2009年11月23日 (月)鉄分補給スペシャル2009 「トイレタンク熱中人」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
BShi 2009年11月28日(土) 16:00~17:29
BS2(再) 2009年12月27日(日) 10:00~11:29
です!

 

■自分の中学生時代を振り返って、悔やんじゃう
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「かっこいい」っていうのはこういう人のことを指すんだぜ、お嬢さん。

またまた来ました!若い熱中人さんの登場です。

おいでいただいたのは今野優作さん。中学2年生。この方がおどろきの熱中人なんですよ。

個人的には今回のこの「鉄分補給スペシャル2009」のなかで一番エキサイトしました。

いや、103系も興奮したしなー。いやいや、発車メロディーも感動した。車窓撮影もすごかったし。

まあ、要するにいずれもすごかった。だけど、今野さんの熱中しているものには、スタジオのだれもが度肝を抜かれたはず。びっくりした。

それにしても今野さん、中学2年生ですよ。そういえば最近、熱中時間にはティーンの熱中人がしばしば登場します。例えば換気扇熱中人の津島さん縄文時代熱中人の河西さん電柱熱中人の須賀さん。彼らを見ていると、なんだか、こう、あせるんですよね。彼らが今のぼくの年齢になったら、ものすごい熱中歴の持ち主になるわけじゃないですか。ああ、どうしてぼくも中学生ぐらいから団地に目覚めなかったのか、って。何か間違ってますかね。

 

■研究員一同、理解不能(向谷さんは除く)

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「これです」とトイレタンクを示す今野さん。すごく怪訝そうな表情の薬丸所長。

さて、今野さんが熱中しているのは、なんと「トイレタンク」。

トイレタンク、そういうのもあるのか。鉄道趣味の世界は広い。広すぎるにもほどがある。

トイレタンクとは、トイレ付きの車両がありますが、とうぜんその排泄物をためておかなくてはならない設備が車両の下に付いているわけでして、それのことです。

今野さんは小学生の頃、Nゲージにトイレタンクが付いているのを見て以来、トイレタンクの虜だそうです。

研究員一同「なんで?どこがいいの?」って繰り返し今野さんに尋ねるんだけど、「形がいい!」と繰り返すのみ。いいねえ!たぶん熱中人って、なんでそれの虜になってしまったか答えられないのが普通だと思うんです。今野さん、本物だ!って思いました。世間の大多数に怪訝な顔されても気にするな!がんばれ!

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今野さんお気に入りのトイレタンク。485系のもの。485て。この収録時は、薬丸所長、すっとこんな感じの表情でした。

 

■設備とリアリティ
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向谷さんは、早い段階で理解を示しておりました。さすが!

ぼくが今野さんのお話で興味深かったのが「トイレタンクが付いていないとスカスカで物足りない」という発言。

それに対して、向谷さんが車両床下の設備がリアリティを支えている、という趣旨の解説をされていて、なるほど!と思いました。

ぼくがはたと思い当たったのが、たとえば、団地の絵を描くとするじゃないですか(またぞろ団地の話ですみません)。たぶん団地をじっくり見ていない人(まあふつうはじっくり見ないですけど)は、壁面に窓が並んでいる様子などを描くにとどまると思うんですよ。

たしかに団地とは、多くの人が効率よく住めるように作られたものなので、すなわち「窓が並んでいる」というのは団地の定義そのものといってもいい。でも、そういう絵にはリアリティがないんですね。

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「この列車だとここですね」とすぐさま指し示す今野さん。たぶん今野さんが見ている車両とぼくらが見ているそれとは全然違う世界なんだろうなー。そして薬丸所長の表情に注目。

なぜか。それは「定義」とか「機能」で考えて絵にするとき、そこには「意味」が描かれているだけで、「形」ではないんですね。

実は、「形」のリアリティを支えるのは、もっとささいな(でも実は重要な)ディテールだったりします。団地だったら、ベランダのパラボラアンテナとか室外機とか、屋上の植木だったり、ケーブルの引き込み線だったり、ハト避けのトゲトゲだったり。そういう「設備」が重要。

鉄道でいえば、まさに今回の「トイレタンク」がそうなんじゃないか、と思ったわけです。神は細部に宿る。鉄道の神はトイレタンクに宿っているかもしれない。いや、それは言い過ぎか。

 

■話しぶりもとても魅力的

それにしても、今野さんの話しぶりには感動しました。中学生でテレビに出て話すって、相当緊張すると思うんですよ。でも、今野さんはすごく生き生きとお話ししていました。その熱意あふれるナチュラルな話しぶりはとても魅力的。

「トイレタンクに熱中」ってきくと、特に中学生ぐらいだと女の子なんかは引いちゃうかもしれないけど、それは大きな間違いだよお嬢さん。今野さんのような、こういう人のことをかっこいい、っていうんだぜ。って誰に向かってぼくは語りかけているのか。

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今野さんがお持ちになった、これまで撮影したトイレタンクの写真。その撮影の様子もすごく面白いので、放送で見てみてください!

