2016年11月30日 (水)秋田県 大仙市


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今回の「たび自慢」は秋田県大仙市です。

写真の女性は、のど自慢放送後にゲスト歌手に歌っていただくアトラクションの司会を担当した、

秋田局新人の中川安奈アナウンサーです。秋田のみなさん、ぜひお見知りおきを!

中川アナが手に持っているのが花火の十号玉。

10年ほど前に市町村合併をした人口8万4千の大仙市は、

全国の花火師たちが憧れる大曲の花火競技大会でも有名な場所なんです。

それでは、花火が打ち上げられる現場に直行!

 

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こちらが花火大会の会場となる、雄物川(おものがわ)の河川敷です。

まるで空港の滑走路のように整備が生き届いていて、とにかく広いんですよ~。

中川アナが両手を広げてその広さを強調しています(笑)。

花火が打ち上げられる毎年8月には広大な敷地に桟敷席が設けられ、

70万人の観光客であふれかえるそうです。

花火大会を運営するために、3000人のスタッフが動員され、

何と1000のトイレが設置されるんですって! すごいですね~!

地元の方に伺うと、その花火の美しさは涙が出るほど見事なんだそうです。

一生に一度は見に行きたいな~・・・。

 

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続いて向かったの雄物川の支流、玉川です。実はこの川にはサケが遡上するんだそうです。

川にはアユを獲るときの「やな」のようなものが設置されていていました。

こちらでは「うらい」と呼ぶそうで、川が増水すると川幅に伸びた囲いが浮き上がり、

サケの行く手を阻んで、捕獲するかごに誘導するんだそうです。

 

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この澄みきった玉川の透明度をご覧ください! そりゃサケも戻ってきたくなりますよね~(笑)。

サケの最盛期は12月初旬からクリスマスだそうです。

 

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玉川ではモズクガニもいっぱい取れていました。いや~、地元の産物が豊富でうらやましい!

 

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玉川で獲れたサケはこんな郷土料理になるんです。

サケを燻製にしてから麹で漬け込んだ「鮭の紅葉漬け」です。

玉川のサケは、ロシアのカムチャツカやアラスカ方面から戻ってくるので、

玉川に遡上する頃には体の脂肪分を使いきっているそうです。

そのため麹漬けにしたサケの身は引き締まっていて食感は抜群。日本酒に合いますよ~(笑)。

 

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そして昔から親しまれているふるさとの味が「納豆汁」です。

すりつぶした納豆に地元の山菜をふんだんに使ったお味噌汁です。

特に冬場は、各家庭で「納豆汁」を作って体を温めるんですって。見ているだけで温まりますよね~。

 

さ~今回ののど自慢は秋田・大仙ならではののど自慢になりました。

トップバッターは地元大仙の大台スキー場でスキーのコーチをする28歳の女性。

広瀬香美さんの「ゲレンデがとけるほど恋したい」をスキーウエアーを着て歌い盛り上げました。

彼女は大台スキー場でスキーの技術を磨いてきたそうで、

何とスキーのワールドカップにも出場したことがあるほどの腕前。

虹色にライトアップされる夜の大台スキー場を自慢していましたよ。

ゲストだった布施明さんの「君は薔薇より美しい」を歌った23歳の男性は、

この曲に大曲の花火の美しさを重ねて選曲したそうです。

この歌を歌うと、大曲の華やかな花火の風景が浮かんでくるそうで、

何度も花火を見に行ってるのかと思いきや、まだ2回しか見に行ってないんですって(笑)。

地元秋田の民謡「秋田長持唄」を歌った結婚50年のご夫婦もいらっしゃいました。

歌ったのは71歳のご主人で、囃しことばは奥さん。

結婚式にこの長持唄を歌ったそうで、見事合格の鐘を鳴らしてお二人は大喜びでした。

今回、和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌ってチャンピオンに輝いたのが、

保険代理店を営む39歳の男性です。

大仙市には「ぼんでん」という厄払いの伝統行事があるそうで、来年が数えで前厄になることから、

鐘をいっぱい鳴らして「ぼんでん」に備えようと出場しました。

合格の鐘ばかりでなくチャンピオンにも輝き、もう厄払いは済ませたようなもんですよね~(笑)。

 

今回は8組の合格者が登場し、

5人連続で合格の鐘が鳴るという華々しいシーンで盛り上がりました。

秋田・大仙の皆さん、ありがとうございました~。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:30 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年11月22日 (火)北海道 幕別町


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「チャー・・・、シュー・・・、メン!」の「シュー」のあたりが写真に写ってます。

この表現、古いかな(笑)?

よ~く見ると、ドライバーの長さは短いし、ゴルフボールも大きめですよね~。

私が興じているのは「パークゴルフ」です!

今回ののど自慢の会場は、「パークゴルフ」発祥の地、北海道幕別(まくべつ)町です。

人口2万7千、北海道東部の十勝平野にある幕別町は、とにかく芝生に覆われた公園がたくさん!

私がクラブを振っているのも、今回ののど自慢の会場がある「スマイルパーク」という公園で、

南北500メートルに東西500メートルという広さ!

「パークゴルフ」ができる公園は、公共・民間合わせて17もあるんですよ~。

 

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こうしたたくさんの公園をもっと町民に利用してもらおうと、

幕別町は短いホールをクラブ1本で楽しめる「パークゴルフ」を、30年ほど前に考案したんです。

今では毎年国際大会も開かれていて、

今年は世界22か国の選手が幕別町に集い競い合ったそうです。

 

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町内にある「パークゴルフ」専用クラブの工房にお邪魔しました。

ずらーっと並んだ修理中のクラブ。

これだけ見ても、町民がどれだけ「パークゴルフ」を楽しんでいるかがわかりますよね~。

2万7千人の町で、およそ30万人の方が「パークゴルフ」を通じて

幕別町の公園で交流しているそうです。

町の狙いは大成功ですよね~。

 

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クラブのヘッドに使われているのは、「かば」や「たも」の木。

皆さん自分でいい木を見つけては工房に持ち込んで、オーダーメイドで作ってもらうんですって!

