井上 裕貴

2018年05月29日 (火)

ある日の日常と、ありし日の日常  井上裕貴

 

 

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とある土曜日。

出局前にふらりと東京大学の五月祭に行ってきました。

悲しいかな、学業的なご縁は全くなかった大学ですが、ここに会いにきたのは…

 

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シリア難民の支援団体「シリアンハンド」のみなさんです。

日本で暮らすシリア人の方々を中心に、現地へ義援金や支援物資を届ける活動をしています。

うれしいかな、こちらはご縁がたくさんあり、これまで何度も取材でお世話になりました。

この日は取材ではなく、活動の応援。ブースでは、チャリティーに活かされるシリアの雑貨や織物が並んでいます。

 

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鮮やかな刺繍ですね。

隣国トルコなどに避難する難民の女性たちが手作りしたそうです。

 

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ジュー!ジュー!

そばから芳ばしい香りが漂ってきました。

ローカルフードの“アレッポケバブ”です。

 

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アレッポ出身の男性が教えてくれました。

「これはアレッポのどの街角でも売られていた庶民の昼飯だよ。まさに、故郷の味さ」。

 

 

8年目にして尚、出口が見えない内戦。

今となっては、破壊し尽くされた廃墟のイメージが強いアレッポですが、

そう遠くない将来、再び誰かにとっての故郷になる役割が待っているはずです。

ありし日の日常を想像しながら、がぶりっ。

 

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人々で賑わう、色彩を持った街角から、生活や暮らしの匂いがしてくるような気がしました。

        ◆          ◆          ◆

…最後に、こぼれ話。

 

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ありそうでなかなかない、日常の中の、束の間の”非日常”でした。

(一番右は、同期のこれまた“井上”記者)
                           

この記事を書いた人

井上 裕貴アナウンサー

2007年入局。松江局を経て2011年からアナウンス室勤務。 「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」リポーターとして、 国内外の災害や事件・事故などを取材。 その後「これでわかった! 世界のいま」キャスターを担当した。 兵庫県出身。2歳から18歳までアメリカ・カリフォルニア州で過ごした。

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