高井 正智

2019年03月06日 (水)

あの日から8年 高井正智

ことしも東日本大震災の被災地を訪ね、取材してきました。

 

今回、向かったのは、宮城県気仙沼市と、岩手県山田町です。

 

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宮城県気仙沼市の海の様子です。

 

こんなに穏やかで美しい海が、濁流となって、繰り返し押し寄せたとは。

 

大きな被害を受けた地域では、8年経った今も工事が続いています。そこに、ひときわ目立つ建物が…。

 

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この建物全体が、商店街なんだそうです。関係する皆さんは、様々な課題と向き合いながらも、一生懸命、前を向いて歩んでいました。

 

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洋菓子店の女性は

「東日本大震災の被災地への関心が薄れていくのを感じています。厳しい状況ですが、私たちは、出来ることを1つずつやらなければなりません。今、被災地がどうなっているか、ぜひ伝え続けて下さいね」

 

あらためて、気が引き締まる言葉でした。

 

次に向かったのは、岩手県山田町です。

 

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被災から1か月の頃、取材して歩きまわった場所です。

 

当時は流された建物がそのままになっていましたが、今はその建物は姿を消していて、高い防潮堤が作られていました。

 

様変わりする風景・・・「新しい街の姿」が見えてきた場所もありました。

 

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中心部にある陸中山田駅です。駅舎が新しくなり、三陸鉄道がまもなく全線再開します。

 

と、その時!

 

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三陸鉄道の列車が、試運転のため、走ってきました。

 

青空に映える、ピカピカのボディー。

 

慣れ親しんだあの風景が、ようやく戻ってくる・・・被災したみなさんの心中を考えながらリポートしている自分の声が、思わず震えているのがわかりました。

 

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山田町で取材させていただいたのは、災害公営住宅です。

 

駅にほど近い場所に建てられた、大きくて立派な建物。

 

新しい場所での生活はスタートしていますが、一方で、取材を通して様々な深刻な課題も見えてきました。

 

3月11日の夜、ニュース7は、時間を拡大してお伝えする予定です。東日本大震災8年の節目に、被災地が今どうなっているのか、みなさんにもぜひ心を寄せていただければと思っています。

この記事を書いた人

高井 正智アナウンサー

2002年入局。盛岡局・広島局を経て東京アナウンス室勤務。「ニュースウオッチ9」リポーターや「週刊 ニュース深読み」「正午ニュース(土日祝)」キャスターを担当し、現場取材や緊急報道に携わってきた。好きな食べ物は、盛岡で奥深さを教わったそば、広島では週の半分くらいお世話になったお好み焼き、自分でもよく作るスパゲティ・カルボナーラなど。趣味は読書。蔵書で徐々に部屋が侵食されている。東京都出身。

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