いや~「パークゴルフ」愛が深いですね~。

 

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続いて幕別町の特産品をご紹介しましょう。

十勝の肥沃な大地で育った甘みの強い「インカのめざめ」というジャガイモと、「ユリ根」です。

特に「ユリ根」は、日本一の生産量を誇る北海道の中で、幕別町は有数の産地なんです。

「ユリ根」というと高級料亭の茶わん蒸しなどで出てくるイメージですよね~。

ほくほくして甘みのある「ユリ根」はあまり普段使いする作物ではありませんが・・・、

 

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幕別町ではコロッケになっちゃいます!

しかも「インカのめざめ」と「ユリ根」のコラボという、ほくほくと甘みのダブルパンチ!

幕別町に訪れたらぜひお試しください。

 

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そしてもう一つ、「豚丼(ぶたどん)」です! 

幕別町の西側に隣接する帯広市のご当地グルメのイメージが強いかもしれませんが、

もともと道東の郷土料理として、幕別町を含む十勝地域で昔から食べらていたそうです。

もちもちした豚肉の味付けがたまらんのです!

甘辛く焼いた豚肉でご飯がすすむすすむ。帰りの帯広空港でも食べちゃいました(高笑)!

 

それでは、十勝平野の各地や幕別町から集まった選ばれし20組ののど自慢をご報告しましょう。

最近は4~5組の合格者数が普通でしたが、何と7組が合格の鐘を鳴らし、

クオリティーの高い回となりました! その7組をご紹介しましょう。

北海道出身のGLAYの「BE WITH YOU」を、

ボーカルのテルさんになりきって歌った29歳の高校の数学の先生。

秋吉真実さんの「流氷夜噺し」を、

病気がちだったお母さんのために歌った51歳のケアマネージャーをする女性。

十勝を代表する民謡「十勝馬唄」に、

馬とともに農作業を頑張ってきた人生を重ねて歌った農業一筋の74歳。

初めて買った着物を着て絢香さんの「にじいろ」を歌った雑誌編集社に努める26歳の女性。

清水翔太さんの「化粧」で高校時代に共に野球部で頑張った亡き友人に歌声を届けたいと、

今回のチャンピオンに輝いた製造会社で働く19歳。

日野美歌さんの「あなたと生きたい」を歌って初孫誕生を祝った、カラオケ喫茶の42歳の女性店長。

スピッツの「チェリー」を歌って歌声を故郷の埼玉に届けた、帯広市役所で働く26歳の男性。

以上の7組の皆さんは、気持ちの乗った素晴らしい熱唱ばかりでした。

特に19歳のチャンピオンの歌声には、ゲストの石原詢子も

「どこからその余裕の歌声が出てくるんでしょう。見習いたいくらい」とべた褒めでした。

そんな中で、幕別町で農業を営む親子3人組は、北海道に元気と勇気を与えてくれました。

今年は6月の長雨、8月の4つの台風、11月の積雪と、

十勝地域の農家の皆さんには試練の連続でした。

お父さんとお母さんに中学1年生の娘さんが、

おそろいのつなぎを着て肩を組みながらAKB48の「365日の紙飛行機」を歌い、

十勝で頑張る農家の皆さんにエールを送りました。

家族力を合わせてエールを送るその歌声には、本当に感動させられました。

 

十勝や幕別の皆さん、微力ながら私も応援しております!

力みなぎる歌声の数々をありがとうございました。

北海道・幕別の出場者の皆さん、お疲れ様でした~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:25 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年11月14日 (月)滋賀県 彦根市


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青空のもとに広がるのが日本一大きい湖、琵琶湖です!

きれいですね~。最高の景色ですね~。

今回は、琵琶湖の東側に面した、人口11万の彦根市がのど自慢の会場となりました。

どこからこの景色を眺めているかと言うと~・・・。

 

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彦根城の天守からでした!来年築城410年を迎えるんだそうです。

1600年の関ヶ原の合戦で活躍した井伊直政が彦根の地で初代藩主となり、

直政の息子の代に完成したのが彦根城です。まさに城下町として彦根市は栄えてきました。

幕末時代に大老として活躍した井伊直弼は、この井伊家の出で、

来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎は、直政の養母になるんです。

来年は井伊家が注目されそうですね~。

 

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天守の梁を見ると、積み重ねてきた年月の流れを感じますよね~。

全国にあったお城は明治時代の廃城令によって取り壊されますが、

明治天皇がこの地を巡幸した際にこの城を保存するように命じたために、

創建当時の姿の天守が現存しているんですって。

彦根城の天守は、国宝に指定されています!

 

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彦根城の取材の終わりに、彦根市の大人気のキャラクター・ひこにゃんと記念撮影。

一緒に写っているのは、今回お話を伺ったボランティアガイドの大橋俊一さん、

そしてのど自慢の演出担当、何と今年入局したばかりの新人・藤森実奈ディレクターです。

本物のひこにゃんとは時間が合わず会えませんでした~(泣)。

基本的にひこにゃんとは彦根城で毎日会えるので、

彦根城のホームページで登場する時間をチェックしてくださいね。

 

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今度は彦根市のあらたなご当地グルメをご紹介しましょう。その名も「ひこね丼」!

地元の近江米と食材をふんだんに使ったどんぶりで、

5年前に地元を盛り上げようと開発されました。

近江牛や赤こんにゃく、琵琶湖の小鮎の佃煮、ビワマス、近江しゃも、近江湯葉と、

地元ならではの様々な食材が、

「ひことろ丼」「ひこねの赤丼」「ひこね赤鬼丼」「ひこ天丼」「ひこねちらし丼」と

こちらも様々な趣向を凝らしたどんぶりとなって、市内11店舗で食べられます。

 

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私が食べたのは「ひこね赤鬼丼」。

赤こんにゃくのカツに、近江牛のすじ肉を使った味噌だれがかかったどんぶりですが、

近江のお米「キヌヒカリ」に、地元の小松菜や青ネギを使っていて

ガッツリなようでヘルシーなんですよ。

どんぶりを通じて、彦根を味わっていただきたいですね~!

