2010年02月09日 (火)こんな素敵な乗り物にタダで乗れるなんて「エスカレーター熱中人」

先日、わが「熱中倶楽部ブログ」のオリジナル取材として「風熱中人」をご紹介させていただきました。【→前編】【→後編

そして今回も、特別編。熱中人によるオフ会というか、ツアーをご紹介します!

 

■覚えていますか?「エスカレーター熱中人」
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写真系熱中人」でご紹介した、エスカレーター熱中人。個人的に非常に気に入ったので力の入ったご紹介でした。

 
昨年2009年の6月に放送した、"熱中倶楽部スペシャル第3弾!!「写真系熱中人」"でご紹介した方のお一人、エスカレーター熱中人の田村さん。みなさん覚えておいででしょうか。ゲストのなぎら健壱さんも感心しきりの熱中人さん。

で、この放送の紹介記事でぼくは

こんどぜひいっしょにエスカレーターめぐりしたいです。

と申し上げました。 本気で。

そうしたらなんと、田村さんがまさにその「エスカレーターめぐり」を企画してくださったので、今回はその様子をご紹介します!これを読めば、明日からもうエスカレーターに無関心ではいられませんよ!

 

■集まったエスカレーター好き十数名
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集まったエスカレーター好き十数名。期待が高まります。エスカレーターなだけに。

田村さんは「東京エスカレーター」という、その名のとおり、エスカレーターの魅力を訴求するウェブサイトを運営しておられます。

日々精力的にエスカレーターを巡ってはうっとりしている田村さんですが、今回はそのうっとりをみんなで分かち合おう、という催しです。

その田村さんのウェブサイトで参加を呼びかけ、あつまった「エスカレーター好き」の方々は十数名。主に20代、30代が集まり、男女比は半々ぐらい。

エスカレーターを味わうためだけに集まったいい大人たち。別に8年に一度だけご開帳されるとか、とういう特別なものでもなんでもないエスカレーター。それを鑑賞しよう、と呼びかけると人が集まる。日本はなんて良い国なんだろうと心から思います。
 

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先導のためになぜか国旗を振る田村さん。お気に入りのエスカレーターで満面の笑みと共にVサイン。

今回田村さんが選んだのは、東京は池袋から出発し最後は新橋までのコース。このコース選びが実にすばらしい。さすが熱中人。

ダイナミックなものあり、かわいらしいものあり、ぴかぴかのおしゃれなものあり、ビンテージなものあり。初心者にも分かりやすいラインナップでした。「初心者」ってなんだ、って話ですが。

まずは集合場所である池袋の芸術劇場。田村さんをして「絶景」と言わしめた池袋の雄、芸術劇場のエスカレーターです。

 

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建築の中を1階から5階までを一気に駆け上るダイナミックエスカレーター。たしかにかっこいい。

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みんなでこのダイナミックエスカレーターにしみじみ乗り込みます。そしてうっとり上から鑑賞し…

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で、おとなしく降ります。そう、今日はただただエスカレーターを楽しむ日ですから。

ただただ乗って、鑑賞して、降りる。今日はそういう会です。

田村さんも「すてきですねえ」と言うぐらいでくどくど解説したりはしないのが印象的でした。それぞれのエスカレーターの楽しみ方を尊重する、ということでしょうか。というか、「エスカレーターの楽しみ方」って。

とはいえ、ぼくもみんなも思い思いにエスカレーターを堪能しましたよ。熱中人に連れて行かれるだけで世界は変わって見える、ってことだと思います。

ともあれ、この「池袋の雄」、そうか芸術劇場の「芸術」とはこのエスカレーターのことに違いない、と納得。

さて、この後は電車で移動します。先を急ごう!東京には、いや、日本にはすてきなエスカレーターがたくさんあるのだから!
 

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田村さんの力強い先導によって向かったのは秋葉原の「ラグジュアリーなエスカレーター」(田村さん談)。

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みなさん「ラグジュアリー」な気分に浸りつつ昇り、で、すぐ降ります。今日はそういう会ですから。

 

■これが分かればあなたもエスカレーター熱中人の仲間入りかも

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田村さんのご教授に従い「床板」を確認する参加者の皆さん。

今回、田村さんの解説で驚きだったのが、エスカレーターのステップが始まる手前、いわばエスカレーターにおける滑走路とでもいうべき「床板」という金属の床の模様に、メーカーの個性が表れている、という事実です。

これにはおどろきましたよ。面白い!みんな気がついてました?気づかないですよねえ、ふつう。

 
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確かに注意してみると、メーカーによってステップ部分「床板」の模様が異なります!