 

■実物のトイレタンクの登場サプライズ
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実物のトイレタンク出現にエキサイトする今野さん。なんと、このタンク「使用済み」(もちろん徹底的に洗浄消毒してますが)。それを聞いて、おちつけ、とばかりに止めようとする薬丸所長。


今回は、今野さんへのサプライズとして、なんと実物のトイレタンクをスタジオに持ってきました。彼もこうやって触れる距離で単体で見るのは始めてとのこと。

そう、「触れる」んですが、実はこれ、新品じゃなくて使用済み!もちろん徹底的に洗浄してありますが、出演者はそれを聞いたら引いてました。そりゃそうだよね。

しかし、そんなことはまったくおかまいなく、目を輝かせて各部をのぞき込んだりいじったりする今野さん。このときの彼の驚きようと喜びようは、見ていて気持ちよかったほど。

 

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今野さんのあまりの興奮ぶりに大受けの江川さん。


すごい、と思ったのは、この単体のトイレタンクを見て今野さんが「いつもは車両のオマケがついてますから」と言ったこと。そう、つまり彼にとっては、トイレタンクが主であって、車両のほうがオマケなのね。

あと、「トイレタンク触ったのは始めて?」と聞かれて、鉄道博物館に展示されている車両のものを触ったことがある、と答えたのには笑いました。たぶんそこに触れるのって、今野さんぐらいじゃない?鉄博で。

 

■収録後も夢中
収録後の今野さんのトイレタンクへの夢中っぷりもよかったです。
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出演者のみなさんにサインをもらっていた今野さん。見れば江川さんはトイレタンクの絵を!

収録後もトイレタンクにかぶりついていた今野さん。「持って帰って部屋に飾りたい」と言ってました!

そして、帰り際には出演者のみなさんにサインをもらっていたのですが、漫画家江川さんのサインが、なんとトイレタンクの絵。すばらしい!

 

ほんとにすばらしい熱中人の今野さん。今思えば、たぶんぼくが中学生のころにも、クラスにこういう素敵なヤツっていたんだろうな、と思いました。

でも当時の年齢だとなかなかそういう趣味って理解しがたいから、見逃していたんじゃないかなー、と。もったいない。

今野さんの同級生の諸君、彼はすごい人だよ!仲良くしておかないと大人になって後悔するよ!


 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
BShi 2009年11月28日(土) 16:00~17:29
BS2(再) 2009年12月27日(日) 10:00~11:29
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熱中時間では熱中人を募集しています。自薦他薦は問いません。くわしくは【こちら】から。

投稿者:大山編集長 | 投稿時間:22:28 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月17日 (火)補給の効果

「鉄分補給スペシャル」、おかげさまで4回目でございます!

しかしながら、井上は初めての担当ですので、入念に準備をして臨みましたっ!

といいましても鉄道博物館で実際にモーターを動かしてみたり、過去3回分の鉄分補給スペシャルを見て大笑いしたり、3歳の甥と鉄道模型を組み立てて遊んだりしただけ。(えへっ!すみません。)

 

そんな私ですが、今年の鉄分補給スペシャルもとても楽しく、楽しい番組にしてくださった鉄道熱中人の皆さんへ(スタジオに来てくださった100人の方も含め)感謝の気持ちを込めてお送りします!

 

tetsubun01.JPGまず「発車メロディー録音熱中人」の折原宗一郎さん。

ご挨拶をしたとき「身長が高いんですねえ。」と私。「ええ、18㎝あります。」と折原さん。
その長身の折原さんが長い棒についたマイクを持って800もの駅で発車メロディーを録音しているのです。(折原さんだから余裕で届いているように見えますがスピーカーは結構高いところにありますよね。大変な作業です。)

印象的だったのは、普段はとにかく笑顔が爽やかな折原さんが、録音した音を確認しているときの表情の真剣さ!「聞き分けのいい男」と紹介させて頂きましたが、まさに様々な発車メロディーを聞き分けて楽しんでいるのが伝わってきました。

私も「聞き分けのいい女」に一歩でも近づくべく、発車メロディーが鳴り響くホームではスピーカーの真下に立ってみようかな、と思った次第です。(普段から聞き分けのいい方ではありますが。m(_ _)m)

 

tetsubun_103.JPG「103系撮影熱中人」の永尾信幸さんもまた笑顔がステキ!(って同じような書き出しですが皆さん共通なんですもの!)

永尾さんから教えて頂いたこと、それは「愛し方」です。

103系の全車両、全方位、さらに変化まで撮影すること。それはまさに「添い遂げる」ことではないでしょうか!(永尾さんはまだまだ現在進行形ですが。)

相手のことを知り尽くし全てを受け止め、少しの変化も見逃さずに見つめ続ける、ということですよねえ、永尾さん。(きゃっ。)そんな風に愛したいと思える相手が見つかりますように(仕事は忘れておりません!コホン。)

 

 

tetsubun_kirikusha.JPGそんな思いで「軌陸車熱中夫婦」の森岡誠治さんと直子さんにお会いしたものですから、うらやましいことこの上ない私でございました。(笑)でも、スタジオの100人の熱中人の皆さんも同じ気持ちですよね?(「お~!」実際の反応です。)

お二人に感謝申し上げます!なぜなら、飾らない普段のままの姿で出演してくださったからです。スタジオで軌陸車を走らせるため線路上に鉄輪をぴったりセッティングするリハーサルでは、「もう少しこっちだってば!」「何㎝って言わんと分からん!」と、ちょっとしたケンカになっていたお二人。本番でもそのままの雰囲気だったからこそ、直子さんの「鉄道には興味がないけど、夫が楽しそうにしているのを見るのが好き」という言葉に本物の重みが感じられたのだと思います。やっぱりうらやましい!軌陸車に乗って~い~つま~で~もお幸せに

 

tetsubun_toilet_tank.JPG「トイレタンク熱中人」の今野優作さんはと~っても明るい中学2年生でした!

