「京うちわ」「丸亀うちわ」と並んで日本三大うちわの一つと言われています。

 

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手作業の様子を見せて頂いたのが、伝統工芸士の太田美津江さんです。

「どうしてなんでしょうね~、なんだか継いでしまったのよね~」

とおっしゃっていた太田さんは3代目だそうです(笑)。

この地でのうちわ作りは、もともと漁師さんの奥さんの手内職だったそうです。

大正12年に関東大震災が起こり、被災した日本橋のうちわ問屋が、

竹の産地だった館山に移住したことをきっかけに、

本格的な生産が始まったと伝えられています。

 

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太田さんにわざわざ番組のために作っていたただいた「房州うちわ」の数々。

今回のゲストだった橋幸夫さん、島津亜矢さんと一緒に、番組冒頭でご紹介しました。

一本の竹でできているので頑丈で、かつしなりが良くていい風を送れるんですよ~。

令和になっても、「房州うちわ」で風を仰ぐ風景が残るといいですね~。

 

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太平洋の黒潮の流れがぶつかる館山市はもちろん漁業も盛ん。

市街地にはたくさんのお寿司屋さんが軒を連ねていて、

「房州鮨」と呼ばれるしゃりの大きなお寿司も自慢なんですよ。

最近は「館山炙り海鮮丼」なるものを開発して新たなご当地グルメをPRしていました。

お魚を串に刺して、自分で火で炙りながら食べるんです。

もちろんお刺身として食べられるほど新鮮なんですが、

一手間加える楽しさを提供しているところがにくいですよね~(笑)。

これからの季節、

「房州うちわ」を仰ぎながら「花」を愛でて「房州鮨」をほおばる、

そんな「館山のたび」はいかがでしょう!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:14 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年05月07日 (火)福岡県 中間市


 

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このお魚が、ブラックバス!

釣り好きの方には珍しくないでしょうが、私初めてお目にかかりました~!

外来魚としてずいぶん煙たがれてきたイメージがありますが、

スポーツフィッシングの世界では欠かせない魚なんです。

今回は、バス釣りのメッカともいわれる遠賀川(おんががわ)が南北に流れる町、

福岡県の北部にある人口4万2000の中間市から「たび自慢」です。

 

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こちらはバス釣りに使うロッド(釣り竿のこと)の数々。

なんでこんなにいっぱい種類があるかというと、

ルアー(疑似餌のこと)によって使い分けるんですって。

ルアーは硬いものから柔らかいものまで形や色も様々。

こりゃこだわりだすと大変なことになりそうですね~(笑)。

 

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大きなブラックバスを見せてくれたのが、

今回ガイドをしていただいた近藤健太郎さんです。

遠賀川のそばでルアーショップを営みながら釣りのガイドもされていて、

大会にも出場するバス釣りのプロなんです!

近藤さんの釣りスタイルといい釣専用のボートといい、

どれもこれもかっこいいんですよね~。

 

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近藤さんにボートを運転してもらいながら、

福岡放送局の日比谷沙紀ディレクターも乗り込んで、いざ遠賀川へ!

日比谷ディレクター、トレンチコート着てるし、

とても釣りをしに行く感じじゃないよね~(笑)。

 

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お察しの通り、バス釣りするぞ~というより遠賀川を遊覧してきました~。

これはJR筑豊本線の鉄橋です。

この鉄橋、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のワンシーンにも登場したんですよ。

筑豊本線はもともと石炭輸送を行うために開業した鉄道で、

この鉄橋も明治24年に建造されたもの。

遠賀川沿いには、八幡製鉄所に今も水を送る「遠賀川水源地ポンプ室」が、

明治時代から稼働し続けていて、

中間市は炭鉱で栄えた筑豊の名残を垣間見ることもできるんです。

 

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トレンチコート姿の日比谷さん、

腰にライフジャケットをしっかり巻いてバス釣りに挑戦!

