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2015年9月6日放送 再放送:9月13日よる

漆芸の極みをもとめて
~輪島塗超絶技巧への旅~

出演

北村辰夫さん(漆芸家)
山崎達文さん(金沢学院大学教授 漆工史)

連続テレビ小説「まれ」の舞台として、全国から注目される石川県輪島市。日曜美術館では、伝統工芸と職人の世界に関心を寄せる井浦新が、最高度の技を極める輪島の漆芸の世界を探訪する。
今回、井浦さんが訪ねるのは、いま海外のコレクターから最も人気のある漆芸家・北村辰夫さんの工房。伝統的な硯箱(すずりばこ)、香箱、印籠から、独創的な蒔絵(まきえ)を施した十字架や高級腕時計とのコラボまで、"超絶技巧"とも呼ばれる漆芸の技を駆使したその作品は、世界の工芸美術の殿堂ヴィクトリア&アルバート美術館に収められるなど世界的な評価を受けてきた。木地から下地作り、塗りそして蒔絵や沈金の華燭(かしょく)まで、北村さんが駆使する漆の技は、今では完全に失われ、作品だけに残る、江戸時代の数々だ。
今回北村さんは、輪島塗に関わる50人の職人とともに、江戸時代の毛利家ゆかりの貝桶(かいおけ)を参考に、失われた漆の技を復活させながら、"平成の世の貝桶"の制作に挑む。北村さんはどうやって江戸時代以来の"失われた技"を復活させ、どんな新たな表現に挑戦していったのか?
井浦さんと北村さんの対談をベースに次々と新たな漆の表現を生み出す、"超絶技巧"の秘密と"漆工芸の哲学"を解き明かしていく。

関連展覧会

現代に蘇る大名婚礼調度品の華 菊蒔絵貝桶一式

会場 石川県輪島漆芸美術館 2015年9月11日~10月13日

写真

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