その様子をニコニコしながら見守っていたのはスタジオに来てくださったご両親。「一つのことに熱中できるのはいいことだと思う」とおっしゃるお父様はとても嬉しそうでした。そのようなご両親だからこそ、「トイレタンクが好き」と真っ直ぐに、しかも楽しそうに言える今野さんが、「今ここにいるのだなあ」としみじみ感じました。

子どもが親のたっぷりの愛情を受けてすくすくと育つのと同じように、熱中人の皆さんもまた、周囲の愛情によって育まれてきたのかもしれないですね。(^O^

 

tetsubun_window_view.JPGポーズが印象的だった「寝台列車車窓撮影熱中人」の五十嵐竜一さん。

ポーズというのは、寝台列車の客室のベッドの上で、膝を抱えて体育座り(お山座り、などともいいますね!)をしている姿です!それが、五十嵐さんという熱中人の全てを物語っているように感じたのです。

というのも、五十嵐さんがほんの少しの雑音にも気をくばりながら撮影に集中するのは、「時間がない方や病気で外出できない方にも車窓の景色を楽しんでほしい」という優しい思いが根本にあることを知ったから。実際に寝台列車に乗ったような気分を味わってもらうために、とことんこだわる心意気に感激しました。副所長もまた、熱中人の魅力をそのまま伝えるべく精進してまいります!

 

tetsubun_shokuminkido.JPG収録後、「殖民軌道熱中人」の田沼建治さんに、「北海道の開拓の歴史も満足に知らず、殖民軌道というものは初めて知りました。」と、おずおずと申し上げたところ、「そりゃ、そうですよ」と温かい笑顔でおっしゃいました。私は、この会話で田沼さんの愛情の深さを実感したのです。

自身の日常生活を振り返ってみると、目に見えるもの(今日の夕飯や、明日の仕事の打ち合わせ、今週末のショッピングの予定などなど)について考えることが多く、遠くに住んでいる友人や、先祖のことなど、今、目の前にない存在について思いを巡らすことは圧倒的に少ないことに気付きます。そんな私は、今や跡形も無い殖民軌道を追い続ける田沼さんの姿に、底知れぬ深い愛情を感じたというわけです。

こうして「鉄分補給スペシャル2009」では、「姿のないものを想う尊さ」まで教えてもらえた副所長でございます。ぜひ皆さん、今回も思う存分、鉄分補給!してみてください!!

投稿者:井上あさひ | 投稿時間:12:20 | カテゴリ:あさひの熱中日記 | 固定リンク
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「殖民軌道熱中人」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■北海道開拓の影の立役者に自らを重ね合わせる
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「殖民軌道」に熱中している田沼さん。物静かな語り口の中に…

みなさん、「殖民軌道」ってご存じでしたか。ぼくは知りませんでした。

って、「○○ってご存じでしたか」っていう文章を、ぼくは何回書けばいいのでしょう?ほんと、鉄道熱中人の世界は広大です。知らないことばかり。

この殖民軌道、とは戦前から昭和40年代まで、北海道だけを走っていた簡易的な線路のこと。

線路、といってもぼくら素人が想像するような「鉄道」が走っていたわけではなく、馬が動力。北海道に入植した開拓民の交通・物流のために敷かれたものだそうです。つまり、北海道開拓の歴史を支えた立役者。

 

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殖民軌道は、北海道内でも東部と北部を中心に敷かれていたとのこと。「道東はほぼトレースし終えた」と淡々と語る田沼さん。すごい!


おはずかしながら、ぼくは全く知らなかったのですが、スタジオの100人の鉄道熱中人の多くが知っていたようです。さすが!

もちろん、もう今は機能していない、この殖民軌道。この跡を探すことに熱中しているのが田沼さんなのです。

 

■調べて調べて、そして現場に行くと
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ロケで見つけた殖民軌道の跡。素人目には、ただの林です…

実際に北海道の大地で軌道の跡を探す田沼さんに同行したロケが、すごい。まるでなにかの修行のよう。というのは、素人目には「何もない」んですよ。

記録も残っていないことが多く、田沼さんいわく「繊細な線路」なので、物理的にもその跡をとどめていない。地元の方を訪ね歩き、手がかりを探す。この熱中ぶりはすばらしいです。頭が下がります。

現場での田沼さんの姿に、心打たれました。苦労の末ようやく見つけた(というか、素人目にはそれが"見つかった"のかどうかも全然分かりませんが)殖民軌道跡を前に、じっと目を閉じ、当時の姿に思いをはせる田沼さん。

馬が荷物を引く姿が見える、とおっしゃっていました。

これ、すごいなあ、と思いました。「現場に行って想像する」という行為って、とてもすてき。現場にしかない圧倒的なディテールが、調べに調べぬいた結果自分の中に生まれたある情報と結びつくと、ほんとに何かが見えるんだと思います。

 

■「楽しくはない。つらい」とおっしゃる!

その行動のすごさと裏腹に、物静かに語る田沼さん。ぼくが一番印象的だったのは、この殖民軌道を探し、トレースしていくことは「楽しくはない」「つらい」「でもハマって抜け出せない」とおっしゃったこと。

「鬼気迫る」とでも表現したらいいのでしょうか。でも、お話しする姿はすごく穏やかなんですよね。

「役目を健気に果たし、そして人知れず消えていく殖民軌道と自分の人生が重なる」とおっしゃる田沼さんの熱中ぶりは、ぜひ放送で!