なかなか見ない釣り姿だよね~(笑)。

遠賀川でブラックバスが生態系の一部となったのは、

川で漁をする漁協がもともとなかったのが大きかったそうです。

50年前からブラックバスが増えだし、

今ではバス釣りの大会が行われるほど釣りの愛好家に、

愛される川になったそうです。

バス釣りは、ルアーを遠くに飛ばしてリールを巻きながらブラックバスが、

食いつくのを待つんですが・・・日比谷さん釣れたかな~?

 

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釣れた~~~! 活きのいい鯉が~~~!(笑)

短い取材時間で素人に釣れるはずもなく、

私も日比谷さんも収穫なしでした。

話は変わりますが、鯉のぼりの季節ですよね~!

遠賀川の河川敷では、風になびいて見事に鯉が泳いでいました。

 

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しかもその数150匹!!! 圧巻の景色でしょう~!

3月30日~5月11日まで、遠賀川の河川敷でこの風景が見られるんですよ。

町の自治会長さんが「遠賀川に鯉のぼりを揚げたい!」と、

言い出したのがそもそもの始まり。

今から30年前のことだそうです。

 

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その言葉を実現に向けて動き出したのが、

赤いジャケットを着た木下幸子さんです。

何を隠そう、木下さんはその自治会長の奥様でした。

婦人会の会長もされていた木下さんは、地元の奥様方に動員をかけ、

行政との折衝を重ね、地元の建築業者の協力も取り付けて柱を立てられるようにしまして、

今では30本の柱に150もの鯉のぼりを揚げるにまでいたったのです!めでたしめでたし。

 

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中間市の皆さんの努力の結晶が、

今年も優雅に中間市の空を鮮やかに彩っています。

ブラックバスに鯉に、中間市は大漁だ~~~!

 

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福岡県と言えばとんこつラーメン、だけじゃないんです!

実は、うどんも県民のソールフードだったって、知ってました~?

特に愛されているのはゴボウの天ぷらが乗った「ごぼ天うどん」。

讃岐うどんのような腰の強さはほとんどありませんが、

柔らか~いうどんで食べてもアゴは疲れませんよ(笑)。

でもうどんの芯にはモチッとした食感もあり、とにかく食べやすいうどんです。

歯ごたえバッチリの「ごぼ天」と合わせて、

甘めの出し汁が福岡ならではのうどんとして味わえます。

私はお肉もプラスして「ごぼ天“肉”うどん」で、

この日の取材を締めさせていただきました~。

4キロ四方の小さな町、中間市に流れる遠賀川で、

たくさんの素敵なエピソードが聞けた「たび」になりました。

「ごぼ天うどん」も最高~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:11 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年04月24日 (水)北海道 岩見沢市


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ドド~ンと鳥肉や鳥モツが豪快に鍋に投入されていきます!

あっさりした醤油ベースのスープに鳥の出汁が利いた最高の鍋料理!

北海道の炭鉱で働いていた人たちがこよなく愛したのが、

鳥モツの料理だったそうです。

今回は、この鳥モツ料理が味わえる北海道岩見沢市から「たび自慢」しましょう!

 

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鳥の精肉にモツ、皮、キンカンなどを串刺しにして、

塩コショウで味付けしただけの焼き鳥。

これが不思議と何本も食べられるんですよね~。

先ほどの鍋に蕎麦とこの焼き鳥をいれて締める食べ方もあるんですって!

札幌から車で北へ30分、人口8万の岩見沢市は

かつて近隣の炭鉱をつなぐ交通の要衝として栄え、

焼き鳥などの鳥料理が今も地元で親しまれているんです。

 

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そんな岩見沢市で今ブームなのが、ワイン!

