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2012年12月16日放送 再放送:12月23日

円空 飛騨巡礼の旅

出演

アレックス・カーさん(東洋文化研究家)
棚田康司さん(彫刻家)

350年前、旅に生き、天災や飢きんなどに苦しむ人々のため、仏像を彫り続けた遊行僧、円空。生涯に12万体もの仏像を彫ったと伝えられ、現在5千体以上が確認されている。断ち割った木の肌合いを生かし、ノミ跡を大胆に残した荒々しい造形と、慈愛に満ちたほほえみ。仏像の常識を覆す傑出した独創性を持つ仏像は、円空仏と呼ばれ、各地で大切に守り継がれてきた。
円空は現在の岐阜県に生まれ、30歳を過ぎてから仏像を彫り始める。その後、東北、北海道へと修行を続けながら仏像を作った円空が、旅の中で繰り返し訪れたのが岐阜県飛騨地方。高山市を中心に飛騨には円空と人々との結びつきを伝える仏像が数多く残されている。
型破りな造形はいかにして生み出されたのか?なぜ12万体もの像を造ろうとしたのか?円空に強く心惹かれている東洋文化研究家のアレックス・カーさんが初冬の飛騨に円空と地域の人々との結びつきを訪ねる。さらに現代彫刻の第一線で活躍する棚田康司さんが、ノミ跡や木肌に隠された造形の魅力に迫る。

関連展覧会

「特別展 飛騨の円空」

東京国立博物館 2013年1月12日~4月7日

写真


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