 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:06 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「寝台列車車窓撮影熱中人」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■車窓の風景には魔法がある。どんな列車の車窓にも。
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職人といっていいと思います。車窓撮影熱中人の五十嵐さん。

寝台列車の車窓からの風景を撮影することに熱中しておられる、五十嵐さん。写真じゃないですよ。動画です。出発から到着までずっと撮ってます。

五十嵐さん、ご自身のウェブサイトでその映像を公開しておられます。→【車窓.com

実は、ぼく、このサイトは何回か拝見したことがありまして。すごいなあ、と思っていたのでした。みなさんもぜひご覧ください。

番組では寝台列車の車窓に焦点を当てて紹介させていただいていますが、サイトご覧いただければ分かりますが、五十嵐さんは他にも様々な種類の列車の車窓から風景を収めています。

個人的には、夜行列車である「ムーンライトながら」の車窓風景が好きです。お金がない学生時代によく乗ったもの。見てると色々思い出しちゃって、気がつくとじーっと見入ってしまいました。ほんとふしぎ。なんだろう、この思わず見ちゃう、この感じ。車窓の風景には、なんか、魔法がかかってるよね。

 

■人それぞれ、いろいろ思い出すんじゃないかな

さて、いままでの熱中人さんのなかでも、五十嵐さんのこの熱中ぶりを説明するのは非常に難しい。実は、いまこれを書きながらとても困ってます。

とにかく、五十嵐さんのサイトと、放送をご覧いただきたいです。見ればすぐに分かる。でも見なければいくら説明しても分からない。車窓の風景の魅力って、そういうものだと思います。だれにでも車窓からの風景には思い出がある。

石井さんが実際に寝台車に同乗して、撮影の様子を報告しているロケ映像が、びっくりの内容です。ひと言で「車窓を撮る」っていっても、実際やるとなるととてもたいへん。五十嵐さんのすばらしく美しい映像がいろいろなノウハウと苦労の末に撮られていることがよく分かります。

とまあ、いくら説明してもやっぱりなかなか伝わりづらいですが、ひとつだけ、ぼくが五十嵐さんの熱中ぶりを見て思ったことを。

車両という「オブジェクト」、線路や時刻表などの「システム」、などなど。鉄道趣味の広大な世界はいずれも興味深いですが、この車窓という「風景」は、多分ぼくのような門外漢にとっていちばん分かりやすい列車の魅力なんだと思いました。

大事なのは、これがあくまで「列車の」風景であるという点だと思います。五十嵐さんが「景色好き」ではなくて、あくまで鉄道の車窓風景が好きなのだ、とおっしゃっていたときに、なるほど、と思ったのです。

鉄道って、なにより「移動」であって、そして移動とは「空間」であって同時に「時間」である、と。それがもっとも端的に分かりやすい形で示されるのが車窓なんじゃないか、と。

だから、五十嵐さんの映像には乗っている列車の映像は出てこないけど、それでもこれこそがある意味最も列車の魅力を映し出しているものなんじゃないかと思いました。

…えーと、ながながと書きましたが、要するに、五十嵐さんの映像は素晴らしいので、ぜひ放送見てください、ってことです。


 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:05 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「トイレタンク熱中人」

 

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■自分の中学生時代を振り返って、悔やんじゃう
tetsubun4tanks01.jpg
「かっこいい」っていうのはこういう人のことを指すんだぜ、お嬢さん。

またまた来ました!若い熱中人さんの登場です。

おいでいただいたのは今野優作さん。中学2年生。この方がおどろきの熱中人なんですよ。

個人的には今回のこの「鉄分補給スペシャル2009」のなかで一番エキサイトしました。

いや、103系も興奮したしなー。いやいや、発車メロディーも感動した。車窓撮影もすごかったし。

まあ、要するにいずれもすごかった。けれど、今野さんの熱中しているものには、スタジオのだれもが度肝を抜かれたはず。びっくりした。

それにしても今野さん、中学2年生ですよ。そういえば最近、熱中時間にはティーンの熱中人がしばしば登場します。例えば換気扇熱中人の津島さん縄文時代熱中人の河西さん電柱熱中人の須賀さん。彼らを見ていると、なんだか、こう、あせるんですよね。彼らが今のぼくの年齢になったら、ものすごい熱中歴の持ち主になるわけじゃないですか。ああ、どうしてぼくも中学生ぐらいから団地に目覚めなかったのか、って。何か間違ってますかね。

 

■研究員一同、理解不能(向谷さんは除く)

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「これです」とトイレタンクを示す今野さん。すごく怪訝そうな表情の薬丸所長。

さて、今野さんが熱中しているのは、なんと「トイレタンク」。

トイレタンク、そういうのもあるのか。鉄道趣味の世界は広い。広すぎるにもほどがある。

トイレタンクとは、トイレ付きの車両がありますが、当然その排泄物をためておかなくてはならない設備が、車両の下に付いているわけでして、それのことです。

今野さんは小学生の頃、Nゲージにトイレタンクが付いているのを見て以来、トイレタンクのハマったそうです。

研究員一同「なんで?どこがいいの?」って繰り返し今野さんにたずねるんだけど、「形がいい!」と繰り返すのみ。いいねえ!たぶん熱中人って、なんでハマってしまったのか答えられないのが普通だと思うんです。今野さん、本物だ!って思いました。世間の大多数に怪訝な顔されても気にするな!がんばれ!

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今野さんお気に入りのトイレタンク。485系のもの。485て。この収録時は、薬丸所長、ずっとこんな感じの表情でした。

 

■設備とリアリティ
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向谷さんは、早い段階で理解を示しておりました。さすが!

