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おしえて!防災先生アーカイブス

ゆうラジ にいがたゆうどきラジオ

おしえて!防災せんせいアーカイブス

放送日平成30年8月31日

テーマ『火山でのその時どうする?』

出演者紹介

片岡 香子 新潟大学
災害・復興科学研究所 准教授

片岡 香子
(かたおか きょうこ)

専門分野
  • 火山の地質学と堆積学:
  • 1.火山に関わる地層や地形の成り立ちを調べて、噴火や火山泥流がいつ起きたのか、また噴火が引き起こす自然環境(川や低地、湖・海)への影響を調べています。
  • 2.噴火の時や噴火の後に起こる大きな土石流や洪水を調べています。
  • 3.過去に起きた日本の巨大噴火やカルデラ火山の研究をしています。
出身地
大阪府
好きなことば
自由、思想、創造

おしえて!防災せんせい

「おしえて!防災せんせい」… 新潟大学と共同でお送りする防災コーナー

8月は「火山でのその時どうする?」について災害・復興科学研究所の片岡香子准教授に教えていただきました。

今回紹介する内容に関する背景など

火山は美しい景観や温泉、冬にはスキー場として、登山・観光・スキー・スノーボードなど、さまざまな形で私たちを火山という場所に誘います。日本には111もの活火山が存在し、夏の登山やこれからは秋になって紅葉の時期に登山をされる方も多いと思います。ただ、4年ほど前の登山日和であった長野県の御嶽山では、山頂付近で突然、水蒸気噴火が発生して、多くは飛んできた噴石に巻き込まれるなどして60名以上の方が亡くなりました。また今年の1月23日にも、群馬県の草津白根山で突如、ごく小規模な水蒸気噴火が発生し、噴石や火山灰がスキー場のゲレンデにまで到達し、残念なことに自衛官1名が命を落としました。
火山は危険もはらむことも事実です。もし、活火山で登山やスキーをしているときに噴火してしまったら、どうすべきでしょうか?

「そのときどうする?」

まず逃げる

どういうことか?

噴火中の変化はごく短時間でおきていくため、一瞬の判断が生きるか死ぬかを左右します。噴火に遭遇してしまったら、噴火しているところから離れることです。噴火は、連鎖的に発生場所が拡大する恐れがあります。また、噴火の勢いが強まったり、空から降ってくる噴石や火山灰だけでなく、地面をはって流れる火砕流や火山泥流が起こったりすることもあります。ですから、火口から離れて、高い方へ向かうということを意識するのが良いでしょう。先の御嶽山・草津白根山の噴火では、登山客やスキー客が、スマートフォンやカメラなどで噴火の様子を動画や写真として撮影していました。研究や報道の関係からこれらの映像は重要な資料かもしれません。でも、撮影している暇があれば「まず逃げて」ください。

防災せんせいからのメッセージ

山頂付近の1〜2km程度には噴石が飛んでくるので避難用シェルターや山小屋、大きな岩の陰に避難するのも方法ですので、登山をしているときに、その場所を知っておくこと、確認しておくことも重要です。ヘルメットをかぶる。帽子もないよりはましかもしれません。リュックサックで頭を覆うことも有効です。
事前には、登る山やスキーなどをする場所が、活火山であるかどうか、皆さんも調べてみてください。

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