國本 未華

2019年09月25日 (水)

過去からのメッセージ 國本未華

先日、福井県に行った際、

足羽川沿いを歩きました。

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のどかで、のんびりお散歩をするのに

とてもいい所だなぁという印象です。

でも、ここは2004年7月に

大水害に見舞われた場所なのです。

梅雨前線による記録的な大雨で、堤防が破堤し、

広い範囲が浸水しました。

福井豪雨と命名された災害の現場です。

 

ここから約80mの区間が破堤地点

という印がありました

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 お近くに住んでいる年配の方に

お話を伺うことができたのですが、

福井豪雨の当時のことを

「浸水が始まって、自分は二階にいたが家が揺れていた。隣の家は流されたので、

今は駐車場(下の写真中央の駐車場)になった。」とおっしゃっていました。

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 当時の水害を風化させない目的として、

破堤地点の近くには石碑も置かれておりました。

実際に浸水した深さ1.7mに合わせた石碑の高さ

となっています。

こんな高さまで…。信じられないほどです。

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また、福井市内の飲食店の店主の方は、

当時の様子をこのようにおっしゃっていました。

「川は濁流。木の枝や幹が

流れてくるなんてもんじゃない。

タンスやガス管が流れてきていた。」

過去にその土地で起きた災害を知ることは、

災害から身を守る

かなり大事な教訓になると思います。

浸水の深さの再現も、

よりリアルな方が強いメッセージ性があります。

 

過去からのメッセージをしっかり受け取って、

今後の災害と向き合っていかなければ。

私にできること、伝えられることを

改めて考えさせられる旅となりました。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

國本 未華気象予報士

北海道の室蘭生まれで東京育ち。小学生の時から気象キャスターに憧れ、大学在学中に気象予報士に。趣味は動物観察で、休日は動物の写真を撮り歩いている。世界の動物園を巡るのが夢。地球温暖化と動物の関連も、日々、勉強中。好きな季節は、美しい雪景色が見られる真冬。

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