ぼくが今野さんのお話で興味深かったのが「トイレタンクが付いていないとスカスカで物足りない」という発言。

それに対して、向谷さんが車両床下の設備がリアリティーを支えている、という趣旨の解説をされていて、なるほど!と思いました。

ぼくがハタと思い当たったのが、たとえば、団地の絵を描くとするじゃないですか(またぞろ団地の話ですみません)。たぶん団地をじっくり見ていない人(まあふつうはじっくり見ないですけど)は、壁面に窓が並んでいる様子などを描くにとどまると思うんですよ。

たしかに団地とは、多くの人が効率よく住めるように作られたものなので、すなわち「窓が並んでいる」というのは団地の定義そのものといってもいい。でも、そういう絵にはリアリティーがないんですね。

tetsubun4tanks05.jpg
「この列車だとここですね」とすぐさま指し示す今野さん。たぶん今野さんが見ている車両とぼくらが見ているそれとは全然違う世界なんだろうなー。そして薬丸所長の表情に注目。

なぜか。それは「定義」とか「機能」で考えて絵にするとき、そこには「意味」が描かれているだけで、「形」ではないんですね。

実は、「形」のリアリティーを支えるのは、もっとささいな(でも実は重要な)ディテールだったりします。団地だったら、ベランダのパラボラアンテナとか室外機とか、屋上の植木だったり、ケーブルの引き込み線だったり、ハト避けのトゲトゲだったり。そういう「設備」が重要。

鉄道でいえば、まさに今回の「トイレタンク」がそうなんじゃないか、と思ったわけです。神は細部に宿る。鉄道の神はトイレタンクに宿っているかもしれない。いや、それは言い過ぎか。

 

■話しぶりもとても魅力的

それにしても、今野さんの話しぶりには感動しました。中学生でテレビに出て話すって、相当緊張すると思うんですよ。でも、今野さんはすごく生き生きとお話ししていました。その熱意あふれるナチュラルな話しぶりはとても魅力的。

「トイレタンクに熱中」ってきくと、特に中学生ぐらいだと女の子なんかは引いちゃうかもしれないけど、それは大きな間違いだよお嬢さん。今野さんのような、こういう人のことをかっこいい、っていうんだぜ。って誰に向かってぼくは語りかけているのか。

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今野さんがお持ちになった、これまで撮影したトイレタンクの写真。その撮影の様子もすごく面白いので、放送で見てみてください!
個人的にとてもぐっときた、トイレタンク熱中。個々に書きたいことがたくさんあるのですが、それは放送後にまた、このページで。まずは放送をご覧ください。ぜひぜひ。

 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「軌陸車熱中夫婦」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
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■すべての熱中人にとっての憧れでは
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「軌陸車」なるものに熱中している森岡さんご夫婦
我が熱中時間にはこれまで500人以上の熱中人さんにご出演いただきましたが、その多くの方々にとって問題なのが、家族関係でした。

いや、逆か。問題はご家族の方にとっての熱中人さんかな。

いずれにせよ熱中していることをご家族に理解してもらうのはなかなか難しいもの。みなさん苦労してます。

いや、逆か。苦労してるのはご家族のほうか。

そんななかで、ときおりご夫婦で仲良く熱中、という方もいらっしゃいます。今回ご登場いただいた森岡さんご夫婦もそんなすてきな熱中人さん。

うらやましい。

 

■乗ってみたい、軌陸車

さて、おふたりが熱中しておられるのは「軌陸車(きりくしゃ)」。

軌陸車って、みなさんご存じですか?ぼくは知りませんでした。どういうものかというと、下のようなもの。

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これが軌陸車!線路の上を走ることができるクルマ。というか、スタジオで実際走るところを見ることができるとは!

 

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線路の上を走れる秘密はこの鉄輪。どうやって動作するか、や、線路の上を走る様子はぜひ放送で。

 

そう、軌陸車とは線路の上を走ることができるクルマのこと。鉄道の保線作業などのために存在する自動車だそうです。

収録前にスタジオに入ったとき「なんで線路が?」とびっくりしたんですが、これのためだったとは。なんでもちゃんとした専門の業者さんにお願いしたそうです。すごい。

なんでこんなものをお持ちなのか、などの謎は放送で、ぜひ。

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試乗させてもらった薬丸所長と平山さん。いいなー。

ぼくが印象的だったのは、試乗させてもらった平山あやさんが「浮いているみたい」と言っていたこと。

そうか、線路ってけっこう高さがあって、かつ枕木に乗っているから、そう感じるわけだ。その感想に対して森岡さんが「鉄橋はすごく怖いですよ」とおっしゃっていて、あのスカスカの鉄橋をこれで走ったら、なるほど、それはいかにも怖そうだ!と思いました。

ていうか、これで鉄橋走ったことあるんだ。さすが。

 

■100人の鉄道熱中人からのためいきと笑い声
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スタジオの100人の鉄道熱中人さんの反応がとても面白かった。

森岡さんご夫婦のお話のハイライトは、実は奥様は全く鉄道に興味がない、というびっくり発言。だんなさんは筋金入りの鉄道熱中人なんですが、奥様はぜんぜん。

じゃあ、なんで一緒になってあんなに熱中しているのか?それに対する答えがすばらしかった。スタジオにおいでいただいた100人の鉄道熱中人のみなさんの反応も、おもわずためいき。

あと、それに関連してもう一つ個人的に非常に興味深かったのが、森岡さんご夫婦のなれそめ話に対する、100人のみなさんの反応。

なれそめ話じゃなくて、それに対するみなさんの反応が、です。

そのエピソードを聞いたみなさんの笑い声が面白かったんです。こう、なんというか、苦笑混じりというか、自嘲の混じった、というか。たぶん、鉄道熱中人ならみなさんやってしまいがちなデートだってことなんじゃないかと。みんな身に覚えがあったのでは。

まあ、ぼくも人のこと言えないですけど!

 

■うらやましいおふたりのやりとりを、ぜひ放送で!