 

さて、今回ののど自慢では珍しい方がゲストとして登場しました。

お笑いコンビのオリエンタルラジオ(中田敦彦さん・藤森信吾さん)を中心に作られた

ダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH(レディオ・フィッシュ)」の皆さんがのど自慢初登場。

生放送では今年のヒット曲「PERFECT HUMAN」を歌っていただき、

会場は大盛り上がりでした。

今回特別賞を受賞したのが、果敢にも「PERFECT HUMAN」に挑戦した5人組でした。

この曲はとにかくテンポが激しくて、

ダンスありラップありと真似するには相当練習が必要だと思うんですが、

数時間の練習でのど自慢に挑戦したという恐いもの知らずの5人組でした(笑)。

普段はお年寄りの施設で一緒に介護の仕事をしているそうで、

プロデューサー役の同僚から誘われ巻き込まれてしまったというのがそもそものきっかけ。

本選に出ることになるとは夢にも思わなかったそうで、

たしかにゆる~~いダンスに、あまり滑舌の良くないラップと、

素人感丸出しのパフォーマンスでした(笑)。

でもね、戸惑いながらもなんとか形にしようとする彼らの歌や踊りがグッとくるんですよね~。

テレビで見ている利用者さんのために頑張った彼らは、文句なく特別賞でした!

そしてチャンピオンに輝いたのは、

なんと細川たかしさんの「望郷じょんから」を歌った29才の男性でした。

この曲でチャンピオンになるには相当な歌唱力が必要ですが、その歌声で会場をうならせました。

普段はきゅうりやかぼちゃといった野菜の品種改良の研究をされているそうで、

その優しそうなお顔立ちからは想像も付かない声量でチャンピオンを勝ち取りました。

さらに、68才の男性は、彦根城を重ねて三橋美智也さんの「古城」を歌い、

普段庭の剪定の仕事をする79才のおばあちゃんは大好きな滋賀県の代表的な民謡「淡海節」を披露。

瀬川瑛子さんの「命くれない」を歌った76才のおばあちゃんは、

滋賀県で一番高い伊吹山で50年山小屋を営んでいて、

頂上から眺める琵琶湖の絶景の素晴らしさを教えてくれました。

 

近江情緒にあふれる賑やかなのど自慢になりました。

滋賀・彦根の皆さん、ありがとうございました~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:52 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年11月09日 (水)広島県 福山市


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これぞバラ!といいたくなるような深みのある赤ですよね~。

このバラ、アメリカの大統領にちなんだ「ミスターリンカーン」という品種で、

花は大柄でとにかく香りが強いんです。

そばに寄るだけでかぐわしい香りで包んでくれます。

今回は、バラが市の花となっている広島県福山市に行ってまいりました。

現在人口47万、鉄鋼業が盛んで県内でも広島市に次いで大きな都市ですが、

戦時中は大空襲を受け市街地は焼け野原になったそうです。

その土地に安らぎを取り戻そうと、市民の手で街中に植えられてきたのがバラだったんです。

植えられてきたバラは今年7月に100万本を達成し、

街の植え込みには本当にたくさんのバラが咲いていてきれいでした~。

 

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バラの話をしておいて何でアイス?と思うかもしれませんが、

この流れからしてもちろんバラのアイスです(笑)。

福山市では食用のバラも栽培していて、

写真で紹介した「ミスターリンカーン」の花びらで香り付けしています。

アイスだけではありません。お茶にジャムにジュースと、様々な加工品が作られています。

バラのアイスにバラのジャムを乗っけて食べると、もう口の中はバラの香りでい~っぱい!

 

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食用バラを栽培加工しているのが、町本さんご夫婦です。

もともと繊維業を営んでいて、

繊維に香りを付けられないかとバラの香りに着目したのが始まりなんだそうです。

やっぱりバラの香りを嗅ぐと、町本さんのような笑顔になりますよね~。

 

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福山市の自慢はバラだけではありません。

昔から作られている伝統工芸品があるんですよ。

くりぬいて形作られた桐の木が、ある楽器に生まれ変わるんです。

写真の作業では、熱せられたこてで焼を入れて、きれいな木目を浮き上がらせているんです。

 

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出来上がったのが、楽器として初めて国の伝統工芸品に指定された「福山琴(ふくやまごと)」。

江戸時代のお殿様が、福山に音楽芸能を根付かせたいと琴を作らせ始めたのがきっかけで、

今では全国にある琴のおよそ7割は福山産と言われています。

 

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琴の音色を聴かせてくれたのは、焼入れ作業を見せてくれた田中秀和さんです。

若干二十歳の職人さんで、琴作りの職人に憧れてこの道に入ったそうです。

楽器店の家で育った田中さんの琴の腕前はなかなかのもの。

若い方が伝統を守り続けようとする姿は本当に頼もしいですね~。

 

それでは、のど自慢のご報告です。

広島県の今年のトピックスは、何と言っても広島カープの25年ぶりのリーグ優勝ですよね~。

そこで今回は、カープのユニフォームを着て応援歌「それ行けカープ」を歌う、

まさにカープ女子の歌声から始まりました。

音楽短期大学に通う1年生で、うららかな澄んだ歌声で見事合格!

いきなり会場のボルテージが上がりました。

客席にもカープのユニフォームを着たお客さんが多かったんですが、

よく一緒に球場に応援に行くという彼女のおじいちゃんも

真っ赤なユニフォームを着て応援していました(笑)。

家族みんながカープファンで、

特に入退院を繰り返しているおじいちゃんを元気づけたかったそうです。

合格の鐘が鳴ると涙を流しながら大喜び。こちらまで嬉しくなるような喜びようでしたよ。

さらにカープのユニフォームを着て歌った40代の主婦二人組もいました。

彼女たちが歌ったのはあみんの「待つわ」。

つまり、25年カープの優勝を待ち続けていたそうで、

今年かなわなかった日本一をこれから待つんだそうです。

その思いを込めての「待つわ」・・・。いや~ファンのカープ愛には本当に頭が下がりますね~。

今回、中年男性のはじけっぷりが半端なかったのも特徴的でしたね~。

福山のバラのイメージキャラクター「ローラ」ちゃんの柄がプリントされた

派手なシャツを着て登場したのが61歳の男性。

RCサクセションの「トランジスタ・ラジオ」を軽快なステップで歌い、

福山では多くの家庭でバラが栽培されていることを教えてくれました。

現在は妻の実家の病院経営にいそしむ元銀行マンの51歳は、

サラリーマン時代のストレス発散に必ず歌っていた光GENJIの「パラダイス銀河」を披露し、

のど自慢初出演のPUFFYのお二人を、自由奔放な歌いっぷりで驚かせました(笑)。

さらには9月に初孫が誕生したという46歳の若い若いおじいちゃんが、

ゲストの鳥羽一郎さんの「兄弟船」を、

建設会社で働く38歳の男性は、保育園帰りに6歳の息子と口ずさむ、

これまた光GENJIの「勇気100%」を歌い、中年パワーをさく裂させました。

 

