オイシックス新潟アルビレックスBC 新加入会見
- 2023年12月12日
来シーズンからプロ野球2軍の公式戦に参加するオイシックス新潟アルビレックスBCが新加入の選手や首脳陣による記者会見を開きました。プロ野球で活躍したあの選手たちも加わり、橋上秀樹監督は「イースタンリーグのレベルは把握していて、集まったメンバーが十分に力を発揮してくれれば戦える自信はある」と述べました。(新潟放送局 記者 豊田光司)
あのプロ経験者も新潟に!
プロ野球2軍の公式戦に来シーズンから参加するオイシックス新潟アルビレックスBCは12月8日、新潟市中央区のハードオフスタジアムで記者会見を開きました。
このなかで橋上監督はチーム編成について「イースタンリーグのレベルは把握していて、集まったメンバーが十分に力を発揮してくれれば戦える自信はある」と話していました。
そして球団の池田拓史社長は。
池田拓史社長
初年度から優勝という気持ちは持ちつつ、勝率4割というラインを当面の目標として、そこに向けての現実的なチーム作りというところで、こつこつとやっていければ。
池田社長はこのように述べた上で、安定した球団経営やホームゲームでの観客数を1位にすることなどを目標に掲げました。
これについて橋上監督は。
橋上監督
4割という非常にやさしいハードルを設けていただき、ひと安心というかありがたい。やるからには4割という数字に甘えようとは思っていません。新たに野球の楽しみ方、レベルの高さといったものを少しでも感じてもらえれば。それが新潟県全体の野球のレベルの向上につながるかなという思いもある。
このあと阪神などでプレーした小林慶祐投手や、広島でプレーした薮田和樹投手など、新たに加入した20人余りの選手が登場しました。
このうち薮田投手は2017年に15勝3敗で最高勝率のタイトルを獲得しています。
薮田投手
今シーズンまでは広島東洋カープで9年間プレーさせてもらった。その経験と誇りをこれからは自信と自覚に変えて一生懸命野球に向き合ってチームの勝利に貢献していきたい。
ここからは新加入選手、首脳陣一覧
オイシックス新潟アルビレックスBCに新たに加入した選手は次の23人です。
このうち▽プロ野球から加入したのは
2013年のドラフト4位でDeNAや巨人でプレーした三上朋也投手
2014年のドラフト2位で元広島の薮田和樹投手
2015年のドラフト1位で元阪神の髙山俊選手
2016年のドラフト5位でオリックスや阪神でプレーした小林慶祐投手
2017年のドラフト5位で巨人やDeNAでプレーした田中俊太選手
2021年の育成ドラフト2位で元オリックスの園部佳太選手の各選手です。
▽独立リーグからはいずれも信濃グランセローズでプレーした牧野憲伸投手、小西慶治選手、
永澤蓮士選手、そして元ヤクルトで火の国サラマンダーズでプレーした中山翔太選手。
▽11月に球団が行ったトライアウトからはセガサミーの飯田大翔投手と筑波大学の山田拓朗投手。
▽また新潟県出身者は新潟市西区出身で創価大学の安城健汰投手、長岡市出身で新潟医療福祉大学の
目黒宏也投手、上越市出身で関根学園高校の山田龍青選手です。
このほか大学生や社会人の選手も加わり、すでに在籍している選手と合わせて43人となりました。
▽そして首脳陣です。
ここまで通算4シーズン監督を務める橋上秀樹さんが、引き続き監督として指揮を執ります。
チーム強化アドバイザーと投手コーチに野間口貴彦さん。
さらに日本ハムでプレーし指導経験もある武田勝さんが投手コーチに就任しました。
球団は今後も選手の獲得のほか、守備走塁コーチなどの補充を進めていくことにしています。