2017年03月23日 (木)静岡県 富士市


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この富士山見て~~~~!きれいでしょ~。

地元の方もこれだけくっきり全景が見られるのは珍しいとおっしゃっていました。

今回は、富士山の南側のふもと、駿河湾に面した人口26万の富士市が会場でした。

 

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富士市の中心産業は製紙業です。明治初期から盛んになり、現在59もの製紙工場が稼働しています。

富士市は特に家庭紙、ティッシュペーパーやトイレットペーパーの生産が盛んで、

全国に出回るトイレットペーパーの3個に1個は富士市産だそうですよ。

 

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取材したのは、お米や肥料などを入れる紙袋用の厚手の紙を作る工場でした。

機械から出てきた紙に光沢があるのが分かりますか?濡れてるんですよね~。

原料のパルプを細かくして紙にしていきますが、とにかく紙作りには大量の水が必要なんだそうです。

水道水も工場用水も、全て富士山からの湧水! 豊富な湧水が、富士市を発展させてきたんですね~。

 

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市内を取材すると、海に沿って走る幹線道路に「富士山しらす街道」の看板やペイントが目につきました。

そうなんです。富士市のもう一つの自慢は「しらす」!

新鮮なしらす丼が食べられるお店がたくさん軒を連ねています。

 

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生しらすと釜揚げしらすの2色丼! これたまりませんよ~。

実は私が取材した3日後に、いよいよしらす漁が解禁だったんです。

私が食べた生しらすはもちろん冷凍なんですが、

水揚げされてからすぐにマイナス30度で瞬間冷凍するため、新鮮さが保たれているんです。

 

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ご覧ください、この張りのあるしらすの姿を!

静岡県はしらすの産地として有名ですが、富士市は生しらすが自慢なんです。

普通しらす漁は、二艘の船で網を引き揚げる二艘挽き漁なんだそうですが、富士市の漁師さんは量よりも質。

漁の時間をかせぐために短い時間で水揚げできる一艘挽きにこだわり、

地元の方は10分もあれば獲りに行けると自慢されていました。

しかも一艘挽きだとしらすが傷つかないんだそうです。

見た目素人では分かりませんが、味わえば分かります。

生しらすって苦味があると常々感じていて、それが普通だと思っていですが、

その苦味はしらすが傷ついて内臓が出てしまっているからなんだそうです。

この日食べたしらすに、苦味は一切感じませんでした!

初めて、本当の生しらすを味わえたんです。感動で~~~す!

 

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せっかくですから、富士山をもう一度。

しらす漁が盛んな駿河湾、製紙工場の煙突に富士山! 富士市ならではの絶景ですね!

 

それでは、富士市ののど自慢をご報告しましょう。

今回合格の鐘を鳴らしたのは全部で6組。

トップバッターで歌った中学1年生の13歳が、いきなり合格の鐘を鳴らしました。

歌ったのは森山直太朗さんの「愛し君へ」。

切々と歌うその歌声は、とても中学生のものとは思えないほどでした。

学校ではサッカー部に所属していますが、

時には地元のJR富士駅前で一人でストリートライブを開いちゃうほどの度胸の持ち主。

ストリート系を意識しているのか、野球帽を斜めにかぶる姿もかわいかったですね~(笑)。

今回は富士市を愛する出場者が多かったですね~。

大月みやこさんの「女の港」を歌った田子ノ浦漁港の食堂で働く68歳の女性は、

しらす漁解禁に合わせて4月1日からいよいよ港でオープンする、

漁協主催の食堂のPRに余念がありませんでしたね~。

地元コミュニティーFMでグルメ番組のナビゲーターを務める35歳の女性は、

中森明菜さんの「北ウィング」を歌いました。

さすが地元のグルメには詳しく、「つけナポリタン」というB級グルメを教えてくれました。

ラーメン用の麺を、トマト風味のスープにつけて食べるんだそうで、

ナビゲーターならではの説明は食欲をそそりましたね~(笑)。

生まれも育ちも富士市という歯科助手として働く28歳の女性は、

Every Little Thingの「出逢った頃のように」を歌い、

地元の大好きな友達と出逢った頃の思い出を重ねていました。

そんな出場者の中でチャンピオンに輝いたのは、18歳の男子高校生でした。

彼は中学時代にいじめにあい、結果的に入院するほど追い詰められたそうです。

でも入院した病院で知り合った男の子の前で歌を歌う機会があり、

その時男の子が涙を流しながら感動してくれたことが、立ち直るきっかけになったそうです。

彼が歌ったのは、中島みゆきさん作詞作曲の「糸」。体から絞り出すように歌う柔らかい歌声は優しく、

これからも歌い続けていきたいという彼の言葉に、会場から温かい拍手が送られていました。

亡くなったお爺さんとよくデュエットしていたという川中美幸さんの「二輪草」を、

お孫さんと一緒に歌った80歳のお婆ちゃんはものすごい笑顔でしたね~。

大病を患い今も病気と闘い続ける56歳の主婦は、

息子さんと娘さんと3人でSMAPの「世界に一つだけの花」を、本当に明るく歌っていらっしゃいました。

富士市からののど自慢は、ほかほかした温もりに包まれた回になりました。

 

静岡・富士市の皆さん、ありがとうございました~。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:10:30 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年03月15日 (水)福島県 福島市


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気持ちい~~~~~~~~! 

演出担当の1年目のディレクター小澤君と、気持ちい~~~~~~~!

ちょっとうるさいですね(笑)。

今回のたび自慢は福島県・福島市から!

年間87万人が訪れるという飯坂温泉が自慢で、取材がてら早速足湯に漬かりました~。

 

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飯坂温泉は、福島駅から電車で25分ほど。

あの松尾芭蕉や、正岡子規、与謝野晶子など、名だたる文化人も訪れたという歴史ある温泉です。

市内を流れる摺上川沿いに、44軒もの温泉宿があるんですよ。

 

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飯坂温泉には9つの共同浴場もあり、こちらは最も古いとされる鯖湖湯(さばこゆ)。

元禄時代には芭蕉もこの鯖湖湯に浸かったと伝わっているそうです。

 

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朝9時半ごろに取材させていただきましたが、ひっきりなしに地元の方が入りに来ていました。

もともと日本最古の木造建築の共同浴場として有名だったそうですが、

平成5年に当時の建物を改築したそうです。木の温もりが感じられて、素敵な浴場でしたよ。

 

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ちょっとだけ足を入れてみたら、アチィ~~~~~~~!