ともあれ、多くの熱中人のあこがれ。うらやましいおふたりのやりとりをぜひ放送でご覧ください。

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線路にぴったりと位置を合わせないといけなくて、なかなか運転が難しい軌陸車。運転席のだんなさんに向かって奥様が位置の指示をするんですが、それが面白かった。

 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:03 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「103系撮影熱中人」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■60万枚の写真を撮らなきゃならない計算に
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103系撮影熱中人の永尾さん。一度、撮影に同行してみたいと思いました。すばらしいよ、永尾さん。

いやいや、ほんと、永尾さんの熱中ぶりには感動しました。いや、どの方の熱中ぶりも感動なんですが。

実は収録前に、永尾さんに「わたしのやっていることは、大山さんぐらいにしか分かってもらえないんじゃないかと」と言っていただきました。(向谷さんは除く)

こういうの「かいかぶり」っていうんでしょうか。永尾さんのような熱中人にそう言っていただけるとは、たいへん光栄だと思いました。

いや、でも、たしかにこれにはぐっと来ましたよ!すごいよ!

 

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永尾さんが34年間撮り続けている103系とは、これ。みなさん、103系ってわかります?

 

永尾さんは103系という車両の写真をなんと、34年間にわたって撮り続けている熱中人さん。

103系って、みなさんご存じですか?ぼくは知らなかったです。

上の写真を見ていただけると分かると思うのですが、103系とは、まあ言ってしまえば「よく見るふつうの通勤電車」です。この、門外漢にはなんてことないふつうの車両、永尾さんはこれを一両一両すべて写真に収めてきたのです。

一両一両、ですよ。一両一両。

いったいどれだけの103系の車両があるのかとお聞きしたところ、その数なんと3600以上。そのうち、永尾さんは99%以上にあたる3605両を撮影したそうです。

すごい。

しかも、これだけじゃない。

 

■見た目が変わったら、同じ車両でも撮り直す

103系についての詳しいことや、永尾さんの素晴らしい写真の数々は、ぜひ永尾さんのホームページでご覧ください。→【103系電車の総合研究サイト CLUB103

で、永尾さん、一両一両撮るだけじゃなくて、なんと車両の見た目が変わったらまた撮り直すのだそうです。

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3600以上ある103系のうちのひとつ。5つとも車両番号が「128」と同じ。こうやって色が塗り替えられるなど、見た目が変化したら撮り直す、というわけ。すごい!すごいよ!

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よく見ると、色だけでなく様々な部分が変わっている。ふつうは気がつかないよねえ。

 

この「見た目が変わったら撮り直す」というルールに従うと、撮影しなくてはならない103系のバリエーションは推定10万になるそうです。

10万!じゅうまん、ですよ!気が遠くなる。

永尾さん、今まですでに5万ぐらい撮っているそうで。すごい。

さらに!これだけではなかった!

 

■"典型""ふつう"なものをタイポロジー的に撮る楽しみ
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なんと、一両に対して6方向から撮るというルールも!ぎゃー!

なんとさらに、10万ものバリエーションが予想される、その一両一両に対して、左のように6方向から撮るという全方位撮影を行っているそうです。

すばらしい。ほんとうにすばらしい。

ということは、単純に計算して60万枚の写真を撮らなければならない。文字通り「ライフワーク」。

6方向って、たいへんですよ。だって、お目当ての車両がいたとしても、向こう側に別の車両が並んで停まっていたら(そういうことはしょっちゅうあるはず)、そこでは撮れないわけですから。そのアングルは別の機会に見送らなくてはならない。ほんと、気が遠くなる作業です。

でも、冒頭で永尾さんにかいかぶっていただいたように、ぼくには、これをやりたくなる気持ちはすごくよくわかります。

"典型"というか"ふつう"というか、同じ型の量産品をタイポロジー(類型学)的に撮って、一見同じに見えるものの中に差異を見つけていく楽しみっていうのがあるんですよ。ぼくにもそういう気質がありまして。

ぼくが惹かれる団地も、いわば「ふつうのなんてことない」もの。で、それらを同一アングルで撮る、ということをずっとやってきているわけです。たぶん、永尾さんに「大山さんには分かってもらえる」と思っていただけたのは、こういうことにぐっときちゃう「同じ人間の臭い」がしたからなんだと思います。って、ぼくの団地の話はいいですか、そうですか。

昆虫採集する人も同じような感じなんじゃないかなあ、と思うんですが。一緒にされちゃ迷惑ですかね?

 

■「新幹線なんて丸いだけ」と言い放った永尾さんの103系への熱き思いを、放送でぜひご覧ください!

いやはや、すばらしい熱中人です。彼の語りっぷりがまたすごくいいので、放送を是非ご覧ください。

最後に。

永尾さん、今回の出演にあたって、スタッフに103系の魅力を理解してもらおうと、参考資料を用意してくださいました。

この資料がすごい。もはや論文ですよ、これ。

 

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永尾さんがスタッフに送った参考資料。全2巻。

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ご自身の103系との歴史や思いの章もあれば、

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車両の連結面に書かれている車両の重さに
ついての話や、
おもだった車両について、その変遷の説明もあり、

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ダイヤグラムも!

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2巻目は写真集でした!

