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2013年1月20日放送 再放送:1月27日

いのちに触れた筆 日本画家・髙山辰雄

出演

福岡伸一さん(分子生物学者)

昨年生誕100年を迎えた、日本画家・髙山辰雄。
いま大規模な展覧会が、大分県・大分市の美術館合同で開かれている。

髙山は、東山魁夷、杉山寧と並んで日展三山と評され、日本画壇をけん引してきた。晩年の作品は、筆を細かく打ちつけるような点描風のタッチが重ねられ、独特の空気感で画面が埋め尽くされている。2007年に95歳で亡くなるまで、絵を描き続けた画家は、描くことで、いのちの本質に迫ろうとした。

「私の体、人間の体の組成は、宇宙を形作る物質とまったく同一のもので、それ以外の何も持っていません。考えてみれば、我々(われわれ)も星屑(くず)の一つと同一のように思えないでもない。」
「原始時代よりもっともっと前から生物本然の何かと共通したあるもの、地上に生をうけた時の心、アミーバーの心とでも云(い)いたいものです。つかめないかも知れないが、死ぬ迄(まで)にはアミーバーの心とでも云うものを知りたい。」

画家が見つめていた“いのち”とは。
分子生物学者の福岡伸一さんが、その世界を読み解く。

関連展覧会

髙山辰雄展「心の目で描け!」若き髙山の挑戦

大分市美術館 2月3日まで

髙山辰雄展-生命の賛歌- 特別展示 文藝春秋表紙絵展

大分県立芸術会館 2月3日まで

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

髙山さん制作風景


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