実は飯坂温泉は熱いお湯として人気なんですって。

源泉の温度はおよそ60度。朝は50度に設定してお湯を入れるそうで、そりゃ熱いっすよ!

(・・・足湯にだまされちゃいました)

でも、地元の皆さんはこの熱さじゃないと浸かった気にならないんですって(笑)。

この熱さ、一度体感してください!

 

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今度は福島市のソウルフードをご紹介しましょう。

意外に!餃子なんですって。

宇都宮や浜松の餃子は有名ですけど、こちらの特徴はきれいにま~るく並べられた、

その名も「円盤餃子」。

フライパンで一度にたくさんの餃子を焼くことから、どのお店もこうした円盤型で提供されているんです。

 

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もちろんお店によって味は千差万別。

にんにく多めのお店、豚のひき肉にこだわったお店、ネギ油を混ぜて作るお店と様々。

私はキャベツの甘みがたまらない、外カリ中ジュワ(意味分かります?)の餃子を頂きました。

何個でもいけますよ~!

福島駅の繁華街や飯坂温泉にもあるので、ぜひ食べてみてください。

 

それでは、福島市からののど自慢をご紹介します。

放送は3月12日。予選会の日が東日本大震災が起きた3月11日でした。

震災からもう6年が経ったんですね。

予選会では午後2時46分に、会場の皆さんと一緒に黙とうを捧げました。

毎回250組の皆さんにお話を伺っていますが、今も仮設住宅で暮らしている方や、

復興に向けて頑張っていらっしゃる方が本当に多かったです。

今回ののど自慢は、震災を経て福島に思いをよせる20組の皆さんが出場しました。

トップバッターは地元飯坂温泉で旅館を営む49歳の4代目。

完璧な寅さんの格好をして「男はつらいよ」を歌いました。

「私 生まれも育ちも葛飾柴又・・・」とセリフも完璧で、お客さんから拍手喝さい。

飯坂温泉を盛り上げるために、温泉街の若旦那衆で集まっては寅さんの格好でPRしているそうです。

全国の皆さんに、熱~いお湯を自慢してましたよ~。

福島をPRする「ミスピーチキャンペーンクルー」の5人組も登場しました。

ミスピーチならではの桃色の制服を身にまとい、

AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を元気よく歌いました。

福島は盆地という地の利を生かして果物が特産です。

5人がそれぞれサクランボ、モモ、ブドウ、リンゴ、ナシと自慢の果物を紹介し、

春になると桜や菜の花、レンギョウ、モクレンが咲き誇る「花見山」をPRし、

花にあふれた福島の美しさを教えてくれました。

花✱花の「あ~よかった」を歌った結婚5年のご夫婦も登場。ともに保育士をしているそうで、

弾けるように自由気ままにステップを踏みながら歌う姿は本当に楽しそうでした。

二人は10年前からお付き合いが始まったそうで、

震災をきっかけにこの福島で生きていこうと決め結婚したそうです。

夫婦愛、福島愛に満ち溢れたステージでしたね~。

今回特別賞を受賞したのが、福田こうへいさんの「南部蝉しぐれ」を歌った、御年94歳のお爺様でした。

いや~、とても94歳には見えませんでした。20歳は若く見えましたね~。

お爺様は浪江町のご出身で、

震災の原発事故の影響で何度も避難場所を変える生活を余儀なくされたそうです。

今では相馬市に家を建て、第二の故郷を見つけたそうです。

そんな苦労を微塵も感じさせない元気の良さは本当に励みになりました。

御家族も、お爺様の元気を手本に頑張ってるんですって!

そしてチャンピオンに輝いたのは、水樹奈々さんの「愛の星」を歌った26歳の女性です。

歌手を志して上京し、現在は東京で暮らしながらアミューズメント系の店員をしているそうです。

地元福島市でののど自慢開催ということで、わざわざ帰省して出場してくれました。

久しぶりの故郷かと思いきや、結構頻繁に福島に帰っているそうで(笑)、

パワーをもらえる福島で、見事チャンピオンになりました。

福島を好きになり震災後農業を始めた静岡出身の男性、

実家の桃農家を継いで20品種以上もの桃を育てる37歳の男性、

福島市の商店街でお惣菜を作り続ける76歳の男性と、

出場者の皆さんの歌いっぷりを見ていると、皆さん本当に福島のことが好きなんだな~と実感しました。

 

最後に、福島の希望の星をご紹介しましょう。 

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かわいいでしょう~。

足湯を取材していたら、おじいちゃんに連れられて飯坂温泉に遊びに来ていた2歳の男の子に出会いました。

名前は汰玖(たく)君。ホームページに載せてもいいですかと尋ねると、

おじいちゃんが快くOKしてくれました。幼児雑誌の表紙になるくらいでしょ(笑)。

子供の笑顔はどんな時も力になりますよね~。

たく君ありがとう~。

そして福島の皆さんの熱唱熱演にも本当に力を頂きました。

ありがとうございました~~~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:10:46 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年03月06日 (月)沖縄県 嘉手納町


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「嘉手納」と言えば、「基地」という言葉が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

目の前に見えるのは、広~い滑走路です。

そう、今回の「のど自慢」の舞台、沖縄県嘉手納町は、面積の8割をアメリカ軍嘉手納基地が占めています。

この写真を撮っているあいだも、次々と飛行機が飛び立っていきました。

でも、嘉手納にあるのは基地だけではありません!

町では今、「基地」以外のところをPRしていこうとしているんです。

ということで、今回は小田切アナに代わり、

地元・沖縄局のアナウンサー・大橋拓が、嘉手納町をご紹介します!

 

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まずはこちら!嘉手納町は、実は「おいものふるさと」なのです。

どういうことかというと、みなさんが今、「さつまいも」として親しんでいる芋(甘藷)は、

今から400年ほど前に、今の嘉手納のある地域の出身で、

「野國總管(のぐに・そうかん)」と呼ばれる役人が、中国から沖縄に持ち帰りました。

それがその後、薩摩国に伝わり、全国的にはさつまいもとして広まっていったのです。

…みなさん、知っていました?

こうした歴史を知ってもらおうと、今、町では芋を「野國芋」と呼び、PRをしています。

そのために生まれたのが、写真のキャラクター「いもっち」!