 
ほぼ外出するときは毎日必ず目にしているはずの、この部分。なのにまったく見えていない。熱中人さんにこうやって面白く教えられるとがらりと見方が変わりますね。

 

■「熱中人」は「マニア」とは違う

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何時間にもわたって田村さんお勧めのエスカレーターを巡ったこの日。とても全てをここでご紹介できません。残念。

そのかわり、今回ぼくが田村さんのこのツアーに参加させてもらって感じたことを最後に書いてみましょう。それは、"熱中人はマニアとはちょっと違うなあ"ということです。いや、どっちが良いとか悪いとかではないのです。

たぶん、田村さんよりエスカレーターに詳しい人は大勢いるでしょう。だいたい仕事としてエスカレーターにたずさわっている方にはかなわない。でも、こうやって「自分が面白いと思うことを他の人にもシェアしたい」という情熱は熱中人ならではなのだと思うのです。

いきおい知識の多寡が重視されるのが「マニア」なのだとしたら、共有を重視するのが熱中人かもしれません。

…と書いてみて、これまで熱中時間に出演された全ての方が「共有」を旨としていたかなー、と思い返すと微妙ですが。でも、思うのです。まずテレビに出て話をしてみよう、というだけでそこにはかならず共有したい思いがあるはずだ、と。

今回のあつまりは、いわゆる同好の士によるオフ会とは違うものでした。「ちょっと面白いかも」と感じた人があつまって、なんてことない普段見過ごしているものをみんなで再発見する、そういう集まり。なんていうんでしょうね、こういう集まりを。

たぶん、日本にはまだまだたくさんの熱中人さんがいて、きっと今後こういうなんと呼んでいいか分からない「興味を共有する集まり」が増えるんじゃないでしょうか。

で、きっとそれはすごく良いことだと思います。

 

ともあれ、今回これを読んで、興味持った方はぜひ田村さんのウェブサイトを覗いてみてください。またツアーが行われるかもしれませんよ!

 


 

 

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2010年02月09日 (火)不思議が楽しいおもちゃ・「科学おもちゃ熱中人」

今回レポートする「科学おもちゃ熱中人」の放送は
BS2 2010年2月13日(土) 18:00~18:44
BS hi 2010年2月14日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2010年3月1日(月) 12:00~12:44
です!

 

■40年間おもちゃにむちゅう
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40年間「科学おもちゃ」にむちゅうの市原さん。収録中、ずっと笑顔だったのが印象的。

ぼく、実は数学や物理がとても好きだったんですよ。大学は工学部だったし、いまでも数学関連の本はよく読みます。

って話をするとよく驚かれるんですよね。とくにこの熱中時間の収録現場でスタッフの方々とお話ししたりすると。TVの現場って文系が多いのかな。

でも、楽しくないですか?数学・物理。よく世間で「理科離れ」なんていいますが、個人的にはちょっと信じられない。

と思えるのは、もしかしたら今回登場した市原さんのような方が幼少期のぼくのまわりにいたからかもしれない。

科学の面白さを伝えるおもちゃにむちゅうの「科学おもちゃ熱中人」市原さん。「理科やだー」って言ってはばからない平山さんをまえに、にこやかにその魅力をプレゼンテーションしまくります!
 

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まずは小手調べ(?)にお持ちいただいた「科学おもちゃ」たち。なつかしい!
 
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この小さい穴がたくさんあいてて、カメラの絞りと同じ仕組みで「ピントが合う」眼鏡、なつかしい。というか、教授、あまり見た目変わらない。
 
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「科学」の言葉の前に警戒的な平山さんだが、これはふつうに笑ってた。
 
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ああ、これもこどものときみたことがある!

 

■その数、3000点!

平山さんとお話しして、もしかしてこれらのおもちゃってある時代に集中して出回ったものなのか、と思いました。

というのは、おそらくぼくの世代だとほとんどの人が、これらのおもちゃにどこか見覚えがあると思うのですが、平山さんはそうではないのだそうです。びっくり。

ふと思ったのですが「科学」っていう言葉、どこか懐かしい感じがしませんか。もちろん一般名詞なので懐かしいもなにもないはずなんですが。

でもおそらくぼくが小学生ぐらいのころに盛んに使われた時期があったのではないでしょうか、「科学」って言葉。いまは「テクノロジー」とは言いますがあまり 「科学」って聞かない気がします。もっと昔に「文化」という言葉がはやったのと同じようなものかな。

それはさておき、市原さんの「科学おもちゃ」の数々。コレクションはなんと3000点もあるとのこと!今回はそのうち400点をおもちいただきました。

 
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理科室を模したセットで市原さんのコレクションを拝見します。今回の石井さんのコスプレは、もちろん理科教師。
 
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水飲み鳥!これもなつかしい。こどもの頃、ほしかったなー、これ。
 
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よくあつめたなー!という逸品がいっぱい。これはいつまでも遊んでいたい。
 
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こういうおもちゃらしからぬ実験器具っぽいデザインにぐっときたもんだ。
 
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伝統的なおもちゃから、当時はやったものまで。
 
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だんだん「なにが科学おもちゃなのか?」が分からなくなってくる…これについては後ほど!

