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2009年11月1日放送

華麗なる天平の女たち ~正倉院の秘宝~

出演

西山厚さん(奈良国立博物館学芸部長)
猪熊兼勝さん(京都橘大学名誉教授)
安達祐実さん(女優)

毎年秋、古都・奈良で開かれる、「正倉院展」。展示される宝物の数々は、日本が世界に誇る至宝中の至宝。奈良時代以来1300年の時を経てなお、天平文化の魅力を今に伝えてくれる。今回の展覧会は61回目を数え、初出陳12品を含む計66品の宝物が展示される。
来年、没後1250年を控える、光明皇后ゆかりの品をはじめ、ペルシア起源の4弦琵琶「紫檀木画槽琵琶」や、遊戯具として人々を楽しませた碁盤「桑木木画棊局」といった、宮廷生活を垣間見ることのできる品々。そこからは、男性の陰に隠れがちだった天平女性の息づかいをしっかりと感じることが出来る。
番組では、女優の安達祐実さんが光明皇后縁の地を訪れ、脈々と息づく皇后の想いを紹介。また、伎楽面「呉女」に施されている当時の化粧を再現し、天平女性の美意識に迫る。果たして天平のメークとはどのようなものだったのか?
当時の女性たちは、いまと変わらず音楽を聴き、遊び、そして恋をした・・・。シルクロードを通って伝わった多様な文化。それに影響をうけた「女性」にまつわる宝物に焦点をあて、華やかな宮廷で暮らした、天平女性の機微に触れる。

関連展覧会

「第61回正倉院展」

奈良国立博物館 11月12日まで

写真

『平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)』


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