2016年05月24日 (火)長崎県 島原市


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町の中心部にデ~ンと構えているのが島原城です。

今回は、長崎県の島原半島にある、有明海に面した島原市に行って参りました。

のど自慢でおじゃました3日間は本当に天気が良く、島原城が青空に映えて素敵でした。

このお城は昭和39年に復元されたものですが、

もともとは1624年頃に、戦国大名の松倉重政が築城し、島原を城下町として整備したそうです。

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町を歩くと城下町としての名残を様々な場所で見ることができます。

こちらは下級武士達が暮らしていた武家屋敷街です。

特に鉄砲部隊の兵士達の居住地域だったそうで、

地元の人たちは鉄砲町とも呼んでいるそうです。

通りに連なる石垣や水路は当時のまま。

今も住民の方々が暮らしています。

島原市はとにかく湧き水が豊富で、水の流れる音がいたるところで聞くことができるんです。

いや~思わず水遊びしたくなりますよね~(笑)。

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水の恵みをもたらしているのが雲仙普賢岳です。

山に降った雨が地下水となって市街地で湧き出てくるそうです。

平成2年の噴火や翌年の大火砕流の被害はまだ記憶に新しいところですが、

島原が「水の都」と呼ばれるほど市内で水が湧き出るようになったのも、

200年ほど前の火山活動に起因すると言われています。

島原の人々はまさに普賢岳と共に生活を営んでいるんですね~。

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町には60もの湧き水スポットがあり、いつでもどこでも、

冷たくて美味しい湧き水を味わえるんですよ~。

この湧き水は、清涼感たっぷりの食文化も生み出しています。

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生産量が全国第2位の「島原そうめん」です。

地元のそうめんやさんに食べに行ったんですが、テーブルを見てびっくり!

最近はこうして機械で水流を作って、座りながら流しそうめんが楽しめるんですよ~。

もちろんテーブルに流れているのは湧き水です!

湧き水にさらしたそうめんは非常に腰が強くて、食べ応えがありました。

お店には観光客というより地元の方がよく食べに来るんだそうです。

皆さんそうめんが大好きなんですね。

そして必ず鳥の唐揚げを一緒に食べるのが島原流だそうで、

この唐揚げがサクサクしていて絶品なんですよ。

唐揚げをもっとPRした方がいいんじゃないかな~(笑)。

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そして食後のデザートは、島原名物「寒ざらし」。

湧き水に蜜を溶かして甘くしたものに、

1センチ程の大きさのかわいい白玉が入っています。

上品な甘さでこの清涼感がたまんないんですよね~。

雲仙の水の恵みは、色んな形で島原の暮らしを豊かにしているんですね!

それでは、島原市からののど自慢をご紹介しましょう。

今回は歴史上の人物が登場するという珍しい回になりましたよ~(笑)。

島原城で武将のコスチュームを着ながら観光案内の仕事をしている女性4人組が、

島原城を築城した松倉重政さん、江戸時代の島原藩主だった松平忠雄さん、

戦国武将で当時の島原を治めていた有馬晴信さん、

そして島原の乱を起こした天草四郎さんになりきって、

アニメソングの「マジLOVE1000%」を歌いました。

観光客向けに演舞を披露することもあるそうで、

それぞれその人物ならではの衣装を着て歌う姿は、

まるでアトラクションを見ているようで、何だか観光気分に浸れました(笑)。

現在メンバーをもう一人募集中だそうです。

はてさて、今後どんな歴史上の人物が島原城に登場するのか楽しみですね~。

今回ののど自慢のために、福岡から故郷の島原に帰省して出場した

19歳の女子大生もいました。

家族の影響で昭和歌謡が大好きになったそうで、

中でもお気に入りの「雨の御堂筋」を歌って合格の鐘を鳴らしました。

実家に帰るとまっさきに「島原そうめん」を食べたそうです(笑)。

子供の頃は、自分で白玉粉をこねて白玉を作り「寒ざらし」を食べていたそうで、

島原っ子ならではのエピソードを話してくれました。

秦基博さんの「ひまわりの約束」を通じて大切な家族への思いを歌ったのが、

雲仙普賢岳のふもとで養鶏場を営む34歳の男性です。

25年前に大火砕流が起きたときは、養鶏場が全滅してしまったそうです。

その後お父さんとお兄さんがゼロから養鶏場を復活させていく姿を見て、

13年前に会社勤めをしていた大阪から故郷に戻り、

ご自身も養鶏場を始めたそうです。

これからも家族一丸となって頑張っていきたいと語るその決意は、

本当に力強かったです。

今週のチャンピオンは中学2年生でした。

お母さんが作ってくれたという三線を肩に、

そして海の雰囲気を出すために水泳用のゴーグルを首にかけて、

桐谷健太さんの「海の声」を歌いました。

6年前に亡くなったお父さんがBEGINの歌が大好きだったそうで、

BEGINの島袋優さんが作曲したこの曲を選んだそうです。

「会えないそう思うほどに 会いたいが大きくなってゆく」という歌詞が、

お父さんへの気持ちそのままだそうで、

お父さんへの思いを丁寧に歌う彼の歌声は感動を呼びました。

今週も、会場から送られる大きな拍手と声援に包まれた素敵なのど自慢になりました。

長崎・島原の皆さん、ありがとうございました。

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:11:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月17日 (火)奈良県 吉野町


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杉の木々に囲まれながら、ハンモックに揺られてきました~。

今回おじゃましたのは、奈良県吉野町(よしのちょう)です。

町の8割が森林という土地柄だけに、吉野町は木の町としてPRしています。

森林浴をしながら体操したり瞑想したりする森林セラピーの

体験ツアーもあるんですよ。

この日は天気も良く、木漏れ日がさしかかり森林浴には最高!

いや~気持ちよかった~・・・。

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吉野町は奈良県のほぼ中央にあります。

町を流れるのが吉野川。春に3万本のシロヤマザクラが咲き誇る

吉野山があるのもこの町です。

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「吉野」と言えば、良質の杉やひのきの産地としても全国的に有名ですよね~。

こちらは取材に訪れた吉野木材協同組合連合会市場です。

吉野の山で伐採された杉やひのきが、ちょうど競りにかけられていました。

吉野の木を求めて、全国各地の材木業者がやって来るんですって。

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競りに出されていた樹齢250年の杉です!