 
これらをご覧になったみなさんのなかにも「なつかしー!持ってたよ!」って方がたくさんいらっしゃると思います。こういうの、いつのまにか捨てちゃいますよね。とっておけばよかったなー。

ぼくは最近はこういうおもちゃはなくなりつつあるんじゃないかと勝手に思っていたのですが、市原さんによればいまでも月に数個は新発見するらしいです。なくならないんですね、こういうのって。安心した。

コレクションの数々もすばらしいのですが、なにより印象的だったのは、市原さんのおもちゃを紹介するプレゼンテーションがとても楽しい、ということ。

 

■ほんとうは「不思議が楽しいおもちゃ」

 

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齢50歳。こんなにノリノリの熱中人さんもめずらしい。

市原さんの発言でいちばん印象的だったのは、科学嫌いだという平山さんに対して、薬丸所長が「これで科学が好きになるかもね」といったときのこたえだ。

「いえ、好きにならないと思います」と。

これはもちろん平山さんをみくびっての発言ではなく、つまり市原さんのスタンスはいわゆる「教育的」なものではなくただただ「楽しもう」ということなんですね。

この市原さんのスタンスがよく分かったのが、収録後ぼくが質問したことへのこたえ。

上の写真キャプション中でも触れましたが、市原さんのコレクションの数々を見ていると「え?これも科学おもちゃなの?」っていう疑問がわきます。考えてみればおよそ世の中にあるおもちゃで科学の原理が使われていないものはないわけで。テレビゲームなんて科学おもちゃの最先端ですよね。


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今回はコレクションのなかから、特にお勧めのものをテーマに沿って紹介してもらいました。それにしてもいい笑顔。

で、聞いてみたのです。「科学おもちゃの定義ってなんですか?」と。

そうしたら市原さんは

「わたしはふだんは『不思議が楽しいおもちゃ』って呼んでるんです。科学かどうかはあまり重要ではなくて…」

とおっしゃいました。ちょっと伝わりづらいのであえて今回は「科学おもちゃ」と題して紹介することになった、と。つまり、ここでいう科学おもちゃとは「楽しさ」と「原理」が一体であることなんですね。

科学かどうかはあとからの話で、まずは「おお!」「ふしぎ!」「へー!おもしろい!」「なんで?!」って感じるおもちゃかどうか。そういうことなんですね。だから市原さんは「教育的」ではないわけだ。すばらしい。

「これがなぜこうなるのかというと…」って説明されると、鼻白むことってあるじゃないですか。もしかしたら、その原理の説明は大人になってから分かればいいのかもしれません。

とにかく「ふしぎ!」って思う体験をしておくこと。それにつきるのだ、と市原さんは教えてくれたと思います。


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「わたしをひきつけるニクイやつら」とは磁石をつかっているおもちゃ。「ふしぎ!」の基本ですよね、磁石。かのアインシュタインも幼児期の体験として羅針儀の磁力のふしぎを語っていますし。

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写真だとちょっと分かりづらいですが、ぷかぷか浮いてます。裏にこうやって磁石が。

 

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市原さん、ほんとうにエンタテイナー!

だって、ぼくらが「説明」だと思っていることもほんとはふしぎの答えになんてなってないんですから。磁力の正体は電磁力と一体で「説明」はできるけど、それが「ふしぎ」の答えかどうかは疑問。だいたい、まだ重力が何かをぼくらは説明できない。ほんとうにおもしろいのは、「けっきょくまだ分からない」っていうワクワクする状態なのかもしれません。
 

さて、いろいろ個人的感想ばかりを書き並べてしまいましたが、最後にいちばん「すごい!」と思ったことを。

個人的にいちばんエキサイトしたのは、「科学嫌い」をずっといっていた平山さんが、ある場面ですごく深遠で冴えたことをぽろりといった場面でした。

収録中はだれも気づいてなかったと思うけど。
 

 

■平山さんの冴えた一言。これこそ科学おもちゃのすばらしさ!


