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2015年12月13日放送 再放送:12月20日よる

さよなら、わたしの美術館
~“カマキン”の65年~

出演

鶴田真由さん(女優)
長門佐季さん(神奈川県立近代美術館主任学芸員)
酒井忠康さん(世田谷美術館館長)
水沢勉さん(神奈川県立近代美術館館長)

鎌倉、鶴岡八幡宮の境内に建つモダンな建物、神奈川県立近代美術館 鎌倉。身近な美術館として"カマキン"の愛称で親しまれてきたが、来年1月、その歴史に幕を下ろす。
日本が占領下にあった1951年。日本で最初(世界でも3番目)の公立美術館として誕生した美術館は、地元在住の美術家、学者、評論家たちが「敗戦後の混乱と再生の時代に、文化芸術の指針を示そう」と求めたことで設立が決まったもの。開館記念の展覧会は「セザンヌ、ルノワール展」。以来ムンクやクレーを日本に本格的に紹介、また洋画家の佐伯祐三、松本竣介らの評価確立にも大きな力を果たすなど輝かしい活動を続けてきた。
番組では、最後の展覧会「鎌倉からはじまった。」が開かれている美術館を、幼いころからカマキンに親しんできた鶴田真由さん(女優)とともに訪問。川端康成ら地元ゆかりの文化人が寄贈した作品が並ぶ展示室を歩きながら、この美術館がいかに愛される存在でありつづけたのかを実感する。
坂倉準三が設計した建物も、美術館の魅力のひとつ。鶴田さんと司会の井浦新さんは、愛用のカメラで館内の"ひかれる場所"を撮影。閉館に際して美術館に寄せられている人々からの"カマキン思い出の写真"とあわせて、さまざまな美術館のいい表情を紹介する。
閉館が間近となった今、美術館には数多くの人々が訪れ、館員に思い出を語ってゆくという。カマキンが65年の間に人の心にどんな贈りものをしてきたのかを振り返る。

関連展覧会

鎌倉からはじまった。PART3:1951-1965「鎌倉近代美術館」誕生

会場 神奈川県立近代美術館 鎌倉 2016年1月31日まで

写真

井浦新さん イサムノグチの彫刻とともに