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2014年2月23日放送 再放送:3月2日よる
【アンコール】2014年7月20日 再放送:7月27日

画鬼と呼ばれた絵師~弟子・コンドルが見た河鍋暁斎

VTR出演

河鍋楠美さん(河鍋暁斎記念美術館館長)
安村敏信さん(美術史家)
荒井経さん(東京藝術大学准教授)

海外では“明治日本の巨匠”と評され、北斎に次ぐ人気を誇る河鍋暁斎。暁斎にぞっこんほれ込み弟子になった人物がいる。明治のお雇い外国人、鹿鳴館、三菱一号館など明治東京の街並みを創った建築家、ジョサイア・コンドルである。コンドルは、日本画の技法を本格的に学ぶとともに、一緒に日光の写生旅行に出かけるなど人間的にも親しく交わり、暁斎の手を握って最期をみとった。そして暁斎の人生と業績をたたえた本『河鍋暁斎』を著した。そこには、天才絵師ならではの人生がつづられている。少年の時、大雨で流れ着いた生首を写生するなど“画鬼”のエピソードや、逮捕され鞭打ちの刑に処された“反骨絵師”のエピソードなどである。また暁斎の代表作「大和美人図屏風」や「鯉魚遊泳図」を描いた秘伝の技法が克明に記されている。天才絵師・暁斎と異邦人の弟子・コンドルの交流を描きながら、コンドルが見た暁斎像を紹介する。

写真

「鯉魚遊泳図」(河鍋暁斎記念美術館蔵)