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「宇宙の神秘が今ここに」と大きく出た。

それは、市原さんが「宇宙の神秘が今ここに!」と題して紹介してくださった、重力の科学おもちゃ。

「ケプラーくん」と名付けられたこのおもちゃ、その名の通り、惑星の動きを説明できるもの。手作りです。 ほんとうはこういう単純な円錐面じゃなくて双曲面じゃないといけないんですが…ってこういうよけいなことをいうのがぼくのよくないところですね。すみません。

これ、博物館などでときどき見かけるので見たことある方もいらっしゃるでしょう。玉を転がすとじつに不思議な感じの動き方をします。穴に落ちそうで落ちない。ぼくこれすごく好きで、お金持ちになったら家に欲しいぐらい。

惑星探査機は惑星の重力場を利用して加速することで遠くまで行くことができるのですが(いわゆるスイングバイですね)、その原理を説明できるのがこのケプラーくん。

 
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なんともカラフルな「ケプラーくん」。一同、なんだこれ?って表情。

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うまく転がすとぐるぐるまわりながら穴に落ちそうで落ちない楕円軌道を描きます。

 
で、ぼくがびっくりしたのは、これを見て平山さんが

「えっ、宇宙ってこういうかたちしてるの?」

っていったとき。
 

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けっこう楽しんでた平山さん。科学おもちゃ、すばらしい。

出演者の皆さんは、ちがうよそんなわけないじゃん、って返してたけど、実はこの発言は実に冴えている。

ケプラーくんは、大きな質量を持った星のまわりに発生する重力場を地球上で空間の歪みとして再現したもの。 つまり、まさにある意味「宇宙はこういう形をしている」んですよ!

「科学嫌い」といっていたはずの平山さんをして思わず慧眼な発言をさせてしまう。これこそ科学おもちゃのすごいところだ!と思いました。

科学おもちゃのすばらしさと市原さんのエンターテイナーぶり。放送をぜひご覧ください!

 


 

今回の「科学おもちゃ熱中人」の放送は
BS2 2010年2月13日(土) 18:00~18:44
BS hi 2010年2月14日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2010年3月1日(月) 12:00~12:44
です!


 

 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:40 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2010年02月09日 (火)フジツボ熱中人・倉谷うららさん

fujitsubo01.JPGフジツボにまつわる有名な都市伝説。「海水浴に行ったらフジツボで足を切った。1ヶ月後、足の痛みがひどくなったので病院に行きレントゲンをとった。すると・・ヒザの裏にフジツボがびっしり生えていた・・」「きゃあ!気持ちわるーい!」


 もちろんこの話はデタラメですが、このようにフジツボはたいそう嫌われています。そんなフジツボを「美しく、偉大だ」と倉谷うららさんは言います。それを初めて聞いたとき、私も半信半疑でした。でも、撮影が終わった今はその言葉の意味がよく分かります。私はフジツボのことを知らなかっただけでした。フジツボがエビやカニの仲間である甲殻類であることも知らなかったのですから。

フジツボがあんなに優雅にエサを捕るなんて・・

フジツボがあんな驚くべき方法で交尾をするなんて・・

フジツボがあんなに造形美に溢れているものだったなんて・・

 

うららさんに導かれて、私もすっかりフジツボの虜になりました。

 

そして、真に驚くべきは、うららさんのフジツボへの愛情の深さです。うららさんは実にチャーミングかつオリジナリティ溢れるやり方で、フジツボを愛している人でした。その詳細は番組で。

 

フジツボのめくるめく妖艶な世界へようこそ!

 

ドキュメンタリージャパン

ディレクター 桐山真二郎

投稿者:ディレクター | 投稿時間:12:07 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2010年02月06日 (土)始まる前から始まっていた

182_diorama.JPG 「藤岡弘、の熱中人探検」、今回は農村ジオラマ熱中人の河野操さんです。藤岡さんが体をかがめて目を細めながらジオラマに見入っていたのが印象的でした。(^^)

 その河野さんの作品をスタジオでも見せて頂きました!膨大な数の蚕に、11体の人形。そして細部まで本物のように作られている道具を見ながら思い出したのは子どもの頃の人形遊び。姉と二人で家族の役割を分担して、「お母さん、ご飯はまだ~??」などと言いながら人形どうし、様々な会話を楽しみました。