このきれいな木目をご覧ください。

均一で、しかも細かい木目ができています。

この細かさが強度につながるんだそうです。

あえて密集させて植林し木を育てると、木目が詰まっていくんですって。

育ちの悪い木は間伐し、良質のものだけを残しながら、何年もかけて木を育てていく・・・。

吉野で林業に携わる人たちの、長くてきめ細かい作業の賜物ですね~。

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地元に1校だけある中学校にもおじゃましました。

教室に入るとひのきの香りでいっぱいなんです。

それこそ教室で森林セラピーができそうですね~(笑)。

ご覧いただきたいのは、並べられているきれいな机です!

実は、この中学校では、生徒たちが入学すると、

足の部分の鉄パイプやひのきの板がセットになった「机キット」が手渡されるんです。

もちろん、このひのきは地元の吉野産!

写真の机は、生徒達自身が組み立て、やすりで磨き、

作り上げた勉強机なんです。木の町ならではの取り組みですよね~。

自分で作り上げた机だけに愛着も増して、みんな大切に使うんだそうです。

さらに卒業すると、この机は持ち帰ることができるんですって。

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地元の名物は「柿の葉ずし」です。

柿がよく採れる吉野では、防腐作用がある柿の葉で巻いて作る「柿の葉ずし」が、

昔ながらの保存食として家庭で親しまれてきたそうです。

さばやしゃけなどをねたにしていて、柿の葉の香りと共にいただく「柿の葉ずし」は、

普通のお寿司とは違った味わいがありますね~。

一口サイズで食べやすいし、思わずパクパク食べてしまいました(笑)。

さ~それでは吉野町からののど自慢をご報告しましょう。

今回は冒頭から吉野愛にあふれた出場者がたくさん登場しました。

トップバッターは、吉野町をPRするのが仕事の観光キャンペーンレディー2人組。

AKB48の「365日の紙飛行機」を歌いました。

イベントがあると全国各地に出向いて吉野町をPRするそうで、

さすがPRの内容が愛に溢れていました。

地元の皆さんは「森と共に生きる人々」なんだと、

素敵な言葉で木の町としての吉野を紹介してくれました。

さらに吉野川の名産「鮎」も紹介してくれました。

「桜鮎」という名前で養殖もしているそうで、鮎ぞうすいも絶品だと教えてくれましたよ~。

「吉野千本桜」というご当地ソングを歌ったのは、79歳の女性でした。

桜が咲き誇る吉野山で暮らしているそうで、

自宅から桜を眺めることができるんですって! いいですよね~。

3万本もの桜が山のふもとから徐々に花を咲かせる

その素晴らしさを語ってくれました。

戦時中、東京から親戚を頼って吉野に疎開してきたそうで、

吉野に暮らして70年、毎年桜を見るのが楽しみなんだそうです。

さらに、三山ひろしさんの「お岩木山」に吉野の山々を重ねて歌ったのが、

林業に携わる64歳の男性でした。

もともと吉野町役場に勤めていましたが、

退職後に山で仕事をするようになったそうです。

やはり林業従事者も減ってきているそうで、何とか地元の山を守り

立派な杉やひのきを育てたいと今の仕事についたそうです。

山で仕事をするときは、木に登りながら大きな声で歌を歌うんだそうです(笑)。

皆さん、本当に吉野のことを愛してるんですよね~。

そして、お互いへの愛情が62年続いている89歳と84歳のご夫婦もご紹介しましょう。

お二人は今回の特別賞に輝きました。

お二人の思いで作りにと、お孫さんがのど自慢に応募したそうで、

二人でデュエットすること自体、今回が初めてだったそうです。

予選会では立派な歌声を披露していたご主人でしたが、

「歌いすぎた」と声を枯らしてしまい、本番当日はガラガラ声でした。

でも、笑顔で見つめ合いながら、歌詞を確かめるように

一生懸命歌う二人の姿には、会場から万雷の拍手が鳴り響きました。

60年の結婚記念日には、二人が式を挙げた神社にご祈祷に行き、

ご主人がダイヤモンドの指輪を奥さんにプレゼントしたんですって!

お互いを思いやる気持ちがにじみ出るその歌声は、本当に素敵でした。

奈良・吉野町の出場者の皆さん、愛情いっぱいの歌声をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:17 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月12日 (木)栃木県 真岡市


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いちごを食べられる幸せ~!の表情です。

なんかこういう写真が最近多いかな~(汗)。

いちごといえば、栃木県の「とちおとめ」は全国的に有名ですよね~。

今回は、この「とちおとめ」の生産量が県内一の真岡(もおか)市に行って参りました~!

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真岡市は栃木県の南東部にあり、東の茨城県に隣接している人口8万の町です。

市内にいちご農家は500世帯近くいらっしゃるそうで、

いたるところでいちごのハウスを見ることができます。

いちごの収穫は5月いっぱいだそうで、この時期はいちご狩りが楽しめますよ~。

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ハウスをよく見ると、二重になっているのがわかりますか?

このシステムは「ウォーターカーテン」といって、

ビニールとビニールの間に水温15度の地下水を霧状に吹き付けるんですって。

特に冬場は氷点下10度まで下がるそうで、

この「ウォーターカーテン」でハウスを温めて温度管理をしてるんです。

市内には鬼怒川が流れていて、豊富な地下水が掘れば出てくる土地柄だそうで、

自然の恵みをうまく利用したこうした工夫が、

真岡をいちごの産地として育んできたんですね~。

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続いてご紹介するのは「真岡もめん」です。

おじゃましたのは「真岡木綿会館」。

江戸時代には、「真岡」という名前がそのまま木綿の代名詞として通用した程、

木綿の産地として有名だったんです。

開国とともに外国産の木綿が入ってくるようになってから衰退していき、

戦後は木綿作りが途絶えたそうです。

昔はそれぞれの家庭で糸を紡いで生地を作るのが当たり前だったそうで、

その技術を持っていたお年寄りから伝承してもらうと、

昭和61年に保存会を立ち上げ、「真岡もめん」を復活させたんですって!