いや~本当に元気あふれる方が多くて、何だか広島カープの熱が乗り移ったようでした。

というのも、本番の前日にはカープの優勝パレードが行われたばかり。

今年の広島は、熱気ムンムンですね!

広島・福山の皆さん、熱い熱いのど自慢をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:36 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年11月01日 (火)石川県 野々市市


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かぶらを一つ引っこ抜いてきました!

今回は、この「青かぶら」が名産の石川県野々市(ののいち)市から「たび自慢」です。

野々市市は石川県の中部にあり、金沢市の南西に隣接する人口5万5000の町です。

面積はさほど広くないのですが金沢に近く住みよいことから人口が増えているんです。

もともとは扇状地で水はけもいいことから農業が盛んで、

特にこの「青かぶら」は地元の特産なんです。

 

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「青かぶら」の特徴は、なんといっても香りの良さです。

ただ、かぶら自体かたくてアクが強いことから、昔から漬物として重宝されてきたお野菜なんです。

地元の皆さんに親しまれているのは、麹で漬け込んだ「かぶら寿司」という郷土料理です。

 

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この「かぶら寿司」を切ってみると、中身はミルフィーユ状態!

「青かぶら」の間に、なんと魚のブリがはさんであるんです。

脂の乗ったブリとの相性が抜群で、かなり高級感のあるお漬物ですよね~。

この「かぶら寿司の誕生には、

「庶民が高級なブリを食べるのに、かぶらに隠して食べた」

のが始まりという言い伝えがあるんですって(笑)。

これから旬を迎える「青かぶら」は年末にかけて漬け込まれ、

「かぶら寿司」は冬のごちそうとして地元の皆さんの食卓に並ぶそうです。

 

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取材させていただいたのは、地元で「青かぶら」を作り続ける小林さんご夫婦です。

この笑顔をみると、今年もおいしい「かぶら寿司」ができそうですね~。

小林さん、おいしい「かぶら寿司」をありがとうございました~。

 

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今度は音楽ファンにはたまらない、レコードの名盤が聞ける人気スポットをご紹介しましょう。

お邪魔したのは野々市市にある金沢工業大学の図書館です。

この図書館には、レコードプレーヤーとヘッドフォンが備わったソファーがズラリと並んでいました。

 

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なんと全国から寄贈されたレコードが24万枚も収蔵されているんです!

そもそもはレコードのジャケットデザインの芸術性が、

工業大学の生徒さんにとってものづくりの教材になるのではと、

レコードの収集が始まったそうです。

今では「PMC(ポピュラー・ミュージック・コレクション)」として

県内外の音楽ファンの人気を集めています。

 

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CDに比べると柔らかいレコードの音色が、このソファーでくつろぎながら聞けるんですよ~。

しかもこのソファー、重低音の振動も体に伝わってくるので最高! 

今回ののど自慢演出担当の大谷ディレクター(金沢局)もこの弾けよう!

ちょうどクインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」が流れていて、

洋楽に親しんできた私にとっては涙が出るほどうれしい取材になりました(笑)。

誰でも自由に利用できるので、ぜひレコードの名盤を楽しんでみてください。

 

それでは、野々市市ののど自慢をご紹介しましょう。

今回5組の出場者が合格の鐘を鳴らしましたが、そのうち4組が男性。

その歌声を聴くと非常にレベルが高かった回で、いきなりトップバッターから合格の鐘が鳴り響きました。

そのトップバッターは学ランを着た高校3年生で、

なんとアニメの主題歌「デビルマンのうた」を歌ってのど自慢をスタートさせました。

その声の張りはまるでアニソンシンガー!

幼い頃、お父さんが口ずさんでいた

「あれは 誰だ 誰だ 誰だ・・・」のフレーズがずっと耳に残っていたそうで、

このアニメソングがしっかりお父さんから受け継がれていました(笑)。

2番目に歌った干物屋さんで働く43歳の男性も、立て続けに合格の鐘を鳴らしました。

ゲストの氷川きよしさんの「白雲の城」を、ねじり鉢巻きに前掛けをした仕事姿で歌いました。

氷川さん張りの伸びのある歌声は圧巻で、見事今週のチャンピオンにも輝きました。

干物屋さんでは「かぶら寿司」も販売しているそうで、

これからの季節の郷土料理を氷川さんにも味わってほしいとしっかり売り込んでいましたよ(笑)。

さらに中島みゆきさんの「糸」を柔らかい歌声で歌い合格したのは、

普段ピアノの弾き方りでアマチュアでライブ活動をしている29歳の男性でした。

パーティーで着るようなワインカラーのジャケットに黒のパンツ、サングラスという出で立ちで歌い、

ステージ衣装なのかと尋ねると、私服なんですって(笑)。

結局サングラスはず~っとかけたままで素顔を見せてくれませんでしたが、

徹底した雰囲気作りには頭が下がりましたね~。

徳永英明さんの「レイニーブルー」を歌った31歳の男性は、

6歳と2歳の息子に普段と違うパパの姿を見せたいと出場し、合格の鐘で花を添えました。

息子さんの前で真剣に歌う姿を見せたかったそうですが、

2歳の男の子はぐっすり寝ちゃってたみたいで残念。

でも、その歌声は夢の中でしっかり届いていたと思いますよ~。

 

今回は男性の歌声が会場を盛り上げたのど自慢になりました~。

石川・野々市の皆さん、ありがとうございました!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:02 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年10月27日 (木)徳島県 阿南市


