名古屋 繁華街で乗用車が歩道に進入 自転車の男性をはねて逃走

1日、名古屋の繁華街・栄で、乗用車が歩道に進入し自転車の男性をはねてけがをさせたまま逃げました。警察は、車のドライバーが何らかの理由で自転車を追いかけて、わざとはねたとみて殺人未遂などの疑いで捜査しています。

1日午後1時半すぎ、名古屋市中区栄5丁目で、乗用車が車道から歩道に進入し、自転車に乗っていた会社員の46歳の男性を後ろからはねて逃げました。

警察によりますと、男性は手に軽いけがをしたということです。

逃げたのは黒色の乗用車で、幅およそ10メートルの歩道を60メートルほど走って自転車をはね、さらに30メートルほど歩道を走ったとみられます。

警察は車のドライバーが何らかの理由で自転車を追いかけて、わざとはねたとみて殺人未遂などの疑いで捜査しています。

現場は、名古屋市中心部を東西に走る若宮大通沿いの歩道で、パチンコ店やビルが建ち並ぶ地域です。

複数の防犯カメラに当時の状況

現場近くの複数の防犯カメラに当時の状況が写っていました。

映像によりますと、黒色の乗用車が車道から歩道に進入したあとスピードを上げ自転車を追いかけ、自転車を後ろからはねました。

自転車ははね飛ばされ乗っていた男性も地面に倒れました。

車はその後、左折すると、一方通行の道路を逆走して逃げました。

防犯カメラでは、運転席と助手席に2人が乗る姿が写っていました。