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2013年9月15日放送 再放送:9月22日よる

命めぐる睡蓮の庭
平松礼二 モネとの対話

出演

平松礼二さん(日本画家)
シルビー・パタンさん(オルセー美術館学芸部長)

印象派の巨匠・モネゆかりのフランス・ジベルニー印象派美術館で、今、ある日本画家の展覧会が開催されている。平松礼二、72歳。琳派を思わせる大胆な構成と、繊細な筆遣いが共存する独自の画風は「平松山水」と呼ばれ、国内外で高く評価されてきた。展覧会は、1か月で3万人もの観客を動員し、大きな注目を集めている。
平松のライフワーク、それはモネの描いた世界を日本画の画材や技法を使って描く試み。浮世絵など日本美術に影響を受け、不朽の名作を生み出したモネ。なぜ彼は日本の美にひかれたのか、作品にはどんな美意識や感性が潜んでいるのか。そのテーマを20年にわたり探求してきた平松は、この夏集大成となる大作に挑んだ。舞台は、軽井沢のアトリエの庭。フランスのモネの池で株分けしてもらった睡蓮(すいれん)が咲く8月、花の誕生から終えんまでを見つめ、六曲一隻の屏風に描く。印象派の巨匠と、現代に生きる日本画家、二つのまなざしが交差することで、どんな作品が誕生するのか。描き始めから完成までをじっくりとドキュメント。フランスの個展の反響も交えながら、平松の挑戦に迫る。

関連展覧会

平松礼二展

会場 フランス・ジベルニー印象派美術館 10月31日まで

※日本国内・他の美術館への巡回は未定です。

写真

新作を彩色する平松さん