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空港に降り立つと、こんな銅像が建っていました。

躍動感あふれる阿波踊り~!と言えばお分かりですよね。

今回の会場は徳島県です。

四国の一番東に位置していて紀伊水道に面した町、7万5千人が暮らす阿南市に行って参りました~。

 

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阿南市は夜になると光の町に変貌します。

町の中心部にある「牛岐(うしき)城趾公園」に行ってみると~、

このきらびやかなイルミネーションが私たちを迎えてくれます。

クリスマスのイベント時になると、装飾がもっと華やかになるんですって。

 

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この光のオブジェを演出しているのが、LEDです。

阿南市は、世界で初めて青色発光ダイオードの実用化に成功した町なんです。

青色の発光ダイオードは、他の色のものに比べて実用化が難しかったそうです。

これが実現できたことによって光の三原色が成立し、

例えば現在のテレビにも利用することができるようになったんですね~。

現在阿南市の発光ダイオードは世界トップクラスの生産量を誇っていて、

阿南市はまさに「光のまち」なんです。

 

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LEDだけではありません。阿南市は県内でも有数の漁業が盛んな町でもあるんです。

なにせ紀伊水道に面してますから獲れる魚が豊富!

取材させていただいたのは、椿泊(つばきどまり)漁協の荷捌所。

この日も続々と漁を終えた船が港に戻ってきていました。

 

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この日水揚げされた珍しい魚を見せてくれました。「キジハタ」という高級魚です。

地域によっては「アコウ」と呼ばれていて、

大阪では「夏のアコウ、冬のフグ」と言われるほど親しまれているんですって。

汁物、煮つけ、唐揚げとなんでもござれだそうですよ。

 

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そして特に阿南で漁獲量が多いのが「ハモ」なんです。

地元の方が「漁獲高は日本一」と自慢する「ハモ」をPRしようと、

どんぶりにして売り出しているんです。

市内にある17の飲食店では、てんぷらにしたりカツにしたり卵で閉じたりカレーにしたりと、

様々な趣向を凝らした「ハモ」のどんぶりが食べられます。

 

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私がいただいたのは、「ハモ」の天ぷらのどんぶりです。

結構濃いめのだし汁をどんぶりにかけて食べます。

いや~、「ハモ」がフワッフワ!地元の旬のお野菜も一緒に味わえて、大満足のどんぶりでした~。

 

さ~阿南市からののど自慢は、若さが大爆発!盛り上がりましたよ~。

トップバッターは地元の工業高校に通う2年生。

幼稚園の頃から大好きだという長渕剛さんの「勇次」を、

真っ赤なジーンズを履いてステージいっぱいに動き回りながら歌いました。

時々見せるステップは長渕さんのライブ映像を見て研究したそうで、

まるで自分のコンサートのようにお客さんを指さしながら盛り上げるその様が何だか可笑しくて、

会場は大盛り上がり。

ゲストの伍代夏子さんやのど自慢初登場の水谷千重子さんもノリノリでした。

中学2年生の女の子は、

おじいちゃんからずっと聞かされていた伍代夏子さんの「お江戸チョイチョイ節」を歌い、

お客さんも伍代さんもそのギャップに驚かされていました。

か細い体なのに、普段は部活の陸上で砲丸投げをしているというのも驚き。

ちょっと体をしならせながら「ちょいとお兄さん」と歌う姿がかわいらしく、

客席のおじいちゃんへの大サービスでした(笑)。

さらに驚かされたのはダンススクールで知り合った中学3年生の女の子三人組でした。

三人のうち一人がセンターで歌い、サイドの二人が踊るという、まさにダンスボーカルユニット!

ダンスの振り付けは自分たちのオリジナルだそうで、

仮面ライダーの主題歌「W-B-X ~W-Boiled Extreme」というかなりアップテンポな曲に合わせて

キレッキレのダンスを披露し、そのクオリティーの高さにはびっくりさせられました。

しかもダンスを踊りながら合格の鐘を鳴らすという驚きのステージング。

本人たちも飛び跳ねて大喜びしていました(笑)。

そんな中で今回最も会場を沸かせたのが、お母さんと娘さんの連続合格でした。

お二人はそれぞれ別々に予選会に出場し、その歌声の素晴らしさに、

偶然にも親子ともども本戦に出場するという快挙を果たしました。

7番目に歌ったお母さんは、結婚25周年の記念に、ご主人への変わらぬ気持ちを、

ドリームズ・カム・トゥルーの「Love Love love」を歌って合格。

今でもご主人のことが大好きで大好きで仕方がないんですって(笑)。

そして続けて8番目に歌った21歳の娘さんは、絢香さんの「手をつなごう」を歌ってこれまた合格。

親子連続で合格の鐘を鳴らし、娘さんは今回のチャンピオンにも輝きました。

お母さんのラブラブな様子を娘さんに聞くと、「毎晩チュッチュ」しているそうです(笑)。

兄弟は13歳から24歳までの6人!だそうで、ご家族の幸せ度合いがうかがえて、

本当にほほえましい親子でした。

 

会場を巻き込む出場者の皆さんの熱唱熱演に、大変盛り上がったのど自慢になりました。

徳島・阿南の皆さん、楽しいのど自慢をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:41 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年10月19日 (水)茨城県 常総市


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今回のたび自慢は、茨城県常総市をご紹介しましょう。

茨城県の南西部にある常総市は人口が6万4千。

市には南北に鬼怒川が流れ、この水の恵みを利用して稲作が大変盛んな場所なんです。

そのお米を使った酒造りも行われていて、まずは市内に3つある酒蔵の一つを取材をさせていただきました。

日本酒が陳列された棚に「がんばろう常総」の小さなのぼりが・・・。

 

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去年9月、関東・東北豪雨の影響で鬼怒川が決壊し、

常総市の半分ほどが水害に見舞われたのは皆さんも記憶に新しいと思います。

こちらの酒蔵も浸水し、腰の高さまで水に浸かってしまったそうです。

壁に泥が付着した様子を見ると、いかに大きな水害だったかが分かりますね~。

6000人以上の方々が避難を余儀なくされた水害からなんとか立ち直ろうと、

今、常総市の皆さんは頑張っていらっしゃるんです。

 

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こちらの酒蔵では、浸水した住宅を改装し、新たに日本酒のバーを立ち上げようとされていました。

 

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今年の新米を使ったお酒の仕込みも始まりました。

 

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さらには、シンガポールで今月行われる「フード・ジャパン2016」という

ASEAN市場を狙った日本食の見本市に日本酒を出品するそうです。

出品するために地元の大学に依頼して作った、新たなデザインの瓶とラベルです。

まるでワインボトルのようですが、茨城県の結城紬をモチーフにデザインされていて素敵ですよね~!

