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2013年7月7日放送 再放送:7月14日よる

アメリカを魅了した“江戸の朝顔”
~江戸琳派の異才・鈴木其一~

出演

石踊達哉さん(日本画家)

VTR出演

辻惟雄さん(美術史家)
山下裕二さん(美術史家)
ジョン・カーペンターさん(メトロポリタン美術館学芸員)
ビクトリア・バートレットさん(ファッション・デザイナー)

アメリカ最大の美の殿堂、メトロポリタン美術館で、人気を集める絵がある。金ぱくの地の上に、鮮やかな朝顔が乱舞する「朝顔図屏風」。江戸琳派の絵師・鈴木其一の最高傑作。なぜ国境を越え人々を魅了するのか、その魅力の秘密をさまざまな専門家たちが、解き明かしていく。 朝顔の鮮烈な青の顔料を、メトロポリタン美術館科学部が調査。その結果、繊細な表現を出すための、其一ならではの工夫が発見された。またマドンナやレディ・ガガの衣装をデザインするニューヨークのトップデザイナーが、独特の浮遊感を生む構図を分析する。
鈴木其一は、江戸琳派の巨匠・酒井抱一の下で、伝統的な琳派の技法を学び、江戸ならではの粋でエネルギッシュな美意識を身につけ、師匠亡き後、大胆で斬新な作品を次々に描き上げた。それは、尾形光琳や酒井抱一の表現を意識しながらも、全く違う個性豊かな表現だった。
其一が活躍した江戸末期、北斎や広重、写楽などの天才たちが次々に登場し、西洋画も入ってきていた。大衆文化爛熟期、伝統を受け継ぎながら近代へとつながる新しい表現を生み出した鈴木其一の魅力に迫る。

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写真

朝顔図屏風 左隻 メトロポリタン美術館