岩見沢市を中心とした空知地方では、ここ10年でワイナリーが急増し、

岩見沢市内だけでもワイナリーが4つあるそうです。

 

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このブドウ畑をご覧ください。

まもなく春本番を迎える北海道のゆったりとした景色にはいつも感動させられます。

もともとは麦を中心とした畑作が盛んでしたが、

連作障害を防ぐために2000年代始め頃からブドウ作りに着手したそうです。

 

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岩見沢の降雪量は毎年7メートルを超えるそうで、

ブドウの木は雪の重みで沈み込んでしまいます。

雪が溶けると、こうして棒をさしてブドウが空に向かって育つように準備をするんです。

雪国でしか行われない手間暇のかかる作業ですよね~。

 

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演出担当の札幌放送局・板橋健次ディレクターが、

岩見沢のワインをしっかり口に含んで香りを楽しんでます。

私もしっかり試飲させて頂きましたが、

酸味があって、とても上品な味わいでした。

焼き鳥と合いますね、絶対に!

 

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一からブドウ作りを始めた倉内武美さんです。

倉内さんの畑は東京ドーム2つ分の広さを誇り、

自分の畑で作ったブドウでのワイン造りにこだわっています。

倉内さんのような農家の努力によって、

現在の空知地方のワインブームがあるんですね~。

8月にはJR岩見沢駅前で「空知ワインピクニック」というイベントが開かれますし、

普段ワイナリーを巡るならワインタクシーという企画もあるそうですよ。

みなさん、ワイナリーを巡りながら、この笑顔に出会ってみませんか?

 

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昔から地元で親しまれてきた食材をご紹介しましょう。

それが「キジ」なんです!

写真のキジは羽根が色鮮やかなオス。農作物を守るために、

野ネズミやヘビなどの害獣を駆除するために放鳥したのがキジだったそうです。

岩見沢市では、この「キジ」を20年ほど前から飼育して

畜産につなげる取り組みを行ってきました。

 

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キジ肉の燻製やウインナーといった加工食品だけでなく、

地元のレストランでは様々なキジ料理も提供しています。

こちらはダイナミックなキジステーキ!

肉質はしっかりしていますが歯切れも良くておいしかったですよ~。

 

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キジの脂で作ったバターがのった塩ラーメン。

鶏ガラはもちろんキジで、チャーシューもキジ肉。

そのほかに濃厚なキジの卵を使った親子丼に、生姜焼き、カツレツ、ハンバーグと、

ありとあらゆるキジ料理が楽しめます。

その土地の食を知るとその土地ならではの文化や歴史が見えてくるんですよね~。

岩見沢市を通じて、北海道の奥深さを知ることができた「たび」でした。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:13:34 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年04月16日 (火)愛知県 東海市


 

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辻佐絵子ディレクター(名古屋局)がかじっているのは、今が旬のフキ!

ものすごく香りが良くてびっくりしました。

今回は、知多半島の付け根にある人口11万の、

愛知県東海市から「たび自慢」で~~~す。

 

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東海市は全国一の生産量を誇るフキの名産地なんです。

知多半島は水分を含んだ豊かな土壌を有していて、

フキの栽培に最適なんだそうです。

市内のフキ農家さんは収穫期を迎えていて大忙し。

ハウスの中では青々と葉っぱが開いていて、

東海市の豊かさを象徴するような光景が広がっていました。

 

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地元の皆さんがこよなく愛するフキ料理は、

きゃらぶきにフキの混ぜご飯。

取材した農家のお婆さまが作ってくれた家庭料理です。

ちょっとした苦みとフキの香りが食欲をそそるんですよね~。

取材した土曜日の夜、私の晩ご飯になりました(笑)。

おいしかったな~・・・。

フキの天ぷらも定番の家庭料理なんですって。

食べたかったな~・・・。

 

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東海市役所の隣になる「大池公園」ではまだ桜が楽しめましたよ。

この日は快晴で暖かくて、絶好ののんびり日和!

市内には70もの公園があり、

全国的にも整備が整った質のいい公園が多いんですって!

のど自慢の生放送で13番で登場した公園管理の仕事をする男性が、

教えてくれました。

和やか~な笑顔で「サボテンの花」を歌い、

清掃などをしていると地元の皆さんが声を掛けてくれると話してくれました。

地元で暮らす皆さんのちょっとしたエピソードが、

幸せな気分にしてくれるんですよね~。

 

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芝生もきれいに整えられていて、

寝っころびたくなるんでよね~(笑)。

私の隣には大きな鉄のアート作品。

なぜ鉄かというと、

伊勢湾に面した東海市には臨海工業地帯もあり、

全国有数の鉄鋼業の町なんです。

「大池公園」には10基の鉄の彫刻が展示されていて、

散策しながら楽しむのもいいですよ~。

 

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東海市は洋ランの栽培も盛んなんです!

