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2010年8月1日放送 再放送:8月8日

宮崎進
~シベリア・鎮魂のカンヴァス~

出演

宮崎進さん(画家・彫刻家)

今年6月、ひとつの法案が成立した。戦後、シベリアで過酷な労働を強いられた元抑留者への補償を決めた「シベリア特措法」。忘却と風化が進む中、改めて悲劇の記憶を呼び覚ます出来事だった。
戦後65年、シベリア抑留体験を見つめ、描き続けた画家がいる。宮崎進(みやざき・しん)さん、88歳。旧満州で終戦を迎え、シベリア奥地の収容所で4年間抑留生活を送った。復員後、旅芸人を描いた作品で安井賞を受賞し画壇に登場。そして、シベリアでの体験を描いた「俘虜」、「いたましきもの」など、生と死、絶望と希望が共存する傑作が、多くの人々に深い感動を与えた。2004年には、現代美術の祭典、サンパウロビエンナーレの日本代表に選ばれ、国際的にも高い評価を得ている。
近年、パーキンソン病と闘いながら創作をあきらめない宮崎さん。司会の2人が鎌倉のアトリエを訪ね、人生と芸術、最近の心境などを伺う。

写真

『俘虜』横浜美術館蔵


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