これほどのものを渡されちゃったら、スタッフもプレッシャーだっただろうなー。

 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

 

熱中時間では熱中人を募集しています。自薦他薦は問いません。くわしくは【こちら】から。

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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009 「発車メロディー録音熱中人」

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■発車メロディーはとっつきやすいよね、と思いきや!
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発車メロディー録音熱中人・折原さん。その録音の様子を追ったロケは必見。驚愕です。

一般に、鉄道趣味って、時刻表を全部覚えているとか、全駅下車するとか、かなりマニアックなものが思い浮かべられると思います。

まあ、ぼくなんかはそれが面白いと思うんですが。でも、そういうディープなものの印象が強すぎて、普通の人には鉄道趣味ってなんとなく「とっつきにくい」と思われることがあるのも、また事実。

しかし、この折原さんの熱中している内容は誰もが楽しめるのではないでしょうか。
折原さんが熱中しているのは、電車がホームを発車するときに流れる短い曲、あのメロディーを、実際に流れているホームで録音することなのです。

とくに都市圏や、東日本の方々にはなじみが深いと思われる、この発車メロディー。みなさん聞いたことありますよね。通勤や通学で耳にしているはず。

みなさん最寄りの駅や近くの駅のメロディーすぐ思い出せますか?聞けば「ああ、それ聞いたことある!」ってなるのに、いざ思い出そうとするとなかなか口ずさめない。駅のメロディーってふしぎ。

実は、ぼくとぼくの妹は小さい頃から音楽を勉強していて、この発車メロディーに興味がありました。特に妹は絶対音感の持ち主。ぼくは和音を再現できるので、兄妹で各駅のメロディーをピアノで弾いたりしたものです。そんなこともあり、折原さんの熱中ぶりにはとくに興味をひかれました。

と、思ったら!どっこいやっぱりとんでもなくマニアックな録音っぷりだったのです!

 

■駅のすべてのスピーカーで録音

収録ではもちろん折原さんが録音した発車メロディーを拝聴したのですが、まずびっくりするのが、その音のきれいさ。そして、きっちり一曲録音されていること。

そんなのあたりまえじゃないか、と思われるかもしれませんけど、実際駅で流れるあのメロディーって、曲の途中で切られちゃうこと多いですよね。しかも人の声やそのほかの雑音が入らないように最初から最後まできっちり放送されるのを狙うのって、結構たいへんなんです。

そういう困難な状況のなか、折原さんがこれまで録音したのはおよそ800駅で274曲!すごい!

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折原さんの録音したものの中からいくつか選んで、そのメロディーがどこの駅のものかを観客である100人の鉄道熱中人さんたちに当ててもらいました。みんなよく知ってるなー!

 

で、さらにびっくりなのは、折原さんがひとつのプラットホームでも、設置してあるすべてのスピーカーごとに録音していること。

意味分かります?

駅にはいくつかスピーカーがありますよね。あれら全部に関して録音しているんですよ、折原さんったら。スピーカーが取り替えられたりしたら、また録音しなおしにいくそうです。すげー!なにそれ!特に新宿駅にあるスピーカーの数聞いてびっくりしました!

「スピーカーが変われば音も変わるので」とおっしゃる折原さんの説明に、薬丸さん始め研究員一同ぜんぜん納得できない様子でしたが(向谷さんのぞく)、お話し聞いてて、思ったことがぼくにはあります。

たぶん、折原さんが記録したいのは、メロディーそのものというより、メロディーを通して駅の空間そのものというか、システムというか、そういうものなんじゃないかと。

熱中人でないぼくらが、彼が録音した音だけ聞くと、結果的にはそれはただのメロディーでしかない。だからおなじメロディーをいくつも録音するなんてナンセンスにしか見えない。だけど、スピーカーが異なるっていうことは空間が異なるわけで、かつスピーカーの数はその駅のシステムの複雑さの一端を表してるはず。

たぶん、だから折原さんはすべてのスピーカーについて記録する必要があると感じているんじゃないのかなあ。すごいなあ。

ともあれ、収集の対象はみんながよく知っているポピュラーなもの。だけどその収集ぶりはやっぱりマニアック。折原さんの熱中っぷりをぜひ放送でご覧ください。


 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:01 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月13日 (金)鉄分補給スペシャル2009

今回レポートする「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!

 

■なんと4回目の「鉄分補給スペシャル」
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今回も100人の鉄道熱中人に集まっていただきました。

毎年恒例の「鉄分補給スペシャル」、今年もやってきました。回を重ねること、なんと4回目。今回もすばらしい鉄道熱中人が登場します。

個人的には、この鉄道趣味の方々には深い敬意を抱いておりまして、「団地熱中人」としてそれなりに活動をしているぼくですが、やはり、この鉄道趣味の世界にはかなわない。その人口もさることながら、「そこに目をつけるのか!」っていう狭く、深く掘り下げる心意気は、他の趣味カテゴリの追随を許しません。まさにキング・オブ・趣味。

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セットも気合いが入っています。

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今回登場する熱中人さんはここから登場するという演出。

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なんか本物の線路も敷かれているし!

そんな趣味界の王者をお迎えするにあたって、スタッフも気合いが入っています。

ご覧の通りセットもすばらしい。先日放送された「熱中昭和館スペシャル」もすごいかったですが。やっぱりねえ、これぐらいがんばらないと熱中人さんにはかなわないから。

 

■ゲストも気合いの入ったお二人を!

今回おいでいただいた鉄道熱中人は6人。

・発車メロディー録音熱中人
・103系撮影熱中人
・軌陸車熱中夫婦
・トイレタンク熱中人
・寝台列車車窓撮影熱中人
・殖民軌道熱中人

どうですか、もう文字面を見るだけでかなりマニアック。ほんと、今回の収録も見てて楽しくて楽しくて。

で、ゲストも気合いの入った人選です。

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ゲストも気合いが入ってます!ご存じ音楽界一の鉄道熱中人として有名な向谷実さんと、古地図、地形、ジャンクション好きとして有名な漫画家の江川達也さん。

 

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恒例、石井さんのコスプレはもちろん駅員さん。似合う。

以下、この6人の方々の収録での様子はそれぞれ別エントリ立ててレポートしていますので、そちらをぜひ。

そして、みなさんぜひ放送見てください。

日本人の趣味というものが、いかにすごいかということがよく分かると思います。ほんとに、大げさではなくて。


 

「鉄分補給スペシャル2009」の放送は
BS2 2009年11月23日(月・祝) 21:00~22:29
です!