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保存会の皆さんのこだわりは、綿花を栽培するところから行っていることです。

栽培、収穫、糸紡ぎ、染め、機織りという、全行程を再現していて、

そのこだわりが、「真岡もめん」の絹のような肌触りと使えば使うほど

出てくる風合いを生み出しているんです。

真岡への深い愛情が感じられる皆さんの活動ぶりには、本当に頭が下がりました。

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真岡ならではの風景がこちら、SLです!

SLが、本当に走ってるんですよ! いや~びっくりしました~。

このSLは、地元のローカル線「真岡鐵道」で走っていて、

土曜・日曜・祝祭日に一日一往復運行しているそうです。

しかも「C12 66」と「C11 325」という2両のSLが運行されてるんです。

土曜日の取材だったので、見られて本当にラッキーでした。

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 「真岡駅」には、鉄道に疎い私でも知ってる「D51」(通称:でごいち)も展示されていました。

後ろに見えるのがSLをモチーフに建てられた「真岡駅」の駅舎です。

こりゃ鉄道ファンにはたまらないでしょうね~。

真岡はSLの町としての顔も合わせ持っていました~。

さて、今回ののど自慢はグループで出場した皆さんのパワーが一際目立った回でしたね~。

トップバッターは、地元の中学校に通う吹奏楽部の2人組の女の子でした。

はちきれんばかりの笑顔でDream5の「学園天国」を歌い、元気の良さをアピール!

なんとピンクレディーの「ウォンテッド」を抜群の振り付けを交えて歌った

57歳の女性2人組も、元気の良さでは負けてませんでしたね~。

ホットパンツを履いて生足で踊る2人にはお孫さんもいらっしゃるというから驚きでした(笑)。

13歳の中学2年生から18歳の大学1年生までの5人組の女性ダンスグループも登場!

完璧なダンスでももいろクローバーZの「行くぜ!怪盗少女」を披露。

地元のイベントでもダンスで盛り上げてきたとあって、

そのダンスのキレは素晴らしかったです。

そんな中でチャンピオンに輝いたのが、地元の高校2年生の女の子。

彼女は幼い頃から真岡の市民ミュージカルに参加してきたそうで、

ミュージカルで鍛えたのどで、いきものがかりの「ありがとう」を歌い

合格の鐘を鳴らしました。

6月には、のど自慢の会場となった真岡市民会館でミュージカル公演を控えていて、

しかも主役を演じるんですって。

応援に駆けつけたミュージカルのメンバーから大声援を受けての、

嬉しい嬉しいチャンピオン獲得となりました。

6月のミュージカル、頑張って欲しいですね~。

放送日の5月8日は母の日ということもあって、

母への思いを歌った62歳の男性も登場しました。

ちょうど1年前に99歳でお母様が亡くなったそうで、

生前大好きだった森進一さんの「おふくろさん」を歌いました。

これまでカラオケや人前で歌うようなことはほとんど無かったそうですが、

母の日ののど自慢ならと、一念発起して挑戦したそうです。

インターネット上の動画で「おふくろさん」を何千回も見直して練習したという歌声は、

本当に気持ちがこもっていて、一度も怒られたことがなかったという優しいお母様に、

その歌声を届けました。

いちごを作り続けて40年といういちご農家の男性はいちごのおいしさを、

真岡市役所の観光課で働いていた40代の女性は真岡の夏祭りの盛り上がりを自慢し、

しっかり真岡のPRもしてくださいました(笑)。

栃木・真岡の皆さん、お疲れ様でした~~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:00 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月09日 (月)愛媛県 新居浜市


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私がほおばってるのは、熱々の「えび天」です!

昔から地元の皆さんに愛されているこの「えび天」が名物なのが、

今回会場の愛媛県新居浜(にいはま)市です。

この「えび天」を求めて、愛媛県のみならず、

この日は徳島県から買いに来たというお客さんもいらしゃるぐらい大人気なんです。

「えび天」は、新鮮な魚と体長5センチ程のじゃこえびを殻ごとすりつぶし、

なんと豆腐と一緒に練り込んで油で揚げるんです。

中身はほんのり赤みを帯びていて、

豆腐のふわふわ感とえびの殻のシャリシャリ感が同時に味わえます。

えびの風味たっぷりで、やっぱり揚げたては格別においしいですね!

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愛媛県の東部にある新居浜市は、瀬戸内海に面していることもあって、

もちろん新鮮な魚も手に入りますし、

こうした魚肉の練り物は昔から食べられていて、おかずにおやつに欠かせないそうです。

しょうが、ごぼう、チーズが具材として入ったものまでありますよね~。

見てるだけでお腹が空いてきます(笑)。

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えび天の味を守り続ける秋月禮三郎さんです。

大正9年にお祖母さんが開いたお店を継いだそうです。

こうしたえび天を作るお店は、今や市内で3件だけだそうで、

ぜひ新居浜の味として作り続けて欲しいですね~。

秋月さん、ごちそうさまでした!

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さ~今度は汽車に乗ってしゅっぱ~つ!

といっても、もちろん本物の汽車じゃありませんよ。

観光用の鉄道です。

ただし!

この鉄道は、かつて鉱山鉄道として新居浜市を工業都市に発展させた

大動脈だったんです。

実は、新居浜市には日本屈指の銅山がありました。

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それが「別子銅山」です。

瀬戸内に面した市街地の南にある、標高1000メートルほどの山々で

銅の採掘が始まったのが江戸時代の元禄年間です。

明治時代には、この山に1万人の人たちが暮らしながら働いていたそうで、

海側の町より栄えていて、小学校や劇場もあったんですって。

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当時は鉱山の運営のために、水力発電所が12基、火力発電所が2基あったそうです。