 
 河野さんのジオラマを見て、それを思い出したのは、まるで物語が描かれているかのような世界観があるからだと思います。例えば、大人たちの作業を庭に座って見つめている女の子の人形・・・その姿を見ているとなぜか胸のあたりが暖かくなってしまうのです。
 182_diorama02.JPGのサムネール画像そんな作品を作り上げることができるのは、河野さんがジオラマ作りに熱中しはじめる60歳まで、家事や子育てを本当に一生懸命なさってきたからではないでしょうか?家族一緒に過ごすときの会話、近所の人と一緒に作業をするときのやりとり・・・。そんな人々の声が聞こえてきそうな河野さんのジオラマを見ながら、熱中歴以前の人生が、今の熱中人生を灯りのようにほんわかと照らしているように感じました。

 

投稿者:井上あさひ | 投稿時間:18:45 | カテゴリ:あさひの熱中日記 | 固定リンク
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2010年02月04日 (木)セットの楽しみ

181_alien.JPG今回のご出演(ご自宅でロケをしたVTRも含め)で様々な表情を見せてくれた地球外生命体熱中人の深沢優典さん。
 ちょっと怪しげな笑い方、そして「毎日、歯を磨くのは当たり前」とでも言うような表情で「(地球外生命体が)うちに来たのは、たまたまですよう」とおっしゃる様子まで、「目の前の物体は、本当に宇宙からやってきた生命体なのでは??」と思わせるほどの説得力がありました。(ちなみに私は事前の打ち合わせで初めて今回の地球外生命体を見たとき、間違いなく何かしらの生き物だと思いました!)

そんな深沢さんの表情の中で印象的だったのは、作品(地球外生命体)を作っているときの笑顔。まるで子どもが夢中で遊んでいるかのような満面の笑みなのです。(^^)

 工作といえば、思い出すのは小学校の授業や夏休みの宿題。なんとか作り上げていたものの、作ることが楽しかったというような思い出はあまりありません。例えば、「自分が住んでみたい家を作ってみましょう」と言われた場合、「想像すること」と「それを形にすること」の二つのことをしなければならないのは面倒だと思っていたのです。(手先が不器用なこともあり。)
 ではなぜ、深沢さんはこんなに楽しそうに作り続けることができるのでしょうか?それは地球外生命体1体1体の住んでいる環境や生態を、徹底的に想像し作り上げていくからなのかも・・・「作ることって、細部まで想像することとセットになっているからこそ楽しいのでは?」と感じた私。まずは住んでみたい家を細かく想像するところから始めてみようかしら!?

投稿者:井上あさひ | 投稿時間:12:19 | カテゴリ:あさひの熱中日記 | 固定リンク
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2010年02月01日 (月)「熱中」とは人生の「流れ」?農村ジオラマ作り熱中人

今回レポートする「農村ジオラマ熱中人」の放送は
BS2 2010年2月6日(土) 18:00~18:44
BS hi 2010年2月7日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2010年2月8日(月) 12:00~12:44
です!

 

■農村ジオラマ熱中人は87歳!
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農村ジオラマ熱中人の河野操さん。御年87歳。番組史上最高齢の熱中人さんです!

今回、ぼくは「熱中」という言葉について深く考えさせられました。すごいです。必見。

ご登場いただいたのは、農村風景のジオラマを製作することに熱中している河野操さん。

ジオラマづくりに熱中、と聞いてどういう方を思い浮かべますか?ぼくは最初スタッフの方から聞いたとき、自分と同年齢ぐらいの方だろうな、となんとなく思ってました。

ところがどっこい。なんと、河野さんは御年87歳!「熱中時間」にご登場いただいた熱中人さんの中で最高齢です。

ぼくが深く考えさせられた、というのはその年齢のせいばかりではありません。何回かこの熱中倶楽部ブログで書いていることですが、「熱中」はときに「向こう側」からやってくるもので、それは「流れでそうなった」といった感じのものなのではないか、ということです。

まあ、ぼくのゴタクは置いておいて、まずは河野さんの農村ジオラマをご覧いただきましょう!
 

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今回スタジオにお送りいただいた「農村ジオラマ」のひとつ。絹糸を作る、いわゆる養蚕の場面が描かれています。
 
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すごいなあ、と思ったのはある一場面だけでなく、養蚕のプロセス全体が空間に置き換えられている点。これ、ジオラマの神髄じゃないでしょうか。「巻絵」みたいな感じ。
 
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よく「いまにも動き出しそう」という表現がありますが、まさにそれ。
 
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とにかくよくできている!すごい!いくらでもずーっと見ていたい細部の作り込みと全体の構成。
 
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的確な表現じゃないかもしれませんが、作られているものひとつひとつが「かわいらしい」んですよね。ふしぎ。

 

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ただただひたすら感心する一同。

どうですか!これ、ほんと、みなさんに実物を見ていただきたい。

名越先生が「人物に『腰が入っている』」と表現されていましたが、ほんと「いまにも動き出しそう」という言葉がぴったり。

スタジオにお送りいただいたのは、養蚕の場面を描いたものですが、これは河野さんの作ったジオラマ作品のひとつに過ぎません。河野さん、これまでに10作品を作り上げているそうです。

「たった10作品?」って思ったら大間違い。一つ一つが途方もなく大作で、ひとつ作るのに2年かかるそうです!

