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おしえて!防災先生アーカイブス

ゆうラジ にいがたゆうどきラジオ

おしえて!防災せんせいアーカイブス

放送日平成30年10月26日

テーマ『地震による山崩れ、その時どうする?』

出演者紹介

西井 稜子 新潟大学
特任助教

西井 稜子
(にしい りょうこ)

専門分野
地形学(地球表面の凹凸について、いつ、どのようにできてきたのかを調べています)
出身地
神奈川県
好きなことば
笑顔、素朴、尊重

おしえて!防災せんせい

「おしえて!防災せんせい」… 新潟大学と共同でお送りする防災コーナー

10月は「地震による山崩れ、その時どうする?」について西井稜子特任助教に教えていただきました。

今回紹介する内容に関する背景など

 地震は、津波や液状化などさまざな災害を引き起こしますが、今日は、地震による山崩れに焦点を絞って、お話ししたいと思います。
 先月、北海道胆振東部で発生した地震で多くの山崩れが発生したことは、記憶に新しいかと思います。明治以降の主な地震の中で、最大の総崩壊面積だったことが国土交通省から発表されました。また、私たちが住んでいる新潟では、2004年10月23日に新潟県中越地震が発生し、中山間地で多くの地すべりが発生し、甚大な被害をもたらしました。
 地震による山崩れの特徴は、規模が大きい、広範囲で発生する、尾根部でも発生する、という傾向を示します。豪雨による山崩れは、水が集中しやすい谷型の斜面で主に発生します。一方、地震による崩れは、周りから飛び出ている尾根部で地震動が増幅されやすいため、谷型の斜面だけでなく、尾根部でも崩れやすくなります。

「そのときどうする?」

「斜面から、できるかぎり離れる」

どういうことか?

 地震によって斜面が揺すられると不安定になり、山崩れが発生します。地震直後の崩れから避難するための時間は非常に限られていますが、地震発生後にも崩れる可能性はありますので、できる限り斜面からは離れ、安全な場所に避難することが大事です。
 大きな地震が発生すると、しばらくの期間、余震が続きます。場合によっては、本震と同程度の規模の余震が発生することもあります。地震時に崩れなくても、亀裂などができ、斜面が脆弱化していることがあります。そのような場所では、ぎりぎりのバランスを保っていた斜面が余震によって、新たに崩れる可能性があります。また、地震前と比べ、少ない降雨でも崩れる可能性がありますので、気象情報も積極的に収集しましょう。

防災せんせいからのメッセージ

 地震で崩れる斜面は、豪雨で崩れやすい斜面でも発生することがあります。そのため、豪雨の土砂災害ハザードマップを使って、身近な場所に危険な斜面がないか確認しましょう。また、日頃から、自分の住んでいる場所周辺の斜面を観察し、亀裂の発生や、斜面の緩みによる木の傾きなどに変化がないか注意しましょう。周囲の斜面を観察することで、地震後の斜面の不安定化を示す変化・異変に気づける可能性が高まります。

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