このあたり、足元が滑りやすくなっているのか、ちゃんと注意をしてくれていました。

 

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こちらの銅像が、芋を伝えた人、野國總管さんです。

嘉手納町民からは郷土の偉人としてとっても尊敬されています。

左手にはしっかり芋を持っていますよ~

 

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この野國芋、味わい方もいろいろあり、この銅像のある「道の駅かでな」では、

野國芋ソフトクリームも食べることができます。

色は淡いオレンジ色。ミルクベースの中にほんのり芋の甘い味がするのと、

芋のつぶつぶも入っていて、野國芋の魅力を楽しめました!

 

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他にもあります、嘉手納のグルメ!続いてはこちらの「ハンバーガー」です!

去年、町内のお店が全国のご当地バーガーグランプリで上位に入ったことをキッカケに、

嘉手納町内で、様々な趣向を凝らしたハンバーガーを提供するお店が盛り上がり、

町の新たな名物にしていこうとしています。

このお店では、バンズ(ハンバーガーのパンの部分)に沖縄特産の紅芋を練り込んでいて、

地元の豚肉「あぐー肉」を使ったミートソースのジューシーさと、とってもマッチしているんです。

結構ボリュームあるんですが、美味しくて、ペロリと食べちゃいました。

 

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そしてもうひとつのおすすめスポットがこちら!「比謝川(ひじゃがわ)」です。

町の中心部から車で10分ぐらい行ったところにあるんですが、

沖縄本島で最大の流域面積がある川で、なんとマングローブの森が広がっています。

手軽に沖縄の自然を楽しめることから、カヌーが楽しめる場所として大人気なんです!

この日はあいにくの天気ではありましたが、カヌーを漕いでいる方がいらっしゃいました。

そして私は、もっと川に近づいてマングローブを撮ろうと思ったのですが、足元はコケが生えていて…

 

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ツルっと転んでしまいました。トホホ。。。

みなさん、滑りやすい足元にはくれぐれもご注意ください!

(※ここで「いもっち」の注意の言葉が思い出されました)

では、のど自慢の当日の様子については、小田切アナにバトンタッチです!

 

 

「了解いたしました!」(by小田切) 大橋アナの嘉手納リポート、いかがでした?

今回はちょっと趣向を変えて、のど自慢に見学に来てくれた大橋アナにブログを書いてもらいました。

さすが地元・沖縄局のアナウンサー、足を滑らすほど真剣に取材してくれました(笑)。

大橋アナ、ありがとう~!

 

それでは、嘉手納町ののど自慢の報告です。

今回は何と言っても、特別賞を受賞した83歳のおばあちゃまのことをまずご紹介しましょう。

美空ひばりさんの「陽気な渡り鳥」を歌ったんですが、ものすごい衣装を着て登場。

鳥の羽をいっぱいつけた帽子をかぶって、

まさに美空ひばりさんのあの不死鳥コンサートのごとくドレス姿でステージに現れました。

おばあちゃまが歌う前に、私も思わず「この帽子どうしたの?」と尋ねると、

「夫が拾ってきた」「私がとり年だから」と歌う前から会場は大爆笑。

どうもクジャクの羽のようでとにかくカラフル、

しかも長さが50センチ以上もある羽がいっぱいついてるもんだから頭が重そうで、

歌う前から目立っていました(笑)。

そして歌唱に入るとかなりマイペースで歌うもんだから、ゲストの八代亜紀さんも吉幾三さんも、

大きな羽をつけた帽子をかぶりながら歌うその歌いっぷりにお腹をかかえて笑っていました。

とにかく存在感ばっちりのおばあちゃまでしたね~。

歌い終わった後のおしゃべりもマイペースで、あんまり私の質問に答えてくれないもんだから、

吉さんが席へと連れて帰ってくれました(笑)。この日一番会場が沸いたシーンになりましたね~。

今回はこのおばあちゃまだけではありません。

表現力豊かでパフォーマンスの激しい出場者が多いこと。

建設会社で働く64歳の男性は、石原裕次郎さんの「嵐を呼ぶ男」をせりふ付きで歌い切りました。

「この野郎 かかって来い! 最初はジャブだ ほら右パンチ・・・」とという部分、

どうも沖縄の方言で喋ってるように聞こえたんですが、ご自身は普通にしゃべってたんですって(笑)。

病院で働く同僚の男性3人組は、赤・青・黄のはっぴを着て「羞恥心」をノリノリで歌いました。

病院の忘年会に、患者さんとのクリスマス会や誕生日会など、

事あるごとにいつも3人で歌を披露して盛り上げているんだそうです。

相当なレパートリーがあるのかなと思いきや、これ一曲だけなんですって(笑)。

嘉手納町で小学校の先生をしている39歳の男性は、沖縄移民が暮らす南米ボリビアの村に、

日本語学校の先生として赴任していたことがあるそうです。

ボリビアの麦わら帽子をかぶりながら歌ったのは、吉幾三さんの「俺ら東京さ行ぐだ」。

この歌を歌うと移民の皆さんが大喜びしてくれたそうで、

思い出話とともに、ボリビアに熱いメッセージを送っていました。

出場者の皆さん、本番当日の朝に集まった時は何だか元気がないな~と心配していたんですが、

沖縄の方は盛り上がるポイントを心得てらっしゃるんですね(笑)。

会場から聞こえてくる指笛とともに、大賑わいののど自慢になりました。

 

沖縄・嘉手納の皆さん、

楽しい楽しいのど自慢をありがとうございました~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:11 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年03月01日 (水)のど自慢チャンピオン大会出場者決定!


 

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「NHKのど自慢チャンピオン大会2017」の出場者が決定いたしました!