取材させて頂いた洋ラン農家の伴野良樹さんの笑顔も、

花開いています!(笑)。

伴野さんの隣で咲き誇っている白と紫を基調とした洋ランは、

ご自身で品種改良して開発した品種なんです。

 

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ランの花粉を、違う品種のものに受粉させて品種改良をするそうで、

それぞれオリジナルの品種を持っている洋ラン農家さんも多いんだとか。

ほどよく寒く、とほどよく暖かい東海市の気候が栽培にぴったりで、

東京と大阪の中間地点という地の利もあって、

洋ランの栽培が盛んになったそうです。

 

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伴野さんの奥様、お母様と一緒に記念撮影!

もちろん出荷するまでの育てるご苦労はあると思いますが、

皆さん花に囲まれているからなのか、笑顔なんですよね~。

取材を通じて、素敵なご家族と出会うことができました!

 

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のど自慢の会場となった東海市芸術劇場にも、

見事なコチョウランが飾られていました。

花がきれいに縦に並ぶように育てられたものを「10本立ち」と、

呼ぶそうですが、東海市のコチョウランは本当に見事でした!

NHK名古屋局の事業担当で会場の準備にあたっていた古谷さんも、

コチョウランを前にしてついついこの笑顔。

東海市での「たび自慢」は、笑顔あふれる幸せな気分に浸れる「たび」となりました~。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:20 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年04月09日 (火)福島県 白河市


 

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今回は、松尾芭蕉とその弟子・曽良の顔看板からスタート!

松尾芭蕉に顔をはめ込んでいる女性は、

NHK福島局の安藤結衣アナウンサーです。

のど自慢の現場で研修をしにきた2年目のアナウンサーで、

希望に満ちあふれた笑顔ですね~。

松尾芭蕉は、今回ご紹介するこの町を通って、

東北、北陸を巡り、「奥の細道」を執筆することになります。

 

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その町というのが、東北地方の玄関口と言われてきた、

「白河の関」があった福島県白河市です。

高校野球では「優勝旗が白河の関を越えるのか~」とよく実況されますよね~。

実は奈良・平安時代に国境の取り締まりとして機能していた関なんだそうです。

東北地方に行くことを表現する際にいまだに使われていることに驚きます。

 

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「白河関跡」の周りは「白河関の森公園」として整備されていて、

至るところでカタクリの花が咲き誇っていました。

こんなにもカタクリの群生する様子を初めて見ました。

この時期はこのカタクリの花を求めて多くの観光客が訪れるそうです。

 

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白河市のシンボルがこちら、「白河小峰城」です!

安藤さん、まるで中継のワンシーンのように紹介してくれて、いい感じだよ~。

白河市はもともとこのお城の城下町として栄えてきました。

戊辰戦争ではお城が焼失してしまうほどの激戦が繰り広げられ、

写真に写っている「三重櫓」と「前御門」は唯一設計図が残っていて、

平成に入って復元されました。

 

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今の城郭の基礎が築かれたのが江戸時代。

江戸幕府が成立してからは、

外様大名が多い奥州からの攻めに備えようと、

石垣を多用したお城として改修されたそうです。

東日本大震災では、

この石垣がなんと9カ所に渡って崩落しましたが、

地元の皆さんの尽力で元の姿に修復されました。

その修復技術が、地震で被害を受けた熊本城の修復に、

活用されているんだそうです。

 

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お城から東の方角を見た白河市の町並みです。

那須連山がきれいですね~。

新幹線も通っていて東京まで1時間半。

現在6万人が暮らす白河市は、

白河小峰城と共に歩んできた町なんですね~。

 

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そんな白河市民の地元グルメをご紹介しましょう!

