アメリカ 4月の小売業売上高 前月と同水準 予想を大幅に下回る

アメリカの先月の小売業の売上高は前の月と同じ水準となりました。

0.4%の増加を見込んでいた市場予想を大幅に下回りました。

およそ23年ぶりの高い金利水準が続く中、堅調だった個人消費が減速した形で、今後もこの傾向が続くかどうか注目されます。

一時1ドル=154円台後半に NYダウ平均株価は4万ドルに近づく

15日のニューヨーク外国為替市場では、この日、発表されたアメリカの小売業の売上高が市場予想を大幅に下回ったことでFRB=連邦準備制度理事会の利下げ時期が早まるのではないかとの観測から円高が進み、円相場は一時、1ドル=154円台後半まで値上がりしました。

その後、ドルを買い戻す動きが出て1ドル=155円台後半まで値下がりしています。

また、ニューヨーク株式市場では、利下げへの期待からダウ平均株価は一時、200ドルを超える値上がりとなり、節目となる4万ドルに近づきつつあります。