これだけでも規模の大きさが分かりますよね。

写真は「旧端出場(はでば)水力発電所」で、国の有形文化財に指定されています。

別子銅山にはこうした産業遺産が数多く残されていて、

年間40万人以上の観光客が訪れるそうです。

瀬戸内工業地帯の一角を成す工業都市に成長した新居浜市の礎を、

是非一度訪れてみてはいかがでしょう。

さて、新居浜市で開催したのど自慢では6組の合格者が誕生しました。

チャンピオンに輝いたのは、今年が結婚25周年の47歳の看護師さんでした。

台所で料理を作る奥さんの姿を見ると、後ろからギュッと抱きしめたくなるそうで、

今になって奥さんのことが愛おしくて仕方ないんだそうです(笑)。

その気持ちを、松山千春さんの「恋」に乗せて熱唱し、合格の鐘を鳴らしました。

実は以前病気をし、奥さんが随分と食事に気をつけながら支えてくれたそうで、

改めて奥さんの大切さに気づかれたそうです。

奥さんがこの日のためにとプレゼントしてくれた、

白地に花柄を施した素敵な帽子を被って登場。

鐘が鳴って喜び勇んで帽子を取ると頭はピッカピカで、

会場を爆笑にしながら喜びを爆発させていました(笑)。

今回は40~50代の出場者の活躍が目立ちましたね~。

薬局に勤める53歳の女性は、ゲストの島津亜矢さんの

「女にゃ年はいらないよ」を威勢良く歌いました。

50代に入ってから、以前から興味があったよさこい踊りに挑戦したいと思い立ち、

激しい踊りに耐えられるよう、頑張って体力作りから始めたそうです。

その姿を見たお母さんが応援歌として教えてくれたのがこの歌だったんですって。

もう一人のゲスト水樹奈々さんの「Pray」を歌ったのも

51歳の保育園の園長さんでした。

水樹さんが、まさに会場となった新居浜市出身ということもあり、

大ファンになったそうです。

今年の卒園式では子供達に「夢は叶う」と言葉を贈ったそうですが、

水樹さんに会いたいという夢を叶えたのは園長先生でした。

夢を持つことって、ほんと年は関係ないんですよね~。

さらに、50歳の会社員の2人組は「明日があるさ」を歌って元気の良さを披露し、

バーを経営する51歳の男性は大好きなウィスキーへの思いを

「麦の唄」に乗せて歌いました。

前向きでアグレッシブな出場者の皆さんの歌声に、

こちらがパワーをいただきました。

愛媛県、そして新居浜市の皆さん、元気な歌声をありがとうございました~~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:20:53 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年05月03日 (火)富山県 上市町


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滝行!・・・してるつもりのポーズです(笑)。

さ~今回お邪魔したのは、富山県の東部にある人口2万の町、上市(かみいち)町です。

立山連峰の麓に広がっていて、豊富な雪解け水に恵まれた町です。

私が頭からかぶっている・・・ように見えるのが、「六本滝(ろっぽんだき)」です。

立山連峰から流れ出る湧き水を利用して作られていて、

体を清めてくれると言われているんですよ。

年間を通じて滝行の体験ができるそうですが、水温は14度!

覚悟が必要ですね~(苦笑)。

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「六本滝」があるのが、大岩不動の名でも知られている大岩山日石寺です。

真言宗のお寺で、行基が開いたと言い伝えられています。

茶色い屋根の建物が本堂で、中には国の重要文化財もあるんですよ。

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それがこちらの不動明王像です。

高さが3メートルほどもある大きな岩に掘られてる像なんて珍しいですよね~。

昭和40年代に本堂が火事に見舞われてしまいましたが、

この岩の不動明王はほとんど無傷で残ってたそうです。

この威風堂々とした姿には魅せられてしまいました。

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大岩山日石寺で参拝客に振る舞われてきたのが、名物のそうめんです。

「大岩そうめん」といって、室町時代から精進料理として振る舞われてきたそうです。

このそうめん、こうして立山連峰からの湧き水にさらしてしめることで、

味が一層引き立つんだそうです。

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お寺の周辺には2軒の旅館があり、

そうめんと一緒に、こうした山菜や川魚の定食が味わえます。

タケノコ、ワラビ、フキ・・・ま~見事な彩りの山菜の数々。

この時期の山菜を求めて泊まりに来るお客さんもいるんですって。

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こちらがだし汁に盛られた「大岩そうめん」です。この清涼感がたまりませんね~!

冷たい汁は濃すぎず、そうめんをしっかり味わうことができました。

これ大盛りなんですが、もう一杯いけましたね~(笑)。

喉ごしよし!こしよし!最高でした!!

さて、上市町からののど自慢ですが、中学生がなんと4組出場した

初めての回となりました。

まず2番目に登場した中学1年生の男の子が、

近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」を歌い会場を沸かせました。

最近、昭和のアイドルに夢中だそうで、腰まで届く長さの金と銀の鉢巻きを

お母さんに作ってもらい、その鉢巻きを頭に巻いてステップを踏む姿は、

本当に可愛らしかったですね~。

今回、最初に合格の鐘を鳴らしたのは、絢香×コブクロの「WINDING ROAD」を歌った

中学2年生の女の子でした。

彼女はなかなか学校に登校できずにいた中で、

この歌と出会って笑顔を取り戻すことができたんだそうです。

鐘が鳴った瞬間は大喜びで、最高の笑顔を見せてくれました。

地元の中学校に通う2年生の男の子は、星野源さんの「SUN」を歌い、

宇宙飛行士になりたいという夢を語ってくれました。

上市のきれいな星空を見ているうちに宇宙に憧れを持ったんですって。

素敵なお話ですよね~。

いきものがかりの「YELL」を歌った中学2年生の女の子は、

大阪に転校してしまった大親友に向けて、まさに歌でエールを送りました。

ミュージカルが大好きだそうで、前をしっかり見据えて丁寧に歌うその姿は

ミュージカルスターのようで、見事合格の鐘を鳴らしました。

中学生たちの活躍の一方で今回特筆すべきなのは、平均年齢85歳の

6人組のおばあちゃんたちです。若い順に80歳、81歳、86歳が二人、89歳、

そして90歳という人生の達人ばかり!

体操したり歌ったり習い事をしたりするサークルで知り合った仲良しだそうで、

本当に皆さんお元気でした。

「ぼ~くらは みんな~ 生きている~・・・」 と「手のひらを太陽に」をみんなで歌い、

会場は大にぎわい! もちろん特別賞に輝きました~!