周りを田んぼに囲まれたこちらのお店、

土曜日のお昼にこの行列ですよ。

結構年配の方が多いのでびっくりしました。

 

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その地元グルメが、ラーメン!!!

透き通ったスープがと~っても素敵!

地元の皆さんが「白河ラーメン」として愛してやまないラーメンなんです。

なんと市内には100軒とも言われるラーメンが軒を連ねているそうで、

まさに白河市はラーメンの町!

 

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「白河ラーメン」と言っても、

お店によって様々な趣向を凝らしているようですが、

基本は鶏ガラだしの醤油ベースのスープに、

このちぢれ麺が特徴です。

多くのお店が手打ちで麺を作るそうで、

スープはあっさりしているんですが、

ちぢれた麺にスープがしっかり絡まって、

麺とスープが絶妙に調和して味わえるラーメンなんです。

昭和30年代から地元でのれん分けを重ねて増え続けてきたそうで、

香川県のうどんのように、

白河市では地元民ごひいきのラーメン屋さんがそれぞれあるそうですよ。

それだけ味のしっかりしたラーメンを作る職人さんが多い証拠ですよね~。

 

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取材させて頂いたのが竹井和之さんのお店です。

ご覧ください、スープを飲み干してしまいました!

塩気はさほど強くなく、でも深みのあるスープは味わいやすく、

子供から年配の方まで様々な世代のお客さんが多かったのも頷けました。

2代目の竹井さんは、

お父様の味を元に今も研鑽に研鑽を重ねてラーメンを作っているそうです。

今回の出場者の中にも、

地元の白河に戻ると必ずラーメンを食べに行くという、女性がいました。

竹井さんのような職人さんたちが、

ラーメンを故郷・白河の味にまで昇華させたんですね。

白河のラーメン、是非一度ご賞味あれ!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:01 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年04月05日 (金)佐賀県 上峰町


 

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イチゴ! イチゴ! イチゴ~~~!

陽の光を浴びて、ま~艶のあること!

この時期はおいしいイチゴが各地で食べられて、

いい季節になりましたよね~。

今回は、

佐賀県の東部にある人口9600のイチゴの栽培が盛んな、

上峰町をご紹介しましょう。

 

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この均整のとれた上峰町のイチゴ、

実は去年佐賀県で20年ぶりに誕生した新しい品種なんです。

 

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一口かじると、果汁がしたたり落ちるジューシーさ。

最近は甘さを強調したイチゴが多いんですが、

この新品種はイチゴ本来の酸味も合わせ持つ、

バランスのいいイチゴとして開発されました。

ご覧ください、中心まで赤いでしょ~。

どの部分をかじってもしっかりと甘さを味わえて、

なおかつ清涼感のある果汁が口の中いっぱいに広がります。

 

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こちらが栽培されているハウスの様子です。

演出担当、佐賀局の馬淵ディレクターが立って紹介していますが、

棚状に土壌を設置して栽培する高設栽培というやり方だそうです。

収穫しやすく、太陽の光もしっかり浴びることができるわけです。

イチゴの香りに、馬淵さんの表情もほころびますよね~(笑)。

関西や関東でも出荷されているそうなので、

是非一度味わってみてください。

 

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取材させて頂いたのは、

イチゴの栽培を続けて30年、

大隈清孝さんと由美子さんご夫婦です。

収穫したばかりの真っ赤なイチゴを前に、この満面の笑み!

しかも農作業のトレーナーに割烹着までイチゴ色。

お二人の様子を見ているだけで幸せな気持ちになれちゃいます(笑)。

大隈さんの笑顔が、イチゴをおいしくしているかもしれませんね~。

 

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さて、上峰町には380年続く民族芸能があると聞いて、

地元の「米多(めた)」という地区に向かいました。

その民族芸能とは「米多浮立(めたふりゅう)」という舞いです。

保存会の皆さんがお旅所に収められている装束を見せてくれました。

高さが2.4メートル、重さ4キロもあるんです!