 

 

熱中時間では熱中人を募集しています。自薦他薦は問いません。くわしくは【こちら】から。

投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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2009年11月11日 (水)熱中倶楽部特別研究スペシャル・三重県徹底調査!

今回レポートする「熱中倶楽部特別研究スペシャル・三重県徹底調査!」の放送は
BS2 2009年11月14日(土) 18:00~18:44
BS hi 2009年11月15日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2009年11月16日(月) 12:00~12:44
です!

 

■熱中時間だからこその疑問の数々
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われわれ「熱中倶楽部」の二人が、ある疑問に取り組みます!


思い出したようにやってくる「熱中倶楽部スペシャル」。みなさん、ごきげんいかがでしょうか。

前回前々回と写真系熱中人をご紹介させていただいたこの熱中倶楽部スペシャル。今回はぐっと趣を変えて、とある疑問に迫ります。

長年熱中人をおいかけてきた「熱中時間」だからこその疑問。満を持しての研究です。

 

■三重県の謎
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三重県出身の小倉久寛さんにお越しいただきました。


まあ、「研究」っていっても、熱中倶楽部なんで、そこらへんはゆるーくやっていきますが。

さて、「熱中時間」にこれまでご登場いただいた方々の人数はなんと500人を超えます。これはすごい。ぼくに言わせれば熱中時間のスタッフの面々こそ、いわば「熱中人に熱中している」なんじゃないかと。

で、これだけの熱中人さんたちを見てくると、共通して見えてくる何かがあったりするわけです。たとえば、「なぜ熱中人には学校の先生が多いのか?」とか、「なぜ熱中人は誰にも頼まれてないのに『使命感』をいだいてしまうのか?」とか、「なぜ熱中人は集めたものの数を把握していないのか?」とか。

「使命感」に関しては、ほんとうに興味深いです。多くの熱中人が「たのしくないです。つらいです。でも、これは私の使命なので」などとおっしゃる。

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「集めたものの数を把握していない」はなんとなく分かる。プロセスが楽しくって、手元に確保しちゃうと、つぎの獲物に興味が移っちゃうんですよねー。

で、かねてから疑問に感じていたもののなかで、今回は、

「なぜ熱中人には三重県人が多いのか」

について研究してみたい、と。そう思うわけです。意外でしょ?三重県人が多い、って。

 

■まあ、ちょっとこじつけですけど

たとえば、

巨大な姫路城を再現した熱中人・井村さん
昭和の家電を山ほど集める富永さん
身の回りのあらゆる記録をとり続ける記録熱中人・別所さん
忍者になりたいと日々修行を続けていた池田さん
はかりの博物館まで作ってしまった小林さん
本物そっくりな昆虫の凧を作ってしまった西川さん

かれらすばらしい熱中人はみなさん三重県の方。

で、人口と比較して割り出した熱中人の比率を見ると、1位の東京から5位の千葉まで大きな都市が並んでいるが、そこに突然三重県が6位にランクインしていることが判明。なんと7位の大都市・大阪を押さえての第6位に入っているのだ。つまり、人口の多い都市部以外では三重県が圧倒的に熱中人を多く輩出している、ということなのだよ!

…って、まあ、実数を示さないところが我ながら眉唾なんですが。そこはそれ、「熱中倶楽部」のやることだから、ってことで。

 

■それでも、三重県が「熱中人にやさしい」県だということが分かった

詳しくは放送をご覧いただきたいのですが、この眉唾な「研究」も、進めていくとなんとなく「ああ、だから三重県には熱中人が多いのか」って思っちゃうような要素がちらほらとあります。

その一例として、三重県には、「まちかど博物館」という制度がありまして。いわゆる公的な博物館ではなく、個人の趣味、コレクションや伝統の技などを個人のお宅で"館長さん"の語りとともに見ることができる、いわば「熱中人を博物館館長として認める」とでもいうべきものなのですよ。

(くわしくは三重県のまちかど博物館公式サイトで→こちら

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その「まちかど博物館」は三重県内になんと、466館もあります!


カエル博物館、カメ博物館、縄文博物館などのまちかど博物館に取材にいったので、ぜひ放送でご覧ください。特に「縄文博物館」は度肝をぬかれました。

 

■こじつけの数々をどうぞご覧ください!

そのほか、とある統計によると、家計に占めるたばこ代が三重県は少ない、などのデータも駆使していかに三重県人が熱中人気質を持っているか、を力説します。

え、なんでたばこ代が少ないと熱中人気質なのか、って?いや、それは、つまり、たばこ代を節約して別の趣味につぎ込んでいるからに決まっているじゃないですかー。

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「たばこ、お酒にお金を使うぐらいだったら趣味に使う」ってことだと解釈。 薬丸所長にも、小倉さんにも「いくらなんでもこじつけが過ぎる」とたしなめられちゃいましたけど。

 

「熱中倶楽部特別研究スペシャル・三重県徹底調査!」の放送は
BS2 2009年11月14日(土) 18:00~18:44
BS hi 2009年11月15日(日) 21:00~21:44
BS hi (再) 2009年11月16日(月) 12:00~12:44
です!


 

 

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投稿者:大山編集長 | 投稿時間:12:10 | カテゴリ:熱中人リポート | 固定リンク
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