歌を歌うことで気持ちが明るくなったり力をもらったりするのは、

年齢は関係ないんですよね~。

歌の素晴らしさを教えてくれた上市町ののど自慢でした。

皆さんありがとうございました~!

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:39 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年04月25日 (月)北海道 稚内市


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「うぉーーーーーー!」と実際に叫ぶほどの風の強さと寒さでした。

今回は北海道の北、稚内市で旅自慢しちゃいます!

私がまず訪れたのは、北海道の突端「宗谷岬」です。

4月下旬にさしかかったって言うのに、この時期の日中の平均気温は5度前後で、

吹き付ける海からの風でダウンを来てても長く外に立っていられませんでした~。

札幌からは、日本最北端の駅「稚内駅」まで特急で5時間半。

札幌からやってきたスタッフも寒いと驚いていたほどでしたが、

この寒さで逆に稚内にやってきたんだな~と実感できました。

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町にはマトリョーシカ人形を描いた観光用のこんな看板もありました。

・・・なんだかこのブログの定番写真になっちゃいましたね~(笑)。

そうなんですよ、サハリンとは海を挟んで43キロしか離れてないんですね~。

以前はサハリンとフェリー航路で結ばれていたこともあり、

町を歩くとロシア語の案内表示がたくさんありました。

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稚内は日本海とオホーツク海、両方の海に面していて、

もちろん豊富な海の幸に恵まれています。

代表的なのが、日本一の水揚げ量を誇るミズダコです。

4月から漁が解禁され、この時期のミズダコは体長30センチくらいだそうです。

これでもまだ小さいんですって(笑)。

最盛期の10~11月には、体重30キロにも育つんです!

このミズダコをおいしく食べる地元の料理が・・・

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こちらです。

ミズダコを冷凍して薄くスライスしたものが、きれいに盛りつけされていますよね~。

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そうです、「たこしゃぶ」です!

それにしてもこのタコの足の大きさ見てください!

実はタコの足を縦にスライスしてるんですよね~。

しかも実際のタコの足って、このしゃぶしゃぶ用の身の倍の幅があるんですよ。

でかすぎでしょ!

しゃぶしゃぶ用のタコは、最盛期に獲れる大きく育ったミズダコを使用しています。

そして凍らすことで薄くスライスしやすくなるので、

しゃぶしゃぶにぴったりの切り身になるんですね~。

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しゃぶしゃぶしたタコをレタスなどのお野菜と一緒に、

つけだれにつけて食べます。

タコが大きいもんだから、ま~食べ応え十分!

お値段もリーズナブルですし、お店によってつけだれの味が違うので、

「たこしゃぶ」のはしごができそうですね~(笑)。

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地元に愛されているタコ漁を続ける漁師さんをご紹介しましょう。

津山利美さん(左)、慎一さん(右)親子です。

春先の漁は「磯回り(いそまわり)」というやり方でタコをとるんだそうです。

浅瀬の海を腰まで浸かりながら歩き回り、

岩場に隠れたミズダコを槍のようなもので引っかけてとるんですって。

津山さん親子は1日に1トンものタコを捕まえるほどの腕前なんですよ。

すごいですよね~!

4月とは言え、稚内の海は相当冷たいでしょうし、

津山さん親子のような漁師さんのお陰で、おいしい「たこしゃぶ」が食べられるんですね~。

さ~稚内市からののど自慢ですが、今回は合格者が9組も登場し、

北海道らしさに満ちあふれた回になりました。

トップバッターは地元の中学3年生の女の子2人組。

老若男女幅広く盛り上がれるようにと、ピンクレディーの「ペッパー警部」を選曲して出場しました。

躍動感溢れる振り付けと元気に満ちあふれた歌声で、

会場は一気にボルテージが上がりました。

漁業の町稚内で食べるお魚が美味しいと、

それぞれ好きな魚介類を教えてくれましたが、「ツブ貝」と「ホッケ」という答えには、

稚内の中学生は違うな~とつい笑ってしまいました(笑)。

稚内にあるバス会社のバスガイドさん2人組も登場しました。

歌ったのは都はるみさんの「天塩川(てしおがわ)」。

道北を流れる道内2番目に長い川だそうで、

バスガイドの先輩からご当地ソングとして歌い継がれているんですって。

観光バスでその川を渡る度に、川のガイドをしながらこの歌を歌うことがあるそうで、

道北ならではの風景をまさにガイドしていただきました。

稚内港からフェリーで1時間40分程の利尻島から出場した方もいました。

利尻島の高校で理科の先生している48歳の男性で、

歌ったのはなんと「ガッチャマンの歌」!

スーツ姿で大きな体を揺らしながら歌うのその姿は迫力があり、

利尻のパワーを見せつけたいと大熱唱でした。

今回チャンピオンに輝いたのは、アン・ルイスさんの「あゝ無情」を歌った美容師さん。

大正4年に開業した美容室が、今年6月に101年目を迎えるそうで、

今もご両親と妹さんと一緒にお店を営んでいるそうです。

美容師らしく、自分でパーマをかけて、頭に細かいラメを振りかけて

きらびやかに歌う姿は格好良かったですよ~。

今回特別賞を受賞したのは、稚内の高校の看護科に通う3年生でした。

歌ったのは今回ゲストだったT.M.Revolution西川貴教さんの「WHITE BREATH」。

実習用の白衣を着た彼女は一見おしとやかな雰囲気なんですが、

歌い出すと男勝りの力のある歌声を披露し会場を驚かせました。

とにかく西川さんのことが大好きだという彼女は、

西川さんがそばに来ると照れながらも顔を真っ赤にして大喜びで、

ほとんど言葉になってませんでしたね~(笑)。

でも、喜んでる姿が本当に微笑ましくて、

特別賞のご褒美に会場からは温かい拍手がおくられていました。

北の大地・北海道の稚内から響き渡った歌声は、

パワーと温もりを感じさせるものばかりでした。

皆さん、ありがとうございました~!