 

<出場者名(50音順) ならびに曲目・開催日時・開催場所>

 安藤理紗子さん 「逢いたくていま」(2016/11/6 広島県福山市)

 石原彩音さん  「生まれてはじめて」(2016/7/10 長野県長野市)

 大橋 嵐さん  「海の声」(2016/2/21 群馬県渋川市)

 大場悠平さん  「化粧」(2016/11/20 北海道幕別町)

 奥平光矢さん  「やいま(八重山)」(2016/1/10 沖縄県宮古島市)  

 河上臣示さん  「恋」(2016/4/17 愛媛県新居浜市)

 小島千賀子さん 「はじまりのとき」(2016/10/16 茨城県常総市)

 西條愛実さん  「手をつなごう」(2016/10/23 徳島県阿南市)

 斉藤章倫さん  「白雲の城」(2016/10/30 石川県野々市市)

 佐藤健太郎さん 「Story」(2016/2/14 宮城県石巻市)

 田上育実さん  「かもめが翔んだ日」(2016/8/21 熊本県荒尾市)

 西野結花さん  「あゝ無情」(2016/4/24 北海道稚内市)

 原田波人さん  「蜩 ーひぐらしー」(2016/6/12 和歌山県九度山町)

 松岡 葵さん  「涙そうそう」(2016/9/4 高知県須崎市)

 

以上14組のみなさんの熱唱を是非ご覧ください!

放送予定:3月20日(月・祝) よる7:30~8:55 (総合・ラジオ第1)

投稿者:のど自慢スタッフ | 投稿時間:14:30 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク


2017年02月23日 (木)京都府 宇治市


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このきらびやかな伝統的建造物が、 10円玉にもデザインされている、世界遺産「平等院鳳凰堂」!

平安時代の1053年、関白藤原頼通によって、浄土の宮殿をイメージして建立された建物です。

今回は平安時代の趣が色濃く残る、京都府宇治市から「たび自慢」しましょう。

 

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宇治といえば、お茶ですよね~。私が取材先でいただいたのはお抹茶です。

抹茶というと結構な苦味のあるイメージだったんですが、飲んでびっくり!

あまりにもまろやかな風味で、抹茶のクリームを飲んでいるようでした。

もちろん苦味はありますが、それは深みのある旨味とともに味わえる、品のある苦味なんですよね~。

 

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私が飲んだ抹茶は、この畑で栽培されたお茶でした。

室町時代に3代将軍足利義満が認めたという茶畑を「宇治七名園」というのですが、

現在唯一残っているのがこの「奥ノ山園」なんです。

私が味わった深みは、歴史の奥深さでもあったんですね~。

 

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さて、風景が変わって、こちらは市内を流れる宇治川にかかる宇治橋。

「古今和歌集」や「源氏物語」にも登場し、

646年に架けられたという言い伝えもあるほど歴史ある橋なんです。

皆さん、こんな遊び歌を覚えてませんか?

「ズイズイズッコロバシゴマミソズイ 茶壺に追われてドッピンシャン 抜けたらドンドコショ」

江戸時代に、将軍が飲むお茶を運ぶための大行列を「お茶壺道中」と言い、

新茶の季節にこの行列が宇治橋を渡る際、沿道で暮らす人たちがあわてふためく様子を歌ったのが、

こうして童謡として残っているんです。

 

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その宇治橋のたもとには、あの剣豪武蔵も立ち寄ったと伝わる、

創業1160年の「通圓(つうえん)」という茶屋があり、そこで一人の女子大生と出会いました。

地元の京都文教大学の2年生、永岡琴美さんです。永岡さんがボランティアで参加してるのは、

宇治の魅力を発信する大学のプロジェクト「宇治☆茶レンジャー」。

ネーミングもしゃれてますよね~(笑)。

宇治の商店街と連携しながら、スタンプラリーや聞き茶巡りを実施しているそうです。

宇治のお茶文化を通じた学生さんのこうした活動は、本当に応援したくなりますね。

永岡さん、がんばれー!

 

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さらに宇治のお茶はイタリアとのコラボレーションまでしちゃいます。

宇治の商店街を歩くとなかなかおしゃれなカフェが並んでいました。

言うなれば、現代版のお茶屋さんですね。

もちろん抹茶や宇治茶を楽しめるカフェが多いんですが、最近できたこちらのお店では、

抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を振りかけたクリームパスタが楽しめます。

お茶の苦味が邪魔になるのでは?と食べてみると、ま~バッチグー!

クリームに深みが出て、もっちもちの手打ちパスタと抜群の相性でした。

こちらのお店、お茶農家の方がもっと宇治茶に親しんでもらいたいと開いたカフェだそうで、

抹茶のエスプレッソや抹茶チョコを挟んだクロワッサンなど、

食べたくなるメニューがたくさんありましたね~。

平安から続く宇治の様々な文化が、

現代の人達によって守られ進化している様子をたくさん見ることができました!


それでは、宇治市からののど自慢の報告です。

今回ゲストに、秦基博さんが初出演。ドラえもんの映画の主題歌「ひまわりの約束」など、

秦さんの歌はのど自慢の予選会でも数多く歌われています。

今週のチャンピオンに輝いたのも、「ひまわりの約束」を歌った金属加工会社で働く33歳の男性でした。

3才の娘さんと一緒に歌っている歌だそうで、

客席から応援する娘さんとのやり取りがほほえましかったですね~。

もう一人のゲスト、瀬川瑛子さんの「命くれない」を、

踊りを交えて歌った元気な86才のおばあ様もいらっしゃいました。

毎年100枚もの年賀状が届くほどお友だちがたくさんいらっしゃるそうで、

大好きな瀬川さんにハグしてもらい大喜びでした。

特別賞に輝いたのは、トップバッターでSuperflyの「愛をこめて花束を」を歌った27才の女性。

結婚の約束をしている彼氏がなかなかちゃんとしたプロポーズをしてくれないと

やきもきしていたところで、今回のど自慢のステージで逆にプロポーズしたいと応募したそうです。

本番では客席の彼氏に向かって「一生守ります!」と宣言し、彼氏からOKのポーズをもらい拍手喝采!

