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2016年3月6日放送 再放送:3月13日よる

夢の蕭白(しょうはく) 傑作10選

出演

中野信子さん(脳科学者)
藤田和日郎(かずひろ)さん(漫画家)

VTR出演

狩野博幸さん(同志社大学教授)

奇妙、大胆、グロテスク。江戸時代の絵師・曾我蕭白(そが・しょうはく/1730~1781)のあまりに強烈な作品には、そんな言葉がつきまとう。特異な画風に加え、伝えられるその振る舞いから、しばしば傲岸不遜(ごうがんふそん)な人物として語られてきた。
しかし、近年、これまでのイメージを覆す作品に注目が集まっている。
一羽紛れ込んだ異分子のヒナを見守る親鳥。鷹(たか)に追われる鶴の顔に浮かぶかなしみ・・・。蕭白が各地に残した絵をつぶさに見ていくと、そこからは深い疎外感を抱えながら、独自の画境を切り開いた、蕭白の繊細な魂が見えてきた。
17歳で天涯孤独となった蕭白は、生地である京都の画壇から疎外され、40歳を過ぎるまで、伊勢などを放浪。寺や民家を転々としながら、絵を描くことで生き延びていく。
蕭白はその絵に一体どんな思いを込めたのか?蕭白ファンである漫画家の藤田和日郎さんが、蕭白の人物像を模写、その奥に秘められた感情に肉迫していく。加えて、スタジオには、脳科学者の中野信子さんをゲストに迎え、藤田さん、司会とともに、よりすぐり10の傑作を独自の視点で読み解きながら、知られざる蕭白の姿を浮き彫りにしていく。

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

「波濤鷹鶴図屏風」個人蔵