そしてなによりびっくりするのが、河野さん、熱中歴が27年だ、ということ。

齢87歳で、熱中歴27年。どういうことでしょうか。

 

■「還暦」ってほんとうなんですね
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徳島県徳島市。これまで作った農村ジオラマはここに置かれています。見に行きたい!

 

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今回は恒例「藤岡弘、熱中人探検」なのです。藤岡さん、徳島で感激の図。

なんと、河野さんがこの農村ジオラマを作り始めたのは60歳のとき。

それをきいた名越先生が「還暦ってほんとうなんですね」ということをおっしゃっていましたが、まさに!

60歳から初めて、30年弱。たしかに27年も熱中し続けるということだけでもすごいですが、そのスタートが60歳、というのがまた。これまでの熱中人の方々の基準からすれば、スタートは遅いのですが、熱中歴はかなりのもの。なんというか、ぼくはどうしたらいいんでしょうか?混乱しました。

「あたらしいことをはじめるのに遅すぎるということはない」といいますが、ほんとですね。今回の文章には月並みなセリフが並んじゃってますが、ほんとうにそのとおりなのでしょうがない。

言い古されたからこそ真実であり、真実であるからこそ言い古されるということなのでしょう(←この言い方がまた月並みですが…)。
 


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これは藍染めの行程をジオラマ化したものの一場面。右はカゴの再現。これ、ぜんぶ基本的には和紙で作っているそうです!

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細かくて、時には力が必要とされる場合もある作業なのですが…これはぜひ放送で見てみてください。ほんとにすごいです。

上の写真にある藍染めの行程のジオラマなどは、全27場面!ほかにはお米作りのジオラマもあるのですが、苗代づくりから田植え、収穫、脱穀、精米、なんと最後は出荷まで全場面が作られているというもの!

そのすばらしい作品や、細かい作業の様子などはぜひ放送でご覧いただきたいです。

で、冒頭に書いたぼくが「考えさせられた」のは、河野さんがこのジオラマづくりをはじめた理由にあります。

 

■それまでの人生の流れ全体がそういうふうにさせるのかも

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河野さんのジオラマ製作のためのノート・写真。徹底した調査によってあのジオラマは出来上がっているのです!

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魅力的なスケッチ。実際の農家の方々の作業の様子を見せてもらったり、お話し聞いたりはもちろん、大学の先生に聞きに行ったりもするそうです!

 
河野さんは妹さんから「赤ちゃんばあさん」と呼ばれていたそうです。

その意味は、世間知らず、といったところでしょうか。なんと河野さん、60歳になるまで仕事と家事と子育てなどに忙しく、旅行はもちろん徳島の街にさえ出かけたことがなかったのだというのです。

なにも知らないままではいけない、なにか趣味のようなものがなくてはいけないのでは、と思って60歳の時にはじめたのが和紙人形作り。そしてそれが発展していき、このジオラマに結実した、ということだそうです。

ほんとびっくり。
 

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実際の作業を丹念に見て、歴史も調べた上だからこそこの「いまにも動き出しそうな」完成度なわけです。

 
なぜ「農村ジオラマ」なのかというと、これは河野さんが「自分が生まれた徳島をよく知りたい」と強く思ったからだそうです。

そして、なぜジオラマなのかというと、「なにか趣味を」と思ってたまたまはじめたのが和紙人形だったから。

聞けば聞くほど驚きの連続なわけですが、ぼくは特にこのことに、はっとしたのです。つまり絵でも文章でもなくジオラマなのは、なんと「たまたま」だと。
 

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すごいものを作っている人を見ると、なんとなく強い意志を持って選択し、パワーでもって立ち向かっている人物像を描きがち。

もちろんそういう熱中人も大勢いらっしゃると思うのですが、これまで熱中時間に登場した方々を振り返ってみれば、みなさん河野さんと同じようにきっかけは「たまたま」の方が多い気がします。

「なぜそこまで熱中するのか」という答えがしばしば「たまたまです」に行き着くことに、ぼくらは拍子抜けするのですが、もしかしたらそれまでの人生の流れ全体がそういうふうにさせていて、だからこその「熱中」なのかもしれません。

抗いがたい、というか抗うこと自体を思いつきもしない「流れ」に乗ったら、ここまで来てしまった。熱中とはそういうことなのかもしれません。

だから、河野さんが60歳になってからはじめたのも、べつに特殊なことではなくて、ましてや「遅すぎる」とかそういうものではない。そういう流れだったのだ、と。

ジオラマの素晴らしい出来映えもさることながら、あらためて「熱中するってどういうことか」を深く考えさせられた回でした。ぜひ放送をご覧ください!