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:18:04 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年04月13日 (水)岩手県 久慈市


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とったどーーー! 私が手にしているのはうに・・・のレプリカです(苦笑)。

「北限の海女」の鉢巻きにこの衣装と言えば、朝ドラの「あまちゃん」ですよね~。

今回は「あまちゃん」の舞台になった岩手県久慈市から旅自慢です。

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こちらがロケ地にもなった小袖の海です。

ドラマのシーンを思い出す方もいらっしゃるのでは?

この入り江で、海女さん達が実際に素潜りの実演をして

観光客のためにうにを採るんですよ~。

うに漁は7~9月に行われ、採れたうにはその場で味わうことができるそうです。

以前は年間5000人ほどだった観光客が、

「あまちゃん」効果もあって20倍の10万人にふくれあがったそうです。

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本物の海女さんにも会えました~!

海女歴40年の大下成子さんです。大下さんが手で形作ってるのはうになんですって。

かわいいですね~!

「北限の海女」と言われるように、やはり夏でも海の水温が低く、

風がある日は震えながらうにを採りに潜るそうです。

現在、小袖の海女さんは20人ほど。

皆さんの頑張りが大勢の観光客を呼び込んでるんですね。

震災の津波で流された「小袖海女センター」も一昨年復旧し、

今年の夏も大忙しになりそうですね~。

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続いてご紹介するのは、いよいよ今月23日にオープンする

水族館「もぐらんぴあ」です。

こちらの水族館も震災の津波で全壊し、これまで市街地に代替え施設を設けて

運営してきました。

お伺いしたときは、もともと施設のあった久慈湾に面した場所で、

オープン前の準備が進められている最中でした。

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トンネル状の水槽を覗いてみると、海がめが悠々と泳いでいました。

実はこの亀、カメ吉の愛称で親しまれていて、

あの大津波を生き延びた復興のシンボル的な存在なんだそうです。

5年ぶりにもとの水族館に戻ってこられて、本当によかったですね~。

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こちらの水族館は、日本で唯一の地下水族館と言われています。

地下に造られた石油備蓄基地の使わなくなった作業坑を利用して、

もともと平成6年にオープンしました。

久慈市の観光施設として大人気になり、地元の子供たちに愛されてきた水族館でした。

復活への思いが通じて全国から寄付が集まり、今回の再オープンに至ったわけです。

子供たちの喜ぶ声がまた戻ってきますね~。

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とったどー!と威勢のいい姿を紹介しておきながら、

私がうにを採った訳ではありませんが(笑)、

せっかく久慈市に来たんだからやっぱりうにが食べたい!

こちらが名物の「うに弁当」。

蒸したうにがまんべんなく敷き詰められていて、ほっぺがとろけそうでした。

まろやかなうにの風味を満喫させていただきました!

    さ~久慈市からののど自慢は、地元の話題満載の回となりました。

トップバッターは、地元の観光PRの仕事をしている24才の女性。

まさに海女さんとして素潜り実演もしていて、「北限の海女」の鉢巻きに

海女さんの格好で、復興応援ソング「一番星」を歌いました。

もともと東京の出身でしたが、久慈の海の美しさに魅了され、

去年の夏から久慈市に移り住んだそうです。

素潜りで採ったうにの美味しさには感動したそうで、全国に向けてうにをPRしました。

2番目に登場したのが、今度はブログでご紹介した水族館「もぐらんぴあ」を

宣伝しようと出場した男性二人組。

高校時代は二人で路上ライブをする仲だったそうです。

その後共に久慈市役所で働き、一人はまさに「もぐらんぴあ」の復活に向けて

陣頭指揮をとってきたそうです。

いよいよオープンする水族館の見所を存分に紹介していただくだけではなく、

ゆずの「桜木町」を歌った二人の見事なハーモニーも披露していただき、

今週のチャンピオンに輝きました~!

さらに岩手出身の福田こうへいさんの「峠越え」を歌った41才の男性は、

久慈で行われている東北唯一の闘牛大会の話を披露してくれました。

久慈市は短角牛の産地で、6月には全国の闘牛の産地が集まって

「闘牛サミット」が開かれるそうです。

また、10月に開かれる岩手国体を盛り上げようと、

国体のボランティアをコーディネートしている28才の男性も登場し、

震災後初の東北での国体を成功させ、とにかく岩手と久慈をもり立てていきたいという

熱意に溢れていました。

震災から5年経ち、さらなる復興に力を注いでいく皆さん姿に

感動させられたのど自慢になりました。

皆さんありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:00:09 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年04月04日 (月)鹿児島県 日置市


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山盛りのちりめんじゃこ!!!

すごい量ですよね~。この季節の海の幸が豊富に獲れる、鹿児島県日置市が今回の会場です。

鹿児島市の西隣に位置していて、東シナ海に面しているんです。

地元の漁協を訪れると、しらすを干したちりめんじゃこの仕分けに大忙しでした。

4月は始まりの季節。新年度も頑張って旅自慢しますよ~。

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こちらが日置市から臨む東シナ海。

そして全長47キロに渡って浜辺が伸びていてる「吹上(ふきあげ)浜」です。

「日本の渚百選」にも選ばれている観光名所で、

地元の皆さんはウインドサーフィンをしたり、

地引き網の体験教室を開いたりしながらこの浜辺と触れあっているんです。

うみがめも産卵に訪れるんですよ~。

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東シナ海で獲れた、今が旬の桜鯛(さくらだい)のちらし寿司!

身が引き締まっていてプリップリでした~。

漁協が運営している「日置江口蓬莱館」という直売所でいただきました。

漁協直営なので、こうしたとれたての魚が味わえるとあって、年間45万人が訪れるそうですよ。

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日置市は焼物の町でもあるんです。

400年の歴史をお誇る「薩摩焼」です。

安土桃山時代に薩摩を治めていた、武将・島津義弘の保護の元で発展してきた焼物で、

日置市の美山地区では11の窯元が伝統を受け継いでいます。

写真は「黒ぢょか」といって、焼酎を温めるのに昔から使われている土瓶です。

こうした黒い陶器が「黒薩摩」。

棚の下には白いコーヒーカップが見えますが・・・、

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実は「薩摩焼」には二種類あるんですね~。

右が「黒薩摩」になる鉄分を多く含んだ土。

左が白い陶器「白薩摩」を作るときの土。色が大分違いますよね~。

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さ~、その「白薩摩」がこちらです。

装飾といい色といい、ゴージャス!。

「白薩摩」はお殿様への献上品、「黒薩摩」は庶民の日用品として

使い分けられていたんです。

国の伝統工芸品にも指定されている「薩摩焼」の背景を知ると、

薩摩の歴史をうかがい知ることができますね。

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取材をさせていただいたのが、「薩摩焼」の伝統を受け継ぐ

荒木幹二郎さん(中央)と、息子の秀樹さん(右)です。

秀樹さんで16代目。

幹二郎さんは御年86歳!