これをどうするかというと・・・、

 

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被るんですって!(笑)

三日月型の「天衝(てんつき)」というこの被り物は、

竹で作られた竜の髭を模したもの。

この髭が天を衝いて雨を降らすんだそうです。

 

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2年に一度地元の神社に奉納される「米多浮立」は、

「天衝」を被りながら「天衝舞い」を踊り豊作を祈ります。

今年はまさに奉納される年にあたり、10月に勇壮な舞が見られますよ~。

 

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その前に、「天衝舞い」を踊ったことのある、

米多浮立保存会会長の松田幹雄さんが舞ってくれました~!  

いや~力のこもったキレのある舞いを披露してくれて、

さすが!と唸ってしまいました。

 

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上峰町には一つだけ小学校があり、

小学生たちに「米多浮立」と触れ合ってもらう機会が、

必ず設けられています。

380年続く民俗芸能への思いを記した感想文が、

保存会の皆さんの元に届けられていました。

こうして歴史ある舞いが受け継がれているんですね~。

 

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上峰町では稲と麦の二毛作が行われていて、

それこそ天に向けて一直線に青々と麦が実っていました。

幾度となく時代の変化にさらされながらも、

地元の皆さんの実りへの思いは変わることはありません。

イチゴや麦に限らず、今年も実り多き年になるといいですね~。

のど自慢もあやかりたいものです(笑)。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:18 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年03月28日 (木)東京都 新宿区


 

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ビヨ~~~~~ンとのびるチーズ!

JR新大久保駅周辺で話題の、チーズ入りホットドック。

年甲斐もなく行列に並んで食べてみました。

ポテトが衣になっていて、中には大量のモッツァレラチーズ。

お好みでソースも選べて、ケチャップとハニーマスタードをかけて大満足。

コレステロール度外視の、体を張った取材です!

 

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入局してまもなく丸1年、演出担当の古島洋太ディレクターのこの笑顔はなんでしょう。

タピオカ入りのミルクティーにホットドック持って「僕は馴染んでますよ~」的な!(笑)

現在、朝の情報番組「あさイチ」でも頑張っているので応援してやってください。

 

今回は、のど自慢の会場となった新宿区の意外な表情をご紹介します!

新宿というと東京都庁のある高層ビル群のイメージが強いんですが、

新宿駅前の昭和レトロな飲み屋街や、歌舞伎町のある「日本有数の繁華街」、

高田馬場・四谷・市ヶ谷にある「大学が集まる街」、

東京オリンピック・パラリンピックの「メイン会場」となる

新国立競技場(現在建設中)もあるんです。

新宿って、本当にいろんな顔があるんです!

 

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驚くなかれ、ここも新宿なんですよ~。

早咲きの桜が花開く妙正寺川が流れる「下落合」というエリアです。

神田川と妙正寺川が合流する、つまり落ち合う場所、

ということで「落合」という地名がついたそうです。

地名の由来を探るとおもしろいですよね~。

この川沿いで昔から盛んな地場産業が~・・・、

 

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なんと染め物なんです!

もともと神田川流域の神田や、隅田川周辺の浅草に染め物業者が集まっていたそうですが、

時代と共に繁華街へと姿を変えていったため、

昭和30年代頃には妙正寺川の水を求めて染め物業者が進出してきたそうです。

 

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お話を伺ったのは、新宿の染め物に携わる吉澤敏(よしざわ さとし)さんです。

1反13メートルの生地を染めるのには様々な行程があり、

吉澤さんは蒸気で生地のシワを伸ばす「湯のし」という行程の専門で、

三代目になるんだそうです。

染め物に関わる工房は、今も新宿区に50以上あり、

その技術がしっかりと受け継がれているんです。

 

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染め上げる柄には昔から伝わる特徴的なものがあります。

江戸時代の武士が着る裃の柄として、単色で染め上げられた「江戸小紋(こもん)」。

遠くで見ると単色に見えますが、

近くに寄ると極めて細かい柄が施されているのが粋であると、

身分を越えて愛されてきた柄です。

 

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こちらは多色刷りの色鮮やかな「江戸更紗(さらさ)」。

もともとはインドやタイなどから持ち込まれた柄だそうです。

小紋にしても更紗にしてもその歴史は室町時代までさかのぼるそうですが、

江戸の職人たちによって染めの技術が精密になり、

貴重な文化として今に伝わっているんですって。

知らなかった・・・(苦笑)。

 

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取材に訪れた工房で、信じられないような素敵な出会いがありました!

