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2010年5月23日放送 再放送:5月30日

ピカソを捨てた花の女
~かつての恋人が語る巨匠の姿~

出演

瀬木慎一さん(美術評論家)
山本陽子さん(女優)

VTR出演

フランソワーズ・ジロー(画家)

先日、史上最高額の101億円で絵画が落札された20世紀の巨匠、パブロ・ピカソ(1881~1974)。ピカソが、花の女と呼び、描いた女性がフランソワーズ・ジローだった。ジローは、ピカソと40歳も年が離れていたが恋に落ち、10年あまり生活を共にした。しかし、やがてジローは二人の間にできた子供を連れて、画家の元を去り、自立の道を選ぶ。数多くのピカソの恋人の中で、ただ一人、ピカソに反旗を翻し、“ピカソを捨てた女性”と言われている。
出て行こうとするジローにピカソは言う。「どんな女だって、わしのような男から、去ってゆきはしない。ここを出ることは、砂漠に行くようなものだ」
ジローは答えた。「砂漠で生きる運命にあるなら、そこで生き抜いてみせます」
ピカソと別れた後も、さまざまな愛憎劇を繰り広げたジロー。ピカソに捨てられた女性たちが次々と不幸な最期を迎える中、ジローはただ一人生き残り、今なお画家として旺盛(おうせい)な創作活動を続けている。現在88歳、この春、日本でも作品展が開かれている。ニューヨークにジローを訪ね、ピカソを知る唯一の生き証人として、初めてロングインタビューをした。
かつての恋人は、ピカソの知られざる、そして興味深い“素顔”を赤裸々に語り始めた。

関連展覧会

「花の女 フランソワーズ・ジロー ピカソ、マティスとともに」

笠間日動美術館 6月3日まで

スタジオを彩ったお花はこちら

写真

ロバート・キャパ撮影
1948年 ピカソとフランソワーズ・ジロー
Robert Capa ©Cornell Capa/Magnum


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