 


 

今回の「農村ジオラマ熱中人」の放送は
BS2 2010年2月6日(土) 18:00~18:44
BS hi 2010年2月7日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2010年2月8日(月) 12:00~12:44
です!


 

 

熱中時間では熱中人を募集しています。自薦他薦は問いません。くわしくは【こちら】から。

投稿者:大山編集長 | 投稿時間:15:20 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2010年02月01日 (月)のこぎり演奏熱中人・稲山訓央(いなやまくにお)さん

nokogiri02.jpgノコギリ演奏…聞き慣れない言葉ですが、実は海外では盛んで、プロの演奏家もいるという、知る人ぞ知る演奏法。 木を切るものと誰もが思っているノコギリから、紡ぎ出されるその音色は、意外や意外、美しく心に響くものです。

今回の熱中人、稲山訓央さん(41)は独学でこの演奏法を極め、滋賀で活動をしています。滋賀に住んだのも、演奏に集中するために環境にいい琵琶湖の近くを選んだとか。

稲山さんはノコギリを愛してやまず、まさにノコギリ中心の生活。ノコギリの音色を多くの人に知って欲しい、とコンサートなど精力的に開いています。

そんなノコギリ三昧の稲山さんが、いつも心に留めている言葉があります。

「人生はノコギリだ、押してダメなら弾いてみな」

この言葉はどういう意味か…は、是非番組でご確認ください!

 

nokogiri01.JPG番組では、稲山さんの“夢”に向けたチャレンジも追っています。実はノコギリの音色には、他の楽器とは一線を画す秘密があるのです。

 ノコギリの音色がどういうものかを大学で分析し、それを受けて稲山さんがどんなチャレンジをするのか…今回はちょっと心がほっこりする話です。

これであなたも、多分…ノコギリの音色にハマることうけあいです!

 

スローハンド
ディレクター 
上原茂徳

 

投稿者:ディレクター | 投稿時間:12:43 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2010年01月23日 (土)未来からテレポートしてきた地球外生命体熱中人

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 地球外生命体に熱中している深沢さん。彼の家にときおりテレポートされてくるという未来からの届け物。それらはコレクションされ、しっかりと保管されているのですが、、、なかなか説得力のある設定でした(笑)。
 想像力はアートに一番大切なもの。地球外生命体のことを考えれば、次から次へと制作意欲がわいてくる深沢さんのイマジネーションは感動です。あそこまでしっかり自分の世界観があれば、この先もまだまだコレクションは増え続けていくことでしょう。。
 今度僕も宇宙のことを想像して絵を描いてみたいなーと思いました。

投稿者:ミヤザキケンスケ | 投稿時間:18:44 | カテゴリ:ミヤケンの目 | 固定リンク
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2010年01月18日 (月)チリモン熱中人・藤田吉広さん

chirimon01.JPG「チリメンモンスター」ってご存知ですか?チリメンジャコ(シラス干し)に混じっている、怪物のような形をした変な物のことです。「チリメンジャコ」に混じった怪物=「モンスター」だから「チリメンモンスター」、略して「チリモン」。チリメンジャコに小さなイカなどが混じっていたりすると、なぜか得をした気持ちになることってありますよね…あれです。

 今回の熱中人・藤田吉広さん(40歳)は、チリメンジャコの中からチリモンを探して分類するチリモン実習講座を考え出し、5年間で全国的ブームを巻き起こした人です。その講座では、普段目にするチリメンジャコから、海の生き物の不思議さや多様性がわかり、子供たちは興味津々。大人までも夢中になります。身近な食べ物の中にも自然界の驚異に触れる扉が潜んでいることを伝えたく始めたそうです。