いや~、こんなに愛されてる彼氏さんがうらやましいですね~(笑)。

さらに、村田英雄さんの「王将」を歌った大学4年生、

いきものがかりの「ラヴとピース!」を歌った16才の女子高生、

テレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」でハーモニーを響かせた歌仲間4人組と、

皆さん本当に楽しそうに歌うんですよね~。

歌を歌うっていいもんだな~と、あらためて教えてくれたのど自慢になりました。

 

京都・宇治の皆さん、ありがとうございました~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:15:08 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年02月15日 (水)岡山県 高梁市


今回ののど自慢の会場は、岡山県高梁(たかはし)市でした。

まずはじめに、お詫びと訂正です。

今回、3番目の出場者の方が私立恵比寿中学の「スーパーヒーロー」を歌いました。

私立恵比寿中学と言えば、メンバーの松野莉奈さんが急にお亡くなりになったという

大変悲しいニュースがありました。

出場者のインタビューの際、そのことについて私がコメントしたのですが、

松野さんのことを松井さんと間違ってお名前を紹介してしまいました。

松野さんご本人、そしてファンの皆様には大変失礼な間違いをしてしまいました。

「スーパーヒーロー」を歌った18歳の女性は、高校時代に悩んだりつらかったりしたとき、

この曲を励みに頑張ることができたといいます。

今、岡山産野菜の直売所でお仕事を頑張っているという彼女は、

そんな悩みがあったとは思えないほどの笑顔と元気の良さで歌を披露してくれました。

 松野莉奈さんや私立恵比寿中学の皆さんの歌声が、

一人の女性の心に響いていたことをお伝えしたかったのですが、

松野さんのお名前を間違えてしまったことが悔やまれます。

本当に申し訳ありませんでした。

そして、松野莉奈さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

 

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それでは、岡山県高梁市をご紹介いたします。

岡山県の西部、広島県と隣接する人口3万2000の高梁市は、

400年前の天主閣を擁し国の重要文化事にも指定されている備中松山城の城下町です。

まず取材に訪れたのは、

松山城がある中心市街地から車で西へ40分ほどの所にある「吹屋」という集落です。

江戸時代から続く古い町並みなのですが、

中国地方が大雪に見舞われている時期でしたので、山間にある吹屋集落も真っ白でした。

私が背にしている建物が赤味を帯びているのが分かりますか?

 

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町並みの一角にある郵便局をご覧ください。真っ赤でしょ~!

 

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しかもそれぞれの家屋の屋根には、

赤い瓦として有名な石州瓦(せきしゅうがわら)が使われていて、

60戸ほどが軒を連ねる吹屋集落は、町並み全体が赤く染まっているんです。なぜ赤いのか!?

 

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吹屋の建物の木材には、防虫効果もある「ベンガラ」という赤い顔料で彩られているんです。

ベンガラは建物に塗られるだけでなく、染め物や焼き物にも使われている顔料で、

かつてはインドのベンガル地方から輸入されていたことから、

「ベンガラ」と言われるようになったとか。

 

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実はこの吹屋地区、江戸時代から銅の採掘場所として発展しました。

銅を掘ると硫化鉄を含んだ岩石も一緒に掘り出され、使い道に困っていたそうです。

何かに利用できないかと作り出されたのが「ベンガラ」です。

写真の一番手前に瓶詰めされたのが、

硫化鉄から不純物を取り除いて作られた「緑礬(ろくは)」という緑色の結晶です。

この「緑礬」を高熱で焼き続けると、真っ赤になり顔料として生まれ変わるんです。

これが「ベンガラ」です。

吹屋はかつてベンガラの国内随一の生産地として栄華を誇った場所でもあるんです。

ゴールドラッシュならぬ、ベンガララッシュで沸き返ったそうですよ~。

 

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古い町並みを大切に守る一方で、市民のための新しい「高梁市図書館」も誕生しています。

私が訪れたちょうど一週間前に開館したばかり!

カフェが併設された図書館と言うことで地元で話題になり、

子供達が遊べるキッズスペースやテラスもあることから、多くの家族連れで賑わっていました。

そうなんです、図書館が賑わってました!(笑)。

JR備中高梁駅とつながっているので、これから利用客が増えそうですね~。

それにしても、やっぱり図書館には見えないですよね~(笑)。

 

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最後に高梁市のおいしいおいしいご当地グルメをご紹介しましょう。

その名も「インディアントマト焼きそば」!

ドライカレーの様に麺がカレーで味付けされていて、

焼きそばの上に卵焼き、さらに高梁特産のトマトが乗っかっています。

これがね~、パクパクいけちゃんですよ~。

カレーとトマトってもともと合うのでおいしくないわけがないんですよね~。

お店によっては味付けや趣向がちょっとづつ違うようですが、

カレーとトマトと焼きそばのコラボレーション、ぜひ味わって欲しいですね~!

 

それでは、高梁市ののど自慢の報告です。

今回は10代の若者が大活躍の回でしたね~。

トップバッターは17才の女子高生。学校の部活動として聖歌隊に所属していて、

その送り迎えやステージ衣装を作ってくれるのがお婆ちゃんなんだそうです。

お婆ちゃんのために歌ったのが、石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」。

まっすぐで素直な歌声はトップバッターに相応しく、

お客さんからも大きな拍手が送られていました。

17才の男子高校生二人組も登場しました。

それぞれ思いを寄せる女の子を重ねて、back numberの「ヒロイン」を歌いました。

のど自慢に出場することを事前に伝えてステージに立ったそうで、

出演後の女の子達の反応はどうだったんでしょうか。

おじさんとしては気になってしょうがないですよ~(笑)。良い感じに距離が近づくといいですよね~。

 

合格の鐘を鳴らした10代も2組誕生しました。

MISIAさんの「オルフェンズの涙」を歌って合格したのが、高校1年生の女の子。

4才からミュージカルに参加し、主役も張ったことがあるという経験の持ち主。

口を縦に大きく開けて両手をいっぱい広げながら歌う表現力の豊かさに感服!

母親役やお婆ちゃん役が得意なんだそうで、

声の出し方の違いを生放送のステージで披露してくれました。さすがの演技でしたよ~(笑)。

そしてチャンピオンに輝いたのが中学1年生の女の子でした。

何と美空ひばりさんの「あの丘越えて」を披露しました。

小学生の頃からお爺ちゃんと一緒に歌の勉強をしてきたそうで、将来の夢は歌手!

お爺ちゃんと一緒に、その夢を追いかけているんだそうです。ぜひ叶えて欲しいですね。

冒頭でご紹介した、市立恵比寿中学の「スーパーヒーロー」を歌って、

お客さんを巻き込むほどの力強く明るい歌声を披露したのも18才の女性でした。

10代の外連味のないパフォーマンスには、本当に心が洗われます。

 

一方で、89才のお爺さまが備中松山城を自慢するために「古城」を、

92才のお爺さまは石原裕次郎さんの「わが人生に悔いなし」を歌い、

元気の良さを見せつけてくれました。

 

老若男女が一つのステージを作り上げた、素晴らしいのど自慢になりました。

岡山・高梁のみなさん、ありがとうございました!。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:36 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年02月07日 (火)千葉県 印西市


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今回ののど自慢の会場は、

東京都心まで電車で40分、千葉ニュータウンがある人口およそ10万の印西市です。

・・・そんな住宅地に、白鳥!? 

