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2015年10月11日放送 再放送:10月18日よる
【アンコール】2016年2月28日放送 再放送:3月6日よる

忘れられた天才 明治の洋画家・五姓田義松

出演

山下裕二さん (明治学院大学教授)

VTR出演

角田拓朗さん(神奈川県立歴史博物館 学芸員)
諏訪敦さん(画家・広島市立大学准教授)
古田亮さん(東京藝術大学准教授)
秋本貴透さん(東京藝術大学准教授)

日本の洋画のパイオニア、高橋由一よりも早く油絵の技を極め、日本人で初めてパリのサロンに入選。明治皇室から仕事を依頼されるほどのすご腕を持った画家がいた。五姓田義松(ごせだ・よしまつ 1855-1915)。とにかく絵がうまい!明治の初め、義松の名は若き天才画家として知れ渡っていた。しかし、なぜかその名声はやがて忘れさられてしまう。一体何があったのか?!

迫真的な描写が光る「自画像」。義松は、10代の半ばで、すでに西洋絵画の写実表現を身につけていた。義松は10歳のとき、英国人画家・ワーグマンに入門。洋画の技を学び始める。そこへ1年遅れてやってきたのが30歳年上の高橋由一だった。義松は恐るべきスピードで上達。日本を代表する画家へと成長していく。人知れず鉛筆で描きまくったヘン顔の自画像から、若き日の探求が明らかにされていく。

現代のリアリズム絵画のトップランナー、諏訪敦さんは、死のふちにある母を描いた「老母図」に衝撃を受ける。生々しくリアルに描かれた母の姿。画家・義松が絵に込めた思いを探る。
さらに、25歳でパリへ渡ると、日本人初のサロン入選を果たす。その栄光は輝かしいはずだった。それがなぜ、後に忘れ去られていったのか。知られざる天才の足跡を追いながら、その魅力をひもといていく。

関連展覧会

特集展示 五姓田義松

会場 神奈川県立歴史博物館(横浜) 2月27日~3月27日

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

老母図 明治8年