16歳の頃からこの道に入ったそうで、「薩摩焼」を守る精神は、

秀樹さんにしっかり受け継がれています。

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さて、日置市からののど自慢は新年度1回目!

今年度から九州・沖縄で開催される舞台のセットが新しくなりました~!

音符が客席に飛び出すようなデザインでさわやかですよね~。

写真左の六角形の図柄は、九州・沖縄をかたどってるんです。

工夫されてますね~。

各地方で舞台セットのデザインはそれぞれ違うので、チェックしてみると面白いと思います。

それでは、日置市ののど自慢の報告です。

今回はグループで参加される方が多くて、

20組36人の出場者が賑やかに番組を盛り上げました。

トップバッターは日置市内の高校に通っていたクラスメイトの5人組。

当時のセーラー服を着て、ピンクレディーの「サウスポー」を

オリジナルの振り付けも交えて歌いました。

母校は、会場の日置市伊集院文化会館から歩いて3分ほどの高校で、

文化祭はまさにこの会館を使って盛り上がったそうです。

クラスメート30人全員で「サウスポー」を踊って歌ったという思い出の曲で、

その文化祭から10年という節目にのど自慢に応募。

見事特別賞に輝いて大喜びでした。

9人でEXILEの「Rising Sun」を歌ったグループもいました。

その名も「IMXILE(イムザイル)」!

日置市の飯牟礼(いいむれ)地区の名前から命名したチーム名だそうで、

皆さん小学校のPTAで知り合った40代を中心にしたお父さん達です。

素人とは思えないダンスにバック転を披露し会場は騒然!

中年パワーが炸裂しました。

子供達に希望のメッセージを送りたいと特訓して臨んだそうで、その熱い思いには感動しました。

飯牟礼地区の特産品、薫り高い「日置茶」のPRを忘れないところも

地元愛に溢れてましたね~(笑)。

さらには3年前に発足したばかりの地元女性消防団の2人組、

病気を克服したお母さんと息子さん、

大好きなゆずの歌をほうきをギターに見立てて歌った中学2年生とお父さん、

島根から引っ越して日置が故郷になった高校生と中学生の兄弟と、

思い思いの歌で楽しいデュエットを披露する出場者がたくさんいらっしゃいました。

チャンピオンに輝いたのは、地元市役所に勤める39歳の男性。

透き通るようなファルセットで、中孝介さんの「花」を故郷の種子島の家族に届けました。

今回は、日置や鹿児島、それぞれの故郷への深い思いに溢れたのど自慢になりましたね~。

みなさん、素敵なのど自慢をありがとうございました~!

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:17:28 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年03月30日 (水)岐阜県 安八町


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ご覧ください、このきれいな地下水!

飲んでみるとほんのり甘味を感じるような美味しさでした。

今回ご紹介するのは、岐阜県の南西部にあり、

東側に流れる長良川と西側を流れる揖斐川に挟まれた、

人口1万5000の町「安八(あんぱち)町」です。

この町は豊富な地下水に恵まれていて、

今も自宅で井戸水を使っている方々がいらっしゃるそうですよ。

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この地下水、地下150メートルからポンプで汲み上げているそうで、

「しあわせの泉」という名で地元の皆さんに愛されています。

こうしてたくさんのペットボトルを用意して、町外からも汲みに来るんですよ~。

この水でご飯を炊いたり、コーヒーを入れたりするんですって。

地元に流れる水がキレイって、気持ちも潤いますよね~。

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水に恵まれた安八町。

揖斐川と長良川という二つの川は、安八町を肥沃な大地にしました。

とにかく良質の土からおいしい野菜が育つそうです。

代表的なのがほうれんそう。

ま~~~青々としていること。

見ているだけで食らいつきたくなりますね~(笑)。

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地元の農家のみなさんは、このほうれんそうを使ってうどんを作っちゃいました!

収穫したほうれんそうを刻んでペースト状にしてうどんに練り込むんだそうです。

地元のイベントなどで販売されているそうで、

これから花見の季節ですし、ぜひ安八町のイベント情報をチェックしてみてください。

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特別にほうれんそうのうどんをゆでていただきました。

見事な緑色!なんか体に良さそうですよね~(笑)。

食べてみると・・・うどんです。

あら、でも・・・あとから~・・・ほうれんそうの風味がふわ~~っと、

口の中に広がるんです。ぜひ一度お試しください!

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ほうれんそうのうどんを開発したのは、地元の農家の女性部の皆さんです。

ほうれんそうのうどんだけでなく、よもびや梅を練り込んだうどんも開発したんですって。

地元の食材を多くの方々に触れて欲しいという、皆さんの愛情が詰まったうどんです。

 

さて、安八町からののど自慢ですが、当日は快晴で暖かくなり、

いよいよ春本番だな~と感じさせる日和となりました。

でも、この日ののど自慢はゆずの「夏色」からスタート(笑)。

小学校からの幼なじみの26歳の男女2人組は、

これまで海で泳ぐ経験が無かったそうです。

去年の夏に仲間と初めて海で泳いだときに、みんなで聞いたのがこの曲だったそうで、

元気の良い歌声はまさに「夏色」でした!

今回合格者は6組。

チャンピオンになったのは、松原健之さんの「金沢望郷歌」を歌った38歳の男性でした。

以前ご両親が離婚し、現在愛媛に暮らすお父さんへ、

お母さんの好きな「金沢望郷歌」を歌い、

歌を通じて家族の絆を確かめ合うような温かい歌声でした。

特別賞は86歳のおばあちゃん!