 

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そうなんです、印西市は冬になると白鳥が飛来するんです!

その数、多い時には1000羽を越えるんだとか! いや~本当に驚きました。

印西市は宅地開発と東京への利便性で人口は増えているんですが、

実は田園風景が広がる自然豊かな町でもあるんです。

25年ほど前に数羽の白鳥がやってきて以来、

地元の皆さんがボランティアで冬場の田んぼに水を張り餌付けをするようになって、

飛来する数も増えたんだそうです。

今では県内外から見物客がやってくるようになり、

休日ともなると300人もの人出で賑わうようになったそうです。

 

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もう一つの賑わいをご紹介しましょう。

印西市の北川を通るJR成田線「木下(きおろし)駅」の南口商店街で開かれていた骨董市です。

町の活性化にと始められたこの骨董市、およそ200メートルに渡って70店が出店していて、

関東各地から骨董業者が集まるということで人気を集めています。

毎月第一土曜日に開かれているので、

ぜひ掘り出し物を探しに出かけてみてはいかがでしょう。

 

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今度は木下駅の北口に行くと、印西市の名物に出会うことができました。

それがおせんべい!

駅名にもなっている「木下(きおろし)」という地名は、

その昔、ここが木材の集積地だったことからついたんだそうです。

江戸時代には街道や宿場町もあり、お土産品として重宝がれたのがおせんべいだったそうです。

 

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1枚1枚炭火で焼く手作り。

創業が大正時代のこちらのお店では、醤油を塗った昔ながらのおせんべい一筋だそうです。

市内には、こうしたおせんべい屋さんが7件もあるんですって!

 

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おせんべいを焼いている職人さんや女将さんと写真撮影!

看板娘は私の右隣にいらっしゃる川村キイさん。御年94歳!

本当にお元気なおばあちゃまでした。

ひっきりなしにやってくるお客さんを店先で立ってお出迎えされていました。

これからもお元気で、昔ながらの味を守っていただきたいですね~。


さて、今回ののど自慢も12歳の中学生から91歳のおじい様まで、様々な世代の出場者で盛り上がり、

6組の合格者が誕生しました。

その中でチャンピオンに輝いたのは、20番目に槇原敬之さんの「遠く遠く」を歌った23歳の男性でした。

去年プロのダンサーを志して岩手県釜石市から上京したそうです。

ダンスのオーディションを受けながら夢を追い続けていて、

合格の鐘が鳴ると、故郷のおばあちゃんに早くプロとしてのダンスを見せてあげたいと、

涙ながらにその思いを語ってくれました。

 

今回の出場者は、故郷を離れ上京し千葉県で暮らすようになった方が多かったですね~。

青森県出身の68歳の女性は、津軽半島の十三湖への思いを馳せ、

長山洋子さんの「恋の津軽十三湖」を歌いました。

幼いころは十三湖の名物しじみの貝殻でよく遊んだそうで、

そのしじみのアクセサリーを身につけ、スコップを三味線代わりに歌いました。

秋田県出身の60歳の会社員が歌ったのは、千昌夫さんの「北国の春」。

印西市の川辺で行われている軽トラ市で、

仕事の傍ら秋田名物「いぶりがっこ」の販売もしているそうで、

故郷への思いも熱く、両手を広げながら歌声を故郷に届けました。

さらに、真っ赤なちゃんちゃんこを着て

キャンディーズの「あなたに夢中」で夫の還暦を祝った主婦二人組。

4月から印西市役所に勤めることになり、TOKIOの「宙船」で地元への思いを歌った25歳の男性。

5歳の時に亡くなった父が歌詞を教えてくれたという

木村カエラさんの「memories」を歌った中学1年生の女の子。

皆さんそれぞれの思いを胸に、気持ちのこもった歌声を披露しました。

 

そんな中で特別賞に輝いたのが、印西市の小学校の、女性の校長先生でした。

市内の別の小学校から借りた鼓笛隊の帽子をかぶり、

綾小路きみまろさんのような真っ赤なジャケットを羽織って歌ったのが、

水前寺清子さんの「365歩のマーチ」。

とにかく突き抜けて元気な歌声で、ゲストの千昌夫さんも、

「こういう校長先生がいたら学校は明るいでしょうね~」と感動されていました。

あと1年で定年を迎えるそうで、地域への感謝の思いとともに会場を盛り上げました。

 

今回も会場が沸きに沸いたのど自慢になりましたね~。

千葉県・印西市の皆さん、ありがとうございました!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年01月31日 (火)愛知県 岡崎市


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「竹千代」という名前を聞いて、徳川家康 の幼少期の名前だと分かる方は歴史通ですよね~。

今回は家康の生誕地、愛知県岡崎市に行って参りました。

シンボルは家康が生まれた岡崎城。

城下町として栄えた岡崎市は人口が38万、自動車関連の製造業が盛んな町です。

 

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恒例の顔出しパネルで写真撮影です。「顔出し」してるのは、地元名古屋放送局の松本ディレクター。

新人ながら今回ののど自慢の演出を任されました!ご当地キャラクターに囲まれて嬉しそう?(笑)。

左のオカザえもんは全国的に有名になりましたよね~。

 

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続いて取材に訪れたのは、岡崎市の図書館に併設された「内田修ジャズコレクション展示室」です。

実は岡崎市はジャズの町でもあるんです。

生前、地元の外科医として活躍された内田修さんはジャズの愛好家として知られ、

渡辺貞行さんや日野皓正さんといったプロのジャズミュージシャンとも交流が深く、

ジャズをもっと楽しんでほしいと自身のレコードを市に寄贈したんだそうです。

 

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寄贈されたレコードの数は1万2000枚!

