本文へジャンプ


2014年6月22日放送 再放送:6月29日よる

沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~

出演

森山大道さん(写真家)
石川真生さん(写真家)ほか

戦後日本を代表する写真家・東松照明。2012年末に亡くなってからも、各国で展覧会が行われ、写真集の復刊が予定されるなど、いまあらためて注目が集まっている。東松が向き合ったテーマは多岐に及ぶが、生涯にわたり撮り続けたのが「沖縄」だ。
1930年に生まれた東松は、終戦を境にふるさとに米軍基地が建ち、急速に"アメリカナイズ"されていくのを見て育った。50年代、カメラを手にした東松は"占領"というテーマで撮影を開始。各地の米軍基地の存在を通して、戦後日本を見つめ直し、高い評価を得る。そんな中、東松が「占領」の集大成としてレンズを向けたのが「沖縄」だった。
しかし、沖縄は東松に予想外の衝撃を与える。「本土以上にアメリカ化」していると思われた沖縄は、アメリカをはねかえす強靭な「独自性」を保っていたのだ。それ以降、東松の写真は変貌。沖縄の自然やたくましく生きる人々を記録していく。そして、生涯の傑作といわれる写真集『太陽の鉛筆』(75年)に結実する。
番組では、東松が沖縄を撮影した40年の足跡をたどる。井浦新さんが沖縄におもむき、妻・泰子さんら関係者を取材。東松は沖縄の何に魅せられ、何を見つめたのかに迫る。

写真

海の上に浮かぶ雲の写真
波照間島 1971
Shomei Tomatsu - interface