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2015年4月5日放送 再放送:4月12日よる
※1時間の拡大版

光琳は生きている

出演

河野元昭さん(美術史家・京都美術工芸大学学長)

VTR出演

千住博(日本画家)
会田誠(美術家)
猪子寿之(デジタルクリエイト集団チームラボ)
鴻池朋子(美術家)
杉本博司(現代美術作家)

この4月、日曜美術館は放送開始から40年目の年を迎え、新たなスタートを切る。それを記念して、琳派の名の由来ともなった江戸時代の巨人・尾形光琳の特集を、60分の拡大版でお届けする。

光琳の代表作といえば、「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」と「紅白梅図屏風」。ともに国宝であり、日本美術史上、最高傑作と呼ばれるにふさわしい名品だ。そのふたつが、没後300年のことし、実に56年ぶりに、同時に展示されることとなった。今回の番組では、現代に生きるアーティストたちが、ふたつの国宝と向き合い、みずからの創作を通して、今なお圧倒的な輝きを放つ光琳の魅力を解き明かして行く。

千住博は、絵具に蛍光塗料を使うという斬新な手法で滝を描き、「燕子花図屏風」が持つ神秘的な生命力に迫る。ニューヨークのアトリエから、シンガポールの個展に至るまで、制作の現場に密着する。鴻池朋子は、「紅白梅図屏風」から心の深層に導かれ、大胆な着物を制作。ニューヨークで活躍する美術家の杉本博司は、「紅白梅図屏風」を超高精細のデジタルカメラで撮影し、月夜に照らされた梅と流水を浮かび上がらせる。そのほかにも、会田誠や、チームラボの猪子寿之が、独自の視線で、光琳にインスピレーションを受けた作品を語る。

アーティストたちを通して浮かび上がる、光琳芸術のスピリッツとは。

関連展覧会

尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密

会場 根津美術館(東京・青山) 4月18日~5月17日

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

紅白梅図屏風