カフェのような雰囲気の展示室で、ゆったりとジャズを聴くことができます。

11月には市内でジャズのフェスティバルも開かれ、岡崎がジャズで盛り上がるんだそうですよ。

 

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岡崎市で忘れてはいけない名産品が、八丁味噌です。

そういえば名古屋グルメというと甘辛い赤味噌だれが定番ですよね。

中でも八丁味噌は岡崎市で江戸時代から作られてきたお味噌なんです。

岡崎城の八丁先にある味噌蔵で作られていたことから八丁味噌と言われるようになったとか。

 

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その味噌蔵にお邪魔しました。

松本ディレクターと比較すると、本当に大きな樽ですよね~。

八丁味噌は、塩と水と大豆だけでつくる赤味噌です。

米や麦などのお味噌よりも熟成させる期間が長く、2年かかるそうですが、

保存が利くことから戦国時代に重宝がられ、大豆だけで作る味噌文化が根付いたそうです。

 

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八丁味噌の煮込みうどんです! 地元では冬場の定番メニューです。

大豆だけで作る八丁味噌は、赤味噌の中でも特に深い色合いになり、

この赤黒い汁が食欲をそそるんですよね~。

大きな手羽先や油揚げが入っていて、食べごたえ十分。おなかいっぱいでした!

 

さて、岡崎市からののど自慢ですが、2週間お休みをいただいての久しぶりの放送は、

グループで参加した出場者のパワーが炸裂しました。

真っ赤なTシャツに真っ赤なトレーニングパンツで登場した59歳と68歳の女性コンビは、

ザ・ピーナッツの「心の窓にともし灯を」を歌いました。この曲は元々しっとりとした歌なんですが、

赤い服に緑色の“へた”の形をした手作りの帽子を被るという、その服とのギャップがおかしくて…。

なぜその衣装なのか聞くと、ザ・ピーナッツになれなかったザ・レッドピーマンズなんだそうです。

納得(笑)!

70歳間近の男性5人組はレンタルで用意した学ランを着て、肩を組ながら「高校三年生」を歌いました。

製造会社の同期入社だそうで、高校を卒業して50年という節目の年に変わらぬ仲の良さを披露しました。

学ランがかなり長めだったのが気になりましたけどね~(笑)。

さらに、はち切れんばかりの元気の良さで「学園天国」を歌った高校1年生の双子の姉妹や、

ゲストの新沼謙治さんが作詞作曲した「左官職人こね太郎」を歌う三人組も現れ、

会場は大いに盛り上がりました。

中でも一番の盛り上がりを見せたのが、特別賞を受賞した89歳のお婆ちゃんでした。

完璧な股旅姿で歌ったのは氷川きよしさんの「箱根八里の半次郎」。

しかもこのお婆ちゃんの横で、中学1年生と高校1年生のひ孫の姉妹がヒップホップダンス を披露。

でも、お婆ちゃんのリズムがなかなか定まらないんですよね~(笑)。

ひ孫さんはテンポを合わすのに一所懸命、お婆ちゃんは歌いきることに一生懸命。

みんな一生懸命なんだけど、結局鐘は一つでした!

でも、そんな微笑ましい3人の熱唱熱演に拍手喝采でした。

とにかく明るく楽しく元気のいい出場者の皆さんでしたね~。

 

愛知、岡崎の皆さん、ありがとうございました!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:16:15 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2017年01月10日 (火)大分県 別府市


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2017年です!新年明けましておめでとうございます!

今年も全国を駆け回って、いっぱい旅自慢しますので、本年も宜しくお願いいたします!

・・・って、いきなりの、ワニ、ワニ、ワニ、ワニ・・・。

実はある温泉地で観光客の人気を集めてるんです。

冬でも温泉があるのでワニも過ごしやすいんだとか(笑)。

 

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その温泉地が、新年最初ののど自慢の会場となった大分県別府市です。

お湯が涌き出る源泉の数は2000を超え、湧出量とともに日本一なんです。

市内を歩くと湯けむりだらけ!

山の景色を見ても道路を歩いていても、

いたるところから温泉の蒸気が吹き出しています。

 

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一口に別府温泉といっても、実は「別府八湯」と言われるほど、

いろんな種類の温泉地の集合体なんです。

泉質もそれぞれ違うそうで、地元の皆さんは380もある公共浴場で、

日々別府の温泉に浸かることができるんです。

羨ましいですよね~。

 

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私が取材に訪れたのは、別府温泉の中の鉄輪(かんなわ)温泉です。

温泉から吹き出す蒸気の温度は75度もあり、

この蒸気を利用した蒸し風呂も温泉客の間で人気なんですって。

もちろん汗をいっぱいかきますから新陳代謝の効果はもちろんあるんですが、

床に「石菖(せきしょう)」と呼ばれる薬草を敷き詰め、

この薬草の成分を吸い込むことでリラクゼーション効果も上がるんだそうですよ。

 

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温泉の蒸気は、昔から料理にも活用されているんです。

その名も「地獄蒸し」! 泊まり込みでやってくる湯治客のために、

温泉宿にはこうした蒸し釜が設置されています。

皆さん思い思いの野菜や山海の幸を蒸して食べていたんだそうです。

もちろん今も「地獄蒸し」を食べさせてくれる料理屋さんはたくさんあります。

 

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何とイタリアンのお店も蒸籠を使って蒸し料理をもてなしていました。

まさに温泉の蒸気が調理場で吹き上がり、様々な素敵な蒸し料理に舌鼓を打つことができます。

こちらは豚のハムに鹿と猪の肉のパテで、蒸気で蒸されて出来上がった前菜です。

盛り付けもきれいですよね~!

 

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そしてこちらは、地元の野菜や地元の海で捕れたタイの蒸し料理です。

温泉の蒸気で蒸すと、素材の旨味をより引き出すことができるそうで、

特に凝った味付けはされていないんですが、甘味のあるお野菜の味にびっくり。

鯛もフワフワに蒸されていて、別府温泉の蒸気に感謝です!

 

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最後にもうひとつご紹介しましょう。「りゅうきゅう」というお料理です。

これは大分県で広く食べられている魚料理で、サバやアジ、ブリなど、

白身の魚をしょうゆとみりんベースの甘辛いタレに漬け込んで、

万能ネギやゴマ、きざみのりを振りかけたら出来上がり。丼としても親しまれています。

その名の通り、その昔「琉球」から伝わったと言われているそうで、

私、この「りゅうきゅう」気に入りました!(笑)。

 

それでは、新年最初ののど自慢をご報告しましょう。

大分県は去年の熊本地震で大きな被害を受けたのは記憶の新しいところです。

何とか大分の元気を届けたいと、出場者の皆さん、元気いっぱいでした。

トップバッターは大分の港や空港の土木整備の仕事をする22歳の若者。

クリスタルキングの「大都会」を、大きな口を開けて「あ~あ~~~~!果てしない~~~~!」と、

悩みごとが吹き飛ぶような叫び声で会場のボルテージをあげてくれました(笑)。

別府の大学に通う女子大生は、熊本地震を大分県で体験し、

また故郷の熊本の親戚も大きな被害を受けたそうです。

会場に駆けつけたその親戚に向けて、

絢香さんの「For today」を明るくノリノリで歌い元気を届けました。

別府ならではの羨ましくなるような出場者もいました。

小柳ルミ子さんの「今さらジロー」を歌った68歳の女性は、

自宅に温泉がひいてあるんですって!しかも掛け流し!!