生後八ヶ月でお母さんを亡くし、のど自慢のステージで「おっかさ~~ん!」と

一言言いたくて、台詞のある中村美律子さんの「瞼の母」を歌いました。

「おっかさ~ん」の台詞にいく前に鐘が二つ鳴ってしまいましたが、

それでも最後は強引に「おっかさ~~~~ん!」叫び、

念願の思いを遂げました。よかったですね~。

いつも通学途中に自転車に乗りながら歌っている17歳の女子高生2人組、

別々の中学に通っても変わらぬ仲の良さを歌った14歳の女の子3人組、

高校時代はバレー部のキャプテンと副キャプテンで、

今は共に母となった30歳の主婦2人組と、

変わらぬ「絆」を歌った出場者が多かったのも、安八町の特徴でしたね~。

様々な「絆」に溢れた、温かいのど自慢になりました。

そうそう、土木現場で働く20歳の男性も、

ヘルメットを被ってクマムシの「あったかいんだからぁ♪」を歌って、

会場をさらに温かくしてくれましたよ~(笑)。

岐阜県・安八町の皆さん、ありがとうございました~。

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:14:52 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


2016年03月22日 (火)広島県 三次市


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お刺身!って、どこにでもあるじゃんと思われるかも知れませんが、

普段いただいているお魚とはちょっと違うんです。

地元の方々は「ワニ」と呼んでいます。

今回は、このお刺身を江戸時代の昔から親しんでいる、

広島県三次(みよし)市に行って参りました。

三次市は人口が5万5000の町で、中国山地のふもとの盆地にある町です。

朝と夜の寒暖の差が大きく、冬の朝に現れる雲海の景色でも有名な場所なんですよ。

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こちらが「ワニ」の身の塊です。

実は「ワニ」とは、こちらでサメのことをさすんです!

サメって他の魚よりも日持ちがするんですって。

かつて冷蔵技術が発達していなかった当時、内陸で山に囲まれた三次市のあたりでは、

ほとんど生魚を食べられなかった訳で、

日持ちのするサメが刺身で食べられる魚として珍重されたそうです。

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で、食べてみました。

この表情を言葉にすると、「なんだ、おいしいじゃん!」です。

失礼な話ですが(苦笑)、勝手に「臭みがあるのかな~」と思い込んでいました。

でも、非常に淡白で食べやすいんですよ!

地元の方はマグロよりおいしいと言う方もいらっしゃるそうですが、

確かに食感と風味が似てるんですよね~。

しょうが醤油につけておいしくいただきました~!

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最近は「わにバーガー」なるものも登場しているんです。

「わに」をフライにして、照り焼きのような味付けにしてあって、

めちゃくちゃおいしいんです。

若者に大変人気があるそうですよ。

三次の皆さんは「ワニ」をこよなく愛してるんですね~。

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続いて取材に訪れたのは、「広島三次ワイナリー」です。

三次市は寒暖の差がある気候であることはお伝えしましたが、

実は、その気候がぶどうの栽培に適しているんです。

昭和30年代頃からぶどう作りが盛んになり、

20年ほど前からは町をあげてワイン作りにも取り組むようになったんです。

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ご覧ください、豊富なワインの種類!

ぶどうはもちろん三次産のものを使っていて、

シャルドネ、デラウェア、ピオーネ、シラーと、

実にさまざまな品種のぶどうでワインを醸造しているんです。

最近は国内外のコンテストで受賞するほど、

評判のワインが作られるようになったそうですよ。

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何種類か試飲させていただいたんですが、

抜群な醇な香りと繊細な味に驚きました

三次がこんなにも素晴らしいワインの産地だとは露知らず、

こりゃまた失礼いたしました(苦笑)。

これからも国産ワインの知名度を、ぜひ高めてほしいですね~。

さ~今回ののど自慢も盛り上がりましたよ~。

トップバッターは何と2匹?のおサルさんが登場!

もちろんコスプレなんですが、市販の茶色のパーカーとスエットに耳やシッポを着けて、

さらにお腹やお尻に見立てたピンクの生地を縫い付けた手作りなんです。

さらにピンクの頬紅、おでこに黒い3本の波線、

長めのつけまつげを着けて可愛らしいおサルさんを表現した女性二人が、

ピンクレディーの「ウォンテッド」を歌って盛り上げてくれました。

お二人は地元の道の駅のイベントを盛り上げるために、

干支のキャラクターやピエロなど、毎回手作りの衣装を作って

司会をされてきたそうです。

鐘は1個でしたが、衣装もさることながら、サルの真似をしながら踊るその姿は

愛嬌たっぷりで、会場は大いに沸きました。

また、今回は3月中旬の開催とあって、4月に新たなスタートを迎える

出場者が多かったですね~。

大学の軽音楽部でユニットを組んできた先輩後輩の二人組は、

スピッツの「空も飛べるはず」を歌いました。

先輩は既に卒業し就職も決まっていて、

二人で歌う最後のステージがのど自慢になり、見事合格の鐘を鳴らしました。

既に人生の新たなスタートラインにたっている方もいらっしゃいました。

結婚してまだ2年目の去年7月に夫を亡くし、もうすぐ2歳になる男の子と

三次で生活を始めた女性は、朝ドラ「あさが来た」の主題歌

「365日の紙飛行機」を歌いました。

以前は、大阪で暮らしていらっしゃいましたが、

夫が育った故郷の三次で、子育てをしたかったと引っ越してきたそうです。

子供と明るく元気に生きていきたいという思いから笑顔いっぱいに歌いきり、

特別賞を受賞して感動を呼びました。

4月から幼稚園の先生になる20歳の女性や、

この春小学生になる息子にエール送った34歳のお父さんも、それぞれ合格。

そして4月から小学校の先生になる22歳の男性がチャンピオンに輝きました。

さまざまな希望を胸に歌う出場者の歌声はどれも爽やかで、

この季節にぴったりののど自慢になりました。

広島・三次の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

投稿者:小田切アナ | 投稿時間:12:49 | カテゴリ:小田切アナの~のど自慢でたび自慢~ | 固定リンク


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