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2009年11月29日放送
【アンコール】2010年1月10日放送

極限に見た生命(いのち)の美しさ
‐写真家 セバスチャン・サルガド‐

出演

セバスチャン・サルガドさん(フォトジャーナリスト)

世界的報道写真家、セバスチャン・サルガド。1944年ブラジルに生まれ、経済学を学んだ後、73年に写真家に転身。アフリカの干ばつや飢餓、世界の労働者の実態、移民や難民などを、経済学者ならではの分析力と地球規模の視点でとらえてきた。
サルガドの作品は、悲惨な状況も、神々しい絵画のような美しさで切り取る。
『私は、どんな過酷な状況の中でも、生きようとする人間の尊厳を撮っているのだ』
被写体と一体となり、寄り添うようにカメラを向けるサルガドは、絶望の果てには必ず希望があることを伝えている。
現在、サルガドは、自ら最後のライフワークと位置づける、「GENESIS(起源)」の撮影に取り組んでいる。地球創生のころと変わらぬような無垢(むく)な自然の姿を探し、生命の起源をたどるという挑戦。環境問題に警鐘を鳴らし、未来に生きる人々へのメッセージでもある。
番組では、30年以上撮り続けてきた、アフリカの作品を中心に、「WORKERS(労働者)」「EXODUS(脱出)」など代表作を紹介。交流のあった、元国連難民高等弁務官事務所・緒方貞子さんのインタビューなどを交えて紹介する。

関連展覧会

「セバスチャン・サルガド アフリカ」

東京都写真美術館 12月13日まで

写真


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