別府市内では温泉をひく住宅が多いそうで、旅行先で温泉に入る気がせず、

自宅の温泉が一番と温泉自慢に花が咲きました。

今回は5組の合格者が誕生しましたが、その中でチャンピオンに輝いたのが、

別府で89年の歴史を持つ老舗の遊園地で営業の仕事をする女性でした。

香西かおりさんの「流恋草(はぐれそう)」を歌い、

ゲストの水森かおりさんから「香西さんに声が似てる!」と驚かれた美声の持ち主でした。

幼稚園や保育園などを回りながら遊園地の営業をしているそうで、

地元に愛される遊園地の盛り立て役が、この日は歌で別府を盛り上げました。

郷ひろみさんや太川陽介さんの歌を振り付けで歌う50代の男性もいたりと、

本当に元気をもらえるような歌声が多かったのど自慢でしたね~。

 

大分・別府の皆さん、ありがとうございました~~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:13 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年12月16日 (金)兵庫県 太子町


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2016年もあとわずか!本年最後の生放送は兵庫県太子町からでした~。

太子町は、兵庫県の西部、昔で言うところの播州地域にある人口3万5千の町です。

姫路市に隣接し、神戸に近く交通の便もいいことから住宅地が増えているそうです。

その太子町で取材させていただいた工場がこちら。

機織り機で糸を紡いでいるようにも見えますが~・・・、

 

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実はそうめん!太子町を含めた播州地域では、

昔から「播州手延べそうめん」の産地として有名なんです。

揖保川(いぼがわ)というそうめんに適した軟水の川が流れ、

そうめん作りに必要な塩も赤穂から手に入り、

しかも神戸港もほど近いことから輸送にも便利ということでそうめん作りが盛んになったそうです。

今はそうめんを天日で乾燥させることはあまりしないそうですが、

年間通じて晴れ間が多い瀬戸内の気候も、そうめん作りにぴったりだったんですね~。

 

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そんな太子町の中心部にあるのが「斑鳩寺(いかるがでら)」です。

「いかるが」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね~。

今から1400年ほど前、

聖徳太子がかつてこの地を治めていた当時に建てられたお寺と伝わっていて、

太子町の町名は聖徳太子が由来なんだそうです。

地元の皆さんは、このお寺を親しみを持って「お太子さま」と呼ぶんだそうです。

 

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今度はたくさんの樽をご覧いただきましょう!

なんとなくこの色を見るとわかるかな~?

 

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地元で作られたお味噌です。

太子町も減反政策で稲作から大豆作りに転換した時期があったそうで、

その大豆を生かした地元の特産品を作れないかと開発されたのが「太子味噌」なんです。

麹の量を多くして作っているそうで、塩分は控えめで白味噌のような甘みのあるのが特徴です。

お味噌や麹を生かした様々な加工品も作られています。

 

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間もなく販売を控えているのが、「太子味噌」を使ったインスタント味噌汁。

これがまたインスタントとは思えない美味しさで、

時間に追われる現代人にとっては嬉しいふるさとの味ですよね~。

 

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こうした味噌作りを10年ほど前から始めたのが、地元農家の奥様方です!

皆さん元気いっぱいで、本当に笑いの絶えない賑やかな奥様方でした(笑)。

皆さんの元気が、麹菌を生き生きとさせているに違いありません!

 

それでは、7組の合格者が誕生した太子町ののど自慢をご報告しましょう。

今回は太子町愛にあふれる出場者が多かったですね~。

素敵な着物を着て出場した37歳の男性は、太子町で呉服店を営む4代目。

猿岩石の「白い雲のように」を歌い、自ら実行委員長を務める斑鳩寺のイベントをPRしました。

「お太子マルシェ」といって、地元のお店40店舗ほどがお寺で市場を開くというイベントで、

のど自慢当日がまさに開催日だったんです。

最近は斑鳩寺の存在を知らない若い世代も増えてきたそうで、

心のふるさととして、斑鳩寺の存在感を高めたいとマルシェを企画したそうです。

お寺の住職も一緒にPR動画を作成したり、

地元の子供たちが歌ったり踊ったりできるステージを用意したりと、

地元を盛り上げようとうする活力にあふれていました。

「播州手延べそうめん」を作るそうめん屋さんの3代目も登場し、

氷川きよしさんの「送恋譜」を歌いました。

今年結婚したばかりの35歳のこの方もそうめんへの思いが強く、

こしの強さ、のど越しの良さ、そうめんならではの細さを強調してそうめん愛を語ってくれました。

その思いの強さが通じたのか、見事合格の鐘を鳴らしました。

ママ友を通じて作ったアカペラサークルの5人組も、太子町への思いを胸に、

ピンキーとキラーズの「恋の季節」を歌いました。

彼女たちは幼稚園や保育所、お年寄りの施設を回りながら歌で太子町を盛り上げています。

太子消防署で救急救命士として頑張る44歳の男性も、自分の家族、

そして太子町の家族を守りたいと、木山裕策さんの「home」を歌い合格の鐘を鳴らしました。

鐘が鳴るといきなり腕立て伏せをして喜びを表現し、会場の笑いを誘いました。

皆さんの歌声を聴いていると、

やっぱり故郷があるっていいな~と、あらためて感じさせてくれる温かいのど自慢になりました。

 

2016年ももうすぐ終わり、また新しい年を迎えますね。いや~、1年は早い!

今年も全国各地で、素敵な方々の素敵な歌声とたくさん出会うことができました。

のど自慢を愛してくださっている全国のみなさん、ありがとうございました~~~~~~~!

来週は今年1年の総集編「熱唱熱演 名場面」です。ぜひご覧ください。

そして次回の放送は1月8日、大分県別府市からです。

また来年、のど自慢の会場でお会いしましょう。

よいお年をお迎えくださ~~い!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:43 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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