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2012年11月4日放送 再放送:11月11日

華麗なるシルクロードの調べ ~第64回正倉院展~

出演

紺野美沙子さん(女優)
西山厚さん(奈良国立博物館学芸部長)

毎年秋、奈良国立博物館で行われる恒例の「正倉院展」。64回目を迎える今年は、シルクロードゆかりの華やかな宝物(ほうもつ)が目を引く。番組では、数々の工芸品を紹介しながら、18年ぶりに出陳された魅惑のグラス「瑠璃坏(るりのつき)」、愛らしい花鳥が描かれたゲーム盤「木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)」、裏一面に螺鈿(らでん)が施された4弦琵琶「螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)」、の3つの宝物に注目する。

3つの宝物は、どれもシルクロードに技術やデザインの由来をもつ。
「瑠璃坏」は、東西文化の技術の粋がつまった宝物。ガラスの部分には、ササン朝ペルシャやシリアなど、西アジアの一流の技術が注がれている。22個の輪飾りがおりなす優しい輝きはいかにして生み出されたのか、現代のガラス工芸の匠が再現に挑戦する。
「木画紫檀双六局」は双六のゲーム盤。当時の人々が、熱中して遊んだといわれる。遊びの道具に込められた、細やかな技巧のルーツを探る。
「螺鈿紫檀琵琶」は、極楽浄土で天女に演奏されている姿が、敦煌の洞窟壁画に残っている。今年は、ほかにもシルクロードゆかりの楽器が数点出陳される。当時の日本人が体感した、シルクロード由来の音色に迫る。

関連展覧会

第64回正倉院展

奈良国立博物館 10月27日~11月12日

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

瑠璃坏(るりのつき)


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