お名前は門田しほりさん。

実は彼女、私がのど自慢の司会を担当することになった2013年の11月、

苫小牧市開催ののど自慢に20組の一人として出場したんです!

現在は、苫小牧市の観光大使をされているそうです!

時折着物を着て活動する門田さんの姿が着物専門誌の目にとまり、

新宿の染め物の工房での取材と写真撮影に訪れた際の再会でした。

当時は、確かお母さんと一緒にダンス教室でダンスを教えていると聞いた記憶が・・・。

今や苫小牧の顔ですよ! いや~、本当に嬉しい再会でした。

門田さん、声を掛けてくれてありがとう!門田さんの活躍、応援してますね~!

 

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さて、染め物の取材をした下落合は、

あの「天才バカボン」を生んだ漫画家・赤塚不二夫さんのプロダクションがあった場所で、

赤塚さんの生前のエピソードがたくさん残っている場所でもあるんです。

赤塚さんが足繁く通った洋食屋さんに行くと、

赤塚さん一押しメニューが今でも食べられます。

和風ハンバーグとヒレ肉の串カツ、味噌汁、ご飯、お新香がついた定食。

満足度高いっす! 新宿には、ゆかりの著名人や歴史上の人物が多いので、

足跡をたどる散歩をしても楽しいですよね~。

 

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新宿のもう一つの顔を最後にご紹介しましょう。

新宿の繁華街の一つ「ゴールデン街」の目と鼻の先にある「花園神社」です。

生放送終了後に立ち寄ったんですが骨董市が開かれていて、

外国人観光客の姿も多く見受けられましたね~。

芸能の神様を祀る神社として有名ですが、そもそもは江戸時代に大火に見舞われ、

再興のために見世物や演劇の興業を行ったのが芸能とのつながりの始まりだそうです。

まさに文化の発信地としての役割も担っていたわけです。

そんな新宿で行われたのど自慢では、

花園神社の氏子さん、新宿の繁華街のバーのママさん、

新宿の大学に通う新宿生まれの大学生、新宿区役所で住所管理をする職員と、

多くの新宿区民が熱い歌声と共に新宿の知られざる営みを披露してくれました。

お隣の渋谷区で働く私にとっては、まさに目から鱗の「たび」となりました~。

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:02 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2019年03月20日 (水)石川県 小松市


 

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市の職員が羽織っていたはっぴの背中に、不思議なロゴ。

歌舞伎の化粧「隈取り」をベースに、

「こまつ」という文字が。

このデザインかっこいいですよね~!

今回は石川県の空の玄関口「小松空港」がある小松市から「たび自慢」です!

人口10万9000、金沢市から南へ車で30分の小松市は、

歌舞伎の演目「勧進帳」の舞台となった「安宅の関(あたかのせき)」が、

あることから歌舞伎の町としても有名なんです。

 

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素敵な和装姿の小学生たち・・・

まさかこの子たちが歌舞伎を演じる!?

そうなんです、彼女たちこそ、

なんと年間20万人の観光客を呼び寄せる

「曳山子供歌舞伎」の役者さんたちなんです!

「曳山子供歌舞伎」は250年の歴史があり、

「日本三大子供歌舞伎」の一つとして名を馳せています。

戦時中は男の子に歌舞伎をやらせている場合ではないと、

女の子が演じることが多くなったんだそうです。

 

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歌舞伎を演じる舞台が、この豪華絢爛な曳山。

市内に8基あるそうで毎年2町が当番町となって、

それぞれ町が持つ曳山でその町の子供たちが歌舞伎を演じるんです。

今回の担当、金沢局の下山貴之ディレクター、

見得を切っているんでしょうが、ちょっと迫力不足かな~(笑)。

 

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曳山は町内を練り歩き、所々で曳山を止めて歌舞伎を披露するんだそうです。

子供たちが演じるときは、もともと曳山に格納されていた花道が、

舞台から伸びる仕組みになっていて良くできてるんですよね~。

今年の「曳山子供歌舞伎」は5月10日から三日間開催される、

「お旅まつり」で披露されます。

子供たちの熱演はきっと大反響でしょうね~!