chirimon02.JPG藤田さんがチリモン実習講座を考えたきっかけは、自分自身の子供の頃の体験にありました。小学校低学年のある日、夕食の食卓にのぼったチリメンジャコの中に不思議なものが混じっているのを見つけたのです。それは、まるで怪獣のような物体で、顕微鏡で観察して図鑑と照らし合わせたところ、その正体はカニの子供(ゾエア幼生)だということを知りました。
 カニとは似ても似つかない形は、カニが大人になるまでに幾度か変態を繰り返し姿形や体の機能を変えていくからだったのです。少年時代の、生き物の世界との衝撃的な出会い。その感動を今の子供たちにも体験してもらいたいと、チリモン実習講座を始めたのでした。
 藤田流チリモンの分類は生物分類学そのものです。皿の上に広げたチリメンジャコから、まず背骨の有無で魚の仲間、「脊椎動物」を取り分けます。次に目をつけるのが、カニやエビなど甲殻類に代表される、脚の関節部が節になった「節足動物」。さらに、イカやタコなどの「軟体動物」、そして「棘皮動物」と分けていきます。

 

chirimon03.JPGチリモンの中でも特に藤田さんが惹かれるのが節足動物。子供の頃に初めて見たカニの子供(ゾエア幼生)など、エビやカニの仲間です。節足動物は成長の過程でどんどん変態を重ねていきます。人や魚などの脊椎動物と違って、なぜ節足動物は変態するのだろうか…?泳ぐための肢が変態すると触角に変わるなど、その段階ごとに理にかなった機能的な形になるのはなぜか…?そんな疑問を抱き、まだ解明されていない謎に想像をふくらませるのが何よりの楽しみだそうです。
 
ところでチリモン熱中人の藤田さんは、子供の頃に出会い、その後の人生を決定づけたともいえるゾエア幼生の生きた姿を見たことがありません。一度でいいから、生きて動く姿を見たいと、シラス漁の船に同乗させてもらい、漁に同行します。海から揚がったばかりのチリモンたち、その中に生きたゾエア幼生が、果たして見つかるのでしょうか…。

さらに、はるか昔の節足動物の祖先を求めて化石探しまでも行う藤田さん。チリメンモンスターへの探究心は尽きることがないようです。

 

メディア総合研究所

ディレクター 池田邦夫

投稿者:ディレクター | 投稿時間:17:39 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2010年01月18日 (月)いつか出会えますように

179_overseas_wakaba.JPG運転免許を取得した私は、少しでも早く運転に慣れた人たちの仲間に入りたくて、若葉マークを外せる日を楽しみにしていました。しかし、道路に落ちている若葉マークを集めているアーサー・ビナードさんは、「若葉マークをつけている初心者を温かく見守るなんて、日本人は優しい」と感じたのだそうです。
確かに!初心者だった私も周囲の運転者から見守られていたんですよね~。(しみじみ…)こうしたことは外国の方だからこそ感じることできるのだと思います。

アーサーさんの若葉マークコレクションの中に、たまたま私の誕生日の日付が書かれたものがありました!平均すると一年に6~7枚しか巡り会えない若葉マークなのに、私の誕生日にアーサーさんに拾われたものがあり、さらにそれを拾ったアーサーさんに今回お会いすることができた…これって考えてみるとものすごく奇跡的なことかもしれません。アーサーさんが、若葉マークを拾う度に「表情が異なる一枚との出会い」を感じているように、私が日々出会っている方、一人一人は、そうした「ご縁」のある方々なのだなあ、と改めて感謝することができました。アーサーさんとの出会いに乾杯!

 

179_overseas.JPGお二人目は「ここに河童がおる(いる)!」とおっしゃるアダム・ウェストンさん。

岡山出身の私も「お姉ちゃんはまだ学校におる!」などと言っていたので、アダムさんが話す高松弁を聞いてとても嬉しくなりました(勝手に親近感!というもの?)。
ところで、実は私も会ったことがあります!アダムさんが大好きな河童!ではなく、河童を愛する人に!です。初任地の鳥取県で、『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家の水木しげるさんのふるさと・境港市を訪ね、河童の伝説が残る川について地元の方とお話ししました。すると、「(この川は)夕方になると人気もなくて本当に河童がいるように感じる場所だし、親は子どもに『河童にいたずらをされないように早く家に帰ってきなさい』と言っていた。河童という存在を信じ、またその存在を恐れながら行動する、昔はそうした心の余裕があったと思います」とのこと。

河童を含め様々な妖怪を愛する境港の皆さんとお話ししていると、今なお、そうした心の余裕がある方たちだと感じたのを思い出されました。河童を愛するアダムさんにお会いしたことで、そんな幸せな気持ちにさせて頂くことができたのです。よって!私も河童の存在を信じたいと思います!いつか見えるかなあ。(怖いような…)

投稿者:井上あさひ | 投稿時間:17:20 | カテゴリ:あさひの熱中日記 | 固定リンク
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