水害というダメージを逆に力に変えて、新たな展開を志す姿勢には本当に敬服いたします。

シンガポールでの見本市、きっと成功しますね!

 

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常総市には染め物の文化も伝わっているんです。

昭和40年代に、東京から染め物職人が移住したことがきっかけだそうで、

広い土地があり鬼怒川の水の恵みも得られることから、

創作意欲をかき立てられる場所としてこの地を選んだそうです。

こちらの染め物は「きぬの染(そめ)」と言うんだそうです。

 

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今では着物だけでなく、傘に鞄にランプまで、様々な用途に常総の染め物が生かされています。

去年水害を招いた鬼怒川でしたが、実は常総に様々な形で恩恵を生み出しているのも鬼怒川なんですね~。

 

さて今回ののど自慢は、去年の水害で浸水被害にあったという出場者がたくさんいらっしゃいました。

トップバッターは「がんばっぺ常総」の文字を背中にプリントした揃いのつなぎを来て登場の、

ご夫婦と中学2年生の娘さんの3人組でした。奥さんの実家のそば屋が浸水し、

友人や親戚、ボランティアのみなさんの手助けもあってお店を再開することができたそうです。

その感謝の気持ちを、いきものがかりの「ありがとう」を歌って伝えました。

また北島三郎さんの「川」を歌った運送業を営む66才の男性は、

鬼怒川が決壊したときにヘリコプターで助け出されたそうです。

今月やっと家のリフォームが終わり、家族5人の普通の生活を取り戻したことを喜んでいらっしゃいました。

なぜ「川」を歌ったのか伺うと

「水害はあったが、鬼怒川があるからこそ稲作ができ常総に恵みをもたらしてくれる。

その川を恨んじゃいけない」と、常総で暮らす方々の思いを代弁してくださいました。

そんなんかで、今回はお年寄りが大活躍したのど自慢になりました。

農業一筋の82才の男性は、結婚62年を迎えた奥さんに向けて、川中美幸さんの「ふたり酒」を歌いました。

客席にいらっしゃった奥様をどうも確認できなかったようですが(笑)、

かわいらしい甲高い歌声はしっかり奥様に届いていたと思いますよ。

天童よしみさんの「人生みちづれ」を歌ったのが、こちらも82才のお婆ちゃま。

50年一緒に床屋を営んできたご主人を去年亡くされた方で、

亡くなる3日前まで枕元で「人生みちづれ」を一緒に歌ったという素敵な思い出を披露してくれました。

さらには今回最年長の90才のお婆ちゃまも登場!

デビュー当時から応援しているという、ゲストの市川由紀乃さんの「海峡出船」を歌いました。

今でも白菜や大根を作るために畑仕事を続けているそうで、元気の良さは折り紙付き!

市川さんと会えてニコニコのお婆ちゃまの様子は、会場を笑顔にしてくれました。

 

水害という大きな被害に見舞われた常総市でしたが、

地元の皆さんの頑張る様子は、見ている私たちに活力を与えてくださいました。

茨城・常総の皆さん、ありがとうございました~。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:32 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年10月11日 (火)青森県 むつ市


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こちらが!、亡き人の言葉を伝えるイタコの「口寄せ」でも有名な「恐山(おそれざん)」の入り口です。

「恐山」はカルデラ湖を取り巻く八つの山の総称で、1200年ほど前に開かれ信仰されてきた霊場なんです。

今回は、この「恐山」で有名な、本州最北端の下北半島に位置する人口6万の青森県むつ市が会場です。

 

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1枚目の写真でご紹介した本尊安置地蔵殿を抜けて歩を進めていくと、

荒涼とした岩場が目の前に広がってきます。

硫黄の匂いがかなり強めに立ちこめていましたね~。

水蒸気が吹き出すこの景色は地獄に例えられていて、

「恐山」の象徴としてよくテレビで映し出されてますよね。

 

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でも、この「恐山」は亡くなった方への深い思いが集う場所で、

年間20万人もの参拝者がいらっしゃるそうです。

岩場のいたるところに、死者を弔う小石が積まれていました。

この小石の山を「鬼が崩しに来る」という言い伝えもあり、悪さをする鬼の足を引っかけて転ばすために、

写真のように枯れ草を結んでおくんですって。

 

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幼いお子さんを亡くされた方は、あの世でも楽しく遊べるようにと、

こうして岩場に風車を立てるんだそうです。

「恐山」という名前のイメージとは裏腹に、私には亡き人への温かい思いに溢れた場所に感じられました。

 

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地獄に例えられた岩場の道を20分ほど歩くと、だんだんと緑が増え水辺が見えてきます。

 

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そして、先ほどの岩場とはうって変わって、穏やかな湖の白浜が迎えてくれます。

極楽に例えられているこちらが、カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ)の浜辺の風景です。

あいにくの雨でしたが、晴れた日は湖がエメラルドグリーンとなり、

白い砂浜とのグラデーションが本当にきれいなんだそうです。

東北新幹線の七戸十和田駅から車で2時間ほどかかりますが、

ぜひ一度、「恐山」の自然が織りなす「地獄と極楽」に身を置いてみてください。

 

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最後に、地元むつの味をご紹介しましょう。

貝のお皿に盛りつけされたこちらは「味噌貝焼き(みそかやき)」と言います。

ネギや豆腐、海草が入っていて、メインの具は地元特産のホタテにカレイが入っていました。

もちろん味付けは味噌なんですが、煮立てたあとに卵でとじるのが特徴なんです。

家庭によって味付けや具材は様々ですが、最終的に卵でとじるのが「味噌貝焼き」のポリシー。

これはまさに、むつのお袋の味ですね~。海産物のうまみがしみ出て、心も体もほっこりしますよ~。

 

