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2014年2月2日放送 再放送:2月9日よる

眼で見たカタチがアートに変わる! 猪熊弦一郎

VTR出演

ホンマタカシさん(写真家)
辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト)
木島俊介さん(美術評論家)

老舗デパートの包装紙、上野駅の大壁画、大劇場のステンドグラスなど、多くの人が一度は目にしたことのある印象的なアートを生み出してきた猪熊弦一郎(1902−1993)。猪熊の作品の特徴は“カタチ”のおもしろさにある。モチーフを動物や人間、ビルやオモチャといった生活の身近なところから見つけ出し、具象でも抽象でもない猪熊流の斬新なタッチでアートへと変えていく。その凄さはカタチの捉え方が並外れていることだ。
フランス、東京、ニューヨークと世界的に活動してきた猪熊。フランスではマティスを訪ね、「お前の絵はうますぎる」と批判的に言われ、「自分にしか描けない新しい世界」を探求し始める。
50歳を過ぎニューヨークへ渡り、そこで目にした高層ビルや道路といった身近なカタチに刺激を受け、そのカタチをアートに変えるという世界でも類のない“猪熊流”の芸術を生み出していく。
そんな猪熊に強い関心を寄せているのがホンマタカシ。現代の日本を代表する写真家だ。2年前に、猪熊が集めていた“物”の写真集も撮影。今回、上野駅の壁画など、猪熊の作品を撮影。ファインダーを通して、猪熊芸術と向き合う。
ホンマ以外にも独自の切り口で漫画やコラムを発信し続ける辛酸なめ子、そして猪熊と交流の深かった美術評論家の木島俊介が、独自の目線で、猪熊の“自由なカタチ”を掘り下げ、魅力の秘密に迫っていく。

関連展覧会

猪熊弦一郎展 丸亀とともに
猪熊弦一郎展 新しい美−抽象の探求
※同時開催企画展

会場 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2月16日まで

写真

驚く可き風景(A)1969