井上 裕貴

2020年06月23日 (火)

街の息遣い 井上裕貴

みなさん、お元気にされていますか?

在宅で座りすぎて、腰とか痛くなっていませんか?イテテ。

ドラマの一気見をしすぎて、目とか疲れていませんか?シパシパ。

ようやくの外出で張りきりすぎて、夏バテしていませんか?ゼーゼー。

久しぶりの投稿。この間、たくさんの応援や励ましのお便りを頂きました。

改めて、本当にありがとうございました。

先が全く見えない毎日が続いていますが、

気持ちを整えて、自分がやるべきことにいつも立ち返ることができています。

僕自身は、緊急事態宣言の解除後から、街での取材を少しずつ再開しています。

お互いに距離を取るなどの感染症対策に、

相手の表情が見えないマスク越しのインタビュー、

さらにここ最近は酷暑も加わって、

これまでと全く違う手探りの夏となっています。

そんな中、緩和の“ステップ”を踏む東京の歩みにあわせて、

このひと月あまり、さまざまな業種の方々のお店にお邪魔させて頂きました。

お客さんの思い出作りに、

また一役買いたいと意気込む、下町の写真館。

応援グッズをピカピカに除菌し、プロ野球の開幕を待ちわびる、野球ファンが集う居酒屋。

店内から見える赤色のレインボーブリッジを横目に、夜の営業を再開したレストラン。

ステップ3でついた密なイメージを払拭するため、懸命に対策するネットカフェ。

長きにわたった休業を経て、それぞれがあすを見据えて、一歩を踏み出していました。

でも…、やはり対面での取材は、感じるものが違います。

カメラが回っていないときにこそ、見えてくる胸の内があるからです。

営業を再開しても、どの店も、残念ながら以前のような賑わいには戻っていません。

人や席の空白が目立つ、静かな店内。その場にいると、聞こえてきます。

エアコンの音。換気扇の音。そして、小さなため息…。

表情は見えなくても、店内の息遣いから、

みなさんが抱く同じ想望を感じずにはいられません。

「あと何日。あと何ヶ月。あと何年。一体、あとどれだけのときを経れば…」。

きょうの街は、どんな息遣いなのか。

先が見えない毎日だからこそ、いつも現場に立ち返りながら進んでいく覚悟です。

次の“波”を警戒しながら、まずは、半歩ずつ。止まらず、ゆっくり前に。

どうぞ引き続き「withセブン」で。

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この記事を書いた人

井上 裕貴アナウンサー

2007年入局。松江局を経て2011年からアナウンス室勤務。 「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」リポーターとして、 国内外の災害や事件・事故などを取材。 その後「これでわかった! 世界のいま」キャスターを担当した。 兵庫県出身。2歳から18歳までアメリカ・カリフォルニア州で過ごした。

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