さ~、むつ市からののど自慢をご紹介しましょう。

今回は、青森や下北、むつへの愛情溢れる出場者がたくさんいらっしゃいました。

最初に合格の鐘を鳴らしたは、津軽海峡で定置網漁をする、

ピンクのねじりはちまきにピンクのカッパで登場した40才の漁師さんでした。

激しく厳しい津軽海峡で、この時期獲れるサケやサバがとってもおいしいと教えてくれました。

高校生の息子さんに漁師になって欲しいという思いを吉幾三さんの「父子じゃないか」に込めて歌い、

客席にいた息子さんが涙を流しながら手を振る姿は、

親子の深い絆を感じさせる感動的なシーンになりました。

真木柚布子さんの「下北半島」でデュエットしたのが、なんとアメリカ人の男性と女性のコンビでした。

2人は日本に来日して5年で、下北半島の小・中学校で英語の先生をしています。

下北の温泉や食べ物が大好きで、できれば下北での生活を続けていきたいそうで、

身をもって下北の素晴らしさを伝える透明感のある歌声を披露しました。

さらに地元むつ市の中学校に通う女子中学生の2人組は、松村和子さんの「帰ってこいよ」を歌いました。

誰に帰ってきて欲しいのか訪ねると、

「将来自立して地元を離れるかもしれない自分たちに、必ずむつに帰ってくるんだ」

という宣言をしたかったんだそうです。

なんだか胸がキュンとなるコメントでしたね~。

そんな出場者の中で、安全地帯の「ワインレッドの心」を歌ってチャンピオンに輝いたのが、

むつ市にある海上自衛隊でヘリコプターのパイロットをする30才の男性でした。

山口、徳島、鹿児島、広島という任地を経て、

故郷のむつ市で念願叶ってヘリコプターの機長になれたそうです。

現在は、時々実家のお母さんがつくる「味噌貝焼き」を食べるのが楽しみで、

お袋の味を味わえる幸せを感じているそうです。

まさに錦を飾りましたね~。

それにしても青森の皆さんは、ま~明るい方が多いですね~(笑)。

舌をころころ口の中で転がして「ルルルルルルルル~~~ッハ!」と叫びながら歌う40代の主婦、

合格の鐘を鳴らした後2回も私に抱きついて喜びを炸裂させた30代の主婦、

ず~と笑顔で手をつなぎながら「上を向いて歩こう」を歌った中学1年生の男の子と大工のおじいちゃん。

皆さんの明るさに自然と笑顔になってしまう、そんなのど自慢になりました。

 

青森、むつの皆さん、嫌なことを忘れさせてくれるような、

楽しい楽しいのど自慢をありがとうございました~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:19:34 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年10月04日 (火)北海道 北広島市


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土鍋で炊いたお米で作った、おにぎりで~す!

今回ののど自慢の演出を担当した札幌局の小口(おぐち)ディレクターが、

取材に合わせてわざわざ作ってきてくれたんです。

土鍋で作ったんですよ~。嬉しいですね~。

別にピクニック気分で作ってきてくれたわけではありませんからね(笑)。

今回の会場は、札幌市の南東側に隣接する、人口5万9000の北広島市です。

札幌と新千歳空港のちょうど中間地点にあり、

交通の利便性もあって住宅地としても人気の町なんですよ。

もともとは、広島県から移り住んだ人たちによって開拓されたことから、

「北広島」という名前になったんだそうですよ。

 

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さて、小口ディレクターのおにぎりですが、この「赤毛米」で作ったものなんです。

140年以上も前に作られていたお米で、

今人気の北海道米「ゆめぴりか」などの先祖にあたる米なんです。

籾の先端の「のぎ」と呼ばれる部分から

赤い毛のようなものが長~く伸びているのが特徴です。

 

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取材で訪れたのは、北広島で「赤毛米」の稲作が始められた場所。

当時北海道の中の、特に寒冷地での稲作は不可能と言われていたなか、

まさにこの場所で、中山久蔵さんという方が米作りを成功させました。

 

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そばには島松川というきれいな川が流れていますが、

なにせ北海道の寒冷地で流れる川ですから、

稲作にとっては水温が低すぎるわけです。

 

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そこで久蔵さんは、冷たい川の水を引いて後、

蛇行させながら空気にさらして水温を上げるという手法で

稲作に取り組んだそうです。

北海道でおいしいお米が食べられるようになったのも、

こうした先人の知恵と努力のたまものなんですね~。

米作りの歴史を後生に伝えるために、

今でも数戸の農家で「赤毛米」を作っているそうです。

 

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現在は、学校給食で年に一回、子供達に味わってもらったり、

米粉にしてパンやクッキー、ケーキなどを作ったりしながら、

北海道米の元祖を風化させない努力をされています。

地元のケーキ屋さんが「赤毛米」の米粉で作ったロールケーキにはびっくり。

フワッフワでとろけるおいしさでした。

 

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北広島市をPRする「まいピー」という名前のキャラクターも、

「赤毛米」をモチーフにしています。

「北海道でおいしいお米が食べたい!」という、

先人の思いを大切にしている北広島の活動に、

何だか感動してしまいました!