 

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曳山が展示されていた「こまつ曳山交流館みよっさ」には、

舞台が併設されていて、小さな女の子が能の練習に励んでいました。

3月30日には「のど自慢」の会場となったホールで発表会があるそうです。

そのほかに、地元の小学生も参加する、

「全国子供歌舞伎フェスティバルin小松」や、

市内10の中学校が持ち回りで「勧進帳」を上演する、

「小松市中学校文化連盟古典教室」などもあり、小松市の小中学生は、

必ずといっていいほど古典芸能と触れ合う機会があるんです。

生活の中に古典芸能がここまで浸透しているとは、本当に驚かされました。

 

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説明をしてくださった「こまつ曳山交流館みよっさ」の館長、

橘雅江さんと一緒に見得を切る! ・・・というより、

どう見ても太川陽介さんの「ルイルイ」ですよね~(笑)。

 

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さて、こちらは小松市の伝統工芸品「九谷焼」です。

この鮮やかな色彩が昔から受け継がれてきていることに感動します。

赤、黄、緑、紫、紺青の「久谷五彩」という色使いが特徴で、

明治時代には世界的にも九谷焼の存在が有名になりました。

もともと石川県の南部にあった久谷村で誕生したと言われる九谷焼は、

小松市で発見された花坂陶石を砕いてつくった粘土を材料にしていて、

小松市でも数多くの窯が誕生したそうです。

花坂陶石には赤い鉄分を含んでいてい、

この鉄分が少し青みがかった深みのある白い素地を生み出すんだそうです。

 

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取材をさせて頂いたのは、九谷焼の窯元・三代目浅蔵五十吉さんです。

初代はもともと素地作り専門の職人さんだったそうですが、

二代目から絵付けも行うようになり、

三代目の五十吉さんは深みのある黄色の絵付けに特徴のある九谷焼で、

有名な方なんです。

手に持っているのは、なんとNHKアナウンサーだった宮田輝さん自身が、

絵付けをした皿。宮田輝さんというと「のど自慢」の司会も担当し、

「ふるさとの歌まつり」という番組で全国行脚しながら、

郷土の芸能や文化を紹介された方です。

肩に担いでいるのは当時のマイク。

大先輩のエピソードを五十吉さんから伺いながら、

仕事は違えど受け継ぐことの大切さを改めて痛感させられました。

 

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小松市では、九谷焼を発展させた「花坂陶石」のみならず銅などの鉱山もあり、

採掘用の重機を造る会社が成長した地でもあるんです。

JR小松駅前には世界最大級のダンプトラックが展示されていて、

その大きさに圧倒!

高さは2階建ての建物よりも高く、

タイヤの高さでさえ3.8メートルあるんです。

最大積裁量は297トンと、驚愕の数字ばかりならびます(笑)。

小松市の伝統産業は、大変なものを生み出しましたね~。

 

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そんな小松市のご当地グルメが、

あの松尾芭蕉も賞賛したと伝わる「小松うどん」。

江戸時代、加賀藩から幕府御用達品として贈られた品の一つが、

うどんだったそうで、正直北陸の地で「うどん」の名前が登場するとは

思いもよりませんでした。

白山系の伏流水で仕込むうどんは細く、

まさに「つるつる」の表現がぴったり!

市内には70店舗以上もうどん屋さんがあるそうで、

取材の後、生放送の後と、2回も食べに行っちゃいました(笑)。

この「小松うどん」も300年の歴史を数えるそうで、

小松市に伝わる文化の息の長さに感服した「たび」となりました。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:22 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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