 

そんな北広島からののど自慢は、

山内惠介さんとのど自慢初登場のDAIGOさんという、

イケメンお二人がゲストということで大いに盛り上がりました。

山内惠介さんの「夢見る恋人たち」を歌った60代の女性や、

DAIGOさんのバンドBREAKERSの「BIG BANG!」を歌った50代の女性は、

ステージでゲストと交わり大喜び。

きっと幸せな瞬間だったんでしょうね~(笑)。

そんな賑やかなのど自慢を、

北海道愛で盛り上げた出場者がたくさんいらっしゃいました。

北広島市役所に今年入ったばかりの22才の新人さんは、

THE BLUE HEARTSの「夢」を歌って地元を存分にPRしました。

北広島市は人口に占める公園の数の割合が、北海道の中でも高いんですって。

札幌につながる長さ20キロのサイクリングロードと合わせて、

アクティビティーを存分に楽しめるまちだと自慢してくれました~。

絢香さんの「にじいろ」を歌って北海道愛を表現したのが、25才の女性でした。

彼女は放送当日の2日前に仕事を辞めたばかり。

今後は地域興しの仕事に就いて、北海道の食や文化を盛り立てて行きたいと、 

新たな夢を語ってくれました。

さらに、今年70才になった記念に出場した男性は、本人の気持ちそのままに、

森雄二とサザンクロスの「好きですサッポロ」をニコニコしながら歌いました。

北の大地を愛してやまない出場者の歌声は、本当にさわやかでした。

今回チャンピオンに輝いたのは、

まさにそのさわやかさを一番体現していた、高校時代の同級生2人組でした。

コブクロの「YOU」を歌う2人のハーモニーは、

聞く人を本当に気持ちよ~くしてくれました。

 

皆さん、北海道が育んだ素晴らしい歌声をありがとうございました~。

 

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さて、140年前に作られていた「赤毛米」のおにぎりですが、

少々固めでぱさぱさしていて、もちもち感がないというか・・・。

つまり、今の北海道米も食べた身として、

140年もの間にこんなにもおいしさが進歩したのかと驚かされました!

それもこれも、この「赤毛米」があってこそです。

そう思うと、このぱさぱさしたお米も愛おしく思えました。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:18 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年09月28日 (水)宮崎県 日南市


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今回は、太平洋の大海原を望む、宮崎県の南部にある日南市から「たび自慢」で~す。

宮崎県と言えばプロ野球チームのキャンプ地としても有名ですが、

25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープのキャンプ地が日南市なんです。

カープの選手達も願掛けに訪れるのが、こちら「鵜戸(うど)神宮」です。

 

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海に面した崖の洞窟に本殿が建てられていることで、全国的にも有名ですよね~。

本殿の屋根は洞窟の天井すれすれ!すっぽり収まっています。

この本殿に参拝するお客さんは、何と年間100万人!

もちろん日南市一の観光名所ですが、宮崎県内でも2番目に観光客が多い名所なんだそうです。

 

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人気の秘密は、この「運玉(うんだま)」です。

直径2センチほどで、「運」の文字が刻まれていて、5個セットで100円です。

この運玉をどうするかというと・・・。

 

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投げるんです!

およそ10メートル下にある、「亀石」と言われる岩のくぼみに。

 

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しかも、利き腕とは反対の腕で投げないといけないんですよ~。

「運玉」が見事くぼみに入ると願いが叶うと言われているんですが、

私が取材に訪れたときには、5つぐらいしか入っていませんでした。

現在大リーグのドジャースで活躍していて、当時広島カープに所属していた前田投手も挑戦しましたが、

入らなかったそうです。

さて、私の結果はいかに!

 

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その前に、日南市の産物をご紹介しましょう。

日南市は8割が山に囲まれている自然豊かなところなんですが、

山々の6割はスギに覆われているんです。

地元には、そのスギで作られた香り豊かな家具や雑貨のギャラリーもあるんですよ。

コースターに漢字が刻印されていますが、「飫肥杉(おびすぎ)」と読むんです。

江戸時代にこの地を治めていた飫肥(おび)藩が、スギの植林を始めたのがきっかけでスギの産地となり、

油分を多く含む「飫肥杉」は水分を吸収しにくいことから、木造船の材料として大変重宝されたそうです。

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そして地元のソウルフードが、飫肥の名前が付いた「おび天」という魚のすり身揚げです。

なんと豆腐、黒砂糖、味噌が一緒に練り込まれていて、甘~くて、フワッフワで美味しいんです!

市内の飫肥地区はその昔「飫肥城」の城下町として栄え、今も当時の素敵な風情が残っていて、

のんびり散策するだけでも楽しいですよ。

皆さんも「おび天」をつまみながら城下町をブラブラしてみてはいかがでしょう。

 

そんな日南市ののど自慢は、本当に笑いの絶えない楽しいのど自慢になりました。

袴姿で広島カープのはっぴを来て登場した61才の男性は、

リーグ優秀をお祝いしようと北島三郎さんの「まつり」を歌いました。

毎年キャンプに訪れる広島カープを、もちろん長年応援し続けてきたんだろうな~と思いきや、

本当は巨人ファンだったことを告白し会場は大爆笑。

でも、カープの今年の活躍ぶりに感動し、日本一を目指すカープを応援するそうですよ(笑)。

うどん屋さんを営む53才の男性は、

軽快なステップで近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」を歌ったんですが、

ステップは軽快ではあるんですが独特だったんですよね~(笑)。

「変わったステップで歌いましたね~」と質問すると、

どうしてもうどんの生地を踏む時の動きがそのままステップになっちゃうという答えに、

これまた会場が大爆笑。

Kさんの「Only Human」を、持ち前の美声で披露したのが地元の高校3年生でした。

合格の鐘が鳴るかな~と思ったんですが、途中でつっかえてしまい惜しくも鐘二つ(泣)。

自分のことを人見知りだという彼は確かにおとなしそうな青年でしたが、

歌い終わるといきなり自分からしゃべり出し、

「普段バンドでボーカルをしてるけど、歌詞を間違えるのはいつものことです」と

堂々と告白する彼にまたまた大爆笑。宮崎の方って、素直なんですね~(笑)。

本当に笑いに包まれたのど自慢になりましたが、そんな中でチャンピオンに輝いたのが、

宮崎の民謡「日向木挽唄(ひゅうがこびきうた)」を迫力の歌声で歌った中学3年生の女の子でした。

何とトップバッターで歌い、歌い終わって合格の鐘が鳴ると、お客さんからは大拍手と大声援でした。

今回はお客さんの感情表現が豊かで、のど自慢を賑やかな回にしてくれたのは、

宮崎の皆さんのお陰かもしれませんね~。

宮崎、日南の皆さん、楽しいのど自慢をありがとうございました~!

 

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最後におまけです。この表情を見れば、「運玉」結果はお分かりですね~(苦笑)。

のど自慢は盛り上がったから、ま~いいっか!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:06 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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